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6章
辺境伯の後ろ楯(4/5)
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ーーー辺境伯邸、応接間ーーー
「辺境伯様、リカとユウを冒険者登録をして、俺のパーティーメンバーにするということでよろしいでしょうか?」
「その認識で、間違いないぞ」
「分かりました。所で、リカとユウは、何時から、冒険者として、俺とパーティーを組むのでしょうか?」
「そうだな。今日からでもいいんだが、ライ君も、リカとユウも、何かしら、準備をきちんとしてからの方が、良いだろうから、明日をお互いの準備期間にして、明後日からでは、どうだろうか?」
「明後日からですね。俺としては、問題ないです」
「分かった。リカとユウには、言っておこう。そういえば、いつのまにか、ライ君は、自分のことを俺と言うようになったな」
「あ、不味かったですか?」
「いや、問題ないぞ。今は、周囲に、誰もいないからな、今後も、気楽なしゃべり方で、かまわないぞ」
「分かりました。お言葉に、甘えます」
「あとは、何か、ありますか?辺境伯様」
「そうだな。ライ君には、今後、辺境伯の名前で、冒険者ギルドに、指名依頼を出す回数が、増えることに、なるだろうが、緊急性のある依頼の時は、困るが、それ以外の時は、ライ君の都合が、悪い場合は、断ってもいいからな」
「分かりました。冒険者ギルドに、辺境伯様からの指名依頼は、なるべく、断らないように努力はします。ですが、辺境伯様の依頼と、身分的には、低い方からの依頼でも、人命が、掛かっている場合は、人命の掛かっている依頼を優先させたいと思いますから、そこは、了承して下さい」
「それは、勿論だ。人命の方が、大事だからな」
「ありがとうございます。辺境伯様。それを聞いて安心しました。そういことなら、お気軽に、指名依頼をして下さい。今のことを聞けたので、辺境伯様の指名依頼は、ほぼ断りません」
「それは、良かった。まぁ、ほぼ断らないということは、たまには、断られることもあると、頭に入れておかないとな」
「ライ君。これで、今回の話は、一応、終了だ。時間を取らせて、悪かったね」
「いえ、大丈夫です。それでは、リカとユウのことを受け入れる準備もしないといけないので、失礼させて頂きます」
「今後も、何かと、ライ君とは、話かもしれないが、今回は、ここまでにしよう」
「ライ君。リカとユウのこと、大事にしてね」
「はい、今後も、きちんと、話し合いは、しましょう。辺境伯様。それと、リカとユウのことは、お任せ下さい。奥様。それでは、失礼します」
そう言って、俺は、辺境伯邸、応接間から、出ていった。
「辺境伯様、リカとユウを冒険者登録をして、俺のパーティーメンバーにするということでよろしいでしょうか?」
「その認識で、間違いないぞ」
「分かりました。所で、リカとユウは、何時から、冒険者として、俺とパーティーを組むのでしょうか?」
「そうだな。今日からでもいいんだが、ライ君も、リカとユウも、何かしら、準備をきちんとしてからの方が、良いだろうから、明日をお互いの準備期間にして、明後日からでは、どうだろうか?」
「明後日からですね。俺としては、問題ないです」
「分かった。リカとユウには、言っておこう。そういえば、いつのまにか、ライ君は、自分のことを俺と言うようになったな」
「あ、不味かったですか?」
「いや、問題ないぞ。今は、周囲に、誰もいないからな、今後も、気楽なしゃべり方で、かまわないぞ」
「分かりました。お言葉に、甘えます」
「あとは、何か、ありますか?辺境伯様」
「そうだな。ライ君には、今後、辺境伯の名前で、冒険者ギルドに、指名依頼を出す回数が、増えることに、なるだろうが、緊急性のある依頼の時は、困るが、それ以外の時は、ライ君の都合が、悪い場合は、断ってもいいからな」
「分かりました。冒険者ギルドに、辺境伯様からの指名依頼は、なるべく、断らないように努力はします。ですが、辺境伯様の依頼と、身分的には、低い方からの依頼でも、人命が、掛かっている場合は、人命の掛かっている依頼を優先させたいと思いますから、そこは、了承して下さい」
「それは、勿論だ。人命の方が、大事だからな」
「ありがとうございます。辺境伯様。それを聞いて安心しました。そういことなら、お気軽に、指名依頼をして下さい。今のことを聞けたので、辺境伯様の指名依頼は、ほぼ断りません」
「それは、良かった。まぁ、ほぼ断らないということは、たまには、断られることもあると、頭に入れておかないとな」
「ライ君。これで、今回の話は、一応、終了だ。時間を取らせて、悪かったね」
「いえ、大丈夫です。それでは、リカとユウのことを受け入れる準備もしないといけないので、失礼させて頂きます」
「今後も、何かと、ライ君とは、話かもしれないが、今回は、ここまでにしよう」
「ライ君。リカとユウのこと、大事にしてね」
「はい、今後も、きちんと、話し合いは、しましょう。辺境伯様。それと、リカとユウのことは、お任せ下さい。奥様。それでは、失礼します」
そう言って、俺は、辺境伯邸、応接間から、出ていった。
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