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始まりプロローグ
プロローグ1
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人は邪龍と魔族、魔物を恐れていたこの時代、世界の救世主ともいえる強大な力を持つ勇者が存在した。
勇者の死後必ず、新しい4人の勇者が誕生する。それは世間の一般常識だった。
そして、前勇者の死後神の啓示により次々と次の勇者が選ばれた。
1人目は貴族の嫡男。
2人目は騎士団長の息子。
3人目は魔術界創設者の弟子。
4人目は聖女の妹。
この特殊な家系の勇者達こそが魔王討伐、邪龍討伐という悲願を成し遂げるのだと誰もが信じて疑わなかった。
ただ、1つ異例な話を除けば。。。
辺境にある田舎の村の少年が歴代初めて5人目の勇者だと啓示で選ばれたのだ。
周囲は何か特別な力ゆえに選ばれたのだと期待したが、他の歴代勇者と比べて魔力が少ない上に特別な力もない、期待外れ以上のものはなかった。
それゆえ5人目の勇者ルイス・ノーゼンという存在は蔑まれ邪険に扱われたが、同じ勇者だけは人を思いやる気持ちが誰より強いルイスのことを認めていた。
そして、事件は邪龍討伐の際に起こった。
※※※
頭が割れるようにガンガンする。
痛さで目が覚めそうだが、開けるのに目蓋が重い。
重さに対抗してうっすら目を開けると、高さ30メートルほどの装飾された柱が数十本と立ち並び、奥行き幅共に先が見えないほど大きな空間。
そうだ。俺達は邪龍討伐の為、かつて滅んだとされる地下神殿に来ていたのだ。
3人目の勇者セレースの裏切りにより、手足が動かず激痛でこうして倒れていることを思い出す。
「クソっ!セレースやつ!裏切りやがって!」
「いや……待て。それなら彼女も……!」
と先ほどまで一緒にいた4人目の勇者の安否が心配になり当たりを見渡す。
「ノエル!!ノエル!!ノエ──」
名前を呼びながら探すと数メートル先に青銀髪の彼女が倒れているのが見え、全身の鳥肌が立ち血の気が引いた。
「ノエル!─ガッ…!!」
と思わず上体を起こしてしまい、激痛が電流のようにはしり呆気なく元のように倒れた。
それでも這いつくばり死に物狂いで匍匐前進で少しずつ少しずつ彼女に近づいてく。
痛みと不安で頭が狂いそうだ。
やっと彼女の元にたどり着くことが出来き、肩を揺らす。
揺らして起こそうとするが、まるで中身を失った器のようにグラグラと自分に体を委ねているだけだ。
「ノエル!おい、起きろ!」
そして、顔は青白く染まり血の気が感じられない。
愛しの名前を何度も何度も呼び続けても、一向に動きを見せない彼女に不安がよぎる。
頬にそっと触れるとヒンヤリとした。
その感触と共に視界が歪む。
「…ねぇノエル…まだ君に言ってないことがあるんだ…」
声が震える。彼女が生きているうちにするはずだったプロポーズを今この場で伝える。
「君を愛してる。これからもずっと君を幸せにする……だから…だから……!」
目を覚まして。の一言が喉につっかえて出でこない。
もし、彼女に意識があったらどういう反応をするだろうか。彼女なりに涙ぐみながら精一杯の笑顔を見せるだろうか。
それとも一瞬戸惑いを見せるも抱きついてくれるだろうか。
そんな事は中身を失った屍の前では不可能なことばかりだ。
死体の前でのプロポーズはもはやただの戯言だ。
「ノエル…君は言ったよね……これが終わったら僕と2人で…」
一言。一言。呟くたびに実感が沸いてきてしまいやるせなくて、無力で。それでなく苛立って。悲しくて。死にたいくらい苦しい。
腕のなかで彼女を抱きかかえ水滴が彼女の頬に落ち、それを拭う。
聖女の妹というだけで重圧に耐えてきた彼女がこんな簡単に死んでいいはずがない。
「ゔゔぅうヴぅ」
低い唸り声を上げ、下唇を噛むと赤い血がたらりと顎を伝う。
よく、胸が締め付けられるように痛いと言うがそんな奴を殺したいほど憎くなる。
そんな甘ったれたもんじゃない。
言葉にならないほどの痛みそのもの。
心臓そのものをもぎ取られ潰すつもりで精一杯な力で握り潰すじゃ飽き足りず踏みつけ、針で緩い痛みを何本も何百本も突き刺しあらゆる拷問を詰め込んだような痛み。
痛みにたいきれなくなって溜まった感情を破裂したように泣け叫ぶ。
「あぁ…あ……あぁあ…ああぁああ!!!」
「ごめん」「ごめん」何度も何度も繰り返し、人形のような顔を胸にうずめては、ポロポロと水滴が彼女の髪に落とす。
「愛してる。愛してる。愛してる。」
「愛している」と「ごめん」を繰り返し繰り返し。繰り返し。繰り返し。繰り返し。繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し。
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も。何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も。何度も何度も何度も何度も。何度も何度も。何度も何度も。何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も。何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も。何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も。何度も何度も何度も何度も。何度も何度も。何度も何度も。何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も。何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も。
これから、かけるはずだった言葉を一生分呟く。
苦しい。苦しい。苦しい。苦しい。苦しい。
彼女がいない世界なんて壊れてしまえ。
こんな世界壊れてしまえ。
壊れろ。壊れろ。壊れろ。壊れろ。壊れろ。壊れろ。壊せ。壊れろ。壊れろ。壊せ。壊せ。壊れろ。壊せ。
どれぐらい時間がたったかわからない頃に発狂乱のような声が消えた時、涙も声も心も朽ちた頃。
ふと何かが崩れたかと思うと、狂気に満ちた目で呟いた。
「愛してる。ノエル……誓うよ。君をこんな目にあわした奴に復讐してやる」
彼の名は5人目の勇者ルイス・ノーゼン。
この後彼は行方を眩まし、数年後この名前は大罪人として誰も知らない者がいないほどに名を轟かすのである。
※※※
《半年後》
辺境にある田舎町にて……
「て、敵襲だ!!」
と8メートルほどある木造の見張り台にいた男が村に響き渡るように叫んだ。
「ちっ。先月の山賊どもが!」
それを聞いていた村人たちは先月襲ってきた山賊が報復に来たのだと思い、返り討ちにしようとした。
武器(農具)を持ち戦おうとゾロゾロと男達が広場に集まったがどうも見張りの様子がおかしかった。
「ち、違う……。山賊なんかじゃない……。」
「え?」
「何か様子がおかしいんだ…もしかしたら巷で噂の襲撃事件と関係あるんじゃ…」
見張りはグッと双眼鏡に目を近づけた。
カラスのような漆黒の袖付きのフードマントを羽織った集団が3人ほど馬で向かってきていた。
裏には逆三日月とカラスのシルエット、刃をバッテンに刺したようなマーク。
噂の襲撃事件と聞きざわめく村人。
「どうする、村長。警鐘鳴らすか?」
近隣に知らせる為の緊急用の鐘を鳴らすかどうかを眉間にシワを寄せ考え込んだ村長。その上空では見張りは困惑の念にかられていた。
双眼鏡で奴らを見ていてるとさっきまで3人だったはずが1人いない。
数え間違えたか?と疑問に思った見張り。その疑問はすぐに分かった。
「キャアアア!!!!」と耳を切り裂くような悲鳴。
慌てて下を覗くと先ほどまで遠くにいたはずの1人が村の中心に現れていた。
「ハァイ♡ごきげんようォ~。えっとー……ここドコ?」
(今のは高等魔術か?!)
「動くなっ!」
村人が一斉に武器(農具)を不審者に突きつける。
「もうぉ!か弱い女の子相手に乱暴じゃないですかぁ?これ相当疲れるんですよぉー?」
といじけた様子で唇を尖らす。
ハーフツインで明るいオレンジ髪の少女はどこかあどけなさと幼さが残っていて、とてもあの犯罪集団。とは思えない。
まるで余裕ともとれる態度に村人からは緊張が読み取れる。
「ルイス様だってルイス様だよぉー。なんでこんな田舎なんかに…」
こんな所に不服と言わんばかり見渡すと、ため息をつき独り言を呟いている。
「ま、いいや。我が敬愛する主君ルイス・ノーゼン様の名において『ruin raven』が世界に粛正を下しまぁす♡」
『ruin raven』通常Rr。
という言葉にある者は驚き。ある者は顔を青ざめ絶望し。ある者は敵対心剥き出しで武器を握りしめる。
そんな村人の様子にうっとりし、不敵な笑みを見せたのは侵入者の幼き少女。
ーこの時が村人達が残した最後の記憶。
この日、国の最果ての田舎町が地図から消えた。
言葉通り、街だった場所には隕石落下のクレーターのようにぽっこりと凹みだけ。
集団は虐殺を繰り返し、山賊より恐れられ、犠牲になった人数、被害、町は数知れず。
復讐を誓ったルイス•ノーゼンの名を掲げる者たちによる反逆だ。
勇者の死後必ず、新しい4人の勇者が誕生する。それは世間の一般常識だった。
そして、前勇者の死後神の啓示により次々と次の勇者が選ばれた。
1人目は貴族の嫡男。
2人目は騎士団長の息子。
3人目は魔術界創設者の弟子。
4人目は聖女の妹。
この特殊な家系の勇者達こそが魔王討伐、邪龍討伐という悲願を成し遂げるのだと誰もが信じて疑わなかった。
ただ、1つ異例な話を除けば。。。
辺境にある田舎の村の少年が歴代初めて5人目の勇者だと啓示で選ばれたのだ。
周囲は何か特別な力ゆえに選ばれたのだと期待したが、他の歴代勇者と比べて魔力が少ない上に特別な力もない、期待外れ以上のものはなかった。
それゆえ5人目の勇者ルイス・ノーゼンという存在は蔑まれ邪険に扱われたが、同じ勇者だけは人を思いやる気持ちが誰より強いルイスのことを認めていた。
そして、事件は邪龍討伐の際に起こった。
※※※
頭が割れるようにガンガンする。
痛さで目が覚めそうだが、開けるのに目蓋が重い。
重さに対抗してうっすら目を開けると、高さ30メートルほどの装飾された柱が数十本と立ち並び、奥行き幅共に先が見えないほど大きな空間。
そうだ。俺達は邪龍討伐の為、かつて滅んだとされる地下神殿に来ていたのだ。
3人目の勇者セレースの裏切りにより、手足が動かず激痛でこうして倒れていることを思い出す。
「クソっ!セレースやつ!裏切りやがって!」
「いや……待て。それなら彼女も……!」
と先ほどまで一緒にいた4人目の勇者の安否が心配になり当たりを見渡す。
「ノエル!!ノエル!!ノエ──」
名前を呼びながら探すと数メートル先に青銀髪の彼女が倒れているのが見え、全身の鳥肌が立ち血の気が引いた。
「ノエル!─ガッ…!!」
と思わず上体を起こしてしまい、激痛が電流のようにはしり呆気なく元のように倒れた。
それでも這いつくばり死に物狂いで匍匐前進で少しずつ少しずつ彼女に近づいてく。
痛みと不安で頭が狂いそうだ。
やっと彼女の元にたどり着くことが出来き、肩を揺らす。
揺らして起こそうとするが、まるで中身を失った器のようにグラグラと自分に体を委ねているだけだ。
「ノエル!おい、起きろ!」
そして、顔は青白く染まり血の気が感じられない。
愛しの名前を何度も何度も呼び続けても、一向に動きを見せない彼女に不安がよぎる。
頬にそっと触れるとヒンヤリとした。
その感触と共に視界が歪む。
「…ねぇノエル…まだ君に言ってないことがあるんだ…」
声が震える。彼女が生きているうちにするはずだったプロポーズを今この場で伝える。
「君を愛してる。これからもずっと君を幸せにする……だから…だから……!」
目を覚まして。の一言が喉につっかえて出でこない。
もし、彼女に意識があったらどういう反応をするだろうか。彼女なりに涙ぐみながら精一杯の笑顔を見せるだろうか。
それとも一瞬戸惑いを見せるも抱きついてくれるだろうか。
そんな事は中身を失った屍の前では不可能なことばかりだ。
死体の前でのプロポーズはもはやただの戯言だ。
「ノエル…君は言ったよね……これが終わったら僕と2人で…」
一言。一言。呟くたびに実感が沸いてきてしまいやるせなくて、無力で。それでなく苛立って。悲しくて。死にたいくらい苦しい。
腕のなかで彼女を抱きかかえ水滴が彼女の頬に落ち、それを拭う。
聖女の妹というだけで重圧に耐えてきた彼女がこんな簡単に死んでいいはずがない。
「ゔゔぅうヴぅ」
低い唸り声を上げ、下唇を噛むと赤い血がたらりと顎を伝う。
よく、胸が締め付けられるように痛いと言うがそんな奴を殺したいほど憎くなる。
そんな甘ったれたもんじゃない。
言葉にならないほどの痛みそのもの。
心臓そのものをもぎ取られ潰すつもりで精一杯な力で握り潰すじゃ飽き足りず踏みつけ、針で緩い痛みを何本も何百本も突き刺しあらゆる拷問を詰め込んだような痛み。
痛みにたいきれなくなって溜まった感情を破裂したように泣け叫ぶ。
「あぁ…あ……あぁあ…ああぁああ!!!」
「ごめん」「ごめん」何度も何度も繰り返し、人形のような顔を胸にうずめては、ポロポロと水滴が彼女の髪に落とす。
「愛してる。愛してる。愛してる。」
「愛している」と「ごめん」を繰り返し繰り返し。繰り返し。繰り返し。繰り返し。繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し。
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も。何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も。何度も何度も何度も何度も。何度も何度も。何度も何度も。何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も。何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も。何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も。何度も何度も何度も何度も。何度も何度も。何度も何度も。何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も。何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も。
これから、かけるはずだった言葉を一生分呟く。
苦しい。苦しい。苦しい。苦しい。苦しい。
彼女がいない世界なんて壊れてしまえ。
こんな世界壊れてしまえ。
壊れろ。壊れろ。壊れろ。壊れろ。壊れろ。壊れろ。壊せ。壊れろ。壊れろ。壊せ。壊せ。壊れろ。壊せ。
どれぐらい時間がたったかわからない頃に発狂乱のような声が消えた時、涙も声も心も朽ちた頃。
ふと何かが崩れたかと思うと、狂気に満ちた目で呟いた。
「愛してる。ノエル……誓うよ。君をこんな目にあわした奴に復讐してやる」
彼の名は5人目の勇者ルイス・ノーゼン。
この後彼は行方を眩まし、数年後この名前は大罪人として誰も知らない者がいないほどに名を轟かすのである。
※※※
《半年後》
辺境にある田舎町にて……
「て、敵襲だ!!」
と8メートルほどある木造の見張り台にいた男が村に響き渡るように叫んだ。
「ちっ。先月の山賊どもが!」
それを聞いていた村人たちは先月襲ってきた山賊が報復に来たのだと思い、返り討ちにしようとした。
武器(農具)を持ち戦おうとゾロゾロと男達が広場に集まったがどうも見張りの様子がおかしかった。
「ち、違う……。山賊なんかじゃない……。」
「え?」
「何か様子がおかしいんだ…もしかしたら巷で噂の襲撃事件と関係あるんじゃ…」
見張りはグッと双眼鏡に目を近づけた。
カラスのような漆黒の袖付きのフードマントを羽織った集団が3人ほど馬で向かってきていた。
裏には逆三日月とカラスのシルエット、刃をバッテンに刺したようなマーク。
噂の襲撃事件と聞きざわめく村人。
「どうする、村長。警鐘鳴らすか?」
近隣に知らせる為の緊急用の鐘を鳴らすかどうかを眉間にシワを寄せ考え込んだ村長。その上空では見張りは困惑の念にかられていた。
双眼鏡で奴らを見ていてるとさっきまで3人だったはずが1人いない。
数え間違えたか?と疑問に思った見張り。その疑問はすぐに分かった。
「キャアアア!!!!」と耳を切り裂くような悲鳴。
慌てて下を覗くと先ほどまで遠くにいたはずの1人が村の中心に現れていた。
「ハァイ♡ごきげんようォ~。えっとー……ここドコ?」
(今のは高等魔術か?!)
「動くなっ!」
村人が一斉に武器(農具)を不審者に突きつける。
「もうぉ!か弱い女の子相手に乱暴じゃないですかぁ?これ相当疲れるんですよぉー?」
といじけた様子で唇を尖らす。
ハーフツインで明るいオレンジ髪の少女はどこかあどけなさと幼さが残っていて、とてもあの犯罪集団。とは思えない。
まるで余裕ともとれる態度に村人からは緊張が読み取れる。
「ルイス様だってルイス様だよぉー。なんでこんな田舎なんかに…」
こんな所に不服と言わんばかり見渡すと、ため息をつき独り言を呟いている。
「ま、いいや。我が敬愛する主君ルイス・ノーゼン様の名において『ruin raven』が世界に粛正を下しまぁす♡」
『ruin raven』通常Rr。
という言葉にある者は驚き。ある者は顔を青ざめ絶望し。ある者は敵対心剥き出しで武器を握りしめる。
そんな村人の様子にうっとりし、不敵な笑みを見せたのは侵入者の幼き少女。
ーこの時が村人達が残した最後の記憶。
この日、国の最果ての田舎町が地図から消えた。
言葉通り、街だった場所には隕石落下のクレーターのようにぽっこりと凹みだけ。
集団は虐殺を繰り返し、山賊より恐れられ、犠牲になった人数、被害、町は数知れず。
復讐を誓ったルイス•ノーゼンの名を掲げる者たちによる反逆だ。
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