Light of destruction

針爪 志鎖

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2話 崩壊した世界とたった一つの出会い

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  光が薄れ雄哉は混乱した。
「なんなんだよ一体何が起きたんだ‼︎」混乱を隠しきれずにいた。
  無理もなかった目の前に広がる光景は、とてつもなく気味の悪いものだったからだ。
散乱している衣服、そして床には灰のようなものがまかれてあるかのように散らばっていた。智也の制服もすぐ近くに落ちていた。
  状況を読み取ることがなかなか出来なかった。
電車の中にこのまま残ってはいけないと感じ外に出ると、外では真っ赤な雨が降り注いでいた。
建物は崩れ、草木は枯れはて、水は汚染されていた。
  この短時間で何が起きたのか分からずただ今の状況を把握しようと冷静になろうとするが悲惨な状況が目の前に広がっていて冷静になれずにいた
「どうなってんだよ…」
  雄哉は何も分からないままその場を逃げ出すように走りだした。
「なんなんだよ…なんなんだよ…なんなんだよ‼︎」
 走り続けていた雄哉だったがまだ無事な家があったので、助けを求めるようにドアを叩き叫んだ。
「誰かいませんか⁉︎お願いだから誰かドアを開けてくれよ‼︎」叫んでもドアを叩いても誰も出てこなかった。家の状況が気になりドアノブに手をかけて恐る恐る回してみたところ、鍵がかかっていなかった。
  雄哉は家に入った。
表面からは分かりづらかったが、屋根も壁も壊れ家の中はむき出しの状態になっていた。
  雄哉は家の状況を見て、もう誰もいないのだと察した。
  外の雨は強くなり、流石に外に出るのは危険だと感じた雄哉はこの家で雨が止むのを待つことにした。
  雄哉はようやく状況が把握できるようになっていたが、起きた出来事までは理解出来ずにいた。
  いきなり目の前が光に包まれ、悲鳴が聞こえ光が薄れ周りを見渡してみると人がいなくなっていた。
一瞬で一度にたくさんのことが起こりすぎてわからないことばかりだった。
  何よりわからないのは世界でも同じようなことが起きているのかどうかだった。雄哉は頭を抱えていた。
  その時だった、突如ドアが開く音がした。
そして音がする方へ顔を向けて驚いた、そこには中学生くらいの少女がいたのだ。
光がおさまってから始めて出会った人だった。
  少女は「お兄さん誰?ここで何してるの?」
少女は怯えた表情しながら聞いてきた。
雄哉は「ごっごめん‼︎勝手に家に上がってしまって 僕は獅童雄哉です 君はここの家の人?」
  少女は警戒するかの様に雄哉を見つめながら言った。「こっこの家は私の家じゃない…です」
と少女は答えて少女は続けた。
「いきなり変な光が照りつけてきて、光がおさまってから周りを見たら人がいなくなっていたんです…。もしかしてあなたもそうだったんですか?」
少女は雄哉に尋ねた雄哉は少女に向かい首を縦に振った。
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