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4人の新入部員
しおりを挟む麗奈達、4人は相変わらず毎日厳しい訓練を受けていた。
チョーキングの長さとか、下手についた癖も直されていた。
毎週1枚のCDを渡されて、家でコピーするように言われ始めていた。
葉月も、ピアノとは違い。
色々な音を奏でる、練習をしていた。
彩香も同様に、コピーをさせられていた。
彩香の場合は、まだ月に1枚か2枚だった。
あすかは、大音量で叩いたり・小さな音で叩く練習をしていた。
ドラムは小さく叩く時は、落とすという感じだった。
それでも、しっかりと質感を損なわず演奏するように練習させられていた。
あすかも葉月も同様にCDを何枚も聞かされていた。
各パーツで、自分の意見を出して編曲すればいいと考えていた。
学校では、学祭の出演の締め切りが迫っていた。
10月中旬、ギリギリに再び下級生の審査が行われた。
努力してる者としてない者の差は、この頃は歴然としてきていた。
そして、メンバーを発表して始めた。
ドラムは1年と2年が選ばれた。
ベースは2人2年だった。
ギターは、2年3人と1年1人だった。
一組はキーボードが少しはイケてたので入れた。
ギター4人の中で歌わせて、ボーカルを決めた。
これは1年と2年だった。
AとBに振り分けて、学祭に参加を認めた。
学祭は、2日体育館の使用を許可された。
1日目は昼から14時
2日目は、14時からラストの16時までだった。
ラッキーなことに、午前中がないのは安心した。
午前中はやはり来賓とか少ないので、客の入りも鈍いからだった。
Aに30分 Bに30分の時間を振り分けた。
麗奈達は、1時間のステージだった。
まぁ、ステージ衣装は夏と同様だったが。
それに薄めのジャケットを、買い揃えていた。
白のジャケットだった。
靴も新品のピンクで、統一していた。
まぁ、新しく作った曲も合わせて演奏すればいいと考えてみんなで試行錯誤していた。
1ヶ月の間、AとBは各自器材を運んで遠い教室の許可をもらって演奏を始めていた。
あすかは、みんなを集めると。
「今回残念ながら、参加できない人も12月のクリスマスライブに参加出来るように練習してくださいね。多分、私達は受験なので参加しないと思いますけどね。見に行きますのでね。今回の学祭が私達の卒部になります。参加出来ない人も裏方としての仕事をがんばってくださいね。おねがいしますね。」
学校でも、指導されての練習でも家でも練習を4人はしていた。
受験に備えて、勉強も2時間はみんなしていた。
まぁ、あのあすかでも学年で上位に入ってきていた。
もちろん、他の3人は当たり前に以前から入っていたのだが。
成績が落ちたら、軽音など辞めさせられてしまうし受験も失敗してしまうからだった。
11月に入り、みんなの演奏を聞いた。
あすかは、何度も途中で辞めさせてダメ出しをしていた。
2組の演奏で、部活の時間は終了してしまっていた。
それでも、なんとか聞ける範囲の音にはなってきていた。
次の日、部活の時。
あの4人が、姿を現してきた。
「入部したいので、よろしくおねがいします。」
「えっと、今まで入ってた部活はどうしたの?今、模擬店なんかで忙しいんじゃないのかしら?」
「実は、2ヶ月前には辞めてたので。すんなり入れると思ってたので。」
「どこの部活なのかしら?部長の名前は?」
4人は部活名と、部長名を言った。
「なんだ、みんな仲良しで同じ部だったのね。部長さんに聞いてから許可するか決めますね。下手な辞め方してたら、ダメですからね。明日、昼休みに私の教室まで来なさいね。」
次の日、あすかの元に4人は来ていた。
クラスの同じ彩香と葉月も、付き添っていた。
隣のクラスに行き、呼び出してもらった。
「この1年、そっちの部活での態度とかどうだったの?」
「まぁ、うちは活動っても、あまりしてない部活だから帰宅部みたいなものだしね。」
「あら、そうなんだ。この4人の退部届けは受け取ったの?」
「なんか、顧問の先生に渡したみたいで、私は受け取ってないですけどね。もう、いいわよ。」
「なんでも中途半端なのね。部長さんに謝りなさいよ。ちゃんと許してもらったら許可してもいいけどね。」
4人は、部長に頭を下げて謝罪していた。
「まぁまぁ、いいから。しかし、あすかのところきついわね。まぁ、それくらいでないと。あんな演奏なんてできないものね。」
「いえ、ありがとうございます。うちでダメなら、退部させますので。あんた達、最初に退部届け書いて、私にちょうだいね。いつでも退部にさせるからね。」
「ええ はい」
次の日、4人は退部届けと入部届けを持って音楽室を訪れた。
「じゃ、両方預かっておくわね。来年の夏までは裏方になるけどいいわね?」
4人は、頷いていた。
「おーい 返事だよ。 わかったのかな?」
「はい、わかりました。」
「いいかな?来年の学祭まで1年あるよね? その間に、もっと腕を磨いて心を動かす演奏をするようになってね。もっと楽しんでね。」
「はい」
本当は、部長は次は律子にしようと思っていたが。
この4人がいるので、男子に任せることにした。
「学祭まで、わずかですよ。みんな気合入れて練習しましょうね。」
AとBは、器材を運び始めていた。
他の部員も手伝っていた。
「ほら、新入り。器材運びだよ。手伝ってあげてね。」
こうして、毎日練習は続き。
学祭前日は下校時間も延長されたので、音楽室でAとBを演奏させた。
自分達も、演奏を軽く合わせていた。
器材を片付け、25人で輪になり円陣を組むと。
あすかの掛け声で、気合を入れて天に人差し指を立てていた。
恒例の行事であったが、彼らには、不可解だった。
「不思議な顔してるけどね。演奏してる人をみんなが支えているのよ。だから一致団結するのね。これが部活だしね。みんなの協力がないと大変でしょ?貴方達も、自分でセッティングとか大変だったでしょ?それをやってくれるのよ。感謝しないとね。」
「はい、わかりました。」
こうして、学祭前日を終了し。
みんなは、帰路についた。
まぁ、4人は平常の練習をしてたのであったが。
家に帰っても3時間練習をして2時間勉強をしていた。
いつも寝るのは1時頃だった。
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