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第48回桜花祭1日目
しおりを挟むいつもの様に目覚め、シャワーを浴び早めに朝食をみんなと食べて過ごした。
家族に見守られて、ギター2本とバックを持ち家を出た。
珍しく秀一と出会い、一緒に駅まで向かっていた。
「それが噂のOvationか、70万って凄いよな。とても買えないよ。」
「私も譲ってもらわなければ買えなかったわよ。ちゃんとメンテしてからもらったので。学校に着いたら。3本のギターの弦も張り替えないといけないしね。」
あっという間に、駅に付き。
秀一と別れて、学校に向かっていた。
校門から校舎までのアスファルトの道を歩き、部室に向かっていた。
誰もいないので、職員室で鍵を受け取り器材庫と部室を開けた。
寒いが少し窓を開けて、空気を入れ替えていた。
次第に、みんな集まり始めていた。
部室では、コードでスタンドマイクだった。
プログラムを見ると、12時のステージだった。
この頃母ともメールをしてて、12時と連絡した。
香織に、携帯を使い注意されたのだが。
2回 通し練習をしてから弦の張替えを始めていた。
張り替えると、チューニングをしてケースに収めていた。
10時半になると、着替えてから。
イヤモニとヘッドマイク・エレキワイヤレスの確認をした。
そして、次々に器材は講堂に運び込まれていった。
麗奈達は裏口だったので見えなかったが、講堂は行列が出来ていた。
桜花祭実行委員が、整理をしていてくれていた。
講堂は人が溢れていて満員札止めであった。
麗奈達も、登場の仕方に困っていた。
麗奈の意見に同意して、各自楽器を持ち所定の場所で待機することになった。
順番が来て、麗奈の演奏が始まったら部員達にも役割があった。
前の部活が終了すると、部員13人によってセッティングが開始された。
例によって、ドラム・シンセサイザー・レスポール・Ovationが置かれていた。
これだけの為に来たお客様もいて、大歓声が巻き上がった。
講堂の外にも入れない人が、200人くらい溢れていた。
講堂は立ち見が多く、通路などもいっぱいで熱気に満ちていた。
あすかが手拍子して右から姿を表し、凄い拍手が巻き上がり演奏し始めた。
しばらくすると、ベース音が鳴り響いたが彩香の姿は見当たらなかった。
1人が2階の彩香を見つけると。
みんな振り返り、弾きながら消えていくとステージ右からあらわれた。
葉月は左で手を上で手拍子をして、みんなに挨拶するとステージ左から出てきて演奏を始めていた。
大歓声の中、3人の演奏が繰り広げられていた。
もう、観客は知っていた。
2階の1番後ろで待機してた麗奈が、いきなりドカーンとギターを弾き始めていた。
観客は総立ちで、歓声をあげていた。
後部から弾きながら、右通路を歩いて行った。
2階の部員達は窓を全開に全部開けていた。
予定通り、2階から姿が消えると歌が始まっていた。
階段で演奏はキツイので、ここは降りるまで歌のみだった。
ステージ脇に降りると、ギターを弾き始めて袖から出てきた。
再び、大きな歓声が高まりイントロでも弾きまくり歌って1曲終了した。
「みなさーーーーーーーーーーーーーーーん
ようこそ 桜花祭へーーーーーーーーーーーーーーー
高校最初の学祭でーーーーーーーーーーーーーーーーす
私達はとっても楽しくって眠れなかったわよ
みんなも楽しんでねーーーーーーーーー
色々な場所でライブしてますけど、学祭は特別ですねーーーーーーーーーー
色々な部活が発表する場で、軽音の代表として演奏できて幸せでーーーーーす
楽しんでますかーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
「2時間かけてきたんぞーーーーーーーーーーーーー」
「ファンだからなーーーーーーーーーーーー」
「うわーーーーーーーーー 遠くから、ありがとーーーーーーーーーーーー
みんな みんなに感謝しまーーーーーーーーーーーーーーす
【木枯らし】【ポプラ並木】」
Ovationに変えて、弾き始めていた。
アコースティックの軽やかなサウンドが響き渡り、ドラムも静かに叩きベースも押さえていた。
シンセは、プラックの音を出していた。
この2曲は、アコスティックと歌が主だった。
とても秋らしい音色を、バンドは奏でていた。
それでも、間奏ではチョーキングやハンマリングで演奏して魅了していた。
この頃は、麗奈は毎日家ではOvationだったので慣れてきていた。
最初の頃の演奏など、今は聞けたものではなかった。
2曲を終了し。
もう、汗を垂らしていた。
「たのしーーーーーーーーーーーーーーーーー
さいこーーーーーでーーーーーーーーーーす
PrettyGirlsでーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーす」
「しってるーーーーーーーーーーーーーー」
「ありがとーーーーーーーーーーーーーーーーーー
覚えてくれてる人に感謝ーーーーーーーーー
そして、皆さん覚えてねーーーーーーーーーーーーーーー
恒例のメンバー紹介 いつも、後から怒られまーーーーーーーーーーす
バンドのリズムマシーン いつもニコニコ ドラム ASUKAーーーーーーーーーーーー
ちょっとクールなベーシスト ベース AYAーーーーーーーーーーーーーーー
最高の音を奏でます お嬢様シンセサイザー HAZUKIーーーーーーーーーー
そして最後、ギター&ボーカル担当 REIでーーーす よろしくねーーーーーーー
そしてそして、最後の大トリは、我らが鬼教官 ミキサー 佐藤香織ーーーーーーーーー
高校って、中学と違って時間制限あるのよねーーーーーーーーーーーー
お話しだけで終わっちゃいそうでーーーーーーーーーーーーーーーす
【恋人たちのKiss】【Kiss Kiss Kiss】 いくよーーーーーーーー」
レスポールに持ち変えて、演奏がスタートしていた。
麗奈は、手を交差して。
「ギターまちがえましたーーーーーーーーーーーーー ごめんなさいーーーーーー」
爆笑の渦が巻き起こり、ストラトに交換していた。
これも、メンバー同士で決めてたことだった。
ドラムやシンセはショボンとした音を鳴らしていた。
タッタラタッタ タッタ
演奏はスタートして、高音の歌声は講堂だけでなく校内に響き渡っていた。
廊下などの窓を開けて、みんな聞いていた。
4オクターブ以上の音域と声量の凄さ、それにもまして綺麗な透き通った声だった。
2曲歌い上げると、後ろを向いて水を含み。
ストラトを外すと、ジャケットを脱いだ。
レスポールを肩にかけて。観客に笑顔で手を振り。
「彼女いますかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
彼氏いますかーーーーーーーーーーーーーー
知ってる人は、知っている。私は彼氏3もいるわよーーーーーーーーーー」
「ギターだろーーーーーーーーーーーーー」
「せいかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい
そうね 秋は恋の季節 恋人の季節ですねーーーーーーーーーーーーー
【恋人たちの街角】【あなたに夢中】 いくよーーーーーーーーーーーーーーーーー」
しっとりと演奏が始まり、麗奈も歌い上げていた。
それでも、右に左にステージを移動して、歌っていた。
2曲目は、ステージから足を投げ出し座って歌っていた。
ニコニコしながら、身体を左右に動かして歌っていた。
曲が終了すると、ストラトに持ち変えて水を飲んだ。
メンバーに向かって微笑み、ジャンプしたのでキターとメンバーは思った。
「今日は、本当にありがとうーーーーーーーーーーーーーーーー
関係者の方・部員・友人・指導者・メンバー・家族に支えられ、そしてなによりもお客様に支えられてここまで来れましたーーーーーーーーーーーーーー
みんな みんな 感謝しまーーーーーーーーーーーーーーーーす
ありがとうーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あ やっぱり感謝だから、こっちの曲にしまーーーーーーーーーーーす」
「おい 曲変かよーーーーーーーーーーーーー」
「はーーーーい メンバーにも内緒でーーーーーーーーーーーーーーす」
メンバーは何を弾くのかドキドキしていた。 麗奈はOvationを手にしていた。
「【純愛】いくよーーーーーーーーーー」
「なくなーーーーーーーーーーーー」
麗奈は、頭の上で大きく丸を作った。
ギターの音と軽いドラムの音・再び軽いプラットのシンセの音色だった。
ベースは、低音を響かせていた。
みんなへの感謝の詩を、麗奈は歌っていた。
今までの思い出、家族への苦労、先生への感謝、思い出しながら歌っていた。
そして大勢の観客の声援が、大きな支えであることも。
間奏では、上を向いて演奏は3人に任せてしまっていた。
ボイトレで取得してるので、色々な発声の中で合うもので歌った。
みんなを感動させて、演奏は終了し。
4人は、恒例の挨拶をして舞台袖に引っ込んだ。
ギターを、ケースに収め。
汗を拭いて、水を飲んで講堂から出ていた。
講堂の外では、入れなかった人が暴動を起こしそうだった。
演奏も終了し、実行委員も手を焼いていた。
次の部活も、あるからだった。
香織は、ハンドマイクを片手に持つと。
「これから学校側と協議しますが、1時間半程後に。校門近くで演奏をさせていただきます。場所は広いのでみなさん、彼女達の演奏を聞いてあげてくだい。この後も、他の部活の発表がありますので、見てあげてくださいね。お願いします。」
香織は、その場を無事収めた。
校長に香織は話しをして、急遽外での演奏をと許可をおねがいしていた。
実行委員も、香織と共にいた。
「あのままだと校長先生暴動になってたので、佐藤先生のおかげで次も部活の出し物ができるようになりました。私達からも、お願いします。」
校長はしばらくほかの教諭とも話し合い、許可を出した。
麗奈達は、片付けを止められていた。
のんびり、講堂の外で座っていた。
校内放送が流れてきていた。
「講堂でお聞きになられなかった皆様、Pretty Girlsの演奏は校舎正面にて行います。演奏は14時半からとなります。それまで、他を歓談していてください。生徒会実行委員でした。」
麗奈達はビックリしたが、衣装はビチャビチャで気持ち悪かった。
まぁ、早めに昼食は食べていたから良かったが。
香織が来て、事情をあすかに説明すると。
あすかは、納得してみんなの元に集まった。
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