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鐘技怪異談W❺巻【完結】
135話「オソウシキセミオペラー@」
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ーー@@県@@市@@町@@公園広場ーー
寒い秋暮れの季節。
大量に打ち捨てられた蝉の死骸。
そこに暗い表情で修道服を着込んだ星田美冬が広場の中心に立つ。
「アーーーー」と美冬が発声すると、蝉の死骸から青白い蝉が飛び出してくる。
「イーーーー」と美冬は次に発声すると、蝉の死骸が動き飛び回る。
「アハハハハハ」と美冬は最後に腹の底から笑い出したまま大量の蝉にまとわりついて姿を消した。
「アハハハハハハハハハハハハハアハハハハアハハハアハハハ」
その日、彼女の甲高い笑い声が街中で響いてたという。
オソウシキセミオペラー@ 完
寒い秋暮れの季節。
大量に打ち捨てられた蝉の死骸。
そこに暗い表情で修道服を着込んだ星田美冬が広場の中心に立つ。
「アーーーー」と美冬が発声すると、蝉の死骸から青白い蝉が飛び出してくる。
「イーーーー」と美冬は次に発声すると、蝉の死骸が動き飛び回る。
「アハハハハハ」と美冬は最後に腹の底から笑い出したまま大量の蝉にまとわりついて姿を消した。
「アハハハハハハハハハハハハハアハハハハアハハハアハハハ」
その日、彼女の甲高い笑い声が街中で響いてたという。
オソウシキセミオペラー@ 完
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