死にたい俺、不老不死を呪った神を殺す旅に出たら、訳アリ美女たちと日本を救う羽目になった件

Gaku

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近畿編

第19話『古都の迷い子』

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大阪の夜は、ソースと油と人の熱気が混じり合った、濃厚なエネルギーの渦だった。僕らはその渦の中心で、嘘と欲望が作り出した奇妙な妖怪を退治し、一条アキラという、嘘を見抜く瞳を持つ心強い(そして何より金払いのいい)仲間を手に入れた。

「ほな、次行くで。準備しいや」

アキラがパン、と手を叩くと、僕らの目の前には、これまでとは比較にならないほどグレードアップした移動手段が用意されていた。中古のオンボロバンから、最新鋭のキャンピングカーへ。それも、どう見ても内装に数百万円はかかっている、魔改造仕様だ。

「……おい、アキラ。これはどういうことだ」
「あたしのパトロンの一人に『日本の未来を左右する極秘プロジェクトが始動した。ついては、調査費用として特殊車両が必要や』て言うたら、ポンと出してくれたわ。ちょろいもんや」
悪びれもせずにウインクするアキラに、僕らは開いた口が塞がらなかった。
「これは……詐欺では?」
新メンバー候補の西園寺慧が、早くもその怜悧な顔を顰めている。まだ仲間になったわけではないが、なし崩し的に同行することになったらしい。
「人聞きの悪いこと言わんといて。これは『投資』や。あんたらが神様見つけたら、パトロンの会社の株価も爆上がりするかもしれへんやろ?知らんけど」

そんなこんなで、僕らの新しい城となったキャンピングカーは、大阪の喧騒を背に、国道1号線を東へと滑り出した。目指すは、古都・京都。
車窓の風景が、ゴテゴテとした立体看板とネオンの洪水から、次第に落ち着いた色調の町並みへと変わっていく。大阪が『動』の街だとしたら、京都は『静』の街だ。同じ関西でも、その空気は全く違う。十二月中旬の空は低く垂れ込め、鴨川の水面を渡る風は、シンと肌を刺すように冷たい。吐く息は白く、まるでこの街に漂う千年の歴史の重みが、目に見える形となって現れているかのようだった。

「着いたで。ここが、次のお仕事の現場や」

アキラが指差した先には、黒塗りの高い塀に囲まれた、広大なお屋敷が広がっていた。京都五山に数えられる名刹の筆頭檀家を務めるという、旧家「西園寺家」。アキラの情報網によれば、この由緒正しい家で、今、骨肉の遺産相続トラブルが勃発しているらしい。

「西園寺家の現当主が数ヶ月前に亡くなってな。その遺言状を巡って、本家と分家の連中が血みどろの争いを繰り広げとる。そんで、当主の死に方がちょっと不審やったことと、親族の周りで不幸な事故が相次いどることから、『あれは西園寺家に代々伝わる、犬神様の呪いや』て、もっぱらの噂や」
アキラが、タブレットに表示した資料を読み上げる。
「犬神……」
栞が、ごくりと喉を鳴らした。それは、西日本に伝わる憑き物の中でも、特に強力で根深いとされる存在だ。
「また妖怪退治っスか!腕が鳴るぜ!」
猛が拳をポキポキと鳴らす。
「待て。これはただの妖怪騒ぎじゃない。もっと根が深い、人間の業(ごう)の匂いがする」
僕がそう言うと、アキラも頷いた。
「せやな。これはただの金の揉め事やない。もっとドロドロした、何代にもわたって煮詰められたシチューみたいな、濃い匂いがするわ」

僕らは、莉奈がものの数分ででっち上げた「京都郷土史研究会一行」という、実にそれっぽい肩書きの名刺を手に、西園寺家の重厚な門をくぐった。
案内された広大な客間は、しんと静まり返っていた。磨き込まれた黒光りする廊下、丹精に手入れされた冬枯れの庭、床の間に掛けられた有名な書家の掛け軸。すべてが一流品で、この家の歴史と格式を物語っている。しかし、そこには生きた人間の温もりがまるで感じられなかった。まるで、美しく設えられた、巨大な墓石の中にいるようだ。

やがて、親族たちがぞろぞろと集まってきた。高価な着物やスーツに身を包んでいるが、その表情は一様に険しく、互いに牽制しあい、腹を探り合う、息の詰まるような空気が流れている。
「それで、郷土史の先生方が、当家に何か御用ですかな?」
当主の長男が、慇懃無礼な態度で口火を切った。
「ええ。こちらの西園寺家に代々伝わるという、犬神信仰の歴史について、ぜひお話を伺いたく……」
僕が口を開きかけた、その時だった。

「――お引き取り願おう」

凛とした、氷のような声が、僕らの言葉を遮った。
声の主は、部屋の入り口に立っていた。歳の頃は、僕と同じくらいか。非の打ち所のない、黒いスーツに身を包み、銀縁の眼鏡の奥の瞳は、怜悧な光を宿している。一切の感情を削ぎ落とした、能面のような顔。
彼こそ、この家の顧問弁護士を務める、西園寺慧だった。

「当家は現在、非常にデリケートな問題を抱えている。部外者、それも素性の知れない民俗学者崩れの詐欺師集団に、お話しすることなど何もない」
慧は、冷たく言い放った。その言葉には、オカルトや非科学的なものに対する、侮蔑と嫌悪が滲み出ている。
「詐欺師とは心外だな。俺たちは、ただ純粋に、歴史の真実を追究しているだけだ」
悠人が、わざとらしく肩をすくめてみせる。
「結構。ならば、その追究は他所でやっていただきたい。ここは法と秩序の世界だ。あなた方のような、非論理的な迷信を振りかざす者たちが、足を踏み入れていい場所ではない」
慧は、まるで汚物でも見るかのような目で僕らを一瞥すると、親族たちに向かって「皆さん、お気になさらず。あとは私が処理します」と言い放った。

しかし、その時、アキラには見えていた。慧の完璧なポーカーフェイスの下で、その魂が激しく揺らいでいるのが。彼のオーラは、論理という名の分厚い氷で覆われているが、その氷の下では、恐怖と混乱を示す、黒い渦がとぐろを巻いていた。
(……こいつも、見えとるんか)
アキラは、慧の視線が、僕らの背後――特に、清浄な気を放つ栞のあたりに一瞬だけ注がれ、そしてすぐに逸らされたのを見逃さなかった。この男、自分と同じか、あるいはそれ以上に、この世ならざるものを「見て」しまう体質だ。そして、その能力を、心の底から忌み嫌い、必死で否定しようとしている。

「面白い弁護士もいたもんだな」
屋敷を追い出された後、僕らのキャンピングカー(という名の移動作戦司令室)の中で、悠人が面白そうに呟いた。
「一番、がんじがらめになってんのは、あの弁護士自身だ。自分で自分に、一番強力な呪いをかけてやがる」



慧に正面から追い返された僕らだったが、それで引き下がるほどお人好しではない。むしろ、彼の頑なな態度が、この事件の根深さを証明しているようなものだった。
「さて、どうしたものか」
悠人が腕を組むと、仲間たちがそれぞれの得意分野で動き出す。これが、僕らのパーティの強みだ。

「まずは情報戦だ。この西園寺慧って男、丸裸にしてやる」
莉奈が、ノートパソコンを開いて猛烈な勢いでタイピングを始める。彼女の前では、どんな強固なセキュリティも、薄っぺらいカーテンのようなものだ。数分後には、慧の経歴、交友関係、果ては昨夜ネット通販で何を買ったかまで、全ての情報がモニターに表示されていた。
「ふむ。東大法学部首席卒業、司法試験も一発合格。非の打ち所のないエリート。だが、学生時代の精神科への通院記録が一件。診断名は……『視覚情報統合失調症の疑い』。本人は『過労による幻覚』と主張し、以降の治療を拒否、ね。分かりやすい」
莉奈は、メガネの奥の瞳をキラリと光らせた。

「情報戦は莉奈に任せるわ。あたしは、人間から直接聞き出したる」
アキラはそう言うと、どこから調達したのか、上品な和服に着替え、髪を結い上げた。その姿は、もはや夜の蝶ではなく、由緒正しい茶道の家元のようだ。
「西園寺家の女中頭が、行きつけの和菓子屋の主人と、ちょいといい仲らしいねん。女の嫉妬と恋心を利用すれば、どんな堅い口も緩むもんや」
彼女は、ウインク一つ残して、鮮やかに街へと消えていった。人心掌握のプロフェッショナル。彼女の戦場は、常に人の心の中だ。

「じゃあ、俺たちは物理的に調べるっス!」
猛と健吾は、屋敷の周囲を探索し始めた。猛は、その人間離れした身体能力で、高い塀をひらりと飛び越え、敷地内の死角を調査する。健吾は、持参した専門機材で、屋敷の壁の内部構造や、床下の空洞を探り始めた。
「……おかしいな。この壁、一度壊して、後から塞いだ跡がある。それも、かなり古い時代の工事だ」
健吾が、壁をコンコンと叩きながら、怪訝な顔をしている。

そして、栞と僕は、屋敷から少し離れた小高い丘の上から、屋敷全体の「気」の流れを読んでいた。
「……感じます、藤原さん」
栞が、目を閉じて、静かに言う。
「このお屋敷全体が、まるで一つの生き物のように、苦しんでいます。そして、その中心から、とても粘着質で、動物的な『怨み』の気が、渦を巻いて……」
栞の言葉通り、僕の目にも、屋敷の上空に、黒く、禍々しいオーラが、まるで蛇のようにとぐろを巻いているのが見えた。それは、特定の霊の気配ではない。もっとドロドロとした、純粋な悪意の塊。
「これは、誰か一人の怨みじゃないな。何代にもわたる、たくさんの人間の負の感情が、積み重なってできたものだ」
「はい。そして、その怨みは、誰かを恨んでいるだけではありません。誰かに『憑いて』、その人を『喰らおう』としています。まるで、飢えた獣のように……」

その夜。
屋敷の中では、栞の言葉を裏付けるかのように、怪異が続いていた。
誰もいないはずの廊下から、獣の唸り声が聞こえる。
親族の一人が、「仏間の障子に、黒い犬のような影が映った」と怯えて自室に閉じこもる。
また別の一人は、庭を散歩中に、何者かに足を引っかけられて転び、捻挫をした。「黒い獣が、俺の足に噛み付いたんだ!」と彼は訴えたが、もちろん誰も信じなかった。

西園寺慧は、自室の書斎で、それらの報告を冷静に、そして冷徹に分析していた。
(馬鹿馬鹿しい。全ては、遺産を独り占めしようとする誰かの、幼稚な嫌がらせだ。あるいは、プレッシャーによる集団ヒステリーか。犬神?呪い?非科学的にも程がある)
彼は、法と論理という名の、強固な鎧で心を武装していた。目に見えるものしか信じない。証拠がなければ、それは存在しないのと同じだ。
そう、自分に言い聞かせ続けていた。

だが、彼にだけは、見えていたのだ。
昼間、悠人たちの背後に、一瞬だけ揺らめいた、清らかな巫女の姿をした、白い気配。
そして今も、この部屋の隅の、光が届かない闇の中に、じっと蹲ってこちらを見ている、黒い犬の影が。
(……気のせいだ。疲れているだけだ)
慧は、強くかぶりを振って、目の前の法律書に視線を戻した。しかし、ページをめくる指が、僅かに震えていることには、気づかないふりをした。
カサリ、と部屋の隅で物音がした。
慧は、恐る恐る視線を上げる。
闇の中で、二つの赤い光が、爛々と輝いていた。それは、間違いなく、獣の瞳だった。そして、その瞳は、紛れもなく、慧自身を、まっすぐに見つめていた。
(なぜ、俺にだけ……?)

恐怖が、論理の鎧の隙間から、冷たい水のように染み込んでくる。
悠人の言葉が、脳裏に蘇る。
『一番、がんじがらめになってんのは、あの弁護士自身だ。自分で自分に、一番強力な呪いをかけてやがる』

慧は、自分が信じてきた世界のすべてが、足元から崩れ落ちていくような、途方もない眩暈に襲われた。
古都の静かな夜は、まだ始まったばかりだった。
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