『空っぽの英雄叙事詩。~幸運がすぎる僕の周りで、なぜか世界が救われていく件~』

Gaku

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第1部:勘違いの連鎖

第1話:薬草摘みは静かな趣味であり、狼との遭遇は趣味ではない

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突き抜けるような青空だった。 教会の鐘が、この田舎町デイルののどかな空気をゆるやかに震わせ、午前十時を告げる。

窓から差し込むうららかな春の陽光は、床に埃の輪郭すら描かない。完璧に磨き上げられた床の上で、ルーシャン(六歳)は、その完璧な光の四角形の中で静かに茶をすすっていた。

(……ああ、平穏だ)

六歳児の小さな喉を、上質なカモミールの湯気が通り過ぎる。その所作は、どう見ても六歳児のものではなかった。指先まで神経の行き届いたカップの持ち方、湯気を味わうための微かな呼吸音、そして目を閉じてその「平穏」を全身で享受する姿は、八十年物の熟成された魂のそれであった。

ルーシャンの精神は、二周目(セカンドライフ)である。 一度目の人生は、つい六年前まで、地球という慌ただしい星の日本という国で、八十年という長いようで短い月日を駆け抜けた。駆け抜けた、と言うと聞こえはいいが、実態は「流された」に近かった。

満員電車という名の鉄の箱に押し込まれ、上司という名の理不尽に頭を下げ、ノルマという名の数字に追い立てられ、老後という名の不安に怯える日々。 人生とは、すなわち「思い通りにならないこと」の連続体であった。

(あの結論だけは、真理だった)

ルーシャンは、今世で六歳児として生まれ落ちた瞬間、泣き叫ぶ産声の裏で、前世の記憶と共に強烈に理解した。ああ、また「生まれる」という、面倒事の始まりに立たされてしまった、と。

だが、幸運なことに、今世の環境は前世とは比べ物にならないほど「天国」に近かった。 中世ヨーロッパ風の、しかし魔法が実在するらしいこの世界。彼が生まれたのは、王都から遠く離れた辺境の田舎町デイル。両親は温厚な(悪く言えば息子の異様な落ち着きぶりに何の疑問も抱かない)元冒険者で、現在は小さな宿屋を営んでいる。

ルーシャンが今、何よりも激しく望んでいること。 それは、「何事も起こらないこと」 である 。

前世で八十年かけて骨身に沁みた「人生は思い通りにならない」 という事実。それを知るからこそ、彼は今世において、その対極にある「思い通りになる(=平穏)」、すなわち「何者にも邪魔されない、完璧な静寂」を、誰よりも強く、激しく、渇望していた。

(もう、疲れたのだ。私の魂は)

前世の記憶が蘇って以来、彼はこの「静かなセカンドライフ」を守るために、六歳児のできる最大限の努力を払ってきた。 まず、目立たないこと。 次に、関わらないこと。 そして、何事も起こさないこと。

子供特有の「好奇心」や「冒険心」は、彼にとって「面倒事」を自ら呼び寄せる、最も愚かな行為でしかなかった。近所の子供たちが木登りやチャンバラごっこ(これも彼からすれば、不要な競争心と攻撃性の発露であり、理解不能な行動だった)に興じる中、ルーシャンは一人、縁側で日向ぼっこをしながら読書に耽る。 もちろん、この世界の文字は読めない。彼はただ、表紙の絵柄を眺めながら、いかに自分が「知的で」「落ち着いた」「手のかからない」子供であるかを周囲にアピールし、厄介事のすべてから距離を置いていたのである。

(完璧だ。このまま行けば、私はこの町で、この縁側で、静かに八十年を過ごし、今度こそ穏やかに大往生できる)

カモミールティーの最後の一滴を飲み干し、ルーシャンは「ふぅ」と、八十歳の深いため息をついた。 今日もまた、完璧な一日が始まる。 彼は小さな椅子からぴょんと降りると、玄関にかけてあった小さな背負い籠を手に取った。

「お母さん、森に薬草、摘みに行ってきます」 「あら、ルーシャン。えらいわね。気をつけて行くのよ」

台所から聞こえる母の声は、今日もどこまでも呑気である。 彼の趣味は「薬草摘み」。 これは彼の「平穏な生活」を守るための、実に合理的かつ高尚な趣味であった。 第一に、静かである。 第二に、森の奥深くには人が来ない。 第三に、実益(宿屋で出す薬湯の材料になる)を兼ねており、家族からの評価も高い。

(今日もまた、誰にも邪魔されず、静かな森の空気を満喫しよう) ルーシャンは、六歳児の短い足で、しかし確かな足取りで、彼の愛する「静寂」に向かって歩き出した。

デイルの町を抜けるのに、さしたる時間はかからない。 石畳の道はすぐに途切れ、柔らかな土の道へと変わる。道の両脇には、春の訪れを告げる背の高いノコギリソウが白い花をつけ、風が吹くたびに、若草の青臭い匂いを運んでくる。 ルーシャンの目的地は、町外れの「熊の森」(と、町の人々が呼んでいるが、ルーシャンは一度も熊など見たことはない )の、さらに奥にある小さな湿地帯だ。

森の入り口に立つ。 ひんやりとした空気が、町の(微かな)喧騒で火照った肌を撫でていく。太陽の光は、幾重にも重なる広葉樹の葉に遮られ、まるで緑色のステンドグラスを通したかのように、柔らかく、幻想的に地面を照らしている。 鳥の声。風が葉を揺らす音。遠くの小川のせせらぎ。

(……これだ)

ルーシャンは深く息を吸い込んだ。 これこそが、彼が前世の雑踏に満ちたオフィス街で夢見た「理想郷」だった。 彼は慣れた足取りで、獣道とも呼Sないような細い道を分け入っていく。六歳の小さな体は、こういう時、大人のそれよりもずっと便利だった。茂みを難なくすり抜け、低い枝をくぐり抜ける。

やがて、視界が開けた。 そこは、森の奥深くにあるとは思えないほど、陽光に満ちた小さな湿地帯だった。 そして、その中央に、目的の薬草は生えていた。

(あった。月光草だ)

月光草。その名の通り、淡い青色の花びらが、まるで月の光を閉じ込めたかのようにぼんやりと輝いている。 ルーシャンは、それがこの世界では希少な回復薬の材料であることを(前世のゲーム知識と今世の経験則で)知っていた。 だが、彼が今日注目したのは、そこではなかった。

(……なんだか、やけに元気すぎないか?)

伏線(1)である 。 この湿地帯の月光草は、どういうわけか異常なまでに生命力が強かった 。 図鑑で見たどの月光草よりも茎は太く、花の色は濃い。周囲の土壌が痩せているにもかかわらず、そこだけが異様に青々としている。 前世のルーシャン(化学メーカーのしがない研究員だった)の知識が、警鐘を鳴らす。 (土壌に何か特殊な成分が流れ込んでいるのか? あるいは、この草自体が突然変異か?) 面倒事の匂いが、プンプンした。

「……関わらないでおこう」

ルーシャンは、その異常に元気な株を(絶対に)避け、少し離れた場所に生えている「普通」の月光草だけを選んで、丁寧に摘み始めた。 彼の信条は「君子危うきに近寄らず」。 「平穏」への道は、「余計な好奇心」を捨てることから始まるのだ。

籠が半分ほど埋まった頃だった。 それまで聞こえていた鳥の声が、ピタリと止んだ。 風が葉を揺らす音も、なぜか耳につかない。 森が、シンと静まり返った。

(……ん?)

ルーシャンは、薬草を摘む手を止めた。 湿った土の匂いに混じって、生臭い、獣の匂いがする。

(嫌な予感がする)

八十年の経験が、彼の生存本能に警告を送る。これは、前世で「絶対に逃げられない」と思った重役会議(プレゼン)の前日に感じる、あの胃の重い感覚とよく似ていた。 ゆっくりと、音を立てないように立ち上がる。 そして、彼は見た。

茂みの向こう側。 木々の影から、それは音もなく現れた。 飢えた、森狼(モリロウ)だった 。 一頭、二頭、三頭……。 瞬く間に、六頭の群れがルーシャンを取り囲んでいた。

(……嘘だろ)

ルーシャンは、六歳児の顔を(精神年齢八十六歳に似つかわしくないほど)盛大に引きつらせた。 狼たちは、明らかに通常の個体ではなかった。 その目は、濁った血のような赤色に染まっていた 。 涎を垂らした口元。剥き出しの牙。 そして、ルーシャンという「幼い獲物」に向けられる、純粋な殺意。

(ああ、ああ、ああ……!)

ルーシャンの脳裏を、前世の記憶が走馬灯のように駆け巡る。 なぜだ。 私はただ、静かに薬草を摘んでいたかっただけだ。 木登りもしていない。チャンバラもしていない。 誰にも関わらず、ただひたすらに「平穏」を追求してきたというのに。

(なぜ、私の「平穏」は、こうも容易く「思い通りにならない」事態に吹き飛ばされるのだ!)

「グルルル……」

一頭の狼が、一歩、前に出た。

「人生は、思い通りにならないッ!!!」 

ルーシャンの喉から、悲鳴とも絶叫ともつかない声がほとばしった。 それは、前世と今世、合計八十六年分の「思い通りにならなかったこと」に対する、魂の叫びだった。

次の瞬間、彼は背負い籠を放り投げ、六歳児の持てる全ての筋力を(前世の記憶にないほどの瞬発力で)発揮し、脱兎のごとく逃げ出していた。

ドタバタ、という効果音が、これほど似合う逃走劇があっただろうか。 「うわあああ!」「来るな!」「あっち行け!」 六歳児のか細い悲鳴が、静かな森にこだまする。 八十年の達観した精神など、純粋な「死」への恐怖の前には、塵芥(ちりあくた)に等しかった。

(だめだ! 速い! 速すぎる!)

背後から迫る、複数の足音。 枝が顔に当たり、鋭い痛みが走る。足はもつれ、肺は悲鳴を上げている。 (痛い! 怖い! 最悪だ! これが現実か!) 前世の記憶が、なぜかこんな時だけ「理不尽だ」という感情を的確に言語化してくる。

(もうダメだ! 終わった! 私の静かなセカンドライフ、わずか六年で閉幕!)

狼の一頭が、ついに彼の背中に飛びかかろうと跳躍した。 その影が、ルーシャンの視界の端に映る。

(――ヤケクソだッ!!)

恐怖が限界を超えた時、人間(精神年齢八十六歳)は、意味不明な行動に出る。 ルーシャンは、逃走の勢いのまま、足元に転がっていた何の変哲もない「小石」を、全力で蹴り上げた 。

それは、狼を狙ったわけではない。 何かの術式を発動したわけでもない。 ただ、理不尽な「現実」を押し付けてくるこの「世界」そのものに対する、八つ当たり。 「こんなモンやってられるか!」という、完全なヤケクソであった。

ポーン、と。 小石は、実に情けない音を立てて宙を舞った。 狼の鼻先をかすめ、森の奥深く――木々の影になっていた、苔むした巨大な「岩」のような何かに向かって、放物線を描いて飛んでいく。

(……あ)

狼も、ルーシャンも、その小石の軌道を、まるでスローモーションのように見つめていた。

そして。 「コツン」

小石は、その「岩」だと思っていたものの、ちょうど眉間に当たる部分に、見事に、吸い込まれるように、直撃した。

「岩」では、なかった。 それは、この森の主。 昼寝の邪魔をされた、巨大な、巨大な「熊(クマ)」であった 。

ピタリ、と。 狼たちの足が止まった。 ルーシャンの足も、止まった。

森の静寂が、戻ってきた。 いや、先ほどよりも質が悪い。 鳥の声も、風の音も、何もかもが消え失せ、ただ、一つの存在の「呼吸」だけが森を支配していた。

「……グ……?」

巨大な熊は、ゆっくりと、その重たい頭(まぶた)を持ち上げた。 その目は、まだ半分眠っている。 しかし、その眉間に「コツン」と当てた「何か」の犯人を、探している。

狼たちが、後ずさった。 (……え? お前ら、今、後ずさった?)

ルーシャンは、絶望の淵で、冷酷な現実を見た。 狼たちの濁った赤い目が、恐怖に染まっている。 そして、その視線は、一斉に、ルーシャン(と、彼の足元の小石)ではなく、彼らの背後、すなわち「熊」へと注がれていた。

熊が、ゆっくりと、起き上がる。 その巨体は、ルーシャンの家の二階建ての宿屋よりも大きく見えた。

「グルルルル……アアアアア!!!」

熊の咆哮が、森全体を揺さぶった。 それは、明らかに「激怒」している者の声だった。

(終わった……)

ルーシャンは、その場にへたり込んだ。 狼という「災難」から逃れようとした結果、熊という「さらに巨大な災難」を引き寄せてしまった。 これこそが、「思い通りにならない」人生の連鎖。

彼は、人生(二周目)で最大の絶望と共に、静かに目を閉じた。 平穏な生活は、かくも遠い。
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