13 / 37
第四章 報酬
02
しおりを挟む
「はっ……♡ ふ……っ♡」
舌先が絡み合うたびに頭が真っ白になりそうになる。
(気持ちいい……♡)
グレティアはいつしか自分からシャルヴァの舌を追いかけて積極的に絡めていた。
「んっ……♡ んぅ……っ♡」
(もっと欲しい……)
グレティアがそう思っていると、それに応えるかのようにシャルヴァが激しく口づけてきた。互いの唾液を混ぜ合わせるようなキスに思考がどろどろに溶かされていく。身体の芯から熱くなって、もう何も考えられなかった。
「ふぁ……っ♡」
やっと唇を解放された頃にはすっかり身体から力が抜けてしまっていた。
ぐったりとベッドに身を沈めながら、グレティアはぼんやりとシャルヴァを見上げた。すると彼はどこか楽しげに笑みを浮かべて耳元に唇を寄せてくる。
「あ……っ♡」
ちゅっ♡ と耳朶にキスされたかと思うと、そのままぬるりと耳の穴に舌が差し込まれた。 熱く濡れた感触にぞくぞくと腰が震える。
ぴちゃ♡ くちゅくちゅ♡
水音を立てながら舌先で嬲られて、グレティアの意識は次第に霞がかっていった。
「んんっ♡ ぁっ♡」
耳を舐められるのがこんなに気持ちいいなんて。
ぞくぞくとした快感に、グレティアは思わず身をくねらせていた。
「だ、め……っ♡」
シャルヴァの舌が動くたびに身体がびくびくと震える。
腰が甘く疼き、お腹の下の方がきゅうっと締め付けられるような感じがした。
「や、まって……♡ んんっ♡」
今まで経験したことのない感覚に戸惑いつつも、グレティアは無意識に内腿を擦り合わせていた。身体の奥の方に熱が集まっていて、その熱が全身に広がっていく。
シャルヴァはグレティアの反応を確かめるように耳の縁を舐めたあと、首筋から鎖骨へと唇を落としていった。
「んぁ……っ♡」
大きな手が胸元に触れ、下着の上から膨らみを優しく包み込む。
その瞬間、グレティアの身体にびりりと電流が流れたような衝撃が走る。
今まで感じたことのない痛みにも似た感覚に混乱していると、シャルヴァの指がぐにぐにと揉みしだき始めた。
「ひ、ぁうっ……♡」
飛び出した高い声が恥ずかしくて、グレティアは反射的に両手で口元を覆った。
そんなグレティアの耳元にシャルヴァが顔を寄せる。
「なかなかそそる声を出すじゃないか」
「なに、言って……っんんっ♡」
ちゅう♡ とシャルヴァが首筋に強く吸い付いた。
「俺の妻だという印をつけていこう」
「んんっ……♡」
続けざまに、ちゅ♡ ちゅっ♡ と首筋から胸元に繰り返し吸い付かれる。
グレティアからは見えなかったけれど、おそらくいくつも印がつけられていってるのだろう。
「あんっ……♡」
不意にシャルヴァの指先が胸の先を掠めて、グレティアの唇から甘さを増した声がこぼれた。すると彼は嬉しそうに喉の奥で笑ったあと、くりくりと指先で弄び始めた。
「や、あ、あっ……♡ んあっ……♡」
(なにこれ……っ♡)
くりくりくりくり♡ きゅ♡ くりくりくり♡
シャルヴァの指先が動くたびに身体がおかしくなる。
身体中を甘い疼きが駆け抜けて、お腹の下の方がきゅんきゅんと切なく疼いた。
グレティアがびくびくと体を震わせる中、シャルヴァは胸元に顔を埋め、つんと立ち上がった淡色の先端を口に含んだ。
「やっ♡ ああっ♡」
(だめっ♡)
ちゅうっ♡ と音を立てて吸いついたシャルヴァが、そのまま口の中で舌を使って丁寧に舐め上げてくる。
「ん、あ……♡ は、あっ……んんっ♡」
ちゅ♡ ちゅぱ♡ ちゅうぅ♡
くりくりくり♡ くりくりくりくり♡
反対側の乳首は指先で摘ままれて優しく捏ねられる。
「ん♡ あぅ……っ♡ あっ、あっ……♡」
親指と中指がつまみ上げた乳首の先端を人差し指がすりすりとなで上げられる。
ぞぞっ♡ とした快感が腰の後ろあたりから込み上げた。
くりくりくり♡ すりすりすり♡ きゅっ♡
「やっ♡ だめ……♡ あ、んんっ♡」
いつの間にかグレティアは無意識のうちに腰を浮かせていた。
それを見透かしたようにシャルヴァの右手がスカートの中へと伸びる。
シャルヴゥの長い指が下着の上から優しく割れ目をなぞった。
「ひっ……♡ あっ、やっ、そこ……っ、だめっ……」
そこはもうすっかり濡れてしまっていた。
シャルヴァの指が押し込まれた瞬間、熱くぬかるんでいることを自覚して、グレティアは羞恥に顔が熱くなった。
「ずいぶん感じているな」
「ち、がっ……んんっ♡」
「違わないだろう?」
そう言ったシャルヴァの顔はどこか楽しそうだった。
舌先が絡み合うたびに頭が真っ白になりそうになる。
(気持ちいい……♡)
グレティアはいつしか自分からシャルヴァの舌を追いかけて積極的に絡めていた。
「んっ……♡ んぅ……っ♡」
(もっと欲しい……)
グレティアがそう思っていると、それに応えるかのようにシャルヴァが激しく口づけてきた。互いの唾液を混ぜ合わせるようなキスに思考がどろどろに溶かされていく。身体の芯から熱くなって、もう何も考えられなかった。
「ふぁ……っ♡」
やっと唇を解放された頃にはすっかり身体から力が抜けてしまっていた。
ぐったりとベッドに身を沈めながら、グレティアはぼんやりとシャルヴァを見上げた。すると彼はどこか楽しげに笑みを浮かべて耳元に唇を寄せてくる。
「あ……っ♡」
ちゅっ♡ と耳朶にキスされたかと思うと、そのままぬるりと耳の穴に舌が差し込まれた。 熱く濡れた感触にぞくぞくと腰が震える。
ぴちゃ♡ くちゅくちゅ♡
水音を立てながら舌先で嬲られて、グレティアの意識は次第に霞がかっていった。
「んんっ♡ ぁっ♡」
耳を舐められるのがこんなに気持ちいいなんて。
ぞくぞくとした快感に、グレティアは思わず身をくねらせていた。
「だ、め……っ♡」
シャルヴァの舌が動くたびに身体がびくびくと震える。
腰が甘く疼き、お腹の下の方がきゅうっと締め付けられるような感じがした。
「や、まって……♡ んんっ♡」
今まで経験したことのない感覚に戸惑いつつも、グレティアは無意識に内腿を擦り合わせていた。身体の奥の方に熱が集まっていて、その熱が全身に広がっていく。
シャルヴァはグレティアの反応を確かめるように耳の縁を舐めたあと、首筋から鎖骨へと唇を落としていった。
「んぁ……っ♡」
大きな手が胸元に触れ、下着の上から膨らみを優しく包み込む。
その瞬間、グレティアの身体にびりりと電流が流れたような衝撃が走る。
今まで感じたことのない痛みにも似た感覚に混乱していると、シャルヴァの指がぐにぐにと揉みしだき始めた。
「ひ、ぁうっ……♡」
飛び出した高い声が恥ずかしくて、グレティアは反射的に両手で口元を覆った。
そんなグレティアの耳元にシャルヴァが顔を寄せる。
「なかなかそそる声を出すじゃないか」
「なに、言って……っんんっ♡」
ちゅう♡ とシャルヴァが首筋に強く吸い付いた。
「俺の妻だという印をつけていこう」
「んんっ……♡」
続けざまに、ちゅ♡ ちゅっ♡ と首筋から胸元に繰り返し吸い付かれる。
グレティアからは見えなかったけれど、おそらくいくつも印がつけられていってるのだろう。
「あんっ……♡」
不意にシャルヴァの指先が胸の先を掠めて、グレティアの唇から甘さを増した声がこぼれた。すると彼は嬉しそうに喉の奥で笑ったあと、くりくりと指先で弄び始めた。
「や、あ、あっ……♡ んあっ……♡」
(なにこれ……っ♡)
くりくりくりくり♡ きゅ♡ くりくりくり♡
シャルヴァの指先が動くたびに身体がおかしくなる。
身体中を甘い疼きが駆け抜けて、お腹の下の方がきゅんきゅんと切なく疼いた。
グレティアがびくびくと体を震わせる中、シャルヴァは胸元に顔を埋め、つんと立ち上がった淡色の先端を口に含んだ。
「やっ♡ ああっ♡」
(だめっ♡)
ちゅうっ♡ と音を立てて吸いついたシャルヴァが、そのまま口の中で舌を使って丁寧に舐め上げてくる。
「ん、あ……♡ は、あっ……んんっ♡」
ちゅ♡ ちゅぱ♡ ちゅうぅ♡
くりくりくり♡ くりくりくりくり♡
反対側の乳首は指先で摘ままれて優しく捏ねられる。
「ん♡ あぅ……っ♡ あっ、あっ……♡」
親指と中指がつまみ上げた乳首の先端を人差し指がすりすりとなで上げられる。
ぞぞっ♡ とした快感が腰の後ろあたりから込み上げた。
くりくりくり♡ すりすりすり♡ きゅっ♡
「やっ♡ だめ……♡ あ、んんっ♡」
いつの間にかグレティアは無意識のうちに腰を浮かせていた。
それを見透かしたようにシャルヴァの右手がスカートの中へと伸びる。
シャルヴゥの長い指が下着の上から優しく割れ目をなぞった。
「ひっ……♡ あっ、やっ、そこ……っ、だめっ……」
そこはもうすっかり濡れてしまっていた。
シャルヴァの指が押し込まれた瞬間、熱くぬかるんでいることを自覚して、グレティアは羞恥に顔が熱くなった。
「ずいぶん感じているな」
「ち、がっ……んんっ♡」
「違わないだろう?」
そう言ったシャルヴァの顔はどこか楽しそうだった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております
紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。
二年後にはリリスと交代しなければならない。
そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。
普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…
黒騎士団の娼婦
イシュタル
恋愛
夫を亡くし、義弟に家から追い出された元男爵夫人・ヨシノ。
異邦から迷い込んだ彼女に残されたのは、幼い息子への想いと、泥にまみれた誇りだけだった。
頼るあてもなく辿り着いたのは──「気味が悪い」と忌まれる黒騎士団の屯所。
煤けた鎧、無骨な団長、そして人との距離を忘れた男たち。
誰も寄りつかぬ彼らに、ヨシノは微笑み、こう言った。
「部屋が汚すぎて眠れませんでした。私を雇ってください」
※本作はAIとの共同制作作品です。
※史実・実在団体・宗教などとは一切関係ありません。戦闘シーンがあります。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
いなくなった伯爵令嬢の代わりとして育てられました。本物が見つかって今度は彼女の婚約者だった辺境伯様に嫁ぎます。
りつ
恋愛
~身代わり令嬢は強面辺境伯に溺愛される~
行方不明になった伯爵家の娘によく似ていると孤児院から引き取られたマリア。孤独を抱えながら必死に伯爵夫妻の望む子どもを演じる。数年後、ようやく伯爵家での暮らしにも慣れてきた矢先、夫妻の本当の娘であるヒルデが見つかる。自分とは違う天真爛漫な性格をしたヒルデはあっという間に伯爵家に馴染み、マリアの婚約者もヒルデに惹かれてしまう……。
悪役令嬢、記憶をなくして辺境でカフェを開きます〜お忍びで通ってくる元婚約者の王子様、私はあなたのことなど知りません〜
咲月ねむと
恋愛
王子の婚約者だった公爵令嬢セレスティーナは、断罪イベントの最中、興奮のあまり階段から転げ落ち、頭を打ってしまう。目覚めた彼女は、なんと「悪役令嬢として生きてきた数年間」の記憶をすっぽりと失い、動物を愛する心優しくおっとりした本来の性格に戻っていた。
もはや王宮に居場所はないと、自ら婚約破棄を申し出て辺境の領地へ。そこで動物たちに異常に好かれる体質を活かし、もふもふの聖獣たちが集まるカフェを開店し、穏やかな日々を送り始める。
一方、セレスティーナの豹変ぶりが気になって仕方ない元婚約者の王子・アルフレッドは、身分を隠してお忍びでカフェを訪れる。別人になったかのような彼女に戸惑いながらも、次第に本当の彼女に惹かれていくが、セレスティーナは彼のことを全く覚えておらず…?
※これはかなり人を選ぶ作品です。
感想欄にもある通り、私自身も再度読み返してみて、皆様のおっしゃる通りもう少しプロットをしっかりしてればと。
それでも大丈夫って方は、ぜひ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる