2025年7月5日、その時、何を見た・・・

竜ヶ崎彰

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人類滅亡

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2025年7月5日。
ある人物は言った。

人類が滅亡すると・・・

そんなの出鱈目に決まっている!
今までテレビで言われてきた予言だって当たった試しなんてないんだから!

俺はそう思っていた。


俺の名前は園山翔。
30歳のごく普通の会社員。
独身で実家暮らし。
オカルト系とかが好き。

2025年7月4日。
俺はいつものように会社に出社した。

高校卒業して新卒での入社だから今年て12年目になる。

当然もう仕事なんて慣れているし、辛い事もあるがそれだけじゃない。

社内での楽しみといえば気の合う後輩と趣味の話し合いをするくらいだ。

いつものように仕事をしていつものように昼食をとっていつものように退社して、家に帰っては母親の作った晩飯を食べて風呂に入って寝る。

(今日は一段と疲れたな、明日は休みだし久しぶりに出かけようかな・・・)

俺は眠りについた。

明日は何をしようかと楽しみに考えながら。


ーーーーー

翌日。
2025年7月5日。AM4:18

その時、悲劇は起きた。

『ブウーン!ブウーン!』

「な、なんだ!?」

寝ている俺の隣に置いていたスマホに地震警報が鳴り響いた。

俺はその警報音で目が覚めた。
するとその時だった。

グラッ!グラッ!グラッ!

「う、うわあああああああああああ!!」

今まで感じたことのないほどの大きな地震が発生した。

近くで寝ている両親や兄貴も驚いていた。

「た、助けてえええええええええええ!!」


ーー3分後。

地震は収まった。

気になってテレビをつけてみると、驚くべきことが起こっていた。

テレビの臨時ニュースがやっていて、その内容に驚いた。

『たった今、日本全国で震度8以上の巨大地震が襲ってきました!この地震により、建物の倒壊が多発し・・・え!たった今入った情報によりますと、なんと大きな津波が急接近しているとのことです!』

「な、なんだって!?」

俺はパジャマのままそのまま外に出て避難した。
運が良かったのか、救助隊が近くを通りすがっていて、俺たち家族はその救助隊に保護された。

外を見てみるとこれまた驚いた。

是ほとんどの建物が崩れていた。
原型を留めていない建物もいくつかあった。

それでも俺は避難することに必死だった。

だが、本当に地獄だったのはここからだった。

「おい!あれなんだ!?」

これのした方を見てみると、なんと大きな津波が俺たち避難民を襲おうとしていた。

だめだ!
逃げきれない!

そう思った一瞬。
俺は津波に飲み込まれてしまった。


ーーーーー


俺は津波に飲み込まれたはずなのに、なぜか暖かかった・・・

ここは一体!?

目を開けてみると、そこは綺麗な花畑だった。

さらには死んだはずのばあちゃんやじいちゃんもいた。

どうやらここは、死後の世界らしいな・・・。

まさか30歳で死ぬとは・・・
まだ若かったのに・・・

もう諦めるしか・・・

『いけません!』

「ん?」

誰だ。頭の中に言いかけてきているみたいに言ってくる・・・

『あなたはまだ死ぬべき人間ではありません!』

どういう意味だ・・・?


ーーーーー


「・・・る・・・ける・・・翔!」

「ん?」

俺は目を開けた。
すると、親父とお袋が俺に呼びかけていた。

「翔!良かった!生きてた!」

生きてる!?
俺は、死んだんじゃなかったのか?

何が何だか分からなかったが、良かった・・・のか?

「あれ?兄貴は?」

「・・・」

「え?」

親父達が泣いているのを見て察して、俺は兄貴のところへ向かった。

俺が目撃した兄貴はすでに息をしていなかった。
津波の影響で亡くなったらしい・・・。

まさか、こんなことになるなんて・・・

まさか、あの予言が当たったのか?

俺は考えた。
出鱈目かと思っていた予言がまさか当たったのかと思った。

日本人の大半が滅亡、つまり死亡した。

俺は、まさかと現実逃避をしかけたが、どうすることも出来なかった。


ーーーーー


一ヶ月後。

莫大な被害があったために、完全な復旧とまでは言っていないが、ある意味では平和を取り戻しかけていた。

俺は職を失ったが、ボランティアに勤しんでいた。

まだ立ち直れない人たちもいるが、それでも精一杯生きている人たちの為にも、頑張ろうとした。

だから、みんなも頑張れ!
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