初戀

槙野 シオ

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第四十四話 東男と京男 其の参

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「湊は……オレと離れたい?」

僕を抱き締める久御山くみやまの腕が温かくて、一瞬、何を言われてるのかわからなかった。

「……オレは上手にさよならなんてできない」
「…っ…久御山……記憶…」
「うん、思い出した。それはどうでもいい」
「どうでもよくなんてないだろ! どれだけ心配し」
「オレの知らないところで何かを覚悟するのはなんで?」
「え……それは…」
「何よりも先に、一番にオレを切り捨てようとするのはなんで?」
「違う、切り捨てようなんて」
「思ってるよ」
「思ってない!」
「オレの記憶が戻らなかったら離れるつもりだったんだよな? さよならってそういうことだよな? しがみ着くつもりも、縋り付くつもりも更々ないんだよな? 身を引いて何事もなかった顔するんだよな?」
「だってそれは」
「おまえの中でオレはいつまでノンケなの? いつまで女を求めてんの? いつまで平凡な家庭に憧れてんの? ねえ、いつまでオレは女好きで女癖が悪くて乗り換える機会を虎視眈々と狙ってんの?」
「だって……」
「湊はオレが普通に、当たり前に女と付き合って女と結婚して家庭持ったほうが嬉しいの? 安心なの? そうすればおまえは苦しくないの? 本心ではそうして欲しいと思ってんの?」
「……それは…」
「思ってんのかよ」

久御山は僕を抱き締めていた腕を緩め、両手で顔を覆いながら溜息を吐いた。悲しませたり、不安にさせたりしたいわけじゃないのに、僕はいつだってひとりで空回りして、久御山を傷付けることばかりしてしまう。それでも。

「だって……じゃあどうすれば僕は元に戻れるの…?」
「元に戻る?」
「身長だって20センチも伸びて体重だって25キロも増えて声も低くなって、どっからどう見ても男だよ、可愛くもなんともないよ、誰が見てもガタイのいい男で女の子になんて見えないよ」
「……何の話だよ」
「初めて逢ったのがいまの僕なら、久御山は僕に興味なんて持った? 声掛けようなんて思った? 細くも小さくも可愛くもない僕を見て、近付こうなんて思ったか!?」
「おい、待てよ」
「変質者にも痴漢にも遭わなくなったよ。女の子にも散々声掛けられるようになった。でも僕は、僕の身体は、おもちゃにされてた頃と何も変わらない。こんな見た目なのに、尻の穴にモノ突っ込まれてあんあん鳴き声をあげる卑しいメス犬のままなんだよ」
「湊……」
「久御山じゃないヤツに触られて教え込まれたことが身体に染み着いて、どれだけ見た目が変わろうとも覚えたとおりに身体は反応するんだよ…それを恥ずかしいと思うのも、嫌だって思うのも当たり前だろ…」
「なんでだよ」
「可愛くもないこの顔で、声で、喘ぎ声あげてんだよ……縋り付けるわけないだろ……僕を憶えてないおまえと、もう一度最初から始められるわけないだろ……男の皮をかぶった淫乱なメス犬が、夢なんか見れるわけないだろ!!」


「おまえはどんだけ自分に自信がないんだよ……」

久御山は僕の額にキスすると、ぎゅうっと優しく僕を抱き締めて寂しそうに笑った。

「おまえはオレのもんなのに、オレはおまえのもんじゃないんだなあ……」

確かにおまえは独占欲も嫉妬心もあらわにしないし、完全にオレ放し飼いだもんな、と久御山は続けた。

「オレを調教してみないか、ご主人さま」
「……どういう意味…?」
「湊と同じカラダにしてよ、オレを」
「え……と…それは…」
「尻の穴にモノ突っ込まれてあんあん鳴き声あげる犬にしてよ。オレ、どっからどう見ても男だけど、この顔と声で喘ぎ声あげて、よだれ垂らしながら湊を欲しがるから」
「久御山……」
「おまえに捨てられたら生きて行けない淫乱な犬にしてよ。そんで、オレのためにそばにいてよ。何度でも最初から始められるように、見失わないように首輪着けてしっかりリード握っててよ」

とんでもないことを言っているにも関わらず、久御山の声がどこまでも穏やかで優しくて、それはまるで絵本を読み聴かせてもらっているこどものように、僕の心は柔らかく癒されて行った。

「でも……」
「挿れるのはイヤ?」
「そうじゃない」

じゃあ、と久御山はうつ伏せで寝転がり、形のイイ尻を僕に向かって突き出した。ほんと、格好イイ身体してるよな…反らした背中の曲線に目眩めまいすらしそうなほど、僕の胸は高鳴っていた。

「久御山、本気なの?」
「冗談でこんなこと言わんでしょ」
「んー、じゃあ、まあ、追々ゆっくり」
「え、いいよ、すぐ挿れてくれれば」
「…無理だろ、それは」
「一番最初、痛かったんだよね?」
「…っ、そんなことできるわけないだろ!」
「同じようにして欲しいんだよ」


違う。

本気だっていうのは嘘じゃないだろうけど、これは久御山が自ら望んでるわけじゃない。僕が、そうせざるを得ない状況を作ってるんだ。だってそうだろ? すき好んで痛いことされたいヤツなんているか? 久御山を手に入れたと、支配したと僕に思わせたいだけだ。

僕に自信を持たせて安心させるために、久御山が無理をする必要があるのか。僕はどれだけお膳立てされないと上手くやれないんだ。手に入れたいものは……僕が一番欲しいものはなんなんだ。


小さく息を吐いて、うつ伏せの久御山を仰向けにした。何かを悟ったように少し困った顔をする久御山の身体にまたがり、手近なところにあったタオルでその両腕を縛ると、久御山が驚いて僕の目を覗き込む。

「何するつもりだよ、湊…」
「…黙ってろ」

縛った腕を頭上で押さえ付けながら、久御山の薄い口唇くちびるに歯を立てて舌でなでる。口唇を吸って、舌でこじ開け、上顎を、頬の内側を、歯の裏側を、音を立てながら辱めて唾液を注ぎ込む。喉を鳴らしてそれを飲み込んだ久御山が熱く湿った吐息を漏らすと、僕の理性は静かに溶け出した。

筋張った首にいくつも内出血の痕を残し、大胸筋の弾力を指先で確かめながら、色素の薄い小さな乳首を舌先で尖らせる。歯で挟んで強く吸いながら柔らかく舌先を震わせて、かすかに漏れる久御山の鳴き声に神経を研ぎ澄ませる。


久御山を鳴かせたい。卑猥な声で、淫らな顔で、堪らなくなって射精する久御山が見たい。


いつもより執拗に口唇や首筋、鎖骨、乳首、脇腹、内腿を攻めて一番イイトコロを軽く放置していると、じれったい様子で久御山が縛られた両手で僕の頭を抱え込んだ。

「湊…腕、ほどいて…」

僕は身体を起こし、一度リビングへ足を運んでから寝室に戻った。それから久御山の腕のタオルをほどき、その身体を押し倒して左手首を左足首に沿わせ、リビングから持って来た僕のネクタイで縛る。

「ちょ…湊?」

もちろん右手首は右足首と一緒にベルトで縛り上げ、M字開脚をさせたまま久御山の身体を引き起こす。

「おう、あんちゃん…緊縛プレイがお望みか?」
「縛られてても格好イイんだな、おまえ」
「真顔で何言ってんだ、趣旨変わって来てんじゃねえか」

笑いながら軽口を叩く久御山の前でひざまずき、限界まで硬く膨張したモノを咥えて舌を動かすと、久御山が慌てて僕を制止する。うん、久御山、口でされるの弱いよね……しかも、いま身動き取れない状態だから、久御山の声にも力が入る。

「湊…無理だって…ほどいてってば…」


口の中で硬いモノがビクビクと脈打ち、久御山が浅い呼吸を繰り返す。

「ん…っ…湊…も…イ」

次の瞬間、口からソレを放すと勢いよく飛んだ精液が僕の顔で撥ねて飛び散った。

「ちょっ、みな……」

粘り気のある体液が頬を伝い、それを指先で拭って舐めた。事故だと思ってるのかもしれないけど、わざとだ。普段、イく瞬間の久御山の顔を見ることがないから、どれだけエロい顔してるのか知りたくて、案の定眉間にしわを寄せてぎゅっと目をつむった顔に、僕はいま昂ぶっていた。


「…っ、湊それは絶対無理だって耐えられないって!!」
「でも耐えるしかなくない?」

イったばっかりで敏感になっているモノを咥えて尖端部分で舌を動かすと、久御山は肩と腰を跳ねさせながら本気で悶えた。縛られてる関係上、手足をすくめたり身体をよじったりして回避することは不可能だ。しかも、身体に力を入れることもできない体勢なわけで。

「あっ、ちょっ、みっ…無理っ、ダメ、無理無理! あっ…無理っ…」

……やっぱり僕ってSなんだろうな。悶えながら絶叫する久御山が可愛くて仕方ない。痛みを我慢させることにはなんの悦びも見出せないけど、行き過ぎた快感を我慢させることには何の罪悪感もない。

時々笑い声なんかも混ぜながら「いやー! やめてー! 放してー! 無理ー!」と叫び続けた久御山の声のトーンが変わる。

「あ…あ、あ…っ…んんっ…あ」
「そろそろかな」
「な…あっ…は…っ…はぁっ…あ…」

オイルを垂らし手のひらで尖端部分をそっとなでながら、久御山の顔を眺める。こんなに余裕のない顔見るの、初めてだな……胸の奥がぎゅっと音を立てた。

「ん…ふ…っ…う…あ…あ、あ、ああああっ…」


勢いよく飛び散った透明な体液に、久御山は何が起こったのかわからない、という顔で放心する。

「何…これ…湊……」
「…気持ちよかった?」
「うん……いや、えっと、これって…」
「初めて? 潮吹き体験」
「……は?」
「そっか、だったら刺激強過ぎたかな」
「そういう問題じゃなくてだな! や、何!? 恥ずいわ!」

あんまりにも慌てる久御山を見てると笑いが込み上げた。ごめんごめんと言いながら、久御山を拘束していたネクタイとベルトを外しその跡を確かめると、若干擦れて赤くなっていた。

「痛い?」
「いや、痛くはない…痺れてるけど」
「ごめん、血流止まってたかな」
「緊縛プレイ解禁ってことでイイ? 専用の足枷買っちゃうよ?」
「残念、終漁日が今日なんだよね」
「アユ釣りかよ」

濡れたシーツとベッドパッドを引き剥がし、責任を取って僕が洗うよ、と言ったあと、それを抱き締めて「持って帰ってもいい?」と訊いたら、珍しく久御山が照れて赤くなり「いいわけねえだろ」と目を逸らした。

手脚を伸ばして転がった久御山の上にまたがり、「僕、まだイってないんだよね」と自分のモノを握って手を動かすと、久御山が「お? 挿れる? 脱童貞?」と僕の腰を抱える。

「ねえ、久御山…握ってみて」
「…おまえのムスコはほんとに立派だなオイ……」
「完勃ちしたらもっと大きくなるけど…挿れてみる?」
「…っ…挿入はいる…のかな…」
「力尽くで押し込めば……まあ、括約筋バカになるかもしれないけど…」
「こ…怖いこと言うなよ…」
「久御山、それでもいいの?」
「……本当の湊に……触れたいんだよ」
「えっ…」
「同じだけ痛い思いしないと…触らせてもらえない気がして」




僕が思ってた以上に、久御山は僕のことを想ってくれてたんだな……僕のために犠牲になって欲しくない、なんておこがましいにもほどがある、とデカい図体で泣きそうになった。以前、桜庭さんに「久御山の気持ちにまで、おまえが口を出す権利はないだろ」って言われたことを思い出した。

「気持ちイイことしよ」

久御山の脚の間に顔をうずめ舌を這わせると、しおれていたモノがあっという間に目の前でそそり立った。こういうのもアレだけど、久御山…ココ・・もきれいなんだよな…元々色素が薄いからなのかもしれないけど、白い肌と同じ色で形も格好イイ。エラの張り具合とか、ねじれのない弓形ゆみなりの竿とか…

「……なんでそんなとこ凝視してんの」
「え、いや、格好イイなあと思って」
「そんなモンに格好イイとかあんの!?」
「うん、人気の形とかあるみたいだよ?」
「それって、見た目? それとも使い心地?」
「使い心地って、おまえ…」

腰の上で身体を屈めゆっくり久御山を飲み込むと、久御山の吐息が耳をかすめる。不意に漏れる湿度の高い吐息に心臓を鷲掴みにされ、恋しさとか切なさが手に負えなくなる。

「…湊」
「ん…」
「久々のセックスが煽情的過ぎてもう無理だ」
「煽情的って」
「だっておまえエロいんだもん…あ、ちょ…動いたらイくって…」
「イけばいいじゃん…」
「あんまり動くなっつの…」
「ふ…僕の内側なか、気持ちイイ?」
「うん…もう溶けそう」
「痛みじゃなくて……気持ちイイの共有しようよ」
「湊……」
「同じ身体にならなくても……僕がいないと生きて行けない淫乱なカラダにしてあげるよ」
「……もう、なってるじゃん」




「フェラで顔射して亀頭攻めで潮吹き初体験して騎乗位でイかされて、男として不甲斐ないわ…」
「イくときの久御山、いやらしくて色気あって興奮する」
「え…そうなの?」
「うん、イケメンが感じてる顔、最強だなって思う」
「オレは湊の感じてる顔と声で飯食えるけどな」
「食うな食うな」
「でも」
「…でも?」
「オレは湊に挿入されたい」
「……別にバリタチでいいじゃん」
「つなぎ留める手段は多いほうがいいだろ」
「つなぎ留める必要なんかないだろ」
「あるよ、いつ桜庭に出し抜かれるか心配だもん」
「……平均と比べて、長さも太さも1.5倍くらいあるけど、平気?」
「…慣らす時間も1.5倍くれれば……」


──


「……そういえば、おまえいつ記憶戻ってたの?」
「ああ、キッチンで水汲んでるとき振り返ったら湊が裸体はだかだったから」
「は?」
「あれ、湊なんで裸体なんだよ、ってそこで気付いた」
「え……そんなことで!?」
「いやオレだって狙ったわけじゃないよ」
「まあ……それはそうだろうけど…」
「……おまえが小さいとか女の子みたいに可愛いとか、そういう部分てそんな重要じゃないよ。オレ別に湊が女の子に見えたから惚れたわけじゃないもん」
「ほ……惚れたって…」
「大体さ、女の子に見えなくちゃ駄目ってんなら、いまのおまえで勃つわけないじゃん」
「あ、うん、まあ、そう……か…」
「おまえを傷付けないために、つってボランティアでフルおっきできるほどオレは器用じゃないよ」
「うん……久御山、学校でする話題じゃ…」
「……おまえさ、そんっなにオレと付き合ってんの隠し続けたいの?」
「えっと…僕たちって付き合ってたんだっけ?」
「は? おまえもしかしてずっとセフレのつもりだったの!?」
「久御山、声デカいって!」
「デカくもなるだろ! 何、オレはおまえのセフレなの!?」
「違うって! 落ち着け! 僕はそんな風に思ってなかったけど、でも」
「……でも? オレがノンケだって?」

また同じことを繰り返し言って困らせてしまう、と言葉を飲み込んだとき、久御山は僕を抱き寄せ濃厚なキスをした。

「く、久御山っ、ここ中庭……!」


力尽くで久御山を引き剥がすと、キャーッと悲鳴なのか歓声なのか判別できない声が周りに響き渡り、僕は……頭の中が真っ白になった。終わったな、僕たちの高校生活……
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