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第百話 初戀
しおりを挟む骨髄バンクへのドナー登録自体は十八歳から可能だが、実際にドナーになれるのは二十歳からだ。以前オレが洸征に骨髄液を提供した時は、当たり前だが「正しいルート」は通っていない。まあ、そんなことを言い出せば、オレの存在も洸征の存在も、クロやシロの存在も……久御山の家そのものが正しくはないので、どうでもいい。
洸征に骨髄液を提供する時は、クッソどうでもよかった。移植される側に思い入れもなければ、突然降ってわいた話なわけで、使いたいってんなら使えばいんじゃね? くらいのノリだった。禁欲を強いられて迷惑だった、という記憶のほうが鮮明なくらいだ。
だが、しかし。
相手が湊となると話は大きく異なる。
顕微授精で造られたことを否定するわけじゃないが、オレはこの通り「失敗作」だったわけだ。精子も卵子も健康な日本人である冬慈さんと蜜さんのものであったにも関わらず、金髪碧眼という異質な者として産まれ、しかもそれは「なかったこと」にされかけたという経緯がある。
オレ自身、物の怪だろうが狐憑きだろうがどーでもいいが、やはり遺伝子情報に「まがいもの」があるんじゃないか、とは思う。じゃなければ突然変異なんて都合のいい言葉で、理論的かつ合理的な説明のつかないことをごまかしたりはしないだろう。
── そのオレの骨髄液を湊に移植する?
オレにとってはあり得ない話でしかなかった。もしかしたら、入れてはいけない「まがいもの」を湊の中に入れてしまうかもしれない、という懸念は絶対なくならなかった。血液型が変わるくらいの変化を与える移植が、それ以外のものを与えないとは言い切れない。そら煮え切らない態度にもなる。
ただあの時 ── 寝ていると思っていた湊が目を覚まさなかった時、オレはただ怖かった。このまま目を覚まさなかったら……? こんな形で別れが来るのだとしたら……? もう二度と声を聴くことも、触れることもできなくなったら……?
***
「……湊」
「ん?」
病室のベッドの横に立ったまま、賢颯は少し頼りない声で僕を呼んだ。救急車で運ばれたんだから、そりゃ賢颯だって心配してるに違いないけど、それとはまた別の、なんだか落ち着かない素振りを見せてるように思えた。
「一緒に死んでくれって言われたほうが何億倍もしあわせだ、つったよな」
「うん、そうだね」
「……じゃあ、一緒に物の怪になってくれ、つったらどうする?」
「は?」
突然面会に現れたと思ったら、いきなり何を言い出すんだこの男は。一緒に死ぬことはできるだろうけど、物の怪になるためには一体何をどうすればいいんだ? どこか山奥の廃寺に住む伝説の物の怪と契約を交わすとか、手立てがあるのか? そういう儀式めいたものがあるのなら喜んでするけどもだな。
でも賢颯の顔を見ると、とても茶化しているようにも、冗談を言っているようにも見えない。物の怪になる……って……賢颯と同じになる、って意味で言ってるんだよな? 賢颯と同じに……
「…っ、え、もしかしてHLAの型一致したの!?」
「おう……シロクロに海外バンクまで探してもらってたのに、まさかのオレ」
「え……ほんとに? 実はドッキリでしたーとかだったら絶望死するよ?」
「ほんとだよ…こんな冗談言うわけねーだろ」
ふ、不謹慎だってことはわかってる……わかってるけど……賢颯の骨髄液が僕に移植されて、賢颯の造血幹細胞が僕の血液を造る、だなんて考えただけで……震えが止まらない……う、嬉しすぎるんですけど……ああ、世界中のみなさんごめんなさい……
「でも、おまえと洸征とじゃ条件が違い過ぎるだろ?」
「まあ、まったく同じ遺伝子ではないね」
「だから……何か起こったらイヤだなあって」
「何かって? そんなの、やってみなくちゃわかんないじゃん」
「そりゃそうだろうけど」
「じゃあいいじゃん、なんっにも不都合ないよ」
「……珍しくテンション高いな?」
そりゃ高くもなるよ! だって、賢颯の血液が僕の中に流れるんだよ!? 半分、とまでは言わないけど三分の一くらいは賢颯と同じ生き物になれるってことじゃん! あんなに憧れた、こんなに大好きな賢颯と……この美しい物の怪と同じ生き物になる方法なんて他にないじゃん! この機会逃してどうする!
***
移植前処置に対する副作用にも耐えた。輸注後に合併症であるGVHD(移植片対宿主病)もなく、好中球は生着した。赤血球も血小板も増えた。なんの問題もなく造血幹細胞の移植は完了したはずだが……
「慢性GVHDか?」
「いえ、晩期障害と呼べるかどうかも……」
「目に症状出てんだろ?」
「所見では白内障かと疑われたのですが」
「視力低下とか」
「元々、視力は悪いらしく……ただ見え方に問題はないそうで」
「ま、経過観察しかねェだろうな」
担当医も煮え切らねェこと言ってやがる。しかも左目だけが白っぽく見える、なんて俺に訊かれても精神科医にどうしろっていうんだ。まあ、MGC絡みでねじ込んだ案件なだけに、俺以外に話せる相手がいないのもわかるんだが……
移植から四か月。晩期障害が出てもおかしくはねェし、白内障なら片目だけに出ることも不思議なこっちゃねェ。白内障の手術自体は簡単なもんだが、慢性GVHDだとしたらちと厄介だ。
……まあ、久御山の造血幹細胞使ってる以上、何が起こってもおかしかねェだろうが。
桐嶋はスマホを机の上に置き、もう一度それを手に取ってしばらく考えた。
***
「おまえ、学校で "ハスキー先輩" って呼ばれてんの知ってる?」
「は? なんだそれ」
「目の色がシベリアンハスキーみたいだって」
「…ふはっ…なるほど」
骨髄移植のあと、湊は普通に学校に通えるほど元気になった。一時期は合併症だかなんだかで白内障を疑われたが、それも徐々に変化を遂げ、なぜか左目だけがオレと同じ蒼灰色になった。桐嶋と紅さんによると、珍しい症例なんだそうだ。
とはいえ、オレの血で物の怪になった湊は寛解し、元通りの生活に戻った。その部分で言えば大満足だ。ただ、オッドアイのハスキー先輩が前にも増してモテモテだってことは心底気に入らない。構内にいると女子のみなさんがうるさいうるさい。散れ。
「…半分以上は賢颯目当てに決まってるだろ」
「そういう問題じゃないんだよ」
「どういう問題なんだよ」
「湊に言い寄るヤツがいる、それだけで迷惑だって話」
「賢颯に言い寄るひとは僕からすればエネミーなんだけど」
「……まあ、そうなるよな」
構内にあるカフェのカウンターでメニューを眺めながら話していると、後ろから声を掛けられた。知った声だととっても安心することを、オレはこの時しみじみと感じていた。
「藍田もいまから昼メシ?」
「うん、久御山くんたちも?」
「そ、何食うか悩んでたらこんな時間に」
振り向くと藍田がちょこんと立って笑っていた。レポートを書いていたら昼メシの時間を逃したそうだ。
「藍田はそのまま獣医学?」
「うん、進振りで落とされることもないから……久御山くんと藤城くんは?」
「まだ決めてないんだよね」
「湊が決めてくんないから、オレも自動的に決まらないんだよね」
「相変わらず仲良しだねえ、ハスキー先輩とゴールデン先輩は」
そういや前も言われたよなあ……ゴールデン・レトリーバーに似てるって……宗弥さんはスマートだけど肉食系だからドーベルマンっぽいし、桜庭はポインターっぽいし、橘さんは高貴な感じがサルーキっぽい。綾ちゃんはキャバリアで真壁さんはセントバーナードかな……シロクロはボーダー・コリーだ。
「性格は真逆だと思うんだよなあ……ゴールデンって盲導犬にもなれるやつっしょ」
「そうそう、とってもお利口さんなの」
「ハスキーってバカカワイイってよく聞くけど…」
「褒められたい欲が強いから、ちょっと躾が難しいけどお利口よ」
「…な? 逆な気しねえ?」
「そうねえ……でも高校生の頃は久御山くんがゴールデンだと思ったの」
「いいよ、藍田……なんとか慰めようとしなくても…」
いまのオレは湊に近付く不審なヤツらにキャンキャン吠えてる小型犬みたいなもんだ。
三人で遅めの昼メシを済ませ、藍田は「またね」と慈愛に満ちた笑顔で去って行った。藍田の中ではもう、オレと湊は仲良くじゃれ合っている犬にしか見えないんだろう……
***
時間が経つのはあっという間で、気付けばクリスマスの足音が聞こえている。
出逢ってからふたりで過ごす五回目のクリスマス。去年は入院してたこともあって何もできなかったけど、今年は決めていることがある。
「賢颯、二十四日なんだけどさ」
「ん? どっか出掛ける?」
「こっちとこっち、どっちが好き?」
そういってスマホの画面を賢颯に見せた。
「……っ、え、え!? ちょ、ええっ!?」
「落ち着いてください、お客さま……」
「え、だって、これどう見ても指輪だよ!?」
「そうだね、指輪だね」
「なに、延期になってたお揃いのアレ!? 指輪なの!?」
「……イヤ?」
「イヤなわけないんだけど、なんで!? え、だってオレたち大学でカミングアウトしてないよな!?」
「してないから、印付けときたいんだよ」
「……湊、いきなり惚れてまうようなこというのヤメテ…」
「ずっと惚れてて欲しいからさ」
ひとしきり騒いだあと、賢颯はスマホの画面をにらみ続けていた。まあ、選択肢として出すなら通常は似たようなものを出すべきだろうけど、探した中でいいな、と思ったものがそのふたつだったから悩むのは当然だと思う。
「湊……ティファニーとブルガリ、値段の桁が違うんだけど……」
「うん、あ、でも賢颯が探してくれてもいいよ! ギョーカイにコネとかありそうだし」
「そりゃ言えばバイト関係からお値打ち価格で買えるかもだけど」
「撮影で使った中古品、とかじゃなければ全然いいよ」
「……いや、せっかく湊が探してくれたんだし、これのどっちかで決めよ」
そう言うと賢颯は目を閉じてしばらく何か考えてるみたいだった。
「つーか、なんでティファニーとブルガリ?」
「ああ、ティファニーは宗さんがバングル着けてたのを見たことがあったから。ブルガリは賢颯の使ってる香水? が確か同じブランドだったよなあ、と思って」
「宗弥さんがティファニーのバングル……絶対オンナからの貢ぎ物だな」
「まあ、いまは着けてないからそうなんだろうね」
「……ブルガリにしよ。使ってる香水憶えててくれたの嬉しいし……結婚指輪として贈りたいから」
少し照れたように眉を下げながら、賢颯はまっすぐ僕を見てそう言った。ああ、同じこと考えてるんだな、と僕の笑顔も照れ隠しのせいで若干苦くなる。それから、バイト代貯まってるだの、お年玉貯めてあっただの、経済力に問題はないんだ、という話でなんとか平常心に戻ろうとする。
── あの日、新入生宣誓で躓かなければ結ばれなかった縁。
何度も何度も同じようなことで悩み、苦しみ、ぶつかったりすれ違ったりしながら僕と賢颯は一緒に歩いて来た。「初恋は実らない」という話の信憑性にうなだれた日も、ゲイだのノンケだのと言い合った日も、中途半端な関係にヤキモキした日も、全部ふたりで乗り越えて来た。
まあ、たまに力技だったこともあるけど。
これから先だって、何が起こるかわからない。でもひとつだけ確かなことは、僕の中には賢颯の血が流れていて、僕を救ってくれた彼を裏切ることはないし、たとえ裏切られたとしてもそれも赦せるくらい賢颯が好きだってことだ。僕が生きるために血液を造ってくれる賢颯の造血幹細胞……はあ……好きだって気持ちが大渋滞を起こしてる。
「賢颯……」
「ん?」
「ヤバい」
「何が!?」
体調を気遣って慌てた賢颯の右手を取ると、僕はその手のひらを自分の脚の間に押し付けた。
「……確かに、ヤバいな」
「なんか……賢颯の血が流れてるんだなあって思ったら……すごい興奮しちゃって…」
「おまえ、この先の人生、延々と興奮し続けてくつもりか?」
「そうかもしれない」
賢颯のジーンズのベルトを外し、ファスナーを下げて「ちょっと待て」と言う声をBGMに、僕は賢颯の脚を割って間に入り愛しい部位へと舌先を這わせる。待てって言いながらも抵抗はしない賢颯、可愛いよなあ。
僕の初恋が実ったかどうか、きっと七十年後くらいにはわかるだろう。
いまはただ目の前の愛しいひとと、これから始める胸熱なことで頭がいっぱいだ。
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よろしくお願いいたします。