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番外編 クボタさんの魔物図鑑
クボタさんの魔物図鑑 その85 ホワイト・ニコラ
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No.107 ホワイト・ニコラ
魔水類フネナリウオ科
体長 15.5~23m
体重 3800kg~9500kg
能力値(野生下での平均値)
『力』2500~5000
『魔力』2000前後
『機動力』400~3000
討伐依頼受諾可能最低ランク
B(A推奨)
・我が国北側の海域に生息。
・例の姉ちゃんが薦めてくれた本により存在を知った。とある日、姉ちゃんはクレーマー的な奴に絡まれており、ソイツの意見がかなり横暴だと感じた俺が立ち読みしていた本を些か乱暴に戻した後、止めに入ろうとした所、そのせいで棚から本が落下してクレーマーの脳天へと直撃し、俺は間接的にソイツを黙らせる事に成功した……
我が国北側の海に生息すると言うこのホワイト・ニコラは、その特徴のせいで討伐が非常に難しく、かなり危険な相手として戦闘職の人間に恐れられている魔物だ。
この魔物……体長、体重、力、機動力等の振れ幅が大き過ぎる事に違和感を覚えた方もいるだろう。
だがそうなるのは当然なのだ。だってコイツは魔力を使って周囲の水分を氷にし、それを全身に纏っているのだから。
そう、だから正確に言えば、少ない方の数値は小柄な個体なのではなく、氷を身に付けていない状態の〝そのままのコイツ〟が持つ大きさ、能力値であり、大きい方の数値は完璧に全身をコーティングし終えている状態の数値なのだ。(機動力を除いて)
またガバガバな測定をされている魔物か……記載するのは本体の数値だけで良かったんじゃないか?
……と、思うかもしれないが。
実は、過去にそうしたせいで戦闘職の人間等、〝特徴等が原因で記載されている情報と実物が大きく異なる魔物〟と直接対面する事となる人々が。
『全然違うからコイツじゃないだろ』などと誤解してしまい、いつまで経っても依頼が終える事が出来なかったり、ノーマークだったその討伐対象から不意打ちされたりと言うような事故(?)が多発したらしく、むしろこのようなガバガバ測定はこの国では推奨されているらしいぞ。
……この魔物の説明に戻ろう。
とまあ、そのような状態でホワイト・ニコラは生活しており、絶対に一撃で仕留める事の出来ない非常に厄介な相手なのだ。
しかもこの魔物はそこそこ知能が高く、攻撃されると逃げるどころか動きを完全に止め、そうしてきた相手を観察し始めるらしい。
自らを覆うその鎧が、完全に剥がれてしまうまで……
そうして氷を破壊されると、身軽になったコイツはそこで初めて行動するのだ。
自分よりも相手が強いと感じれば逃げ出すし、対処出来そうなら反撃を開始すると言う。
しかもその大きな肉体を駆使した攻撃ばかりするので、それはかなり避け辛いのだそうだ。
その上、逃げる時は自身を氷漬けにするため、使っていた魔力を相手の目前に『中身のないソレ』のようなものを作り出すために使い……要は足止めをしてくるので、追うにしても戦うにしても、それは困難を極めるようだ。
そこに唯一の救いがあるとすれば、コイツはどデカい魔物の中ではそこまで力が強くない、という点が挙げられるだろう。
(そう、5000くらいある力の数値は〝氷漬けの時〟の数値なのだ。重さがあるからな。ま、その状態では殆ど攻撃しないけど)
だからまあ……コイツを討伐しようとするくらいの戦闘職の人間なら死ぬ事はないかも。と言えるだろう。
まあ、あくまで〝かも〟だから油断は禁物だぞ?
魔水類フネナリウオ科
体長 15.5~23m
体重 3800kg~9500kg
能力値(野生下での平均値)
『力』2500~5000
『魔力』2000前後
『機動力』400~3000
討伐依頼受諾可能最低ランク
B(A推奨)
・我が国北側の海域に生息。
・例の姉ちゃんが薦めてくれた本により存在を知った。とある日、姉ちゃんはクレーマー的な奴に絡まれており、ソイツの意見がかなり横暴だと感じた俺が立ち読みしていた本を些か乱暴に戻した後、止めに入ろうとした所、そのせいで棚から本が落下してクレーマーの脳天へと直撃し、俺は間接的にソイツを黙らせる事に成功した……
我が国北側の海に生息すると言うこのホワイト・ニコラは、その特徴のせいで討伐が非常に難しく、かなり危険な相手として戦闘職の人間に恐れられている魔物だ。
この魔物……体長、体重、力、機動力等の振れ幅が大き過ぎる事に違和感を覚えた方もいるだろう。
だがそうなるのは当然なのだ。だってコイツは魔力を使って周囲の水分を氷にし、それを全身に纏っているのだから。
そう、だから正確に言えば、少ない方の数値は小柄な個体なのではなく、氷を身に付けていない状態の〝そのままのコイツ〟が持つ大きさ、能力値であり、大きい方の数値は完璧に全身をコーティングし終えている状態の数値なのだ。(機動力を除いて)
またガバガバな測定をされている魔物か……記載するのは本体の数値だけで良かったんじゃないか?
……と、思うかもしれないが。
実は、過去にそうしたせいで戦闘職の人間等、〝特徴等が原因で記載されている情報と実物が大きく異なる魔物〟と直接対面する事となる人々が。
『全然違うからコイツじゃないだろ』などと誤解してしまい、いつまで経っても依頼が終える事が出来なかったり、ノーマークだったその討伐対象から不意打ちされたりと言うような事故(?)が多発したらしく、むしろこのようなガバガバ測定はこの国では推奨されているらしいぞ。
……この魔物の説明に戻ろう。
とまあ、そのような状態でホワイト・ニコラは生活しており、絶対に一撃で仕留める事の出来ない非常に厄介な相手なのだ。
しかもこの魔物はそこそこ知能が高く、攻撃されると逃げるどころか動きを完全に止め、そうしてきた相手を観察し始めるらしい。
自らを覆うその鎧が、完全に剥がれてしまうまで……
そうして氷を破壊されると、身軽になったコイツはそこで初めて行動するのだ。
自分よりも相手が強いと感じれば逃げ出すし、対処出来そうなら反撃を開始すると言う。
しかもその大きな肉体を駆使した攻撃ばかりするので、それはかなり避け辛いのだそうだ。
その上、逃げる時は自身を氷漬けにするため、使っていた魔力を相手の目前に『中身のないソレ』のようなものを作り出すために使い……要は足止めをしてくるので、追うにしても戦うにしても、それは困難を極めるようだ。
そこに唯一の救いがあるとすれば、コイツはどデカい魔物の中ではそこまで力が強くない、という点が挙げられるだろう。
(そう、5000くらいある力の数値は〝氷漬けの時〟の数値なのだ。重さがあるからな。ま、その状態では殆ど攻撃しないけど)
だからまあ……コイツを討伐しようとするくらいの戦闘職の人間なら死ぬ事はないかも。と言えるだろう。
まあ、あくまで〝かも〟だから油断は禁物だぞ?
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