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番外編 クボタさんの魔物図鑑
クボタさんの魔物図鑑 その105 ニコリーチ
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※No.がズレていますが『本編第二章 三十六話 夢からの贈り物……?』にてアルワヒネが登場したためです。間違いではありません。
No.128 ニコリーチ
魔虫類オチビト科
体長2~2.3m
体重150~180kg
能力値(野生下での平均値)
『力』540~700
『魔力』0
『機動力』60~70
討伐依頼受諾可能最低ランク
F
・ザキ地方に生息。ただし、近年ではロシバ地方でも生息が確認されているらしい。
・ロシバ地方訪問時、遠くからこちらへと笑いかけている(?)コイツを発見。怖かった。
コイツはザキ地方にいる、細長いヒルのような姿をした魔虫類の魔物だ。
ロシバ地方でも生息が確認されているが、それは全てザキ地方から移動し、そこに住み着いた個体なのである。
そう、コイツらは元々ザキ地方にしか生息していなかったのだ。
どうやらコイツは湿気があり、薄暗い場所等を好む……のだが、ザキ地方にはそう言った場所は少なかったため、そちらへと移動したようだ。
コイツ、動きは遅いが力はそこそこあり、また弾力のあるぬめぬめとした皮膚を持っているため防御性能まで高いと言う。
また、そのためか性格は意外と好戦的らしく(まあ本能で動いているだけかもしれないが)、自分よりも相手が小さければそれが何であろうと襲いかかる危険な魔物でもあるのだそうだ。
だから……人間も勿論、標的となる。
なのでコイツを見かけた場合、戦闘に自信のない者はすぐに逃げる事をオススメするぞ。
……いや、オススメではなく、『絶対に逃げろ』に訂正させてもらおう。
何故ならば、『恐怖』という概念を持つ人間は、コイツに襲われて重傷を負う確率が最も高い生物なのだから……
ニコリーチ最大の特徴、それはコイツの有している魔虫類には珍しい〝口〟である。
その口には、まるで人間のような歯が生え揃っているのだ。
ちなみにそれが、獲物を捕食するため被食者に向けられる際、ニヤリと笑っているように見える事からコイツはニコリーチと名付けられたんだそうだ。
そして、まあまあデカいこの魔物に、こんな気味の悪い事をされると、したくなくとも恐怖で固まってしまう者がかなり多いらしい。
なので上記したように、コイツと遭遇して負傷する人間は多く、例えそれが戦闘職の人間だったとしても初見の者、あるいは未熟な者がニコリーチと出会した場合、出来る限り戦闘は避けた方が良いとされているのだ。
そしてこれは余談だが、このようにしてニコリーチは恐怖される対象となっているためか、ちょっぴりホラーな噂が絶えない魔物でもある。
『コイツが喋った』とか『コイツの笑い声を聞いた』とかは、その中でも特に有名なものだ……やはり口に関する噂が多いらしいな。
だが、それにしても……面白がってこんな噂を広める人々にも責任はあると俺は思う。
そんな事ばっかりやってるから『ニコリーチは怖い』というイメージが彼等の中に定着し、いざ遭遇した時に怪我なんてしてしまうのだ。
……そうだ。
それは嘘っぱちなんだから。
だから俺が、ニコリーチを発見した時、それと同時に聞いたあの声はそんな人々のせいなのだ。
そう、あんなものは絶対に気のせいなのだ。
気のせいなんだ……絶対に……
No.128 ニコリーチ
魔虫類オチビト科
体長2~2.3m
体重150~180kg
能力値(野生下での平均値)
『力』540~700
『魔力』0
『機動力』60~70
討伐依頼受諾可能最低ランク
F
・ザキ地方に生息。ただし、近年ではロシバ地方でも生息が確認されているらしい。
・ロシバ地方訪問時、遠くからこちらへと笑いかけている(?)コイツを発見。怖かった。
コイツはザキ地方にいる、細長いヒルのような姿をした魔虫類の魔物だ。
ロシバ地方でも生息が確認されているが、それは全てザキ地方から移動し、そこに住み着いた個体なのである。
そう、コイツらは元々ザキ地方にしか生息していなかったのだ。
どうやらコイツは湿気があり、薄暗い場所等を好む……のだが、ザキ地方にはそう言った場所は少なかったため、そちらへと移動したようだ。
コイツ、動きは遅いが力はそこそこあり、また弾力のあるぬめぬめとした皮膚を持っているため防御性能まで高いと言う。
また、そのためか性格は意外と好戦的らしく(まあ本能で動いているだけかもしれないが)、自分よりも相手が小さければそれが何であろうと襲いかかる危険な魔物でもあるのだそうだ。
だから……人間も勿論、標的となる。
なのでコイツを見かけた場合、戦闘に自信のない者はすぐに逃げる事をオススメするぞ。
……いや、オススメではなく、『絶対に逃げろ』に訂正させてもらおう。
何故ならば、『恐怖』という概念を持つ人間は、コイツに襲われて重傷を負う確率が最も高い生物なのだから……
ニコリーチ最大の特徴、それはコイツの有している魔虫類には珍しい〝口〟である。
その口には、まるで人間のような歯が生え揃っているのだ。
ちなみにそれが、獲物を捕食するため被食者に向けられる際、ニヤリと笑っているように見える事からコイツはニコリーチと名付けられたんだそうだ。
そして、まあまあデカいこの魔物に、こんな気味の悪い事をされると、したくなくとも恐怖で固まってしまう者がかなり多いらしい。
なので上記したように、コイツと遭遇して負傷する人間は多く、例えそれが戦闘職の人間だったとしても初見の者、あるいは未熟な者がニコリーチと出会した場合、出来る限り戦闘は避けた方が良いとされているのだ。
そしてこれは余談だが、このようにしてニコリーチは恐怖される対象となっているためか、ちょっぴりホラーな噂が絶えない魔物でもある。
『コイツが喋った』とか『コイツの笑い声を聞いた』とかは、その中でも特に有名なものだ……やはり口に関する噂が多いらしいな。
だが、それにしても……面白がってこんな噂を広める人々にも責任はあると俺は思う。
そんな事ばっかりやってるから『ニコリーチは怖い』というイメージが彼等の中に定着し、いざ遭遇した時に怪我なんてしてしまうのだ。
……そうだ。
それは嘘っぱちなんだから。
だから俺が、ニコリーチを発見した時、それと同時に聞いたあの声はそんな人々のせいなのだ。
そう、あんなものは絶対に気のせいなのだ。
気のせいなんだ……絶対に……
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