異世界魔物大図鑑 転生したら魔物使いとかいう職業になった俺は、とりあえず魔物を育てながら図鑑的なモノを作る事にしました

おーるぼん

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番外編 クボタさんの魔物図鑑

クボタさんの魔物図鑑 その122 シマミツバ

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No.145 シマミツバ
魔虫類ミツバムシ科

体長 70~80m
体重 不明(測定された記録が無い)

能力値(野生下での平均値)
『力』1000~1100
『魔力』0(個体によっては1000程度あるものもいる)
『機動力』10~30

討伐依頼受諾可能最低ランク
B(『強いから』ではなく、『デカイから』このくらいになるんだそうだ)

・我が国の近海に生息。他国にもいるらしい。
・サイロ君が持って来た新聞にコイツ関連の記事が載っていた事により存在を知った。ちなみに記事の内容は、『研究者達が戦闘職の人間を引き連れ、コイツの背中の上に生息している魔物達の調査を開始した』というようなものだった。

ミツバムシ科最大種である※『ウキシマミツバ』よりも大きなこのシマミツバは、割と最近になってから発見されたアレと同じミツバムシ科の魔物だ。

そう、つまりコイツが発見された瞬間に、ウキシマミツバは『最大種』の称号を剥奪されてしまったのである。

とは言え同情はするが、感化されて下水道で大きくなろうとされても困る。

なので本人……いや、本魔物には、この事を伝えないでおくとしよう。

……と、冗談はさておきコイツの説明に移ろう。

シマミツバは名前通り、我が国の近海でぷかぷかと浮かんでいる、超巨大な体を持つ魔虫類の魔物だ。

そして、そんなサイズの魔物が何故今まで発見されなかったのかと言うと……

今の今まで、本当の島だと思われていたからだ。

……皆、結構バカなんだな。
とか言うと批判が殺到するので止めておこう。

シマミツバは移動するとは言え、物凄く遅かったために本物の島だと思われていたのだ。

つまり、その移動は自然現象かと思われる程に遅過ぎたのである……

そう、だから仕方が無かったのだ……まあ良い、説明に戻ろう。

雑食性であるため餌は何でも良いらしいが、最悪海水を啜って生きてもいけるので、無理して獲物を捕らえたり、探したりする必要はないのだと言う。

またその中でも、街から海へと流れている生活排水が大好物なんだそうだ……もしかすると根本的な部分は、ウキシマミツバとそう変わらないのかもしれないな。

そして、コイツは潜水を全く行わない。
だからその背中には木々や植物等が大量に茂り、いつしか生物の楽園になったんだそうだ……

恐らくだが、それもあってコイツは本物の島と間違えられたのだろう。
 
ちなみに、そんな楽園にも調査、研究目的で人々が入り込み始めたらしい。

一体、どんな魔物が発見されるか楽しみだ。



注釈

※ ウキシマミツバ 『クボタさんの魔物図鑑 その12』にて紹介
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