異世界魔物大図鑑 転生したら魔物使いとかいう職業になった俺は、とりあえず魔物を育てながら図鑑的なモノを作る事にしました

おーるぼん

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番外編 クボタさんの魔物図鑑

クボタさんの魔物図鑑 その180 カボカ

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No.203 カボカ
魔虫類ハコムシ科

体長 1.7~1.9m
体重  15~18kg

能力値(野生下での平均値)
『力』500~700
『魔力』0
『機動力』150~200

討伐依頼受諾可能最低ランク
F

・主な生息地はドロップ、ロシバ地方。
・以前にドロップ地方を訪問した時、迷子になったプチ男がコイツに乗って帰って来た事により発見。

今回はちょっと奇妙な姿をしている魔虫類の魔物、カボカをご紹介しよう。

コイツの主な生息地はドロップ、ロシバ地方等だ。
その中でもドロップ地方に多くいて、そこでは地上をあちこちと移動しながら生活しているらしい。

餌とするものは主に、そこら辺に落ちてる葉や植物等である……が、雑食性の魔物なので落ちているものならば何でもかんでも食べるようだ。

また、この魔物は割と消化器官が強靭に出来ているらしく、そうなった後で結構な時間が経っているであろう魔物の死骸や、普通の魔物ならば食べられないような毒性のある植物でも、コイツにならば食す事が出来るのだと言う。

そしてコイツの特徴と言えばやはり、まるでちっこいバスのようなその見た目であろう。

コイツは蟹のようにやや細い脚を四つ程持っていて、その上には上記したような、バスみたいな長方形の体が存在しているのだ。

しかもソレ、さっきから何回も言っているが本当にバスみたいな感じらしい。

何しろ、カボカの平たい体の上には、キチン質に近い質感の殻か翅から変化したと思われる外殻があるのだが……

それが何と、アーチ橋のように肉体の上部に付いていて、その間が空洞になっているのだからな。これをバスと言わずして何と言うのだろうか。

まあ、ミニバンにも似てなくはないが……ていうか、そんなんはあくまでも例えなんだから、どっちでも良いのだ。

とにかく、コイツはそんな感じの奇妙な見た目をしている魔物なのである。

ちなみに、コイツの上部がそうなっているのはどうやら体温調節の目的があるらしいぞ。

だがそれだけではなく、単純に中に食料を入れたり等してカボカ自身もこれを活用しているようだ。

そして、ここには他の魔物が入って来る事もあるのだと言う。その大半が雨風を凌ぐためか、陽光を浴びて暖かくなったカボカの背で暖を取るためにだ。

しかしカボカは温厚な魔物であり、そうされた所でその魔物達を追い払うような事はしない。

それどころか、そんな奴らにさえもコイツは怒らずにのんびりとした速度で行くバスの旅をプレゼントしてくれるんだそうだ。勿論、運賃は無料でな。

確かに、以前迷子になったプチ男がここに乗って帰って来た事もあるのでカボカが穏やかな魔物であるのは間違いないと言える。俺が保証しよう。
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