異世界魔物大図鑑 転生したら魔物使いとかいう職業になった俺は、とりあえず魔物を育てながら図鑑的なモノを作る事にしました

おーるぼん

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番外編 クボタさんの魔物図鑑

クボタさんの魔物図鑑 その229 カデレヌ

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No.253 カデレヌ
魔草類ラシキュウカ科

高さ 約15m
重さ 約5t

能力値
『力』0
『魔力』1500~1600
『機動力』0

討伐依頼受諾可能最低ランク
なし

・自生地は※『カデレヌス』と同じ。
・カデレヌスと同時に発見。

カデレヌとはカデレヌスの親……つまり〝木の方〟である。今回はコレを紹介していこう。

とは言っても、いかんせんただの木なので説明する事は少なくなってしまうだろうが……それでも良い方は聞いてくれると嬉しい。

カデレヌとはただの木であり、つまりは魔草類である魔物だ。科もカデレヌスと同じく、ラシキュウカ科に分類されているぞ。

ちなみにコレ、大半の人々からは『カデレヌスの木』と呼ばれているようだ。

本当の名前で呼ばれない原因はやはり、〝アレの方〟がインパクトがあるせいなのであろう。

まあ、間違ってはいないのだがな……

話を戻そう。
コレの自生地はカデレヌスと同じだ。
当たり前だけどな。

そして、カデレヌはとても大きく成長する魔物なのである。つまり実も充分ビッグであったが、木の方もかなりビッグであるのだ。

(ちなみに、何故そこまで大きくなったのかと言うと『大きな実により多くの栄養を送るため。またはそれ自体を支えるために本体も大きくなる必要があったため』だと考えられているぞ。

もしそうだとしたら、実に単純な理由だな)

また、そのお陰でカデレヌの元には色々な魔物が訪れるらしい。それは勿論、そこに巣を作ったり、単に大きな日陰のある場所で休憩したりするためだな。

ただし、そうして生活している魔物達はカデレヌの近くにいるメリットも知っているが、カデレヌスの存在もまた知っているためそれが大きく成長する頃にはもう、居場所を変えているようだが……

……コレ自体の説明はこのくらいだな。

さて、どうしたものか……では、実の方のちょっとした話でも語らせてもらうとしようか。

実の方は結構美味いらしいと俺は言ったが、だからと言ってそこまでお値段のするモノでもないんだそうだ。

まあ、丸ごとならば高いようだが、その殆どが切り分けられた上で売りに出されるからだ。

(当たり前だが、一般家庭ではそんな量消費し切れないからな)

だからまあ、俺達にも手の届く代物であるらしい。

でもコルリスに頼んだ所で『そんなのより〝アレ〟の方がタダで済みますし、慣れれば美味しいですよ』とかの理由で却下されてしまうので、カデレヌスが我が家の卓に並ぶのは遠い未来の事となるだろうが……

正直もう、スライムは沢山なんだがなぁ……

ちなみに、『どうやって落下して来るカデレヌスを採取するの?』と思うだろうが。

それは『専門のカデレヌス取り名人達(?)が作ったトランポリンのようなもので、普通に落ちて来るのをキャッチして採取する』との事であるらしい。

逆に言えば、それを持っていない者がキャッチしようとするのは危険と言う事だ。

大人しくそこは名人達に任せて、皆は街に買いに行くのみとした方が良い。



注釈

※カデレヌス 『クボタさんの魔物図鑑 その228』にて紹介
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