異世界魔物大図鑑 転生したら魔物使いとかいう職業になった俺は、とりあえず魔物を育てながら図鑑的なモノを作る事にしました

おーるぼん

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番外編 クボタさんの魔物図鑑

クボタさんの魔物図鑑 その269 ドロンブルム

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No.294 ドロンブルム
魔草類ソラトビクサ科

高さ 30cm程度
重さ 14~20g

能力値
『力』0
『魔力』300~400
『機動力』300程度 (本体の数値ではない)

討伐依頼受諾可能最低ランク
なし

・主な自生地はカムラ、ドロップ地方等。
・家の近くでコレが種を付けているのを見、「そう言えばコレも魔物なんだろうなぁ」というのに気が付いたのでメモる事にした。

今回は動くけど動かない魔草類魔物、ドロンブルムをご紹介しよう。

この魔物は……まあタンポポみたいな魔物なのだ。
『紫色の美しい花を咲かせる事』と、『その綿毛と種がやや特殊である事』が違うくらいでな。

そこまで言うともう分かるかもしれないが。
そう、この魔物は種が移動するので『動くけど動かない魔物』なのだ。

ドロンブルムの主な自生地はカムラ、ドロップ地方等だ。

また、そこには沢山生えているので別に『何処でなら見つけ易い』とかは無いようだ。

さて……
ではそろそろ、「種が移動……?普通のタンポポもするじゃん」と思った方のために、その辺りの事を説明していくとしよう。

この魔物はある時期に花を咲かせ、またある時にそれが萎み、またまたある時にはまるでアフロヘアーのように綿毛と種を花のあった所に実らせる。

そして、その種には親……つまり花の方から与えられた魔力が込められており、それである程度は〝自由に〟空を飛び回り、自身を動かす事が出来るのだと言う。

……分かっただろう?
コレはある程度とは言え、自分の意思で動いているからそう言ったのだ。

だからドロンブルムの種はタンポポとは違い、『飛ばす』ではなく『動く』と言うのが正解なのである。

まあ、タンポポがそうでは無いとは言い切れないがな……

ああ、そうだ。
最後に一つ言っておくが、先程言った『〝自由に〟空を飛び回り、自身を動かす出来る』というのは種の方ではなく、本体の方の話である。

つまりだ……種を動かしていたのは種自身ではなく、花の方だったのだ。

(どうやら魔力を使って遠隔操作?のような事をやっているらしい。それで遠くに、それも安全に花を咲かせられそうな所に、コレは種を飛ばすのだと言う)

驚いたかな?
ちなみに俺は別の意味でかなり驚いた。

だって……
人間で言えば大量のラジコンを操作しているようなものだろう?めちゃくちゃ大変だと思うぞ。
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