異世界魔物大図鑑 転生したら魔物使いとかいう職業になった俺は、とりあえず魔物を育てながら図鑑的なモノを作る事にしました

おーるぼん

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番外編 クボタさんの魔物図鑑

クボタさんの魔物図鑑 その306 ガリルドラ

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No.332 ガリルドラ
魔鳥類クンピラドリ科

体長 2.5~3m
体重 220~255kg

能力値(野生下での平均値)
『力』2500~2800
『魔力』0
『機動力』500~680

討伐依頼受諾可能最低ランク
D

・主な生息地は俺のまだ行った事の無い地方。
・他国では※1『ヴルヴル』の代わりとしてコイツに馬車等を引かせている所もあるらしい。そんな話を街で聞き、この魔物の存在を知った。

今回は魔鳥類の魔物から、ガリルドラというヤツをご紹介しよう。

だがその前に一つ言っておくと、コイツは※2『アプテオス』とやや似たような姿をし、科も同じであるにも関わらず、生物的には※3『ガリルニス』と近い魔物であるのでそこには注意して欲しい。

……とは言っても「もうそんな魔物達の事は忘れてしまったぞ」という方も多いと思うので、次はその辺りを軽く説明していくとしよう。

簡単に言えばアプテオスは『クンピラ科の魔物が鳥っぽくなった』魔物だ。

一方でガリルニスの方は『鳥がクンピラ科、と言うかトカゲっぽくなった』魔物である。

で、ガリルドラがガリルニスに近い魔物という事は……コイツもやはり、『鳥がトカゲっぽくなった』魔物なのである。

別に覚えておかなくても良いが、まあそういう事なので注意して欲しい……いや別に、注意しなくて良いか。

ちなみに、では何故アプテオスと同じ科に分類されているのかと言うと……

それには、『発見当初それっぽかったのでクンピラドリ科に分類された』とかいう、バカみたいな理由しか無い。

よって皆がそれに疑問を抱き、悩み、考察する必要もまた無いので、気にするだけ無駄なのである。

だからどうか、そこにも……
いや、その点だけには注意してくれ。

今日の俺はどうでも良い事に注意喚起ばかりしてるな……失礼。

それでは説明を始めよう。

ガリルドラは先程も言った通り、魔鳥類のクンピラドリ科に分類されている魔物だ。

生息地は俺のまだ行った事の無い地方等である。
また、そこではガリルニスのように、地上での移動を主としているようだ……

と言うかコイツも飛べないので、地上での移動が〝主〟ではなくて、正しくはそれしか出来ないのである。

餌とするものは肉食性なので他の魔物だ。
そこは雑食性のガリルニスとは異なっているな。

あ、あと言い忘れていた……というか訂正だが。
コイツはガリルニスに近い生物と言うよりは、それの祖先型の生物、原種な魔物なのだ。混乱させてしまってすまないな。

そして、それは最近の研究によって判明したらしい。

むしろそれまでは、ガリルドラの方がガリルニスから進化した魔物だと思われていたんだそうだ。

まあコイツはガリルニスよりも体格が大きく、力も強いのだから仕方がない、かもな。

そう、数値からも分かる通り、コイツはガリルニスよりも強く、デカいパワー型の魔物であるのだ。

なのでアレと同じく、接近戦は余程の自身が無ければ止めておいた方が良い。

腕やら脚やらをポキッと折られたくなければな。



ちなみに……これは上記したような事実からの、研究者達の推測なのだが。

どうやらコイツ、体が大き過ぎて飛ぶ事が出来なかったので、少しずつ小さくなるという進化をし空を飛ぶ事を夢見た……

が、『その結果ガリルニスとなっても飛ぶ事が出来なかったので、今現在ガリルニスの翼は退化しつつある……つまり、ガリルニス達は飛ぶ事を諦めようとしている』という可能性があるんだそうだ。

うんまあ、誰しも失敗はするだろうし、もしそれが本当だとしても、別に仕方がない事なのは分かるが……

俺個人としては、もう少し頑張って欲しかったかな。



注釈

※1 ヴルヴル 『クボタさんの魔物図鑑 その17』にて紹介

※2 アプテオス 『クボタさんの魔物図鑑 その236』にて紹介

※3 ガリルニス 『クボタさんの魔物図鑑 その286』にて紹介
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