異世界魔物大図鑑 転生したら魔物使いとかいう職業になった俺は、とりあえず魔物を育てながら図鑑的なモノを作る事にしました

おーるぼん

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番外編 クボタさんの魔物図鑑

クボタさんの魔物図鑑 その310 アモロドン

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No.336 アモロドン
魔獣類ドラコドン科

体長 5~6m
体重 4~4.5t

能力値(野生下での平均値)
『力』2900~3500
『魔力』0
『機動力』700~980

討伐依頼受諾可能最低ランク
C

・俺のまだ行った事の無い地方に生息。ただし生息地がザキ地方に近いため、そちらの方でもたまに姿を確認されるらしい。
・この魔物のグッズ?(ぬいぐるみとか……他にも色々とあった)が街で売られていた事によりこの魔物の存在を知った。

今回は一部の層に人気のある(?)魔物、アモロドンをご紹介しよう。

この魔物は魔獣類、ドラコドン科に分類されている。
だからと言うべきかコイツは翼の無いドラゴンのような見た目をしているぞ。

そして強靭な両腕、両脚、尾も勿論あり、体色は赤に近い色である事が多いようだ。

生息地は俺のまだ行った事の無い地方らしい。
だがアモロドンの生息地はザキ地方に近く、そちらの方でもたまに発見される事があるそうだ。

餌とするものは肉食性なので他の魔物である。

ちなみに、特に変わった習性、特徴等も無いがために走ったり、時には追い駆けたりして自力で獲物を捕まえるアモロドンは体力があり、獲物……

もとい、人間にとっては。
そこら辺にいる捕食者側の魔物なんかよりも、遥かに恐ろしい存在なんだそうだ。

そこそこ機動力があって、かつスタミナもあるのだからな……人間などすぐに追い付かれ、胃袋へと放り込まれてしまうだろう。

よって、非戦闘職の者はまずコイツに近付かない方が良い。

というか、そもそもとしてアモロドンはかなり力が強く、ひ弱な我々などはその一撃一撃が致命傷となってしまう。

だからもう一度言うが〝まず〟コイツには近付かない方が良いのだ。

そして次に、『それでは一体、何故こんなにも恐ろしい魔物が人々に人気があるのか?』という事を説明していこう。

それはコイツの見た目、と言うか顔にある。

アモロドンは何処か大人しい大型犬を彷彿とさせる、まあ色々と緩めの顔立ちをしているのだ。

……要するに、コイツはそう言った方面で可愛いので、だからこそ一部の人々に愛されていたのである。

また、その人気は先程も言った通り意外と高く、アモロドンのぬいぐるみやそれをモチーフとした武具、道具を作ったり、売ったり、もしくはそれを購入したりしている者達はそこそこいるんだそうだ。

それにしても……こちらの世界でも『可愛い』の基準はそこまで変わらないのだな。

でも、再三お伝えしている事だが実物には近付かないようにしよう。

その見た目よりも遥かに危険で恐ろしい魔物なんだからな。分かったか?

あと一つ、言い忘れていたが……

コイツは一応、人には慣れるので※『モコモコタマタ』とは違って普通に愛されているんだそうだ。

……魔物も性格(?)で損をするんだな。
いや……人に何かされないのは寧ろ、魔物にとっては特の方が多いか。



注釈

※ モコモコタマタ 『クボタさんの魔物図鑑 その56』にて紹介
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