異世界魔物大図鑑 転生したら魔物使いとかいう職業になった俺は、とりあえず魔物を育てながら図鑑的なモノを作る事にしました

おーるぼん

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番外編 クボタさんの魔物図鑑

クボタさんの魔物図鑑 その340 アルバロール

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No.366 アルバロール
魔草類コウテツバナ科

大きさ 10~15cm
重さ 4~5kg

能力値(野生下での平均値)
『力』0
『魔力』800~980
『機動力』0

討伐依頼受諾可能最低ランク
なし

・我が国の色々な場所に自生している。ただ、数自体は少ないようだ。
・街に行く途中の道で突然、足の小指にまるで『タンスの角にぶつけた時』ような激痛が走り、その痛みに思わず屈み込んだ際発見……どうやらこの魔物は結構気を付けなければならない存在であるようだ。(道にあるトラップ?的な意味で)

今回は魔草類魔物からアルバロールという名の魔物をご紹介しよう。

この魔物は魔草類の中でもコウテツバナ科というものに分類されているようだ。

そして、見た目はその科名通り光沢のある白とか、グレーのような……

いや、何だっけ……そうだ!あれだ、鋼色だ!

……失礼。
まあ、これはそのような色をしているそうで、加えてやはりと言うべきか重さもそれに見合ったものをしているらしい。

というか、ほぼそれそのもの……つまり、アルバロールとは『ほぼ金属のような物で出来ている』魔物なんだそうだ。

それと花の形状としては薔薇に近いそうで、そういった意味でもコレは結構目を引く見た目をしているそうだぞ。

ちなみに、これは俺の実体験なのだが……
そんなアルバロールに気付かず足をぶつけてしまった時、かなり痛かった。皆も足元には注意してくれ。

ただ、コレは様々な場所で自生しているとは言え、そこまで数は多く無いそうなので安心して欲しい。

というか……そんないつ出会す(?)かも分からないような植物に怯えてビクビクとしているのも嫌だしな。

ちなみに……以前紹介した※『アルベロン』という魔草類魔物もアルバロールと似たような性質をしていたが、ソレとコレには特に関係があるワケではないようだ。

それに、両者では『数の少ない理由』さえもが違う。
アルベロンはただ単にレアな存在であったが、こちらの数が少なくなったのは……

『人』が原因である。
我々人間は大きな木であるアルベロンは不可能だが、こちらならちょっと頑張れば引き抜く事が出来るため、加工して武具や道具にしようと、沢山の者達がコレを取りまくってしまったのだ。

後はまあ、自然と数は減っていき、現在に至る……といった感じだ。

だからコレは、人のせいでレッドリストに入れられてしまった魔物という事だな……つくづく嫌になってしまう、人間という存在の傲慢さには。

最後に余談ではあるが。
このアルバロール。根までちゃんと金属みたいであるらしい。

それは勿論細くて非常に硬く、思い切り何かに振り下ろしたりすれば突き刺さってしまう程なのだと言う。

まあ、そんな事する奴はいないと思うが……そういうワケなので、これの扱いには充分注意してくれ。

というか、本当に数が少なくなっているらしいから、アルバロールを掘り出す事それ自体を止めておいてくれ。



注釈

※ アルベロン 『クボタさんの魔物図鑑 その316』にて紹介
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