2 / 2
おまけ
エンディング後の二人
しおりを挟む「やーーーっとくっついたなあの二人」
「そうね。シナリオ通りに進んでるのは分かってはいたけど時々やきもきしちゃった。……でも、幸せそうで何より」
「本人にはわざわざ旭のこと好きになってくれてありがとうなんて言えないけどさ、本当に感謝しかないなあの子には」
「凛子も相変わらず幼馴染様を大事に思っているようで」
「当たり前でしょ。初恋の人でもあり大切な幼馴染だもの」
「……自分から言わせといてアレなんだけど、片思い相手にそう改めてはっきりと言われると結構ダメージあるな」
「それに……」
「……なんだよ、追加ダメージか?」
「その……あの子がすばるのこと選ばなくてよかったなって」
「え?」
「言ってなかったっけ? あなたもあのゲームでは攻略対象の一人なのよ」
「聞いてないです。え、まじで?」
「まじです」
「まじかー。……で、よかったってのは何でか聞いても?」
「……あなたなら分かるでしょ」
「分かった上で凛子の口から聞きたいな」にやにや
「……すばるのそういうところ、好ましくないわよ」
「ほー、じゃあ他のところを好きになってくれたわけか」にやにや
「ま、まだ好きとは言ってない」
「まだ、ねぇ」にやにや
「!!」真っ赤
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
5
この作品の感想を投稿する
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる