朝起きたら女体化してました

たいが

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55話

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もう一度だけ、あの場所へ、あの2匹の蝶に会いたい。何故か分からないしほんとにあの場所があったかすら分からない。でも記憶に焼き付いて離れないあの場所へ、ただその存在を信じていたかった。
しばらくして、記憶を辿りにあの場所へ向かうことにした。
山道をぬけた先にある小屋、錆びた線路、陽の光を反射して煌めく湖、暗い洞窟、全て記憶の通りだ。洞窟を抜け砂浜にたどり着く。
あの祠はどこかと探していると、後ろから声がした。
「あなた誰?」
驚いて振り向くとそこには幼い私より少し歳下くらいの少女がいた。
私は昔ここに来たことがありその時の記憶が鮮明に残っていると話した。すると少女は嬉しそうに微笑んだ後私に話しかけてきた。
少女「覚えてるよ!でも私ずっと依千衣ちゃんとここにいたから人にあったのはあなた一人だけ!」
少女は見た目5歳ほど。
少女「ねぇ!町の話聞かせてよ」
私は町に出てきた日のこと、今何をしているかなどたくさんのことを話した。
少女「すごーい!じゃああなたは今小学校ってとこに通ってるの?」
少女は目をキラキラと輝かせながら私を見つめる。
少女「いつか私も行きたいな!」
そんな会話をしていると、どこからか少女の名前を呼ぶ声がした。
少女「あ……行かなきゃ」
少し寂しそうな顔をして言う。
少女の後ろに見えた黒い髪のもう1人の少女がこちらに微笑み白い髪の少女の手を引いて消えていく。
なぜだか悲しげな笑顔を浮かべながら去っていく黒髪の少女とまだ何も知らない純粋無垢な少女の微笑みがなぜだか私の胸を深く締め付けた
ーーーーーー
大輝「なんか、気になるな」
駿 「ね、場所的にはここだと思うんだけど」
彰良 「祠なんて...近くには...」
結衣「あっ!」
大輝・駿・彰良「?」
4人で結衣が指さす方を見る。そこには確かに祠の屋根らしきものがあった。
大輝「もしかしてこれかな」
結衣に聞いて見る。
結衣「多分ここだと思う……」
そう言って砂をどかすと小さな扉が出てきた。
彰良「これが...でも少女や蝶々なんでどこにも」
駿「祠には書いてあったし、場所的にもここだと思うんだけど」
大輝「開けてみるか」
ギィィと音を立てて開く。中にはまた小さな手記、底には女性と思われる名前がずらりと書かれていた。
大輝 「なんだこりゃ、ちょっと怖いな」
結衣「そうだね」
駿「名前が入ってる……」
彰良は手記を手に取り読む。
女性の名前と思われる文字が連なっている。中には昔この祠に来た人間のものだろうか、名前と年齢が書かれていた。全て17歳以下だった。
彰良 「ゲホッゲホッ」
駿 「大丈夫!?」
彰良 「う、うん、大丈夫大丈夫」
結衣 「もう、戻ろう?」
大輝 「そうだな」
みんなで宿に戻って1日を終えた。
6日目
大輝 「にしてもやることなくなっちゃったなー」
駿 「この島の本とかにあの祠のこととか書いてないのかな」
彰良 「図書館かー、学校の図書館はいつでも解放されてるから自由に入れるよ!」
大輝 「よし!決定だな」
ーーーー 宿から歩いて10分、図書館に着く。
中は広く本もたくさん置いてある。
彰良「じゃあ手分けして探そう!」
4人はバラバラに本を探す。
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