前世タチだった悪役令息はできれば攻役をネコにしたい

しそみょうが

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24 ひとつになりたい(☆R18)

ハッ。

気がつくとベッドの上にいて、俺は一糸纏わぬ全裸のハーディ様を組み敷き、温かな口内を貪りながら右手で手マンしているところだった。

「!?すみませんハーディ様っ!!」

焦って上体をがばりと起こし、それまでハーディ様のアナルを蹂躙していた指3本をぬぽんっと引き抜く。性急に引き抜かれた刺激でハーディ様は「アアッ」と声を上げて射精し、精液が引き締まった腹筋やつぶらなピンクの乳首がツンと尖った胸を濡らした。

「エロ」

率直な感想が口から飛び出てしまったがそうじゃない。絶頂させられたばかりの身体をビクッビクッと小さく跳ねさせているハーディ様は青い瞳を涙で濡らしながら「もぅ…許してくれ、ジュディス⋯」と言った。

ひょっとして俺は、ハーディ様に無体な真似をしてしまったのか?紅茶を飲み終えておやすみのキスをしたところから、理性を飛ばして覚えていない。俺は欠落している記憶を必死にたぐり寄せる。


『12歳の頃に夜の薔薇園でしてくれた…私を力ずくで押さえ付けて貪り喰らうような、あのキスをまたしてほしい』

そうだあの後、触れるだけのキスじゃ物足りないという言葉に興奮した俺は3人掛けのソファにハーディ様を押し倒してめちゃくちゃにキスしたのだ。舌を挿入してナカを搔き回し、ハーディ様の舌を吸って絡ませて⋯⋯唇を離すたびに「もっとしてほしい」とおかわりを要求されるものだから、更に興奮して何度も繰り返した。

そのうちに「ハァ⋯暑い」と悩ましげな息を吐いたハーディ様が、厚手のガウンの紐を解いて前を開いた。ハーディ様はネイビーの厚手のガウンの下に更にもう1枚、極薄手の白いシースルーのガウンを身に着けていた。

ガウンの布がその薄さゆえにピタリと身体に張り付いていて、悩ましいボディラインと、白い肌に小ぶりなピンクの乳首が勃ち上がっている様もありありとわかる。

「な⋯なぜ下着を身に着けておられないのですか⋯?」 

「ふふ。そんなに見られると恥ずかしいよ」

ハーディ様はまさかのノーパンだった。だから透けた布越しにスラリとした脚の間で勃起している桃色のペニスと、髪と同じ金色の下生えまでもが透けて見えた。ペニスの先端から溢れる先走りで濡れたガウンの布が細身のペニスにぴとりと纏わりついている。

「⋯ほら、ジュディスのキスで陰茎がこんなになってしまったよ。私はいつもジュディスが薔薇園でしてくれたキスを思い返して自慰に耽っていたんだ⋯」

「こんな風に」と言って、ハーディ様は濡れた布越しにご自分のペニスを掴んでゆるゆると扱き始め「ぁ⋯なぜ?⋯いつもより刺激が強⋯」と形の良い眉を歪めた。それはそうだろう、ガウンの薄布と先走りの滑りでローションガーゼ状態なのだから。

「ここ、すげえビショビショですね」

「ンッ⋯はしたない姿に幻滅したかい?」

「すげえエロいです。見てるだけで射精しそう」

「良かった。それでは先程あんなにキスをねだっておきながら、またキスしてほしいとせがむ私は嫌だろうか⋯?」

返事する余裕もなくその唇に噛み付くと、パジャマのズボンを下着ごと脱ぎ捨て、バキバキに張り詰めて痛かったちんぽをハーディ様のペニスに擦り付けると右手でまとめて扱き上げた。

「ンンッ、ん~~ッ」 

ハーディ様はキスしながらのローションガーゼ手コキで瞬く間に達してしまった。

「ハァッ、ハァッ⋯気持ちいいです、ハーディ様ッ⋯でも次は布越しじゃなくて直でシたい」

ハーディ様のガウンをめくり上げると今度はちんこを直接擦り付けてセックスみたいに腰を振る。先走りと出した精液でぬるぬるグチョグチョでめちゃくちゃ気持ち良かった。興奮し過ぎてハーディ様の「待っ⋯今はまだ待ってくれ」という懇願の声もろくに耳に届かなかった俺は腰を振り続けながら再びその唇にかぶり付いた。俺が1度目の射精する頃、ハーディ様もガクガクと腰を跳ね上げ絶頂した。

「あー⋯すみませんハーディ様。ハーディ様があんまりにもエロ過ぎて暴走してしまいました」

なかなかアクメの収まらないハーディ様にやり過ぎを悟り、その身体を抱きしめて落ち着くのを待った。

「ハァ⋯ハァ⋯いいんだ⋯いつもは可愛らしい顔のジュディスが、獰猛な獣のような表情をして私を求めてくれるのが堪らなく好きなのだから⋯⋯アッ!?」

「どうしました?俺がおチンチンを強く擦り過ぎてしまいましたか!?」

「いや、違うんだ⋯⋯私は今宵、君のものにしてもらおうという下心を持ってこの部屋に来たのだが⋯強く絶頂した拍子で後孔に仕込んでいた香油が漏れ出してしまって」

「そんな」

紅茶を片手におしゃべりしている間にも、何食わぬ顔してずっとアナルに香油を入れていたと言うのか?それも香油が漏れないようにアナルを締めて?学校では誰からも清廉な王子様を見るような眼差しを向けられているハーディ様が、俺に抱かれる為にそんなことを⋯?

その想像で大興奮した俺はお互いの着ている物を全部剥ぎ取るとハーディ様をひょいと抱き上げ、ソファからベッドに飛び移ったのだった。

ベッドの上で「香油仕込んだところ確認させてください」とか言ってその腰を抱え上げてアナルに舌を捩じ込んだ。

それから「そんなところに舌を這わせては駄目だ」と恥ずかしがって暴れるハーディ様をホールドしてペニスを扱いてあげながらアナルを舐めたり、舌をぐぽぐぽとソコに出し入れした。

「信じられない」と批難しながらも気持ち良さげに喘ぐハーディ様に「俺とハーディ様がひとつになるには必要な過程なのです。こんなに慎ましくお可愛らしいアナルに俺のデカめのチンコなんてとても挿入れられませんよ。次は柔らかくなるまで指でほぐしますからね」と言い包めて温かな秘肉に指を埋めた。

ハーディ様はアナル舐めた後でキスされるの嫌派だろうか?と念の為クリーン魔法をかけてからまたキスした。キスと手マンの間に乳首やおチンチンを弄りまわすとハーディ様は悦がり狂い、5回ほどアクメしたのち最後には「アァァッ⋯ジュディス、イくのが収まらないっ⋯!」と連続絶頂して大変エロかった。その結果「許してくれ」と泣かれてしまったのである。


うむ。失われし大事な記憶を無事取り戻せて良かった。


それはさておき、俺は快感にうち震えるハーディ様を抱き締めてめちゃくちゃ謝った。

「申し訳ありませんでしたハーディ様!夢にまで見たハーディ様の淫らな姿を見て歯止めが利かなくなっておりました。今日はもう身体を清めて休みましょうね」

「何を言うんだジュディス。あんなに弄り回したのだから、私の後孔はもう君を受け入れることができるようになったのではないか?許してほしかったのは指で幾度も幾度もイかされることだ。私は早く君とひとつになりたい」

「っ⋯!ハーディ様っ!」


ひとつになれた瞬間は最高に幸せで気持ち良かった。挿入した途端に涙と鼻血が同時に出てしまったがそんなの構っていられず乱雑に腕で拭った。

無我夢中でハーディ様と抱き合っているうち、彼の精液塗れの腹筋の上に、チェーンのちぎれたペンダントが俺の首からポトリと落ちた。見ればハーディ様のペンダントも、ちぎれてシーツの上に落ちている。ハーディ様はお腹の上のペンダントを拾い上げると「ふふ。ペンダントが外れたことは父上に秘密にしないといけないな。愛しているよジュディス」と微笑んだ。俺も愛していますと叫んで、それからまた俺の理性はふっ飛んだ。



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