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夢見る男
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子供のころから俺の夢は現実になる。
‘‘それ‘‘に最初に気づいたのは小学2年生の時だ。
俺は運動会を翌日に控えた夢の中で、自分が徒競走で1位を取り、親友のヤマケンから
「お前やるなぁ」
と言われた。
朝起きて夢の内容をはっきり覚えていることに驚いたが、それ以上に運動会の進み方や徒競走での記録、ヤマケンからの言葉、すべてが夢と同じ内容だった。
そのときは両親に報告したが父は
「その夢を見て自信がついたから勝てたんだ」
とか
「父さんも昔そんなことがあったよ」
と言っていた。
母からはそういう夢は‘‘正夢‘‘というらしいことを教わった。
俺はそういうものなんだーと思い正夢のことは忘れ日々を過ごしていた。
小学5年生の時に事件が起こった。
父が死んだ。
朝起きた時には夢の内容にぞっとしたがまさか正夢のわけがないと、俺はリビングに降り食事中の父におはようと声をかけた。
すると父は俺におはようと返した後
「今日午後から雨降るらしいぞ、ちゃんと傘持ってけよ」
と言った。
俺が返事しようとすると、その前に母が
「じゃあ洗濯早めに入れとかないとね」
と言った。
俺は父に傘を持っていくと答え食卓に着いた。
目の前に並べられた料理を見たときに俺は目を疑った。
まったく同じだ・・・
夢と同じ内容が起きていると思った俺は夢とは違う行動をとろうと、いつもは父がつけるテレビを自分でつけていつも見るチャンネルとは違う番組を見た。
これで夢と違うと思った矢先に父にリモコンを取られいつもの番組に替えられた。
そこで特集していたのが行列のできる人気店の特集で、父が
「この店この辺りじゃない?」
と母に尋ねた。
「ほんとだ。この店いつも混んでるのよー。行きたいけど並ぶのはめんどくさいのよね」
と言いながら母は席に着きコーヒーを飲んだ。
俺は夢と全く同じ光景を見ながら何もできずに夢と同じように父を見送りその後学校に向かった。
正夢なんてあるわけないと自分に言い聞かせながら授業を受けていたが、ヤマケンから
「なんか顔色悪くない?」
と言われ、大丈夫だよと答えたがそれを聞いていた先生が
「体調悪いなら保健室に行きなさい。山本くん送ってあげて」
と言い、俺はヤマケンと一緒に保健室に向かった。
「風邪?寝不足?インフルエンザ?」
などと俺の不調の様子を探るヤマケンに俺は大丈夫と答え保健室に行きベッドに横になった。
「給食持ってきてやるよ!」
そういってヤマケンは保健室を後にした。
ベッドに横になりながら壁にかけてある時計を眺めた。
10時25分
夢の中ではあと5分したら先生が駆け込んできて父が事故にあったと知らされる。
俺は10時半になるのをどきどきして待っていたが何も起こらなかった。
胸をなでおろして目を閉じかけた時にガラガラとドアの開く音がして俺を呼ぶ声がした。
呼ぶというより叫んでいるように聞こえ俺は飛び上がった。
「お父さんが事故にあった!お母さんが病院にいるから先生が・・・」
そこで目の前が真っ暗になった。
そのあとも夢を見るたびにその夢が現実になった。
そして見た夢の結末は変えることができないが、過程は微妙に変化できることに気づいた。
結末に直接関係すよおうな行動はできない。
だから父が死ぬという結末は変えることができないものだったんだと今では理解できる。
しかしおれがその夢を見てしまったから父が死んだことに変わりはない。
見た夢の結末は変えることはできないが、夢の中でなら変えることができるのではないかと、何度かチャレンジした。
例えば夢の中で悪いことが起こった際に強く念じると、夢の始まりに戻れることに気づいた。
このことに気づいてからは悪いことが起こるたびにやり直し、夢をコントロールし、現実もコントロールした。
大学生になるころには夢の力を借りて順風満帆な生活をしていた。
夢の中で自分に都合のよい動きをすれば、それがそのまま正夢として現実で起こるのだからこんなに簡単なことはない。
勉強も何度もやり直し夢の中で良い成績を取れば、そのまま優の評価をもらえるし。
金も稼げた。
夢の中で勝つまでギャンブルを繰り返し、そのまま夢を終えれば現実では楽に設けることができるからだ。
恋人だって簡単に作れた。
夢の中で無作為に告白して、失敗すればやり直し、成功したらそこで夢を終えればいいだけなので、何の苦労もない。
しかし最近は不穏な夢を見ることが多くなった。
自分が死んでしまう夢だ。
もちろん夢の中なのでやり直せば現実で死ぬことはない。
ただそういう夢を見る頻度が増えるたびに睡眠時間が長くなっていき、母に心配されることも増えていったし、ストレスも尋常ではない。
当然だ。
やり直しできるとはいえ何度も夢の中で死んでいるのだ。
気持ちのいいものではない。
こんな日々を過ごしている中でとうとうその日がやってきてしまった。
自分が死ぬ夢を見た。
いつものことだと思ったが今回は事情が違った。
これまでは事故などで死ぬことが多かったのだが、今日は違う。
ある人物に殺されたのだ。
犯人は母だ。
夢の始まりはベッドの中だった。
朝リビングに降りて行ったところで母に殺されたのだ。
「あんたが変な夢を見るから!」
「あんたのせいでお父さんが死んだ!」
と激高した母に包丁で刺された。
動揺しながらも強く念じることでやり直しはできる。
いつものようにやり直しリビングにはいかずに家を出た。
しかしまた殺された。
大学で刺されたのだ。
犯人はヤマケン。
小学校時代から親友に刺されて、瀕死になりながらもヤマケンになぜこんなことをするのかと聞いたら
「お前は俺にないものをすべて持っている!」
「お前ばかりずるい!」
「お前のせいで俺の人生はめちゃくちゃだ!」
と意味不明なことを言っていたが、全部聞く前にまたやり直した。
家でも殺され、大学でも殺されると思った俺は、恋人の家に向かった。
恋人は快く家に招き入れてくれた。
朝ご飯を食べてないあことを伝えるとコーヒーとフレンチトーストを作ってくれた。
俺はコーヒーを飲みながらこのまま平穏に過ごして夢が終われば大丈夫だと自分に言い聞かせた。
「大学行かないの?」
そう言われて振り返ると三面鏡で髪を整えている恋人と目が合った。
今日はいかないことを伝えると
「じゃあ部屋好きに使ってくれていいからね」
と言い彼は家を出て行った。
俺はこのまますることもないので寝ることにした。
夢の中で寝るというのもおかしなものだが、これまでも自分の死を回避するために何もせず寝て過ごすことは何度もあったのであっさり眠りについた。
しかし俺の眠りは妨げられた。
急に苦しくなり、目を覚ますとそこには恋人がいた。
首を絞められているのに気づくのに数秒とかからない。
俺は自分に馬乗りになっている恋人をどかそうとしたが敵わない。
腕力では彼に勝つことができないのは明白なのですぐにやり直そうとした。
彼は何か言っていたが聞いている余裕もないので結局なぜ殺されたのかわからないままだった。
やり直したベッドの上で考えた。
なぜ今回の夢は人に殺されるのか、それになぜ殺されるのかも理解できなかった。
ベッドの上で考えていると部屋をノックする音が聞こえ、慌てて布団をかぶって寝たふりをした。
「おはようー。まだ寝てるの?」
と優しく母の声が聞こえた。
その言葉を無視して寝たふりを続けていると近づいてくる気配を感じた。
しかし怖くて動くことができなかった。
案の定刺された。
布団の上から何度も刺され気を失いそうになったがやり直すことができた。
再びベッドの上で目を覚まし、この場所にいたら殺されるので家を出た。
しかしその後も殺され続けた。
友人知人、道を歩いていると赤の他人にまで殺された。
殺され続けたのだ。
何度やり直してもどんな場所に逃げても殺される。
無間地獄のようだ。
しかし諦めるわけにはいかない。
これは夢の中なのだから何度死んでもいい。
しかし一度起きてしまえばその夢は現実になる。
そう俺の夢は‘‘正夢‘‘なのだから・・・
「おはよう」
私はいつものように息子の部屋をノックもせずに開けた。
布団をかぶっている息子の寝ている姿を見ようと布団をめくると、そこには息子と似ても似つかない老人が苦悶の表情を浮かべ寝息を立てていた。
私は目の前が真っ暗になった。
‘‘それ‘‘に最初に気づいたのは小学2年生の時だ。
俺は運動会を翌日に控えた夢の中で、自分が徒競走で1位を取り、親友のヤマケンから
「お前やるなぁ」
と言われた。
朝起きて夢の内容をはっきり覚えていることに驚いたが、それ以上に運動会の進み方や徒競走での記録、ヤマケンからの言葉、すべてが夢と同じ内容だった。
そのときは両親に報告したが父は
「その夢を見て自信がついたから勝てたんだ」
とか
「父さんも昔そんなことがあったよ」
と言っていた。
母からはそういう夢は‘‘正夢‘‘というらしいことを教わった。
俺はそういうものなんだーと思い正夢のことは忘れ日々を過ごしていた。
小学5年生の時に事件が起こった。
父が死んだ。
朝起きた時には夢の内容にぞっとしたがまさか正夢のわけがないと、俺はリビングに降り食事中の父におはようと声をかけた。
すると父は俺におはようと返した後
「今日午後から雨降るらしいぞ、ちゃんと傘持ってけよ」
と言った。
俺が返事しようとすると、その前に母が
「じゃあ洗濯早めに入れとかないとね」
と言った。
俺は父に傘を持っていくと答え食卓に着いた。
目の前に並べられた料理を見たときに俺は目を疑った。
まったく同じだ・・・
夢と同じ内容が起きていると思った俺は夢とは違う行動をとろうと、いつもは父がつけるテレビを自分でつけていつも見るチャンネルとは違う番組を見た。
これで夢と違うと思った矢先に父にリモコンを取られいつもの番組に替えられた。
そこで特集していたのが行列のできる人気店の特集で、父が
「この店この辺りじゃない?」
と母に尋ねた。
「ほんとだ。この店いつも混んでるのよー。行きたいけど並ぶのはめんどくさいのよね」
と言いながら母は席に着きコーヒーを飲んだ。
俺は夢と全く同じ光景を見ながら何もできずに夢と同じように父を見送りその後学校に向かった。
正夢なんてあるわけないと自分に言い聞かせながら授業を受けていたが、ヤマケンから
「なんか顔色悪くない?」
と言われ、大丈夫だよと答えたがそれを聞いていた先生が
「体調悪いなら保健室に行きなさい。山本くん送ってあげて」
と言い、俺はヤマケンと一緒に保健室に向かった。
「風邪?寝不足?インフルエンザ?」
などと俺の不調の様子を探るヤマケンに俺は大丈夫と答え保健室に行きベッドに横になった。
「給食持ってきてやるよ!」
そういってヤマケンは保健室を後にした。
ベッドに横になりながら壁にかけてある時計を眺めた。
10時25分
夢の中ではあと5分したら先生が駆け込んできて父が事故にあったと知らされる。
俺は10時半になるのをどきどきして待っていたが何も起こらなかった。
胸をなでおろして目を閉じかけた時にガラガラとドアの開く音がして俺を呼ぶ声がした。
呼ぶというより叫んでいるように聞こえ俺は飛び上がった。
「お父さんが事故にあった!お母さんが病院にいるから先生が・・・」
そこで目の前が真っ暗になった。
そのあとも夢を見るたびにその夢が現実になった。
そして見た夢の結末は変えることができないが、過程は微妙に変化できることに気づいた。
結末に直接関係すよおうな行動はできない。
だから父が死ぬという結末は変えることができないものだったんだと今では理解できる。
しかしおれがその夢を見てしまったから父が死んだことに変わりはない。
見た夢の結末は変えることはできないが、夢の中でなら変えることができるのではないかと、何度かチャレンジした。
例えば夢の中で悪いことが起こった際に強く念じると、夢の始まりに戻れることに気づいた。
このことに気づいてからは悪いことが起こるたびにやり直し、夢をコントロールし、現実もコントロールした。
大学生になるころには夢の力を借りて順風満帆な生活をしていた。
夢の中で自分に都合のよい動きをすれば、それがそのまま正夢として現実で起こるのだからこんなに簡単なことはない。
勉強も何度もやり直し夢の中で良い成績を取れば、そのまま優の評価をもらえるし。
金も稼げた。
夢の中で勝つまでギャンブルを繰り返し、そのまま夢を終えれば現実では楽に設けることができるからだ。
恋人だって簡単に作れた。
夢の中で無作為に告白して、失敗すればやり直し、成功したらそこで夢を終えればいいだけなので、何の苦労もない。
しかし最近は不穏な夢を見ることが多くなった。
自分が死んでしまう夢だ。
もちろん夢の中なのでやり直せば現実で死ぬことはない。
ただそういう夢を見る頻度が増えるたびに睡眠時間が長くなっていき、母に心配されることも増えていったし、ストレスも尋常ではない。
当然だ。
やり直しできるとはいえ何度も夢の中で死んでいるのだ。
気持ちのいいものではない。
こんな日々を過ごしている中でとうとうその日がやってきてしまった。
自分が死ぬ夢を見た。
いつものことだと思ったが今回は事情が違った。
これまでは事故などで死ぬことが多かったのだが、今日は違う。
ある人物に殺されたのだ。
犯人は母だ。
夢の始まりはベッドの中だった。
朝リビングに降りて行ったところで母に殺されたのだ。
「あんたが変な夢を見るから!」
「あんたのせいでお父さんが死んだ!」
と激高した母に包丁で刺された。
動揺しながらも強く念じることでやり直しはできる。
いつものようにやり直しリビングにはいかずに家を出た。
しかしまた殺された。
大学で刺されたのだ。
犯人はヤマケン。
小学校時代から親友に刺されて、瀕死になりながらもヤマケンになぜこんなことをするのかと聞いたら
「お前は俺にないものをすべて持っている!」
「お前ばかりずるい!」
「お前のせいで俺の人生はめちゃくちゃだ!」
と意味不明なことを言っていたが、全部聞く前にまたやり直した。
家でも殺され、大学でも殺されると思った俺は、恋人の家に向かった。
恋人は快く家に招き入れてくれた。
朝ご飯を食べてないあことを伝えるとコーヒーとフレンチトーストを作ってくれた。
俺はコーヒーを飲みながらこのまま平穏に過ごして夢が終われば大丈夫だと自分に言い聞かせた。
「大学行かないの?」
そう言われて振り返ると三面鏡で髪を整えている恋人と目が合った。
今日はいかないことを伝えると
「じゃあ部屋好きに使ってくれていいからね」
と言い彼は家を出て行った。
俺はこのまますることもないので寝ることにした。
夢の中で寝るというのもおかしなものだが、これまでも自分の死を回避するために何もせず寝て過ごすことは何度もあったのであっさり眠りについた。
しかし俺の眠りは妨げられた。
急に苦しくなり、目を覚ますとそこには恋人がいた。
首を絞められているのに気づくのに数秒とかからない。
俺は自分に馬乗りになっている恋人をどかそうとしたが敵わない。
腕力では彼に勝つことができないのは明白なのですぐにやり直そうとした。
彼は何か言っていたが聞いている余裕もないので結局なぜ殺されたのかわからないままだった。
やり直したベッドの上で考えた。
なぜ今回の夢は人に殺されるのか、それになぜ殺されるのかも理解できなかった。
ベッドの上で考えていると部屋をノックする音が聞こえ、慌てて布団をかぶって寝たふりをした。
「おはようー。まだ寝てるの?」
と優しく母の声が聞こえた。
その言葉を無視して寝たふりを続けていると近づいてくる気配を感じた。
しかし怖くて動くことができなかった。
案の定刺された。
布団の上から何度も刺され気を失いそうになったがやり直すことができた。
再びベッドの上で目を覚まし、この場所にいたら殺されるので家を出た。
しかしその後も殺され続けた。
友人知人、道を歩いていると赤の他人にまで殺された。
殺され続けたのだ。
何度やり直してもどんな場所に逃げても殺される。
無間地獄のようだ。
しかし諦めるわけにはいかない。
これは夢の中なのだから何度死んでもいい。
しかし一度起きてしまえばその夢は現実になる。
そう俺の夢は‘‘正夢‘‘なのだから・・・
「おはよう」
私はいつものように息子の部屋をノックもせずに開けた。
布団をかぶっている息子の寝ている姿を見ようと布団をめくると、そこには息子と似ても似つかない老人が苦悶の表情を浮かべ寝息を立てていた。
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