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【王都に行く事になりました。】
あの後、父と共に父さん母さんの寝室へと向かい、母へも事情の説明をした。
その間、俺は母に対しても出来るだけ「母さん」と呼ぶ様にすると、やはり母さんも涙した。
前世の母さんも本当にいい母さん?いや、なかなか横暴な所もあったけど、いい母さんだった。
そして転生したこの世界の母もとても良い母さんだ。
それに母子家庭であった俺は父の愛も知らなかった。それも知る事ができる今の俺は改めて本当に恵まれた場所で生まれた事に感謝しなければならない。
「うぅ‥。ハルが、ハルがやっとお母さんって呼んでくれたよぉ。」
母さんが父さんに抱きつき泣いている。
「おっぱいが大好きなハルが、私のオッパイをフワフワするハルがぁ!!!!!
(母さん!!!それ以上は辞めてくれ!!)
さて、今後の方針だが、父、母と相談して取り敢えずは現状維持という方向性を定めていきたいという事となった。
いきなり神の使徒と言われてもやはりピンと来ないし、俺自身も使徒だから王なんだと偉そうにするつもりも無いからな。
だが、事が事なだけに父の一存だけでは決めれないらしく、王にはやはり逢いに行く必要性があるそうだ。
(王様は今の現状のままを許してくれるかな?)
「大丈夫さ。王は寛大なお方だ。」
父さんは親指を立てて見せた。
ん?まてよ。
って事は屋敷から出れるのか?
〇〇〇〇
7日後。
初めて口にするが、この領土シャルべ領から初めての旅立ちだ。
むしろ屋敷から出た事もない俺にとっては急展開だ。
「じゃぁ行ってくる。」
父さんが母さんとランスに手を振る。
「気をつけてね。貴方。それにハルも。」
母さんは俺を抱きしめるとそのまま口付けを‥と、その瞬間に手を間に入れ防御する。
「ちょ、ちょっとハルぅ~。」
正直めちゃくちゃ可愛いくて綺麗な母だが、母さんは母さんだ。
発情というムラムラとくるものはまったくもって感じない。
かといって嫌いなわけでもないぞ。
オッパイだって大好きだ!マザコンを否定するつもりも無い!
だがやはりそこは親子なのだ。
節度は必要なのだ。やりすぎは良くない。恥ずかしいし!
何より今思ってる俺の感情が正常で自分を褒めてやりたいぐらいだ!
母の事は父さんに任せてランスの方へ目線を向けるとランスが俺にコソッと訪ねる。
「いきなり王に会いに行くっていうからビックリしちゃったよ。何かあったの?」
事の経緯を知らないランスにとっては不思議な事なのは当然だろう。
言っても良かったのだが、父さんがランスの自信を削ぐ事な成りかねないから知らせない方が良いとの事だ。
何でもランスは10年に一人の武神と皆から期待されている逸材らしく、本人もその気で普段から頑張っている様だ。
だからあの時、やけに自信気だったのかと納得した。
だけど、ランスと普段一緒にいる俺からしてみれば、それは杞憂なのではと思うが、俺も実際には伝えれていないんだよな。
(いずれ話すよ。)
そう言うと、ランスは首を傾げたがそれ以上は聞いてこなかった。
「じゃぁ後の事は頼んだぞガルダモ。」
ガルダモは七三をビシッと両手で整え規律の良い形で頭を軽くさげた。
「承りました!」
本人はいたって真面目に対応しているのだが妙な動きも相まってウザさも醸し出している。
本当に良い人なんだけどね。
こうして俺と父さんは馬二頭が引く貴族専用の馬車に乗り込むと、30代ぐらいの従者が「はっ!」と手綱を鳴らし馬車を進めた。
「いってらっしゃぁーい。」
声が聞こえ窓から身を乗り出すと母さんとランスが手を振っていたので「行ってくるぅ!!」と手を振り返した。
さぁ旅立ちだ!
その間、俺は母に対しても出来るだけ「母さん」と呼ぶ様にすると、やはり母さんも涙した。
前世の母さんも本当にいい母さん?いや、なかなか横暴な所もあったけど、いい母さんだった。
そして転生したこの世界の母もとても良い母さんだ。
それに母子家庭であった俺は父の愛も知らなかった。それも知る事ができる今の俺は改めて本当に恵まれた場所で生まれた事に感謝しなければならない。
「うぅ‥。ハルが、ハルがやっとお母さんって呼んでくれたよぉ。」
母さんが父さんに抱きつき泣いている。
「おっぱいが大好きなハルが、私のオッパイをフワフワするハルがぁ!!!!!
(母さん!!!それ以上は辞めてくれ!!)
さて、今後の方針だが、父、母と相談して取り敢えずは現状維持という方向性を定めていきたいという事となった。
いきなり神の使徒と言われてもやはりピンと来ないし、俺自身も使徒だから王なんだと偉そうにするつもりも無いからな。
だが、事が事なだけに父の一存だけでは決めれないらしく、王にはやはり逢いに行く必要性があるそうだ。
(王様は今の現状のままを許してくれるかな?)
「大丈夫さ。王は寛大なお方だ。」
父さんは親指を立てて見せた。
ん?まてよ。
って事は屋敷から出れるのか?
〇〇〇〇
7日後。
初めて口にするが、この領土シャルべ領から初めての旅立ちだ。
むしろ屋敷から出た事もない俺にとっては急展開だ。
「じゃぁ行ってくる。」
父さんが母さんとランスに手を振る。
「気をつけてね。貴方。それにハルも。」
母さんは俺を抱きしめるとそのまま口付けを‥と、その瞬間に手を間に入れ防御する。
「ちょ、ちょっとハルぅ~。」
正直めちゃくちゃ可愛いくて綺麗な母だが、母さんは母さんだ。
発情というムラムラとくるものはまったくもって感じない。
かといって嫌いなわけでもないぞ。
オッパイだって大好きだ!マザコンを否定するつもりも無い!
だがやはりそこは親子なのだ。
節度は必要なのだ。やりすぎは良くない。恥ずかしいし!
何より今思ってる俺の感情が正常で自分を褒めてやりたいぐらいだ!
母の事は父さんに任せてランスの方へ目線を向けるとランスが俺にコソッと訪ねる。
「いきなり王に会いに行くっていうからビックリしちゃったよ。何かあったの?」
事の経緯を知らないランスにとっては不思議な事なのは当然だろう。
言っても良かったのだが、父さんがランスの自信を削ぐ事な成りかねないから知らせない方が良いとの事だ。
何でもランスは10年に一人の武神と皆から期待されている逸材らしく、本人もその気で普段から頑張っている様だ。
だからあの時、やけに自信気だったのかと納得した。
だけど、ランスと普段一緒にいる俺からしてみれば、それは杞憂なのではと思うが、俺も実際には伝えれていないんだよな。
(いずれ話すよ。)
そう言うと、ランスは首を傾げたがそれ以上は聞いてこなかった。
「じゃぁ後の事は頼んだぞガルダモ。」
ガルダモは七三をビシッと両手で整え規律の良い形で頭を軽くさげた。
「承りました!」
本人はいたって真面目に対応しているのだが妙な動きも相まってウザさも醸し出している。
本当に良い人なんだけどね。
こうして俺と父さんは馬二頭が引く貴族専用の馬車に乗り込むと、30代ぐらいの従者が「はっ!」と手綱を鳴らし馬車を進めた。
「いってらっしゃぁーい。」
声が聞こえ窓から身を乗り出すと母さんとランスが手を振っていたので「行ってくるぅ!!」と手を振り返した。
さぁ旅立ちだ!
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