サーシェ

天山敬法

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第三章 人形の恋

16話 同じ色の血

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 発見された“野盗”を討伐するために、自警団の面々が武器を携えて郊外へ向かう。その中に僕も混じって歩きながら、息を整えていた。
 緊張していないといえば嘘になる。どんな相手だろうと命のやり取りをする以上は気は抜けない。しかし周囲を歩く他の自警団員の様子は、大人数での行軍ということもあってか、やや緊張感が足りない者もいるようだった。
 ことの重大さを理解していないのか、それとも緊張の裏返しでむしろそれを和らげようと無理をしているのか。彼らの姿について、いちいちどうこうと口出しをしている余裕は今の僕にもない。
 唯一気にかかるのは、すぐ隣を僕にひっつくようにして歩いている若い兵士ジェトーだ。彼にとってこれは初陣……。
「……気持ちは分かるけど、そうもひっつかれると歩きづらい……」
 僕が小言を言うと、ジェトーは慌てて僕から体を離した。その顔は緊張で張り詰めまくって、緊張だけで死んでしまうじゃないかという様子だ。
 ……緊張感は大事だが、そこまで強張っているとかえってパフォーマンスを落とすだけである。まあ、初陣なのだから仕方がないのかもしれないが。
 初々しい先輩を見て、少しぐらいは励ましてやったほうがいいかと思い、僕は言葉を探した。
「これだけ味方が多いんだ、後方で見ているだけでも勉強になるだろう。初めてなんだしあんまり無理するなよ」
 他の団員にはなるべく目立たないように小声で言った。ジェトーはげっそりとした顔でこちらを見ている。
「……なんでお前そんな落ち着き払ってんだ……。今までにもこういう経験あったのか……」
 そう聞かれ、ここで違うと言ったって逆に怪しいだろう。仕方なく、僕は「まあね」なんて言って曖昧に頷いた。
「お前たち、調子はどうだ、大丈夫そうか?」
 ふと脇から別の声をかけてきた男があった。僕とジェトーの二人に向かってらしい。そう心配されるのも、僕達二人だけが他の兵士らと比べて特に若く、自警団に入ってからの日も浅いからだ。
 ジェトーは青ざめた顔のままで、ガクガクと首を縦に振った。
「だ、大丈夫……、俺、頑張ります」
 その様子からは全く大丈夫でないことがよく見て取れる。同じことを思ったようで、親切な先輩は苦笑いを浮かべた。
「ハハ……、気合は立派だがあんまり肩肘張るなよ。ヨンは……、あれ、お前武器どうした?」
 僕の姿を見てその団員は目を丸くした。釣られるように僕に視線を向けたジェトーもぎょっとする。彼らの目には僕が丸腰に見えたらしい。
 ……今日は実戦だ、一番使い慣れた武器だけを携行している。その短剣は胸元の鞘にしまっていて、それは上半身を覆うマントの内側に姿を隠している。
 特に考えることなく普段の手癖でそうしてしまったが、考えてみれば今武器を隠す必要はないな。
 そう思い直して、僕は胸元から外した短剣を腰のベルトへと無言で付け替えた。そんな僕の様子を見て、ジェトー達は何かを言いたげに顔を見合わせている。
「……ヨンはなんか大丈夫そうだよな。俺なんかもう、心臓が口から出そうなんだけど」
 ジェトーは滅入っている中でも、そう冗談めかして言った。先輩に声をかけられて彼も少しは緊張が和らいだのだろうか。
「緊張のしすぎもよくないが、気は引き締めろよ、ヨン」
 先輩は親切なことに、僕にもそう小さく助言を飛ばしてくる。……そんなこと、言われなくても分かっている。
「まあヨンのことだから、いざとなれば覇気だけで敵も怯ませられそうだな」
 調子が良くなってきたのか、そんな冗談を言うのはジェトーだ。僕の普段の人相の悪さをからかっているのだろう。
 隣にいる先輩もそれに乗ってハハハ、と乾いた笑いを上げた。急に場の空気は和らぐが、残念ながらそのまま談笑に混ざるわけにもいかないようだ。

 僕は足を止め、人差し指を口元に当てて先輩達を振り返った。
 その仕草の意味を瞬時には理解しなかった彼らは、一瞬不思議そうな顔をした。
 僕は言葉を言わず、手振りだけで合図を送る。僕が指さしたのは……太陽の位置からして北東の方角。まばらに茂る森林の奥。かすかに聞こえるのは川のせせらぎ……、その水のにおいに混じって、違うものがある。
 僕の真剣な表情を見て、その指さした先を見て、異変に気付く者が他にも出たらしい。やがて誰かが団長を小さく呼び止め、隊列の足は止まった。
 伸びっぱなしの草木の根本に黒っぽい影がある。小さくどよめく自警団員らを背に、僕は慎重な足取りでそちらににじり寄った。
 やや近付いてもその影が動く気配はない。どうやら生物ではない。そう悟って、やがて僕は歩幅をやや速めた。
 そこに辿り着き、その姿を見下ろして僕は無言で顔をしかめた。後ろからついてきた他の団員からも苦しそうなうめき声が上がったのが聞こえる。
 ……地面を黒く染めていたのは血液だ。四肢を投げ出して黒い地面に突っ伏し、一人の男が息絶えてる姿が、草木の中に沈むようにあった。
 傷口は腹の側にあるらしく、その全貌は上からでは見えない。だがその出血量を見るに浅い傷ではない。わずかに捩れた胴体の腹側から傷口らしいものの端が窺えるが……あまり凝視していたい状態ではなさそうだった。
「だ、団長。この死体も例の……」
 緊張した声色で尋ねる者があった。団長の声は渋そうだ。
「いや……、この場所で死体の発見報告はなかったはずだ。見落としていたのか……」
 僕はそちらを向かず、死体の様子から分かる事実を端的に言う。
「まだ新しい」
 息を詰まらせるように飲み込む声が後ろから聞こえる。……いよいよ、緊張感が高まってきた。
 僕は死体が着ている軽鎧の隙間から素肌の色を見ていたが、ふと気になって鎧の方に注目を向けた。地面に突っ伏している頭に生えているのは黒髪だ、トレンティア人ではない。だが武装している。自警団から殉職者が出たという話は聞かないし……。
 確認のため、僕は短剣を抜いて男の肩にかかった鎧の留め具を引き千切った。剥がれた肩鎧の奥にあったのは男の素肌……、そこに狼らしい獣を象った入れ墨が入っている。やっぱりか、と僕は胸中で合点する。
「ヨ、ヨン……? 何したんだ」
 こわごわとした声で後ろから聞かれる。僕は振り向かずに答える。
「死体の身元が気になって。この入れ墨……、わかりやすい場所に彫ってあるから手間が省けたな」
 この場で口に出して説明するのは面倒だが、共通の紋章を入れ墨に彫るのはレジスタンス部隊ではよくある風習だ。命を賭してでも戦い続けろ、という志の証明のために。
 ……生憎、僕がかつて僕が所属していた部隊の隊長達はもっと即物的で、そんな観念的な証明を好まなかったために僕の肌は無傷だが。
 つまり、殺されているのはどこかしらの部隊に所属するレジスタンスだ。やはりこの近くでも潜伏している部隊が他にあったのか、と確信を得る。
 だが周りに自警団員がいる手前、あまりそのことばかり気にしてられない。僕の行動が不可解らしく、どういうことだ、と尋ねてくる声はかかっていたが……。
「いや、今はそれよりも」
 そう切り返して僕は視線を向ける先を変えた。実際、今最も重要なことはその先にあった。
 草に紛れて見づらくなっていたが、僕が指さした方向に……、死体から流れた血が点々と線を引いている。
 よく見れば人が踏み分けたらしく、茂っている草も僅かに道を作る形に折れている。その血の線と草が示す道が、恐らく敵のいる方角を教えてくれている。
「どうしますか、団長」
 誰かがそう、団長の判断を仰いだ。団長は緊張で引き締まった声で、力強く頷く。
「行くぞ」
 判断を仰ぐまでもない、行くのは当然だ。……しかしこちらは五十人近くの大所帯だ、近付けばすぐに勘付かれるだろう……。
 僕はさっと周りの自警団を見渡した。まだ潜入を始めてから日が浅いから団員の全部を把握しているわけではないが、ぱっと見る限りではこの中で僕が一番身軽そうだ。
 僕は先頭を行こうとする団長を静かに止める。
「僕が先行する。様子を見ながら後ろからきて」
 団長は驚いた様子だが拒否はしなかった。僕はそのまま、獣のように足音を殺して目的の方角へ向かい始める。
「ヨン……」
 後ろからジェトーの不安そうな声が聞こえたが、今は構っている余裕もない。
 足跡を追っていくと川の音が近くなっていった。血痕は始めは点々とだったのが、途中からはほとんど一繋がりの線になってその行く先をハッキリと示す。恐らく殺しに使った得物を引きずったのだろう。
 やがて川緑に出ると茂っていた森林はわずかに開けた。寂れた様子の水車小屋が目に入る。同時に、小屋の近くでもそもそと動いている複数の人影も。
 それを目視して僕は足を止めた。風の中に気配を殺す。水車小屋の近くにいる者達が、僕の存在に気付いている様子はない。
 静かに前髪を分けて明るみの中に目を晒す。強く開いた目で遠くの景色を観察する。
 小屋についた水車は、壊れているのか、回っていない。更ににじり寄る。小屋の周りにいる人影の輪郭がハッキリとしていく。小柄の者がいる……子どもか?
 地面の上に無造作に斧が突き立っている。次第に掠れていた血痕の線は、その斧の元に続いているように見えた。
 よくよく見ると、小屋の周囲にいるのは子どもか女か……、それともごく痩せた者か、そんな体躯に見える者しかいない。その数、目視で三人。
 凶悪な野盗を追ってきたはずが、子どもがいるのというのは不可解だ。もしかして殺されずに攫われたというような被害者がいたのか。
 だが殺人現場からの血痕は続いている。殺人者も確実にこの場にいる。小屋の中だろうか。子どもを盾にとられるようなことがあれば厄介だな……。

 ぱっと、子どもの一人の顔がこちらを見た。気配は極力殺していたつもりだが感覚の鋭い者がいたらしい。
 遠目には男か女かはハッキリしない。服は軽装……、いやほとんど裸と変わらないようなボロを引っ掛けているだけではないか?
 子どもはのろのろとした動きでこちらに歩いて来ている。それに釣られるように、傍に座り込んでいたもう二人の子もこちらを向いて動き出していた。
 小屋の中から人が出てくる様子は無い。子どもだけが気付いてこちらにきているのなら好都合だ、彼らを救出してから小屋の中を叩ける……。
 僕は慎重になりながらも身を前に進めた。やや離れた背後で列をなして控えている自警団にも手招きの合図を送る。
 子どもたちの姿が正面に近付く。伸びっぱなしの黒髪はぼさぼさで、服も手も泥に汚れ、靴も履いていない……浮浪児といった風情の子らが、怯える様子も慌てる様子もなく、どこかぬうっとした出で立ちで歩いてくる。……何か、言い知れぬ不気味さがあった。
 三人の子どものうちの一人が、地面に突き立っていた斧を手に取っている。僕のことを敵だと思って警戒しているのか。いや……。
 ようやく顔が分かる距離まで近付いて、その目と視線を合わせて、僕は背筋が凍るのを感じた。かっと見開かれた黒い瞳に、まるで光が灯っていない。
 その意味を理解するよりも早く……、敵は、動き出していた。
 裸足で地面を踏んだ足は枝のように細い。だというのにそれがずしりと沈み込み、その体を弾丸のように跳躍させた。両手に握っているのは粗末な斧。ぐっと体の後ろ側に振りかぶり、僕の体へ突進しながら全力で振られる。
 それを躱したのは、ただ戦士としての本能による反射だった。斧は強く空を切り、その風圧が僕の思考を痺れさせる。
 ……何が起こっている? 一撃を空振った後も、その少年は眉ひとつ動かさず、間髪入れずに次の攻撃へと振りかぶる。……その動きの無機質なまでの確実さには、既視感があった。
 あまりに速い追撃を躱し切るには時間が足りない。無意識に抜いた短剣をぶつけてその軌道を逸らす。
 武器がぶつかったその衝撃の重さは見た目通りだ。攻撃をいなすどころか、体全部を押しのけられて平衡感覚を失った。
 地面を転がった僕に向かって、少年は斧を真上に振りかぶる。何も考える余裕はなく、僕はただやみくもに体を更に転がした。ドスン、と地を割るような重たい音とともに斧が振り下ろされ、それはそこに茂っていた草ごと、僕の肩の肉をマントの上から斬った。
 焼けるように走った激痛を、奥歯で噛み殺しきれずに呻き声が出る。……致命傷ではない、だが。
「なんだ……、何が起こって!」
 そうどよめいたのは後ろから追いついてきた自警団の誰かだ。
 僕を襲ってきた少年、その傍らにも同じような斧を持った二人……、彼らの攻撃の的は、今度は大勢でどよめく者たちへ向いたらしい。
 僕は左肩の傷口を右手でぐっと庇い、荒く息を吐きながらなんとか体を起こした。眼の前に広がっていく景色はまたたく間に惨状を喫していく。
 死人のような顔で斧を振るう子ども達は……、ああ、それが何であるかを……、その存在を僕は知っている。見れば、凍りついた色の双眸の上……、泥で汚れた額に、黒い線で図形が……、いや魔法陣が書かれている。なぜ、こんな“物”がこんなところにある?
 考えたところで何も理解は追いつかない。すぐに周囲は喧騒に包まれた。上がる悲鳴も、血飛沫も自警団員のものばかりだ。
 人形が振るう容赦ない攻撃は、それ一撃で人間の身体を吹き飛ばす。地獄のような景色を目前にして、僕は自分にできることを見失った。
「なんだあ、うるせえぞお前ら!」
 悲鳴ではない声が聞こえた。水車小屋の中からぬっと姿を出した……人間がいる。武装をしたズミ人の男……。
「なんだ、えらく大人数だな。どっかの傭兵団か? まあなんでもいい。いいかお前ら、やることは変わらねえ……、殺して金を奪え! 若い奴は生け捕りだ!」
 男は荒っぽい声で……指示をしている。子どもの人形にだ。あれが人形の“飼い主”か?
 あいつさえ殺せば……、とそう思った矢先、水車小屋の中から更に人影が出てきた。その姿も皆子ども……、顔を見れば分かる、全て人形……。
 全部で五……六か? ダメだ、あんなのに控えられていては人間一人を狙いに行くことすらできない。
 立ち尽くしているうちに、まるで耳元で叫ばれたみたいな、激しい悲鳴に襲われる。すぐ隣で、人形に追い詰められた一人の団員が倒れてきたのだ。それにとどめをさそうと、子どもが斧を振り上げる……。
 冷静さを失ったまま、僕は咄嗟に横からその人形の脇腹に全力の蹴りを入れた。足に返ってくる感覚は……軽い。見た目通りの子どもの軽い体はいとも容易く突き飛ばされた。
 しかし転がった地面の上で、やはり平然と体を起こし、死人のような目をぬっとこちらに向けてくる。……まずい、標的が僕に移ったらしい。
 すぐに攻撃に移ってくる。その怪力はまるで化け物だが、動きは獣よりも単調だ。最初の一撃を躱すことは難しくない。
 だがこちらも既に手負いで、大きく動くことができない。最低限の動きだけでなんとかそれを躱すが……、その距離は息が詰まるほどの至近。薄汚れた子どもの顔面がすぐ近くにあった。
 その額に隠しもせずに書かれた魔法陣……、それがその人形の動力源であることを、僕は知識として知っていた。パウルであればその魔術を瞬間にして解除することができただろう。
 残念ながら僕にその技術はない……、だけど、他に僕になす術があるか? 何もせずに身を捩っているだけでは、すぐに追撃を食らって首を飛ばされる。
 本能に急かされるように、僕は武器を持っていない左手の平に魔力を集中させた。どうすればいいのかなんて分からない。せいぜいできるのは、ぶっ壊れてしまえと怨嗟を込めてその魔法陣に力をぶつけることだけだった。
 魔力を込めた手の平が少年の額にびたりとぶつかる。魔法陣に魔力が注がれ……、激しい火花を散らした。
「うわあああああ!」
 悲鳴は、両者のものが重なっていた。その時初めて人形は苦痛に表情を歪め……、彼の額の上で起こった激しい火花は、敵味方の区別なくその皮膚を焼き焦がした。
 ……陣と魔術とが噛み合わないまま強引に力を流した、そのために起こる魔力の暴発、いわゆる“不適合反応”だ。手の平から伝って腕全部が千切れるように痛む。駄目だ、もう無理だ!
 わけのわからない悲鳴を上げながら、しかし縋るように右手で握ることができるのは短剣の柄だけである。やけくそのように振ったその刃が、ざくりと肉を切る感触を通る。
 短剣が斬った人形の首の肉の隙間から、真っ赤な血が吹き出る。……血の色まで人間の真似をしなくてもいいじゃないか。
 最期に見た少年の顔は痛みと苦しみに歪んでいた。にこりと笑うことさえないのなら、苦しむ表情なんて作らないでほしい。
 その人形は力を失って僕の前に倒れた。だが落ち着いてそれを眺めている暇もない。
 左手は酷い火傷を負って痛み以外の感覚がない。肩の傷からもドクドクと血が流れ出ていく。戦闘の継続は不可能だ。
 魔道人形の存在を知らない者は、人間の子どもの姿をしたそれの、化け物じみた力を到底信じられないだろう。呆気にとられているその一瞬だけでいとも容易く命を奪われる。既に自警団は混乱しきっていて、統率など微塵もありはしない。……地獄の様相だ。
 僕がとれる判断はただ一つ……、戦士としての己一つを信じて……、他の何もかもをかなぐり捨てて、命の危険から一目散に逃げることだけだった。まだ、足が動くうちに。
 僕はすぐに走り出した。全力で草を踏み分けているはずの足はいやに重い。自分がどれほどの速さで走れているのか、それすらも分からなくなる。
 ……視界が揺れる。血を流しすぎたのか、一瞬の魔術に魔力を奪われすぎたのか。
 次第に意識すら曖昧になっていく気がする。ただ足だけは動かさなければならない。……僕の足は動いているか? 町の方角はどっちだろう。このままで合っているはずだ。今に森林の景色が晴れて、ガダンの町並みが目前に見えるはずだ。そうであってくれ。……頼む、動いてくれ。
「……! ヨン! しっかりしろ……」
 誰かが僕を呼んでいる声がする。すぐ間近に……、ああ、助けがきてくれたようだ。自警団の増援だろうか。聞き馴染みのある声のような気がする……。
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