サーシェ

天山敬法

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第六章 親の願い

47話 帰国

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 来た時は全てが新鮮に感じられたトレンティアの景色も、同じ道を引き返す時はどこか鈍い感慨しか湧いてこなかった。
 トレントの壮麗な姿も、ズミにはない広大な土の絨毯も、風の力で回る不思議な粉挽きも……、今はズミの状況への気がかりで霞んでいく。
 この国の地を踏んで、再び祖国への帰路に旅立つまで結局経った時間はまるひと月ほどだった。ほとんどが屋敷で退屈していた記憶に占められているが、過ぎ去ってしまえば呆気なく終わったように思う。
 そして帰り道はというと……、その馬車の上はあまりに静かだった。パウルがいないせいだ。
 僕は元から話を始める性格ではないし、ロードも特に用事がなければ口を開かない。座席の上で何かしらの書類を睨んでいることがほとんどだ。
 ジュリは帰り道もそわそわと周囲の景色を眺めていたが、時々何かを発言しても、同行者二人の無愛想のあまり悲しいほどに会話が続かなかった。気まずくなって次第にジュリも喋らなくなってしまった。
 やがて退屈したのか、トレンティアの土産にとパウルに買ってもらった、トレンティア語の小説を読み始めるが、やはり辞典がないせいで難航するらしい、眉の間に深い皺を寄せて唸っていた。
 かと言ってロードに読み方を尋ねるほど打ち解けてもいないようで、素知らぬ顔で書類を読んでいる彼に、声をかける様子もなかった。
 やがて必死に字面を追うあまり、車酔いをしたらしい。蒼白な顔になって悪心を訴え始めたので、ロードは呆れた顔をしながらも馬車を道中に停めたりした。道の脇の草陰に吐かせて水を飲ませ、ぐったりとした体を引きずるように馬車へと引き戻す。
 かわいそうだが、ジュリの回復のために長時間の休憩をとれるほどロードに余裕はない。そこからは本を読むのを諦めて、やがて座席の上で目を瞑って寝息を立て始めた。
 それを横目に見て、馬車の外側に傾いていくと危ないので、僕は彼女を起さないようにそっとその肩を自分の体の方へと寄せた。無防備に体を預けてくる少女の体温を、少しだけ後ろめたい気持ちで楽しむ。
 その時ふとロードの視線がこちらを向いて、しかし彼は何を言うでもなくくすりと笑みを零した。
 ……異様に恥ずかしい思いがして顔に血がのぼるのを感じたが、だって仕方がないだろう、車酔いをするぐらいなら寝ていてくれたほうがいいし、馬車から転げ落ちたら危ないし、なんて弁明をするほどの仲でもないので、気付かないふりをして無視をした。
 そうして馬車は西へ西へ、やがて再び毒霧の立ち込める黒い森へと。その頃には既に僕の心はズミにあった。
 もともとレジスタンスの部隊の中でも特に若く、年齢の近い者もあまりいなかったうえに混血の僕に、友人らしいものはあまりいない。思いを馳せるような人間の顔は……、養父だけだ。
 無事でいてくれ、なんて月並みな願いを吐くのは少し躊躇われたけど、殊更他に浮かべる言葉も思いつかなかった。

 黒い森を抜け、目前にはズミの大地が広がる。たった一ヶ月離れていただけなのに、その景色はいやに温かく僕達を出迎えているように感じられた。
 草原の向こう、地平の上に広がる高い山や森の深緑を眺めて僕達はほうとため息をついた。
「帰ってきたな」
 僕は珍しく自分から口を開いた。ジュリも落ち着いた顔で頷く。
 途端に遠く感じたトレンティアの地では、まだパウルが調べ物に勤しんでいることだろう。ロードの監視もなくなって伸び伸びとしているだろうか。それとも僕達がいなくなって寂寥の思いに浸ったりなどしているだろうか。
 ……あまり、物寂しさに涙しているような姿は想像できない。奴のことだ、どうせ一人でも元気に走り回っていることだろう。
 何なら退屈を埋めるためにまた適当な従者を拾ってつるんでるか、女を作って恋にでも謳歌しているかもしれない。そう思うと、少し僕の胸の方にもやとした影が差した。
 ……彼の様子を見ていれば分かる。昔はずっと長い間、あの町で過ごしていたのだろう。生まれ故郷なのかもしれない。
 そんな町でまた人と出会い、生活を営んでいく中で、心もそこに根付いていくんじゃないかと……、トレンティア人である彼の帰るべき場所はやはりその聖樹の根本なのではないかと、そんな不安が。
 だけど別れ際に僕を抱きしめて言った、必ずお前のもとへ戻ると、その声の力強さはまだ耳に残っている。そんなことを考えている自分に、女々しいものだと自分で嘲笑を浴びせてやった。
 サダナムの町で馬車から降りると、ロードとの同行はそこまでだ。トレンティア人向けの宿場の入口で、僕は彼と軽く連絡を交わす。
「私はひとまず、状況が把握できるまではここにいます。何かあれば訪ねてきてください。しかし仕事が入ればすぐに移動する可能性もありますので……、その時はまあなんとかして探してください。ティファもこの町にいるはずです、娼館を訪ねれば会えるでしょう。彼女と話せば私とも連絡はとりやすいかと思います。取り急ぎ預かっていた魔道人形の受け渡しをティファに指示するのでこちらが指定する宿で待機をお願いします」
「ありがとう。僕達はとりあえずフェリアを受け取って落ち着けば、すぐオーデルの方面へ徒歩で向かう予定だ。レジスタンス部隊の動向が掴めればこちらも動くかもしれない」
 てきぱきと連絡事項を伝え合い、僕達は別れることになった。気が付けばこの貴族との同行も長くなったものだ。
 屋敷にいる間はそう頻繁に顔を合わせていたわけではないし、まだお互いに気を許しきらずに腹の内を探り合っているような微妙な関係ではあるが……、それでもこれまでの旅を思えば少しぐらいは感慨もある。僕は右手を前に出して挨拶をした。
「ミュロス・サーシェ。また会えることを願っている」
 彼もうっすらと微笑んで、その手を躊躇いなく取ってくれた。
「サーシェ、あなた方との旅が実り多く終わったことを神々に感謝します」
 挨拶を済ますと、すぐに指定された宿へと向かった。改めてサダナムの町並みを歩いていると、その景色に故郷の感慨を思う。
 とは言ってもまだ国境の町、トレンティア軍人の姿は端々に目に入るが……道行く人から向けられる好奇の眼差しは当然トレンティアと比べると少ない。
 たまに僕の目の色を見つけて興味深そうに見つめてくる人はあったが、今までトレンティアにいたせいですっかり慣れてしまったというか……、自分でも不思議なぐらい、以前と比べると気にならなくなっていた。

 宿の部屋は二つ取る。二人で二部屋は勿体ないなんて心地はしないでもなかったが、例のごとくロードから報酬として路銀を潤沢に受け取っていたし、懐事情が許すのならばさすがに、夫婦でもない男女が一つ部屋は避けた方が良いだろう……。
 なんとなくトレンティアでパウルから聞いた話を思い出す。回復魔術は相手に対して慈しむ心がないと通じない、治療師との恋愛関係を持つのは気を付けろ、なんて……。
 そうでなくとも僕にそんな度胸はないが、仮に欲望に任せて彼女を手籠めになどしようものなら、きっともう怪我の治療はしてくれなくなるのだろう。
 一人用の狭い部屋に荷物を下ろして落ち着くと、途端にぽっかりとした静寂に圧倒されてしまう。いろんな回想や感情が渦巻いて、ぶつかりあって、打ち消し合って何もなくなってしまったみたいな漠然とした静寂。
 ……とにかく自分はトレンティアからの旅で疲れているはずだ。休もう。まだ日は落ちていない時間からそんなふうに思って、靴だけを脱いでベッドの上に寝そべった。しかしすぐに寝入るような感じでもなくて、やっぱりトレンティアで起こったことやこれからのことへの不安をとめどなく思い起こしては気持ちを沈めていく、そんな時間を静かに過ごした。
 やがて扉を叩く音を聞いて起き上がる。こちらから開けると、そこには華々しいまでに女性達の顔が揃っていた。真っ先に僕に飛びついてきたのは……、人形だ。
「ヨハン! 久しぶり、元気にしてた!?」
 美しい顔で眩い笑顔を浮かべたフェリアが、なぜか僕の体を正面から抱きしめてくる。人形だと分かっていてもなお、自分の胸のところに押し付けられた女性の柔らかさに思わず息が詰まった。
「ちょ、フェリア! 何してるの!」
 そんな慌てた声を上げたのは僕ではなく、後ろに控えていたジュリだ。ジュリに後ろから引っ張られるようにしてフェリアは僕から身を離した。顔には不思議そうな表情が浮かんでいる。
 僕もよろめくようにして後退った。……久しぶりだから忘れているだけだろうか、僕に対して抱きついてくるような、そんな人形だったか……?
 そんな僕達を呆れたような楽しむような顔で眺めているティファもいる。
「久しぶりね、ヨンくん。トレンティアの旅行はどうだった? あら、前髪切ったの!? 綺麗な目の色が見えてすっごく素敵ね!」
 そう言いながら、ずけずけと部屋の中まで入ってくる。廊下で騒いでいては他の宿泊客にも迷惑だろう……けど、一人用の部屋に人形も合わせて四人も入ると窮屈で仕方がない。僕は追いやられるように部屋の隅に体を押し付けた。
「トレンティアはズミにはないものがいっぱいあって、やっぱり凄かったですよ。魔法の学校とか、トレントとか、お城とかお屋敷とか……」
 興奮気味にジュリが話したのを聞いて、ティファはうっとりとして想像をめぐらしたようだ。
「いいなあ……、わたしも行ってみたいなあ……、ラファエルったら人使いが荒くって、ずっとこっちの仕事ばかりさせるんだから。戦争が終わったら連れてってもらお!」
「ティファは行ったことがなかったんですね。ロードさんの部下だからてっきりあるのかと」
「えー、なにそれ、わたしへの当てこすり!? くうう、なんでラファエルと一緒に旅行に行けるのがわたしじゃなくてジュリなの!? 妬いちゃうう!」
「え!? いえ、そんなつもりは……」
 女性二人は人の部屋でわあわあと騒ぎ立てた。僕はもはや何も言わずに壁に同化している。……何が妬いちゃうだ、娼婦のくせに……なんて悪態を差し挟む気もない。
「あれ、というかレーンはいないの?」
 部屋の狭さに今更気付いたように、ティファがきょろきょろとしながら言う。仕方なく僕は口を開いた。
「あいつはトレンティアに置いてきた……」
 えっ、なんて気の抜けた声とともにティファは表情を強張らせた。しかし詳しい説明は特に付け足さない僕を見て、数秒変な顔をして、恐る恐る言う。
「喧嘩したの……?」
 好きに想像しろ、なんて吐き捨てたくなったが、さすがに横からジュリが口を出した。
「いえ、単純に別行動をしてるだけで、後から合流する予定ではありますが」
 なーんだ、とティファは気の抜けた返事をした。騒がしい女達がやってくると途端に静けさは吹き飛んで、物思いにふける余裕もなくなる。
 それはそれで……いいのかもしれないが、僕には少し居心地が悪い。
「せっかく久しぶりに会えたんだし、ズミのご飯も恋しかったでしょ? 一緒に何か食べに行きましょうよ。わたしも今日はもう休んじゃう!」
 ティファは浮かれた様子でそんなことを言い始める。ジュリまで「おお」なんて言って明るい顔をしているではないか。僕はいたたまれなくなって彼女らを追い出しにかかった。
「……話をするなら向こうの部屋でやれ、僕は疲れた……」
「えっ、何言ってるの、ご飯食べに行くんだからヨンくんも来てよ」
 ティファはすっとぼけたような様子で言う。僕は顔面いっぱいに嫌悪の感情を浮かべて彼女を睨んだ。冗談じゃない、勝手に行け、なんて言葉を口にするのも億劫だ。
「えっなに、まさか女だけで行かせるつもり? そんなの、ガラの悪いトレンティア兵に絡まれたりしたらどうするのよ! 男の子なんだからちゃんとエスコート……とまでは言わないけど護衛ぐらいしてよねー」
 そんなことをぬけぬけと言ってくる様子に、いい加減腹が立ってきた。僕はぎっと眉を吊り上げてティファを睨んだ。
「うるさい、それぐらい自分でどうにかしろ。どうせ誰とでも寝るんだから関係ないだろ」
「関係あるわよ! ちゃんとお金払ってくれる人じゃないと駄目だもの!」
 娼婦には娼婦の理屈があるらしい。すかさず反論してくるが、僕の知ったことではない。
 しかしそう喚く僕達を、じっと切なげな目で見つめてくる者があった。その視線に気付いて、思わず僕はティファを罵倒しようとした言葉を飲み込んだ。
「ヨン……、あの、今日だけでも駄目ですか? 町でゆっくりできることなんてこの先しばらくないかもしれませんし……」
 ジュリがそう控えめな声で言ってくる。彼女のそんな顔に見つめられると……、言葉が出ない。
 ティファはともかく、確かにジュリがガラの悪いトレンティア兵に絡まれたりなどするのは困る。護衛ならフェリアがいるだろう、なんて思いも一瞬はよぎったが、街中で魔道人形に暴れさせるのも得策ではないだろう。
 しばらく僕は答えに窮していたが、悔しいことに逃げ道はなかった。ジュリが言うなら……、だって仕方がないだろう、彼女は仲間なんだから。大きなため息ひとつ、僕は諦めて項垂れた。
「……今日だけだぞ……」
 げんなりとした声で言うと、ティファは拍手をして喜んだ。ジュリも明るい声で、「ありがとうございます」と礼を言ってきた。
 トレンティアでは自由に動くこともできなかったのだ、彼女とて少しは羽を伸ばしたいのだろう。食事に行けるとなって喜ぶその顔を見れるなら、まあ、悪くはない。
 そして当然のごとくその後、僕は自分の選択を後悔することになった。酒場で楽しそうにはしゃぐ女性二人には全くついて行けず、かと言って彼女らは僕の存在を無視もしてくれず、ただただ煩わしい話題に巻き込まれ続ける時間は苦痛だった。……パウルがいてくれれば、なんて、こんな所で男仲間を恋しく思う……。
 フェリアもついてきたものの、口を挟むのは時々だけで、ゆるやかな微笑みを浮かべて仲睦まじく歓談するジュリとティファを眺めていた。
 ああ、お喋りを楽しむ蝶のごとき娘が三人、皆が皆、見た目だけは可憐で美しい。まるで幸せな日常のひとコマだ。僕は半ば放心した状態でそれをぼうっと眺めていた。
 まだ戦争はこれから続いていくというのにのんきなものだなどと……、だけと嘲るような思いは起こらない。彼女たちもまた戦争に巻き込まれ、それぞれの戦場を戦ってきた民なのだから。
 その隙間に少しぐらいは癒やされる時間があっても、きっといい。……できれば僕を巻き込まないでほしいけど……。
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