サーシェ

天山敬法

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第十三章 戦いの終わり

167話 日常が交わる時

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 退屈で、憂鬱でありふれた日常は……、ある日、それがいかに穏やかなものであったことかと思い知らされた。
 そのひたひたとした足音は、決して遠くで鳴っているものではなかった。この壁の内側で、僕達は耳を塞がれていただけだったのだ。
 それより少し前から、妙な空気は漂っていた。しかしそれはいつもと変わらず平然と過ごす人々の間で、まことしやかに流れる、単なる噂話に過ぎなかった。
 ズミでの反乱が随分と大きくなっているらしいと……。そのせいか国内でも地方はやけにものものしい雰囲気だと、多くの町を行き来する行商人などから噂が広まっていた。
 嫌だね、怖いねと言い合って、それでも僕達は変わらない日常に居続けた。やがてどこの地方で紛争があったとかいう噂も流れ始めた。
 まさかズミの兵隊がトレンティアの国土に攻めてきているのか、と皆はどよめきあった。だけど確かなことは何も分からなかった。僕達の日常は依然この壁の中の都会に収まっていた。
 まさか……、まさか王都まで来ないだろう。まさか我が身に戦禍が及ぶことなどないだろう……。皆、そう思っていた。僕もそう思っていた。
 街の中の風景に変わりはなかった。城下街に出入りすれば、いつもと同じように近衛兵が行き来する姿があった。いつもと同じように立派な王城がそこにあった。その奥に聳える聖樹も、ずっとずっと変わらない姿のままだった。
 新聞にも大きなことは書かれていなかった。しかしいつからか募兵の広告はなくなった。それが現れた時には思うこともあったが、なくなった時には誰も気に留めなかった。僕も気付いてすらいなかった。
 何か大きな変化があれば新聞に載るだろう。王様が布告をすることだろう。当たり前にそう思っていた。
 変わることのない街の風景の中に、その日常はまだ盤石としてあるはずだった。そんなことよりも、依然就職先の決まらない我が身の将来の方が重大事だった。
 だけどある冬の日の午前に、本当に唐突に、それは破られたのだ。

 朝から街の中を、鎧を着た兵士達が駆け回っていた。その景色を見て、いつも通り平然と学校へ出ようとした僕達は驚いた。同じように驚いているクラスメイトや先生達と、間の抜けた会話を交わした。
「何かあったんですかね」
「さあ……。軍事訓練とかじゃないか?」
「うぇ、街の中で戦闘が起こる想定ですか? ほんとに最近不穏ですねえ……」
 しかし授業が始まってすぐに、それが訓練でないことは明白になってしまった。……僕達の元には、避難の呼びかけひとつされていなかった。
 騒動を聞きつけて、学校の生徒たちみんなで屋上へ上がって様子を見に行ったのだ。西の方角から、灰色の軍団が軍旗を背負って押し寄せてくる、その姿が遠目に見えた。
 皆唖然として、すぐに現実のこととも受け入れていなかった。
 ちかちかと魔法の光が光っているのも分かった。炎が上がっている橙色の粒が走っているのも分かった。
「避難っ……、みんな避難しろ! 家にこもって錠をかけろ!」
 そう叫んで回る者の姿は学校の近くにも訪れた。それは兵士でも何でもない市民だった。何がどうなっているのか、僕達には全く分からなかった。
「ズミ人が攻めてきた!」
 やがてそんな言葉が叫ばれた。僕達は耳を疑った。
 ズミで反乱が起こっているなんて話は聞いていたけど、その戦況がどうかなんて、何も知らされていなかった。
 ズミとの国境は、馬車で行っても何日もかかる、ずっとずっと遠い場所ではないか。その間には毒霧が立ち込めるという黒い森が広く重たく横たわっているはずではないか。
 それがどうして、いきなり突然王都に攻め込んでくると言うのだ。そんなはずがないじゃないか。皆そう思っていた。
 状況は分からないまま、とにかく混乱が広がっていた。どうやらただ事ではないらしい、と悟った大人達の先導で、授業も中断されて皆は散り始めた。
 貴族の学生の多くは家へ帰ったようだった。立派な屋敷を持っている者もいるだろう。だけどそういうわけでもない平民の学生や、僕のような家のない生徒達は学校にいた方がまだ安全だろうとなって、その場に留まっていた。
 先生達は学校中の扉を施錠して回った。生徒たちは何をするでもなく、緩やかながらに一つの棟に集まってただどよめきあっていた。
 学校の近くを慌てふためいて駆け回っているのはほとんど避難に向かう市民で、兵隊が突進してきたり、火の球が飛んできたりや人間の死体が転がったりというような、お伽噺のような戦争の風景は訪れていなかった。本当に戦闘が起こっているとしても、その舞台は広い王都の中でも限られた所だけだったのだろう。
 だけどその混乱とどよめきは、僕達にとって穏やかな日常を踏み砕くには十分な緊張感だった。
 避難のために集まった皆はめいめいに噂話を交わして盛り上がっていた。不安の時間もしばらく続くと、年若い者の一部はすぐに順応して気を緩め始める。
「ズミ人が本当に攻めてきたとしたらどうなる?」
「ズミ人はほとんど魔法を使えないらしいじゃないか。弓矢や棍棒を振り回しても、ベルタスの近衛兵には敵うもんか。みんな撃退されるさ」
「だけと奴らは、兵士だけじゃなく市井の平民に至るまで、死ぬのも恐れず戦う勇猛な民族だと聞く。死に物狂いで雪崩込んできたら怖いよな」
「もし近衛兵が負けたらどうなるんだ?」
「そりゃあ、王様は殺されてトレントに火を付けられ……」
 おどろおどろしく、怪談みたいに言う少年の声を聞いて他の者は悲鳴を上げる。そんな話、誰一人として現実になるとは考えていなかったけど。
 本当にズミ人が攻めてきたなんて僕も信じていなかった。しかもそれが王都の近衛兵に勝つなんて余計に笑い話だ。だけどその瞬間、僕の脳裏にはいつか出会ったズミの少年の言葉が蘇った。
「アルバート。知っているかもしれないけど……、僕達の故郷は、この樹木によって放たれた魔術で焼け野原になった」
 彼は凛とした表情で、確かにそう言ったのだ。そして僕は……その後にズミとの戦争の歴史を調べるなかで、それが事実であることも知ってしまっていた。
 怪談みたいに面白おかしく話し合う生徒たちを見て、僕は息苦しくさえなった。僕達にとってお伽噺みたいなその怪談は……、彼らにとっては紛うことなき現実だったのだ。
 そんなことはあり得ない。だけどもし……、もしも本当にズミ人達が攻めてきて近衛兵をやっつけてしまったとしたら、その先に待っているものは……なんて、一瞬でも想像してしまって背中がゾッとした。

 そんな時間も、正午を過ぎた頃には次第に変化を帯び始めた。
 まだ街中には大声を上げて走り回っている者がある。その足音から、どうやら馬に乗っている者であることに気付くのはすぐだった。
「近衛兵に告げる! 悪王ギルバートは死んだ! 無駄な抵抗はやめて降伏せよ! 悪王ギルバートは死んだ! 新たな王、我らが王、イグノール陛下を祝福せよ! ギルバートは死んだ! 悪王の治世は終焉を告げた!」
 それは高らかに、何度も繰り返し繰り返し叫ばれた。最初にその言葉が僕達の耳に届いた時、そこに集まっていた生徒達は誰もが愕然として、何も言わなかった。
「……どういうこと? 王様が死んだ……? 新しい王様って、何? 誰? どうなっているの……?」
 やがて誰かが呟いた震えた声に、答える者はなかった。ただその叫びは高らかに、市街の中をしきりに走っているようだった。
 わけが分からないまま、ただ僕達はその場で避難を続けていた。時間も経つものだからと、先生が食料を取りに出入りし始めた。
 立ち込めた緊張と不安の中で、もう怪談をする者はいなかった。
 やがてまた少しした頃、窓の外で馬が駆ける足音が鳴った。しかし何度も繰り返されたあの叫びは同時に聞こえない。それをいちいち興味を持って覗こうとする者は今更いなかった。皆が重たい沈黙の中でただじっとしていた。
「修道院の方から食べ物を纏めて運ぶことになった。量が多いから皆手伝ってくれ」
 そう言って教室に入ってきた先生に従って、生徒達は何を言うでもなくゆるりと動き出した。
 何かが起こっているのは確かだった。だけど何が起こっているのかは分からなかった。火の玉が飛んできたり、人間の死体が転がっていたりすることはなかった。だから皆、平然とした不安の中にいた。
 しかし修道院に食料を取りに行くため、皆でぞろぞろと校庭に出た、その時にちょうど……それが初めて訪れた。紛うことなく現実である、戦争の風景が。
「助けて……助けてくれえっ!」
 そう叫びながら学校の敷地内に転がり込んでくる者があった。当然皆がぎょっとしてそちらを振り向いた。悲鳴を上げる者もあった。
 そこに倒れ込んできたのは、灰色の鎧を着た一人の兵士だった。既に怪我をしているのか、それとも他の者の血を浴びたのか……さだかではないが、その顔と鎧、そして肩からかけた近衛兵のマントは赤黒く汚れていた。
「敵に追われて……、すぐそこに! かくまってくれ、頼む!」
 そう言って兵士は強引に僕達の中に分け入ってきた。誰かが返事をしたわけでもない。血に汚れた兵士の姿に、幼い生徒は怯え切って逃げようとさえしていた。
 何が何かやら事情は分からない。しかし彼は近衛兵であって、助けを求めている。それだけを見て、ともかく先生は判断をしたらしい。すぐにその兵士に駆け寄り、怪我は無いかと尋ねながら建物の中へ誘導するような姿勢を取り始めた。
 僕を含めて生徒達は戸惑うばかりで何もできなかった。部屋に戻ったほうがいいのか、それとも食料を取りにいくべきか……。そんな平凡なことで、迷っていた。
 すぐに別の複数の足音が近付いてきて、僕達はまたハッとして校庭の入口の方を見やった。そして誰もが驚きのあまりに固まった。
 ……現実のこととは思えなかった。そこにあったのは確かに……黒い髪を持つ兵士達の姿だったのだ。
「ここへ逃げたぞ! 追い詰めろ!」
 そう叫んで、黒髪の兵士は数人でどやどやと校庭の中へ押し入ってくる。
 僕達は驚きと恐怖のあまり逃げ出すこともできなかった。ただ、すぐ後ろで匿われようとしていた兵士が悲鳴を上げた。
「こ、殺される! 助けてくれ! 早く中へ!」
 そして立ち尽くしている僕達の体に隠れるようにして、開け放された玄関へと縋るように近付いた。
 しかしどうやら怪我をしているのだろう、そこに辿り着く前に転んで苦しげに呻く。すぐに立ち上がることは叶わないようだった。
「庇いたてするようならこのガキどももふん縛って……」
 黒髪の兵士はそう言ったが、しかしすぐに別の兵士がそれを制止するような動作をした。僕達はただただ圧倒されて、それを眺めていた。
 また数人の兵士を伴いながら、一人だけ馬に乗った者が後から現れた。どうにも他の兵士とは格好が違う……黒い生地に金色の糸で大きく縫った、星月の文様のマントを肩にかけたその姿はそれだけで妙な威圧感を放っている。
 周囲の兵士がそれを見て、慌てて頭を低くして出迎える……どうやら身分の高い者なのだろう。馬の上に跨った黒髪の男は……しかし、随分と年若い者のようだった。
 幼くさえ見えるその顔立ちの上で、しかし力強く光る青い双眸を見て……僕は、凍りついた。
「市民には手を出すな。逃げ込んだ奴は手負いだし一人だ、すぐに済む。お前達は他の場所の捜索に向かえ」
 馬上の男にそう命じられて、複数人で纏まっていた黒髪の兵士はすぐに引き返していった。
 僕は……僕達はただ、時間が止まったかのように動けないでいた。
 馬の向きを整え、馬上の男は手綱から手を離したかと思うとそのマントの後ろから弓を取り出した。……本の中でしか見たことのない、本物の弓だ。読んだ話では確か、ズミの男は皆弓の名手だと言う。
 彼は右手に矢も持っていた。何気もない動作でそれを組んで構え、鋭い矢尻の先がピンとこちらを向く。その奥の青い瞳が、狙いを定めてすうと研ぎ澄まされたのも分かった。
 そしてその時、やっと目が合った。彼は弓矢を構えたまま、静かな表情で、ぽつりと言った。
「……アルバートか?」
 確かに、僕の名前を呼んだ。誰もが恐怖に張り詰めて動けないでいた。誰もが返事もできないでいた。僕もただ、立ち尽くしていた。だけどその顔を憶えている。その目の色を憶えている。そして確かに僕の名前を呼んだ。人違いでは、あり得なかった。
「ヨハン」
 やっと僕はその名前を呟いた。それを受けて彼は……ああ、いつかと同じように、微笑んだのだ。
「そうか、ここ……あの時の学校か。懐かしいな」
 柔らかく、どこか切ない声でそう語る。だけど弓矢の構えを解きはしない。確かに彼は武器を向けたまま、僕に語りかけていたのだ。
「……こんな時に何て、言えばいいのか分からないな。僕は戻ってきたよ、アルバート」
 ヨハンはそう続けた。同じ声色だった。ああ、僕も何て言えばいいのか分からない。何が起こっているのかも……全然、分からない。
 だけど確かにあの日と同じ彼の微笑みと声を見てしまって、何を言えばいいのかも分からないのに口を開いた。
 そこから息を吸って、何かを言おうとした時に、しかしそれより先に、ぱしと乾いた音が鳴った。
 何が起こったのかすぐには分からなかった。ヨハンが持っていた弓が揺れて、彼の手元でくるりと回転した。そこに構えられていた矢は、なくなっていた。
 空を切り裂くようにして飛んだ矢は、息をつく間もなく僕達に迫っていた。刃物を先に付けた軽い棒がしゅっと通り過ぎて、そこに起こった僅かな風が僕の髪を少しだけ揺らした。
「がっ……」
 唾を喉元で詰まらせたような、そんな呻き声が後ろで上がった。鎧を着た男が倒れた、どうという音はいやに大きかった。
 怖くて、すぐに振り向けなかった。だけど振り向いた生徒がいたようだった。途端に悲鳴が上がった。
 数秒してから僕は恐る恐るそれを振り向いた。転んだ姿勢から起き上がろうとしていた兵士は、しかしちょうどそこを狙い射たれたようだ。
 ……あんな道具で飛ばす矢を、こんな正確に当てられるものなのか? まるで魔法よりも魔法じみた技を見ているようだった。矢は彼の額の真ん中に突き立っていた。
 その矢尻はその奥の頭蓋の骨さえも貫いているようだった。大きく剥いた目は既に生気を宿してもいない……額からだらりと赤い血が流れていくのが鮮やかに……見える。
 思わず込み上げた悪心のあまり、僕は口元を押さえた。……人が、死んだ? 目の前で、殺された……。
 恐怖のあまり逸らした視線の先では、まだ馬上からヨハンが僕を見ていた。もう微笑は浮かんでいなかった。ただ静かな無表情だ。弓を持った手は体の横に下ろし、右手は馬の手綱を緩く握っていた。
「どうして」
 ほとんど無意識にそう言葉を零していた。それを聞いて、ヨハンの瞳が少しだけ揺れる。
「一体、何だって言うんだ。君は……何なの? ヨハン」
 やっとの思いでそう言葉を吐き出した。きっと僕は酷い顔をしていただろう。ヨハンは少しだけ悲しそうに目を伏せて、しかしすぐにきりとした声で、言い放った。
「僕はヨハン・アルティーヴァ。ズミの国王だ。僕が……僕達がここに来たのは……」
 その言葉が語った内容を、当然僕にはすうと理解することもできなかった。だけどその次に放たれた言葉の重たさは、まるで僕の息の根を止めるかのような力を持っていた。
「この戦争で死んだ、全ての命への弔い。……殺された全ての者の、復讐のため」
 そう呟いて、当然僕の返事なんか待つことはなくて、彼はすぐに傍らにいた兵士へと声をかけた。
「次、行こう。まだ南の方へ残党が逃げているらしい」
 弓を持ったまま手綱を握り、馬を歩かせ始めた。伴っていた黒髪の兵士達も、合わせて歩き出す。僕はただ、力なく見送ることしかできなかった。
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