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♡ 肛門に銀杏を詰めている所すいません♡
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「肛門に銀杏を詰めている所すいません」
「はい」
旅人が寒空の銀杏並木の下で肛門に銀杏を詰めていた男にたずねた。
「この近くで銀杏で一杯やれるお店ありますかね?」
「店?ああ、そこの角を曲がって真っ直ぐ行った所にあるよ、俺っちの銀杏、そこに卸してんだ」
男は角を指差しながら言った。
「あそこの角を曲がって真っ直ぐですか、ありがとうございます」
「ちょうど詰め終わった所だ、案内してやるよ」
「ありがとうございます」
男は肛門に銀杏を詰めたまま旅人を居酒屋まで案内した。
「兄ちゃん、今日は冷えるねぇ」
「ええ、冷えますね」
「こんな日は熱燗に限るぜ、なあ?」
「ええ、熱燗に限ります」
居酒屋に到着した2人。
「おいーっす」
男は店の扉をガラガラと開けながら言った。
「おお、辰さん、待ってたよ」
「大将、この兄ちゃんが銀杏で一杯やりてぇみてぇなんだ、いいかい?」
「まだ開店前だけど、辰さんの紹介とありゃあ仕方ねぇ、座って待っててくれ」
「ご迷惑おかけしてすいません」
「いいってことよ、大将、燗付けてくれ」
と辰さんが銀杏を肛門からポコポコと捻り出しながら言った。銀杏は捻り出される時に綺麗に剥かれている。
「さすが辰さん、綺麗に剥くね~」
大将が徳利をお湯に入れながら言った。
「へへ、おだててもなんも出ないぜ」
「お客さん、銀杏の食べ方はどうします?」
「焼きでお願いします」
「あいよ」
焼いた銀杏に塩をちょいと振りかけて食べる、もちもちと甘みを愉しんでそこに熱燗をきゅいと入れる。く~冬だね~。
「はい」
旅人が寒空の銀杏並木の下で肛門に銀杏を詰めていた男にたずねた。
「この近くで銀杏で一杯やれるお店ありますかね?」
「店?ああ、そこの角を曲がって真っ直ぐ行った所にあるよ、俺っちの銀杏、そこに卸してんだ」
男は角を指差しながら言った。
「あそこの角を曲がって真っ直ぐですか、ありがとうございます」
「ちょうど詰め終わった所だ、案内してやるよ」
「ありがとうございます」
男は肛門に銀杏を詰めたまま旅人を居酒屋まで案内した。
「兄ちゃん、今日は冷えるねぇ」
「ええ、冷えますね」
「こんな日は熱燗に限るぜ、なあ?」
「ええ、熱燗に限ります」
居酒屋に到着した2人。
「おいーっす」
男は店の扉をガラガラと開けながら言った。
「おお、辰さん、待ってたよ」
「大将、この兄ちゃんが銀杏で一杯やりてぇみてぇなんだ、いいかい?」
「まだ開店前だけど、辰さんの紹介とありゃあ仕方ねぇ、座って待っててくれ」
「ご迷惑おかけしてすいません」
「いいってことよ、大将、燗付けてくれ」
と辰さんが銀杏を肛門からポコポコと捻り出しながら言った。銀杏は捻り出される時に綺麗に剥かれている。
「さすが辰さん、綺麗に剥くね~」
大将が徳利をお湯に入れながら言った。
「へへ、おだててもなんも出ないぜ」
「お客さん、銀杏の食べ方はどうします?」
「焼きでお願いします」
「あいよ」
焼いた銀杏に塩をちょいと振りかけて食べる、もちもちと甘みを愉しんでそこに熱燗をきゅいと入れる。く~冬だね~。
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