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あちらのお昼の情報を知りました
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次の日朝リンゼ様たちができたモチーフたちをみせてくださりました。
「アンリ様、見てくださいませ。」
「素敵にできてますわね。ふっくらとした唇が魅力的ですわ。それにしてもお早く完成しましたわね。」
夜に数個作られた中で一番良いものを今しがた婚約者の方に渡されたそうです。唇のモチーフかなり過激ですが今までどんなに断ってもまとわりつく女性に困られていたその令息たち婚約者がいますマークになりますね。
わたくしは小さな小さなモチーフを数個作りましたので、今まで贈り物をしてくださった方に配って歩きました。
婚約者の令息たちから自慢された周りのご令息たちも気になっていたようで、なんだか学園じゅうが賑やかになっております。これこそ青春な感じ!!!!
※※※
昼3日目の殿下情報を手に入れました。
令息たちの婚約者である令嬢たちからの情報です。教室に帰ってきてから声をかけてくださってよかったわ。お姉さまの耳にはいれたくないわ。
令嬢は興奮ぎみに
「いつもまとわりつく例の女性が殿下と宰相の令息ラルフ様たちと食事したとのことですの。どういう神経をしているのかしら。」
「どうして女性が一緒に食事をすることになりましたの?」
「昨日殿下とわたくしの婚約者ジャン様たちがお食事をご一緒したことを聞きつけたようで皆様が移動していたときに現れたそうですの。そして、一人で食事は寂しいのでご一緒したいとうるうるされたそうです。殿下が許可されたそうで、女性はなんとランチの食事をレストランからテイクアウトしてきたそうでしてよ。」ふふふ策略家ですこと。
「女性がきゃぁーん、いつもお仕事お疲れさまですぅ~と話しかけていたそうですが、殿下が何かの折にキラキラと光るものに目をとめられたそうですの。」なんといっても煌めく真っ赤な唇モチーフですからね。
「ジャンが「朝婚約者からブローチをもらったのですよ」と殿下に伝えたときラルフ様が「アンリ嬢に頂きました」と出したものを見て顔が変わられたそうですのよ。
ラルフ様が「アンリ嬢とシルベーヌ様が交換してお揃いを持たれるそうですよ。普段の御礼にと私も頂いてしまいました。姉妹仲良くてよいですよね。」」令嬢たちと顔を見合わせて目で会話する(ですよね~シルベーヌお姉さまも一緒に作ったのなら自分に作ってくれたかもしれないことに気づいちゃったですよね~)
ラルフ様立派なお仕事をしてくださいました。
じ・つ・は朝、宰相の令息ラルフ様の前にわたくしがブローチを持って現れたときに何か意図があると悟られたようですね。普段、頭のよいラルフ様の近くに現れなかったわたくしがきゅるるんとくるなんて、怪しさ満載でしたからね。
「お昼にぃお姉さまと一週間ほど食事をとるんですの。ラルフ様。殿下とラルフ様たちが一緒にお食事をしてくださって嬉しいですわ。お姉さまとずっと一緒にいられるんですもの。ですから心ばかりのものです。」
腹黒そうなラルフ様にそっと手渡す。私の手が触れきゅるるんと上を向くと頬が赤くなり眉がさがっていました。腹黒な方にこのキラメクンブローチの可愛さも通じますように。
あれれ、わたくしも青春している?「私もラルフ様のお顔だけは好みです。」あらら、余計なことをつぶやいてしまいとっとと教室に戻ったいきさつがあったのでした。お渡ししたブローチをしっかりお昼に自慢してくれてありがとう。
※※※
4日目のお昼に、令嬢の令息たち乱入。すごい人が増えてしまいもはやグループのテーブルがいくつかに。
真っ赤な唇のブローチをつけて婚約者の横に座る令息たちがお姉さまに同席?同じ空間にいることをお許しくださいと言ってきました。
お姉さまが「えぇ、よろしいですのよ。仲がよろしいとお話をいろいろと聞いていますわ。」ほんのりほほ笑みながらお話すると皆さまもじもじとされていました。
今頃あちらはまた女性が入ってお食事されているのかしら。
やすやすと自分の悩みを聞きだしてくる人がきちんと悩みを理解して聞いてくれているかは分かりません。優しい言葉をかけて笑顔を向けてくれる・・・眩しいでしょう。今までにない解放感があるでしょう。でもそこで踏みとどまるべきです。ずっと貴方のそばで戦ってくれる相手が一番の理解者ではありませんか?可愛らしいペットはペットとしてかうべきでしょう。
会えない時間が愛育てるのさと前世が尊敬するひろみ様がおっしゃってました。
とっても可愛い婚約者のお姉さまと、ぽっと出のフワフワ令嬢ちゃん。殿下の心は?
「アンリ様、見てくださいませ。」
「素敵にできてますわね。ふっくらとした唇が魅力的ですわ。それにしてもお早く完成しましたわね。」
夜に数個作られた中で一番良いものを今しがた婚約者の方に渡されたそうです。唇のモチーフかなり過激ですが今までどんなに断ってもまとわりつく女性に困られていたその令息たち婚約者がいますマークになりますね。
わたくしは小さな小さなモチーフを数個作りましたので、今まで贈り物をしてくださった方に配って歩きました。
婚約者の令息たちから自慢された周りのご令息たちも気になっていたようで、なんだか学園じゅうが賑やかになっております。これこそ青春な感じ!!!!
※※※
昼3日目の殿下情報を手に入れました。
令息たちの婚約者である令嬢たちからの情報です。教室に帰ってきてから声をかけてくださってよかったわ。お姉さまの耳にはいれたくないわ。
令嬢は興奮ぎみに
「いつもまとわりつく例の女性が殿下と宰相の令息ラルフ様たちと食事したとのことですの。どういう神経をしているのかしら。」
「どうして女性が一緒に食事をすることになりましたの?」
「昨日殿下とわたくしの婚約者ジャン様たちがお食事をご一緒したことを聞きつけたようで皆様が移動していたときに現れたそうですの。そして、一人で食事は寂しいのでご一緒したいとうるうるされたそうです。殿下が許可されたそうで、女性はなんとランチの食事をレストランからテイクアウトしてきたそうでしてよ。」ふふふ策略家ですこと。
「女性がきゃぁーん、いつもお仕事お疲れさまですぅ~と話しかけていたそうですが、殿下が何かの折にキラキラと光るものに目をとめられたそうですの。」なんといっても煌めく真っ赤な唇モチーフですからね。
「ジャンが「朝婚約者からブローチをもらったのですよ」と殿下に伝えたときラルフ様が「アンリ嬢に頂きました」と出したものを見て顔が変わられたそうですのよ。
ラルフ様が「アンリ嬢とシルベーヌ様が交換してお揃いを持たれるそうですよ。普段の御礼にと私も頂いてしまいました。姉妹仲良くてよいですよね。」」令嬢たちと顔を見合わせて目で会話する(ですよね~シルベーヌお姉さまも一緒に作ったのなら自分に作ってくれたかもしれないことに気づいちゃったですよね~)
ラルフ様立派なお仕事をしてくださいました。
じ・つ・は朝、宰相の令息ラルフ様の前にわたくしがブローチを持って現れたときに何か意図があると悟られたようですね。普段、頭のよいラルフ様の近くに現れなかったわたくしがきゅるるんとくるなんて、怪しさ満載でしたからね。
「お昼にぃお姉さまと一週間ほど食事をとるんですの。ラルフ様。殿下とラルフ様たちが一緒にお食事をしてくださって嬉しいですわ。お姉さまとずっと一緒にいられるんですもの。ですから心ばかりのものです。」
腹黒そうなラルフ様にそっと手渡す。私の手が触れきゅるるんと上を向くと頬が赤くなり眉がさがっていました。腹黒な方にこのキラメクンブローチの可愛さも通じますように。
あれれ、わたくしも青春している?「私もラルフ様のお顔だけは好みです。」あらら、余計なことをつぶやいてしまいとっとと教室に戻ったいきさつがあったのでした。お渡ししたブローチをしっかりお昼に自慢してくれてありがとう。
※※※
4日目のお昼に、令嬢の令息たち乱入。すごい人が増えてしまいもはやグループのテーブルがいくつかに。
真っ赤な唇のブローチをつけて婚約者の横に座る令息たちがお姉さまに同席?同じ空間にいることをお許しくださいと言ってきました。
お姉さまが「えぇ、よろしいですのよ。仲がよろしいとお話をいろいろと聞いていますわ。」ほんのりほほ笑みながらお話すると皆さまもじもじとされていました。
今頃あちらはまた女性が入ってお食事されているのかしら。
やすやすと自分の悩みを聞きだしてくる人がきちんと悩みを理解して聞いてくれているかは分かりません。優しい言葉をかけて笑顔を向けてくれる・・・眩しいでしょう。今までにない解放感があるでしょう。でもそこで踏みとどまるべきです。ずっと貴方のそばで戦ってくれる相手が一番の理解者ではありませんか?可愛らしいペットはペットとしてかうべきでしょう。
会えない時間が愛育てるのさと前世が尊敬するひろみ様がおっしゃってました。
とっても可愛い婚約者のお姉さまと、ぽっと出のフワフワ令嬢ちゃん。殿下の心は?
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