102 / 107
怠惰の章
第18話 犠牲を伴う安全手
しおりを挟む
次第に強くなる揺れに耐える僕たちは祈るように地面の蓋を眺めていた。目が慣れてきてもまだ暗い周囲はこれからの運命を示しているみたいだった。
「あぁ…地祖の神よ、どうかご慈悲を…」
「おい、やめろ!その神に殺されかけているんだぞ!どこぞの無名の神でも地祖の眷属でもいい!この状況を何とかしてくれ!!」
民衆は阿鼻叫喚のようだ。暗闇によって声だけしか聞こえないというのは救いだろうか?少なくとも近くで悲しそうな顔をしているトレにとってはそうだろう。しかし、何かに助けを求めなくてはこの状況はどうしようもない。無名の神…心当たりはあるが……うん、無理だろうな。地祖の神っていうのはユグドラシルのことだし、眷属ってのは…なんだろうか。
「…そうだ、怠惰帝!」
「なんだい?」
「ロックガルーダ以外にも巨大な魔物を持っていますか?」
「そうだね…地祖の4眷属、いや今は3眷属かな?その3匹ならかなり大きいよ」
「…よし、民衆全員を背中に乗せてユグドラシルとは反対方向に移動しよう」
「そうだね…それが最適解だろう」
「それはダメだ!」
「伝介君、理解してくれ」
「我々はここで生活を確立させているんだぞ!故郷から追放された者もいる…ここ以外の生活なんて考えられない!」
先ほどまで悲劇を呪ううめき声しか響かなかったにも関わらず、今では伝介に同調する声で満ちあふれている。共通の敵がここまでの一体感を生むとは…しかし、現状は全く変わらないどころか悪くなっていく一方だ。
「なんとかしなきゃ…」
「何もする必要もないだろう」
「なんだって?」
「説得の必要性が無いって言っているんだ、故郷にすがるのならすがらせればいいだろう」
「サミエム…それは残酷すぎるんじゃないか?」
「大切なものを失った後に生き長らえる方が残酷だろ!知らないとは言わせないぞ!」
ここ最近で最も彼が取り乱した瞬間だった。反論を考えることすら出来ないくらいの重みがあった。それほどまでの経験を僕たちはしている。特に彼は…
「時間がない、おい怠惰帝!逃げる気のある者だけ連れて逃げるぞ!」
「……分かった」
最後の問いかけを民衆に訴え、極少数の人々が故郷を捨て、誘導に従った。本当にこれで良かったのだろうか?暗闇の中に取り残された無意味な救いを求め続ける群衆を見てそう感じざるを得なかった…
「いでよ、スチームタイラントスネーク」
トレの号令に呼応するように蒸気をあげながら天井から巨大な蛇が現れる。しかし…嫌な思い出が想起させられる。この鉄壁と思える幻の領土も存続出来るか分からない状況だ。民衆と巨大な戦力であるユグドラシルという犠牲を伴うが目的の怠惰帝との同盟は達せられるだろう。勝利を勝ち取るための代償か…それにしても
「暑苦しい…」
「すまない、この熱帯を創り出している主はこの子なんだ」
「この暑さじゃ逃げ切る前に干からびてしまうぞ!」
「大丈夫だよ、スチームタイラントスネークは体内の90%が水で出来ているんだ、それを動かすための熱がこの暑さだからね」
「確かに段々と涼しく…」
「それに彼の体内の水は飲料に適しているんだ、ユグドラシルと真反対に移動し、地上の安全を確信した後に脱出が可能だよ」
「生存に必須な水の心配はいらないということだな」
「村のみんなを含めても問題ない計算だったんだけどね、仕方ない…」
「怠惰帝、少し聞きたいことがあります」
「どうしましたか?」
「地租の眷属は全てあなたに着き従っているんですか?」
「そうだね…良い機会だ、まだ危機的状況は抜け出せていないんだ、お互いの戦力情報を共有しておこう」
断る理由などない。生き残るための不安要素はまだまだある。全員が端的に自身の能力について語りあった。中でもトレが持っている能力はやはりずば抜けていた。ユグドラシルの地形を創り出している地租の眷属たち、ロックガルーダに炎天虎…そして、サミエムが倒した木の化身ドリアード。3体になってしまったが、いずれにしても強力な戦力だ。
「そういえば炎天虎はどこにいるんだ?」
「実は僕たちの乗っている彼の中にいるんだ」
「なんだって?じゃあ食われたってことか?」
「共生関係なんだよ、炎天虎の熱でスチームタイラントスネークは早く動けるし、食事は彼の呼吸で丸のみにされた動物で足りる」
「ちょっと待て、今は呼吸も何も地下にいるじゃないか」
「全てはユグドラシルで繋がっている、ドリアードは水が欲しいし、スチームタイラントスネークは濃縮された土や岩のミネラルが欲しい、ロックガルーダは摩耗したくないから、炎天虎には我々が捧げる食料を、そして炎天虎から溢れ出す熱で太陽草が活性化し、作物や食料を作る」
「なるほど、自然のサイクルってことか」
全員が良く出来た自然のシステムに感心している中、僕の中で1つの作戦が思い浮かぶ。かなりの大博打ではあるものの犠牲も出ない最高の結果を得られる理想の道を。
「あぁ…地祖の神よ、どうかご慈悲を…」
「おい、やめろ!その神に殺されかけているんだぞ!どこぞの無名の神でも地祖の眷属でもいい!この状況を何とかしてくれ!!」
民衆は阿鼻叫喚のようだ。暗闇によって声だけしか聞こえないというのは救いだろうか?少なくとも近くで悲しそうな顔をしているトレにとってはそうだろう。しかし、何かに助けを求めなくてはこの状況はどうしようもない。無名の神…心当たりはあるが……うん、無理だろうな。地祖の神っていうのはユグドラシルのことだし、眷属ってのは…なんだろうか。
「…そうだ、怠惰帝!」
「なんだい?」
「ロックガルーダ以外にも巨大な魔物を持っていますか?」
「そうだね…地祖の4眷属、いや今は3眷属かな?その3匹ならかなり大きいよ」
「…よし、民衆全員を背中に乗せてユグドラシルとは反対方向に移動しよう」
「そうだね…それが最適解だろう」
「それはダメだ!」
「伝介君、理解してくれ」
「我々はここで生活を確立させているんだぞ!故郷から追放された者もいる…ここ以外の生活なんて考えられない!」
先ほどまで悲劇を呪ううめき声しか響かなかったにも関わらず、今では伝介に同調する声で満ちあふれている。共通の敵がここまでの一体感を生むとは…しかし、現状は全く変わらないどころか悪くなっていく一方だ。
「なんとかしなきゃ…」
「何もする必要もないだろう」
「なんだって?」
「説得の必要性が無いって言っているんだ、故郷にすがるのならすがらせればいいだろう」
「サミエム…それは残酷すぎるんじゃないか?」
「大切なものを失った後に生き長らえる方が残酷だろ!知らないとは言わせないぞ!」
ここ最近で最も彼が取り乱した瞬間だった。反論を考えることすら出来ないくらいの重みがあった。それほどまでの経験を僕たちはしている。特に彼は…
「時間がない、おい怠惰帝!逃げる気のある者だけ連れて逃げるぞ!」
「……分かった」
最後の問いかけを民衆に訴え、極少数の人々が故郷を捨て、誘導に従った。本当にこれで良かったのだろうか?暗闇の中に取り残された無意味な救いを求め続ける群衆を見てそう感じざるを得なかった…
「いでよ、スチームタイラントスネーク」
トレの号令に呼応するように蒸気をあげながら天井から巨大な蛇が現れる。しかし…嫌な思い出が想起させられる。この鉄壁と思える幻の領土も存続出来るか分からない状況だ。民衆と巨大な戦力であるユグドラシルという犠牲を伴うが目的の怠惰帝との同盟は達せられるだろう。勝利を勝ち取るための代償か…それにしても
「暑苦しい…」
「すまない、この熱帯を創り出している主はこの子なんだ」
「この暑さじゃ逃げ切る前に干からびてしまうぞ!」
「大丈夫だよ、スチームタイラントスネークは体内の90%が水で出来ているんだ、それを動かすための熱がこの暑さだからね」
「確かに段々と涼しく…」
「それに彼の体内の水は飲料に適しているんだ、ユグドラシルと真反対に移動し、地上の安全を確信した後に脱出が可能だよ」
「生存に必須な水の心配はいらないということだな」
「村のみんなを含めても問題ない計算だったんだけどね、仕方ない…」
「怠惰帝、少し聞きたいことがあります」
「どうしましたか?」
「地租の眷属は全てあなたに着き従っているんですか?」
「そうだね…良い機会だ、まだ危機的状況は抜け出せていないんだ、お互いの戦力情報を共有しておこう」
断る理由などない。生き残るための不安要素はまだまだある。全員が端的に自身の能力について語りあった。中でもトレが持っている能力はやはりずば抜けていた。ユグドラシルの地形を創り出している地租の眷属たち、ロックガルーダに炎天虎…そして、サミエムが倒した木の化身ドリアード。3体になってしまったが、いずれにしても強力な戦力だ。
「そういえば炎天虎はどこにいるんだ?」
「実は僕たちの乗っている彼の中にいるんだ」
「なんだって?じゃあ食われたってことか?」
「共生関係なんだよ、炎天虎の熱でスチームタイラントスネークは早く動けるし、食事は彼の呼吸で丸のみにされた動物で足りる」
「ちょっと待て、今は呼吸も何も地下にいるじゃないか」
「全てはユグドラシルで繋がっている、ドリアードは水が欲しいし、スチームタイラントスネークは濃縮された土や岩のミネラルが欲しい、ロックガルーダは摩耗したくないから、炎天虎には我々が捧げる食料を、そして炎天虎から溢れ出す熱で太陽草が活性化し、作物や食料を作る」
「なるほど、自然のサイクルってことか」
全員が良く出来た自然のシステムに感心している中、僕の中で1つの作戦が思い浮かぶ。かなりの大博打ではあるものの犠牲も出ない最高の結果を得られる理想の道を。
0
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
無能と追放された俺の【システム解析】スキル、実は神々すら知らない世界のバグを修正できる唯一のチートでした
夏見ナイ
ファンタジー
ブラック企業SEの相馬海斗は、勇者として異世界に召喚された。だが、授かったのは地味な【システム解析】スキル。役立たずと罵られ、無一文でパーティーから追放されてしまう。
死の淵で覚醒したその能力は、世界の法則(システム)の欠陥(バグ)を読み解き、修正(デバッグ)できる唯一無二の神技だった!
呪われたエルフを救い、不遇な獣人剣士の才能を開花させ、心強い仲間と成り上がるカイト。そんな彼の元に、今さら「戻ってこい」と元パーティーが現れるが――。
「もう手遅れだ」
これは、理不尽に追放された男が、神の領域の力で全てを覆す、痛快無双の逆転譚!
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる