106 / 107
怠惰の章
第22話 舌戦
しおりを挟む
砂塵舞う夜明け前、薄っすらと見える地平線の影をただ眺めながら馬車に揺られる。この景色を見ていると不安感が募っていく。勝ち目が薄い交渉に挑まなければならないからか、それとも生物の本能から来るものか…いずれにしても嫌な気分だ。
「寝ないのか?」
「目が冴えてしまって…サミエムこそ寝ないのかい?」
「この辺りは魔物も多い、大勢で夜中に寝てしまうのは危険だが…ここの連中はそう考えないようだ」
「召喚獣が周囲を守っているからね」
「せいぜい足止め程度だな」
「手厳しいね」
「それよりも良いのか?」
「…」
「策略で言えばこの世界で強欲帝に勝てる奴なんてほぼいない」
「でも十分な交渉材料はあると思うよ」
「…だと良いんだがな」
「僕たちなら大丈夫だよ」
自分に言い聞かせるように強がる。連結部の軋む音が荒野に響く。しばし定期的になるその音を聞きながら、徐々に白みだした空を眺める。朝になればラクスウェルへ到着するだろう。刻一刻と明るくなる空はカウントダウンでもしているようだ。
「やぁ、おはよう」
「…怠惰帝」
「やっぱり戦いの前の緊張感は好きになれないね、そう思わないかい?」
「そうですね」
「淡白だなぁ、だけど無理もないか」
「お前は少し他人事すぎないか?」
「僕の異名は風雲だよ?流れに身を任せてなるようにするだけだよ」
「勝てなくてもいいと?」
「そりゃ勝てれば良いけどもね?僕が着いてきたのは恩人の君たちに報いるってのが本音だからさ」
「それはありがたいことで…夜明けか、もうじきラクスウェルだ」
「実は初めて訪問するんだよね~少し楽しみだよ」
「あれは…砦か?」
「それにしては小さいよ、まだ建設途中って感じだね」
「…なるほど、あれが来るぞ、中に入っておけ」
「あれって…」
「勝利を祈るとしようか、ファイアエンチャント…炎帝の凱旋!」
衝撃で身体が浮かぶ。まだ首都の影すらも見えないこの位置での歓迎…射程が伸びている。戦争への準備は砦だけじゃなかったようだ。トレは面食らった顔をしている。流石に驚いたのだろう。
「ようこそ、ラクスウェルへ」
「さ、流石治安の一番悪いと評判の国だね…手荒い歓迎だ」
怠惰帝の初の歓迎は苦笑いで終わった。
扉がゆっくりと開く。それは舌戦の開戦合図でもあった。
「樹海調査諜報員、帰還しました」
「…ふ、その様子なら良い報告が聞けそうだな」
「…はい、結論から申し上げますと作戦は成功しました」
「ユグドラシルは陥落したか、上出来じゃないか」
「1つ…提案があります」
少し緩んだ雰囲気が再び引き締まる。冷や汗が背中を伝っていくのが分かる。ここで止まってはいけない。飲み込まれてしまう。必死に続ける。
「ユグドラシルを故郷としている者が多数います、それを兵器として使えば民は絶対に敵になる…大きな戦争を目前としている今それは避けたい」
「つまり、ユグドラシルを諦めろと?かつての支配者、幻の王とその民…どちらの戦闘力が高いかは比較するに値しないほどだと俺は思うが?」
「そこに関しては僕から話そう、同盟を組むにあたって僕の民が全員安全に暮らせる…」
「怠惰帝、お前がここに来ている時点でもはや有無を言わさずに同盟を組めるんだ、それは交渉材料になり得ない」
強欲帝はまくしたてる。圧倒的に不利な戦局を変える力をみすみす逃したくないのだろう。
「代用出来るものはある」
「ほう…王に匹敵する力ねぇ…?」
「ユグドラシルはそれ1つで生態系を創り出しているが全ての機能を持ち得ていない、主軸が彼なだけだ」
「…四大眷属か」
「その1つは我々が調査していく上で倒してしまったが、他の3つと怠惰帝が戦力に加われば…」
「それならばユグドラシル、民衆も加算すればいい話だ」
正論に押し黙ってしまう。どうあがいたって僕の言い分は無茶苦茶だ。このままでは交渉に負けてしまう。
「あぁ~ちょっといいかな?」
「分かっていないようだな、だから貴様には…」
「確かにここで同盟を拒否したらそこら中敵だらけだ、まさに敵地のど真ん中に放り込まれているようなもの…そんなやつに選択権はない」
「悪いが御託を聞く時間があるほど暇じゃない」
「もしそんな状況から安全に撤退出来るとしたら?」
「なんだと…」
「神器はこちらの手にある、悪いけど連行されてきている身じゃないんだ、逃げる方法は用意している」
「ハッタリか?」
「…来い、ロックガルーダ!」
屋根が崩れ、岩鳥が顔を覗かせる。強欲帝が少し顔をしかめ、武器に手をかけながら続ける。
「なるほど、これは見えてなかったな」
「交渉再開だよ、ガシュー」
「…今手札を切るのは惜しいな、仕方がない」
「ということは!」
「怠惰帝の民衆の安住の地は約束しよう…ただし、条件がある」
「条件?」
「暴食帝領の平定だ」
「寝ないのか?」
「目が冴えてしまって…サミエムこそ寝ないのかい?」
「この辺りは魔物も多い、大勢で夜中に寝てしまうのは危険だが…ここの連中はそう考えないようだ」
「召喚獣が周囲を守っているからね」
「せいぜい足止め程度だな」
「手厳しいね」
「それよりも良いのか?」
「…」
「策略で言えばこの世界で強欲帝に勝てる奴なんてほぼいない」
「でも十分な交渉材料はあると思うよ」
「…だと良いんだがな」
「僕たちなら大丈夫だよ」
自分に言い聞かせるように強がる。連結部の軋む音が荒野に響く。しばし定期的になるその音を聞きながら、徐々に白みだした空を眺める。朝になればラクスウェルへ到着するだろう。刻一刻と明るくなる空はカウントダウンでもしているようだ。
「やぁ、おはよう」
「…怠惰帝」
「やっぱり戦いの前の緊張感は好きになれないね、そう思わないかい?」
「そうですね」
「淡白だなぁ、だけど無理もないか」
「お前は少し他人事すぎないか?」
「僕の異名は風雲だよ?流れに身を任せてなるようにするだけだよ」
「勝てなくてもいいと?」
「そりゃ勝てれば良いけどもね?僕が着いてきたのは恩人の君たちに報いるってのが本音だからさ」
「それはありがたいことで…夜明けか、もうじきラクスウェルだ」
「実は初めて訪問するんだよね~少し楽しみだよ」
「あれは…砦か?」
「それにしては小さいよ、まだ建設途中って感じだね」
「…なるほど、あれが来るぞ、中に入っておけ」
「あれって…」
「勝利を祈るとしようか、ファイアエンチャント…炎帝の凱旋!」
衝撃で身体が浮かぶ。まだ首都の影すらも見えないこの位置での歓迎…射程が伸びている。戦争への準備は砦だけじゃなかったようだ。トレは面食らった顔をしている。流石に驚いたのだろう。
「ようこそ、ラクスウェルへ」
「さ、流石治安の一番悪いと評判の国だね…手荒い歓迎だ」
怠惰帝の初の歓迎は苦笑いで終わった。
扉がゆっくりと開く。それは舌戦の開戦合図でもあった。
「樹海調査諜報員、帰還しました」
「…ふ、その様子なら良い報告が聞けそうだな」
「…はい、結論から申し上げますと作戦は成功しました」
「ユグドラシルは陥落したか、上出来じゃないか」
「1つ…提案があります」
少し緩んだ雰囲気が再び引き締まる。冷や汗が背中を伝っていくのが分かる。ここで止まってはいけない。飲み込まれてしまう。必死に続ける。
「ユグドラシルを故郷としている者が多数います、それを兵器として使えば民は絶対に敵になる…大きな戦争を目前としている今それは避けたい」
「つまり、ユグドラシルを諦めろと?かつての支配者、幻の王とその民…どちらの戦闘力が高いかは比較するに値しないほどだと俺は思うが?」
「そこに関しては僕から話そう、同盟を組むにあたって僕の民が全員安全に暮らせる…」
「怠惰帝、お前がここに来ている時点でもはや有無を言わさずに同盟を組めるんだ、それは交渉材料になり得ない」
強欲帝はまくしたてる。圧倒的に不利な戦局を変える力をみすみす逃したくないのだろう。
「代用出来るものはある」
「ほう…王に匹敵する力ねぇ…?」
「ユグドラシルはそれ1つで生態系を創り出しているが全ての機能を持ち得ていない、主軸が彼なだけだ」
「…四大眷属か」
「その1つは我々が調査していく上で倒してしまったが、他の3つと怠惰帝が戦力に加われば…」
「それならばユグドラシル、民衆も加算すればいい話だ」
正論に押し黙ってしまう。どうあがいたって僕の言い分は無茶苦茶だ。このままでは交渉に負けてしまう。
「あぁ~ちょっといいかな?」
「分かっていないようだな、だから貴様には…」
「確かにここで同盟を拒否したらそこら中敵だらけだ、まさに敵地のど真ん中に放り込まれているようなもの…そんなやつに選択権はない」
「悪いが御託を聞く時間があるほど暇じゃない」
「もしそんな状況から安全に撤退出来るとしたら?」
「なんだと…」
「神器はこちらの手にある、悪いけど連行されてきている身じゃないんだ、逃げる方法は用意している」
「ハッタリか?」
「…来い、ロックガルーダ!」
屋根が崩れ、岩鳥が顔を覗かせる。強欲帝が少し顔をしかめ、武器に手をかけながら続ける。
「なるほど、これは見えてなかったな」
「交渉再開だよ、ガシュー」
「…今手札を切るのは惜しいな、仕方がない」
「ということは!」
「怠惰帝の民衆の安住の地は約束しよう…ただし、条件がある」
「条件?」
「暴食帝領の平定だ」
0
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
無能と追放された俺の【システム解析】スキル、実は神々すら知らない世界のバグを修正できる唯一のチートでした
夏見ナイ
ファンタジー
ブラック企業SEの相馬海斗は、勇者として異世界に召喚された。だが、授かったのは地味な【システム解析】スキル。役立たずと罵られ、無一文でパーティーから追放されてしまう。
死の淵で覚醒したその能力は、世界の法則(システム)の欠陥(バグ)を読み解き、修正(デバッグ)できる唯一無二の神技だった!
呪われたエルフを救い、不遇な獣人剣士の才能を開花させ、心強い仲間と成り上がるカイト。そんな彼の元に、今さら「戻ってこい」と元パーティーが現れるが――。
「もう手遅れだ」
これは、理不尽に追放された男が、神の領域の力で全てを覆す、痛快無双の逆転譚!
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる