先生、僕って…なんか転生してるみたいなんですけど

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第一章 青葉

25 転がされてる訳では無く、想定内

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♡♥愛奈♥♡



「お兄ちゃんは不良になりました」
「…そうかな?そんな事無いと思うけど」

お兄ちゃんが口答えします。あたしと言う妹性奴隷を3日前の夜中に手に入れておきながら、まともに帰ってきたのがその次の日だけ。しかも昨日帰ってきたのは7時になろうかって時間。妹性奴隷になっていきなり怒るのもどうかと思ってお帰りのキスをちょっとだけ長くするので許したって言うのに。今日も夜遊びなんてどういうつもりなんでしょうか!

「こんな遅くまで遊び歩くなんてもう不良としか言い様がありません」
「そこまで言うほど遅いかなぁ…言ってもまだ5時半ちょっと前だよ?」

「冬ならもう真っ暗です」
「…まぁ…ハイ」
「だから不良なんです!」

今朝はおはようのキスと行ってらっしゃいのキスしかしてないのに、ただいまとお帰りのキスも一回だけで済まされました。
本当ならあたしからキスしたら、お兄ちゃんからの『お帰りなさいのキスをしてくれてありがとうのキス』があってもいいじゃないですか!なんなら『おはようのキスしてくれてありがとうのキス』もあって当然なんですよ!

まぁでも、今朝はあたしも、前日のちょっとした開発で寝不足だったので、お兄ちゃんとキスできただけで嬉しくって舞い上がってたのでそこまでは言わなかったんですけど…♡

あっ…そう言えば詩織ちゃんが言ってました。『男って追いかけられ続けたら、すぐに飽きてしまう』って。だから少しづつ体の関係を許して、ずっと魅力的な妹性奴隷だと思わせ続けないといけないって…気をつけておかないと気づいたら彼女を連れ込む様になってるかもしれない…って…

彼女だったら赤ちゃんを作るセックスで好きな人をどこまでもたぶらかす事が出来るけど、妹性奴隷にはそれだけは許されないから。出来るのはお触りとキスぐらい…ギリギリ子供を作らないセックスまで…まさかお兄ちゃん…

「んっ…お兄ちゃんはもう愛奈に飽きてしまったのですね…」
「イヤイヤちょっと待って!?なんでそうなったの!?僕が愛奈に飽きるとかありえないよ!イヤ、飽きるとかって言葉をそもそも使わないで!」

涙が溢れて来ました…お兄ちゃんは本当にあたしの事がまだ好きなのでしょうか?


「ん…じゃぁ…その愛を証明してください」


あたしはドキドキしながら目をつむりそっと口をンーってしました♡
そう言えばお兄ちゃんからキスしてくれた事って最近全く無いなぁ…ドーキドキ♡ドーキドキ♡



□■新之助■□



妹がグイグイ来ます。
これはキスしろって事なんだと思うんだけど、妹とキス…挨拶程度の軽いのならば、僕もキスで笑顔を見せてくれる愛奈にするのはそこまで抵抗はない。



でも昨日辺りから…ねっとりとした感じのキスをするようになった愛奈と、このままずるずるとキスしていたら、あっという間に舌を絡ませるようなキスをしてそうな気がする。僕、妹とディープなキスが普通な状態ってさすがにアウトだと思うんだよね。

だからどうにかしてもっと軽いキスが普通の状態に戻したいんだけど…でも、愛奈からキスしてくるから、主導権はあっちにある訳で、んー…

あっ、分かったかも。愛奈主導でキスするから、坂道を転がり落ちる様にキスが濃くなっていくんだ。それなら僕がコントロールすればこれ以上はダメって辺りをうまく調整できる…できるかなぁ…

僕、けっこう流されやすいタイプだって今日気付いたんだよね。だって、今日初めて会話した子達と中出しセックス(ほぼレイプ)してるんだもん。

まぁでも、興奮してなければなんとかなるか。
何にしてもこのまま愛奈のしたい様にさせるよりはマシな気がする。


よし。


「愛奈、不安にさせてごめんな。お兄ちゃんは愛奈の事が大好きなんだ。だから、これからは僕からキスするからね」


愛奈の顔を両手で持ってなんとなく顔を斜めにして唇が重なりやすく…
あっ、これディープなキスする導入部だ…まいっか。少しづつ軽くしていけばこれ以上変な感じになる事も無いし。
僕は、今日車の中で何度も冬美さんとした、ディープなキスを愛奈とした。



…ちゅっぽん♡



「…おっ…お兄ちゃんがケダモノになってしまいました。愛奈…食べられてしまいました…♡穴という穴をじゅうりんですぅ♡」
「蹂躙って言い方は止めてね。まぁでも少しやり過ぎたな、今度からはもう少し軽めにするね」
「ん…愛奈は今のままでいいよ?」
この両頬を手で挟んで首を傾げるポーズは最近よく見るな。

「愛奈。キスの事はお兄ちゃんに任せてくれないか?愛奈が満足できるようにするつもりだから」
「…ん。わかった。お兄ちゃんがすきにしていいよ♡」

愛奈が目を潤ませながら僕の首に抱き着いてきた。
とりあえずこれで愛奈との関係を変な感じに進めずに済むはず…だよね?


「あっ、そうだ愛奈、今日実は学校の先生とこの後話をする用事があるんだ。だからもう一回家を出る事になるけど一人で家に居られる?」

「…お兄ちゃんが行ってきますとただいまのキスをさっきみたいにしてくれるなら愛奈待ってる」

さっきみたい…まぁゆっくり軽い感じにして行くんだから今日ぐらいはいいか?

「愛奈がそれで安心できるならいいよ」
「んっ♡じゃぁごはん食べよっ♡」
「あー…ご飯か…」

そう言えば完全に忘れてたなぁ…五藤さん何か頼んで食べてるかなぁ…


僕は愛奈と、『いただきますのキス』をして、『居なくなるから先にお風呂に入ってきますのキス』もさせられて、『もしかしたら先に寝てるかもしれないからお休みのキス』もさせられて家を出た。

当然だけど、『行ってきますのキス』もした。


なんか僕、失敗してるか?


僕は電車を置き去りにする速さで移動している。
基本はジャンプ。一応着地地点の安全を確認してから跳ばないと。空中で僕は止まれないからね。だからそんなに距離は稼げない。

何回か調子に乗ってどこまで跳べるかな?ってふと思って跳んだら国道バイパスを80kmぐらい出して走ってそうなトラックに正面衝突でぶつかりそうになった。

僕のジャンプは車と似た様な危険な状態って思って移動しないと、バイクとか自転車辺りだと吹き飛ばしてしまう可能性がある。

って訳で、6~7kmぐらいの距離を電車と競争しつつ5分ほどで走破し、僕は『プレイランド・ドリームホープ・ムラサメ』の目の前のコンビニエンスストアに入った。

連絡は出来なかったけど、とりあえず飲み物とおにぎりぐらいは買って行くのが礼儀かな?って思って寄った。
そしてそのコンビニでは、何かよく分からないキャンペーンをしていたらしく、お1つどうぞって言われて小さな箱を一個もらった。サイズ的にたぶんキーホルダーか何かだろう。

そして僕はホテルを出る時に使った窓へ周囲を確認して跳び上がった。

本当は非常階段とか、普通に階段を使って出入りしたかったんだけど、このホテルって、一回部屋から出たら鍵が無いと内側からも開けられないタイプのドアで、更にはカギを専用のシリンダーに入れてないと電源が全部落ちる様な仕様になっていた。

本当なら受付に連絡して僕だけ出て、帰ってきた時にもう一回話をしてから入れてもらっても良かったのだけど、それはさすがに恥ずかしかったんだ。

で、こうして窓から出入りしてるって訳なんだが…

「五藤さん?」

部屋の中に『アンアン♡パンパン♡もうだめぇ~♡いくぅ~♡』なんて声…音か?
そんなエロ動画っぽい音声が結構大きな音で流れていて五藤さんの反応が無い。

僕はそっと窓から浴室に入り込み、曲げた格子を元に戻してベッドルームに入った。

さて困ったぞ。無修正動画がけっこうな音量で流れ続けている画面の前で、女の子(ランドセルがマストっぽい少女)が横になった姿で股の辺りに手を挟んでよだれを垂らしつつ熟睡していたら、どうするのが正解なのかな?

男目線なら、動画を消して、手を股間から出して、毛布でも掛けた状態で、場合によっては腰の辺りを上では無く横に向けて起こされるのがベターな気がするのだが、でもそれは、起こす対象が親か彼女か友達(男or女)によって違ってくるんだけど…

とりあえず僕は、自分にとってベターな起こされ方。決してベストではないけど、この状態で起こされたら恥ずかしくてもギリギリこれからも付き合っていけるって感じの選択をして、五藤さんを起こすことにした。


「五藤さん。五藤さん」
肩の辺りをそっと押しつつ声を掛けてみた。
「んっ…何時?」
「今は6時半前ぐらいかな?一応おにぎりとお茶を買ってきたけどもうご飯食べた?」
「ん…まだ。ありがと」
五藤さんは変な反応をする事なく体を起こしてあくびをしながら伸びをしてる。

「五藤さんもあまり寝れてないの?」
「まぁ…寝不足って感じだけど…ん…なぁ、お前汗くさいぞ」
「そう?電車待つ時間がちょっと長そうだったから走ってきたけど…そんなに汗くさい?」
「うん。とりあえずシャワーぐらい浴びて来いよ」
「わかった。じゃぁちょっと浴びてくるね」
「谷口君はもう食べたの?」
「あぁ、僕はもう食べてきたからそれは五藤さんが全部食べていいよ」
「わかった」

僕は五藤さんに言われてとりあえず汗を流す為にシャワーを使わせてもらった。

んー…汗くさいか?僕にはまだ梅原さんのホテルで嗅いだバラっぽい匂いが感じられるんだけど…?
まぁでも女の子って愛奈もそうだけど臭いには敏感だから言われるとおりにした方がいいな。

とりあえず頭は洗わなくてもいいとして、汗をかきそうな場所を入念に置いてあったスポンジでキュッキュ洗ってみると少しスッキリした感じがした。

脇も洗って首回りもしっかり洗ってオマタもしっかりアワアワ~♪
そこそこ大きくなって仮性人卒業っぽいオチンチンも伸ばす様にアワアワ~♪
尻の穴の周りもついでに~♪

とりあえずこれぐらい洗えば大丈夫だろ。

僕は泡だらけになった体をシャワーで流し、タオルでしっかり拭いてからトランクスとTシャツ姿でベッドルームに戻った。

「ちょっ!?えっ?もう?早いってば!まだ何も準備してないからちょっと待って!」
「何の準備?あっまさか五藤さん、もしかしてルームサービスでコスプレとか頼んだの?ずいぶん縮んだから色々試してみたくなったんだろ?」
確かルームサービスで、ドエロコスチュームとか替えの下着とか、そんなん着られたら燃える!って下着?なんかスケスケなのとかがいっぱいあるらしい。僕が最初に座ってたソファーの所のテーブルに、そんな案内が並べて置いてあったから気になってたんよね。

「いや…別に何も頼んでないけど…」

チッ。

「じゃぁ、なんでそんなに顔真っ赤にしてんだ?そもそも今日あっちのホテルでお互い全裸で同じ部屋で楽しくおしゃべりしたじゃん?これぐらい今更だろ?」
五藤さんは全裸パーティーの後でホテルが用意してくれたワンピースを今も着てるからあの時よりも恥ずかしくないと思うんだが?

「それは…そうだけど…」
「ふう…さすがに暑いな。あっ、なぁもうこれ飲まない?」
「開けっ放しにするのは好きじゃないから閉めただけで後で飲むつもりだけど…欲しいの?」
「いいならもらうね。五藤さんが飲みたくなったらルームサービスで頼むか自販機で買ったらいいよね」
僕は五藤さんが半分ぐらい飲んでふたを閉めていたお茶を開けて飲んだ。
「お前、あたしが飲んだの普通に飲むんだな」
「は?今の五藤さんに僕が遠慮する必要がどこにあるんだ?」

「それは…しなくてもまぁ…」
だからなんでそんなに顔を赤くする?

そもそも小学生みたいな体になった五藤さんに対して関節キッス~♡なんて感覚は微塵もないし。僕はロリコンじゃないんだから気にする方がおかしいだろ?

「えっと…それなら、あたしも一回ぐらいはシャワー浴びておいた方がいいよね?」
「?…まぁ寝たら汗もかくだろうし、気になるなら浴びておいでよ。何ならしっかりと全身磨いてお湯に浸かってもいいからね」
ここに来る前に、泊まり歩いてるって言ってたぐらいだから、友人の家では色々お風呂とかも遠慮してるだろうから、この際存分に堪能して行けばいいだろ。ラブホのお風呂だけど♪

「…分かった。綺麗に磨いてくる」

では、上がってくるまでに~僕はあの穴の中を探索するかな~♪


僕はこの部屋の名前の由来と言うかコンセプトを完全に理解したと思う。
そして多分だけど、五藤さんも理解してると思う。

あの穴の奥には自分の股間の辺りを下から横から上から前から後ろから全方向からカメラが狙ってて、中に入ってる人にはその全ての映像が見える状態になっていた。

そう。穴に入り込んんだ女の人を男が捕まえてバックから犯すことを目的としたプレイエリアだったって訳だ。
穴が色々開いてたのは、カメラが固定なので、好きなアングルを探しつつプレイも楽しめるっていう感じだったみたい。


だからあの時トイレの中で見た映像で、五藤さんが腰を上げたり振ったりしてたんだね。
自分がバックで犯される姿がどんな風に映るか気になったんだろうね。

あんなのがすぐ横にあるって知ってたらそりゃぁオナニーぐらいしたくなるわ。
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