先生、僕って…なんか転生してるみたいなんですけど

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第二章 花芽

06 死なせない方法

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おっ?回復魔法…?
あっ…これは…全身が痛い。

僕は夢を見ながら考えていた時に魔法が勝手に発動したのと全身が痺れた様な感覚と両腕と腹の辺りに痛みを感じた。

うるさいなぁ…クラクション…誰が鳴らしてるんだ?

目を開けたら視界が真っ赤に染まっていた。
「何がおきた…全身痛いけど…」
手を顔の辺りに持って行こうとするが、腕が動かせない。

………あぁ、そう言えば僕、拘束服を着させられてたか。
脚を動かそうとすると鋭い痛みは感じるが、まったく脚が動かせない。
動かせないというか…腰の辺りから先の感覚が…無い?
ん?拘束服が緩んでるのは…?
とりあえず全身が痛い気がするので回復魔法を痛みが無くなるまで掛けてみた。

そして段々と拘束服の締め付けが緩くなっていき、両腕が拘束された袖から抜けた。
「うーわ…顔が血だらけじゃん。っと…なるほど。体が半分ぐらいになった気がしたと思ったら、こんな状態になってたのか」
重たいだけの拘束服を脱ぎ、それで顔の辺りを拭ったらやっと今の僕の状況が分かった。

僕の視界には全裸の男の子の体(10歳ぐらい)と17歳ぐらいの男の引き千切られた様な傷口を晒している下半身が見えた。

どうも車に前後から押しつぶされる様な力がかかって僕の体は上下に分断されてしまったらしい。
そして繋がっていた部分の体の組織を使って再構築された体が今の10歳ぐらいの体らしい。

それにしても…僕の体が押し潰されて体が千切れたのはいいとして、なんでこんなに乗っていた車が開放的なオープンカーみたいな感じになってるの?

周囲を見回すと藪と樹木のスキマから橋脚らしきコンクリートの柱がいくつも連なって続いているのが見えた。

「もしかして、車が高速道路から落ちた?」
あ、そう言えばソラ先生は?
隣の運転席らしき場所を見てもソラ先生が居ない。
居ないというより運転席自体が存在してない。

僕は完全に原形を留めていないソラ先生のSUVだった残骸の上に立ち周囲を見渡してみた。
「うーわ…あれ死んでそうなんだけど…」
僕の目に、さっきまでソラ先生が着ていた服を身に着けている女性らしき体の人が、片腕と片足をどこかに無くした状態で木の根元に転がってるのが見えた。

ソラ先生は僕より軽傷みたいだけど、このまま放置したら確実に死ぬ気がする。

とりあえず回復魔法を使わないといけないんだけど…キスしていいのかな?乳首が当たっている必要は無いって言っていたから、脱がす必要は無いと思うけど…

身体能力を上げる為に自己暗示スキルを使い、ジャンプしようとしたら足首辺りの骨が軽い音と共に折れた。
僕は思った力で跳べず、車のすぐ近くに落ち、転がりながらソラ先生の元までたどり着いた。

「僕の体もなんか色々足りてない感じだな」

ソラ先生を仰向けにしたら左腕が根元から引き千切られていて暖かさが感じられなくなっていた。
とりあえずキスしながら回復魔法を掛けてみるが、なぜかソラ先生の体は回復しない。
数回繰り返し回復魔法を掛けていたら、ソラ先生の体の表面を皮が少しづつ覆い始めたが、体が元に戻ろうとしない。

「これって肉が足らないって事か?」
今の僕の体は10才ぐらいの大きさになっていて、今までの様に身体能力を高める事も出来ない。
さっきも足首の骨があんなに簡単に折れたのにちょっと驚いた。

もしかしたら、僕の体が完全な状態にならないとソラ先生を元に戻せないって事か?
でも、どうしたら肉を補給できるんだ?
今までは余分な肉とか脂肪を使って体を回復させたってソラ先生が言ったけど、余った肉とか脂肪なんてどこにも無い…

いや、…余った肉とは言えないかもしれないが、僕の下半身ならある。ソラ先生の腕と脚は…僕に見える範囲には見当たらない。
どうする…このままだと確実にソラ先生は死ぬ…と思う。



ソラ先生…居なくなったら居なくなったで僕は少しだけ幸せになれそうな気もするが…



イヤ、さすがにその考えはダメだ。
僕が回復魔法を使える事を知っている人が何人も居るのに、ここで見殺しにしたら確実にみんなに嫌われる。
それに愛奈(家族)以外で、初めての大人のキスをしてくれたのはソラ先生だ。あと、生おっぱいの素晴らしさを最初に教えてくれたのもソラ先生だ。


しょうがない。ソラ先生のおっぱいを…命を救うためにもできるだけの事はやってみよう。


僕は自分の内臓が飛び出ている下半身を車の中から引っ張り出し、何度も腕や足の骨を折りながら回復しながらソラ先生の近くまで運んだ。

「で?」
僕の下半身をどうやって僕に吸収したらいいんだ?

って言うか、この下半身を自分に吸収するのはちょっと嫌だなぁ…なんとなくだが、体に付いている拭く前のうんこは気にならないけど、一回自分から離れたうんこは触れたくないって感覚に近い何かを感じる。


…ソラ先生にとりあえず吸収してもらうか。


自分の下半身だったモノを、ソラ先生の千切れた足の辺りに密着させ、ソラ先生にキスしながら回復魔法をかけてみたら少しだけ僕の下半身の方に反応があった。


…なんで僕の下半身は勃起したんだ?


とりあえず僕の下半身…下半身だったモノはソラ先生の体に吸収されそうな感じが全く無いが、勃起した。


…だからなんで勃起した?


僕は、『もしかしたらやらない方がいいかもしれないかも?』なんて思いつつも、なぜかこうしなければならない様な気がして、ソラ先生のまだギリギリ千切れてなかったパンツの姿を維持している下着をチョットだけ脱がし、残っている方の片足を少し開く感じに動かし、勃起している僕の下半身だった何かの向きを合わせて…そっと押し込んでみた。

「ソラ先生って膣がそんなに深くないんだなぁ…」
ソラ先生の膣も準備完了状態だったおかげで簡単に挿入できた。ただ、勃起したオチンチンが半分チョット入った辺りで奥に突き当たった感じがあったので、その状態で僕はソラ先生にキスして回復魔法を掛けてみた。


おっ!おぉー!!回復する感覚と言うかめっちゃ気持ちイイ感じが口から全身に伝わってきた♡
なんとなく僕の体も少し大きくなった気がする?

いいぞ!もっと回復だ♡

僕は、自分の体が大きくなる感覚と、口から全身に伝わる強烈な快感を感じつつ、何度も回復魔法を掛け続けた。
ソラ先生がちょっとだらしない感じに目を剥いて意識が無かったので、僕が目をつむってキスしながら回復させていたのだが、なんとなく自分の視界が眩しい気がする。
そしてなんとなく回復の気持ち良さが感じられなくなった気がした所で、目を開けてソラ先生の口の中を舐めまわしていた舌を抜いて顔を離したら、さっきの死にかけていたソラ先生よりも、もうちょっと若い感じのソラ先生が見えた。

「おー脚も腕も生えてる~♪って言うかおっぱいはそのままサイズ~♡」
さっきまで死にそうだったソラ先生が、輝く様な肌を晒して仰向けに寝ている。

なんとなく年の頃が…僕らと変わらない感じか?胸のサイズはさっきも言った様にあの時見たサイズのまま美里みたいにプルリン♡って飛び出す感じになってる。

そして…けっこう毛深かった♡

「ソラ先生ってなんかこう…あっちもこっちも色々いいね♡」
「んっ…」
片方の乳房の1/3ぐらいを見せながら、パンツを半脱ぎ状態で太ももに装備しているティーンソラ先生から声が漏れた。

「ソラ先生。大丈夫?」
肩の辺りを押して体を揺すってみたら、ソラ先生の目がうっすらと開いて僕を見た。

「周二…」
ソラ先生が僕を見ながら口元を両手で覆って大粒の涙をポロポロと零した。

「もう会えないと思ってた…会いたかった…ずっと会いたかったよ」
ソラ先生は体を動かそうとしてる様だが、まだうまく動かせないみたいで、僕に両手を伸ばして今すぐ抱きしめてくれって言ってるみたいなんだけど…

シュウジ?…そう言えばあの時見た刺青の名前が…えっ?僕がシュウジ?

自分の体を見下ろしてみた感じでは、まだ完全に戻ってない気がする。感覚的には中学生の頃のサイズぐらいに見えるが。

さすがにここで、シュウジになりきってハグとかしたら、後で正気に戻ったソラ先生にどんな目に遭わせられるか分かったものじゃない。
とりあえず、シュウジになりきり、ちょっと出ているソラ先生のはち切れんばかりのおっぱいを堪能するのを僕は諦めた。

「ソラ先生、僕は新之助ですよ。そろそろ正気に戻ってください」
「そんな事ない!周二だよ!私が間違えるはずがない!!」
ソラ先生は震える腕で体を起こし全裸の僕に倒れ掛かってきた。

「ほら…匂いも一緒だもん…ここもあの時のまま…」
ソラ先生が僕の体に手を回し、お尻の辺りをすごく丹念に撫でまわしてるが…


まさかソラ先生とシュウジ君ってお尻愛オシリアイの関係だったりするのでしょうか?


僕は、レスキュー隊の人が助けに来てくれるまでの間、僕のお尻の掴みやすい辺りをねちっこく撫でまわすソラ先生の手に、全身にサブイボを発生させつつ耐え続けた。
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