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第一章 召喚前?
12 村で交渉
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人とは、経験値0状態と経験値1以上の状態はまったく別人と言えそうだな。
昨日何度か船から落ちそうになりながら船を操り車の所まで帰ってきた清だが、今日は最初からそこそこ慣れた感じに船を動かせた気がする。
櫂を漕ぐ為のテクニックと言うかコツの様なものをなんとなく自己開発しつつ三日月型の湾の左側にある岩山岬を越えて移動して行った。
「そろそろ滝の辺りまで来たと思うが…」
崖を眺めつつ櫂を漕いでいたら、船の人が座る部分に行儀良くお座り状態で居たレテーナが急に立ち上がり船から岸に向かって跳んだ。
俺とニナとレテーナと交換物資を載せた船の喫水深さが大体40cm程度あり乾舷高さが大体20cm程度なので、砂浜に乗り上げない様に海岸線から大体10m程度離れて船を動かしていたのだが、その距離をジャンプ一発で飛び越えられるって言うのはなかなかにすごいんじゃないだろうか?
確かインパラだとかが10m以上跳んだりするみたいだけどでもそれって足元が安定している場所での話のはずなので、水の上に浮いた船から跳ぶって言うのはかなり難しい気がする。
確か外海に出られる様な大きな船であれば船が1cm程度沈むだけで浮力が1tとか発生させられたりするので、レテーナぐらいの重さ(肩に爪を立てられたときの感触から大体20~30kg程度)の動物がそこから飛び上がったりしても船が沈み込むような動きをしないけど、俺とニナとレテーナと交換物資が載っただけで船の喫水がけっこう限界に近い程度に深くなる様な船であれば普通であれば船が転覆しそうなものなのだが…
思わずしゃがんで船の縁を両手で掴んだ清だが、レテーナが跳んだ反動よりも自分がしゃがんだ反動の方が大きかった事にチョット驚いた。
もしかしたら…レテーナって物理現象とか万有引力の法則とかから逸脱してる様な生き物だったりするのだろうか?
とりあえず船が傾いて沈む様な事が無かったのでとりあえず立ち上がって手放していた櫂を持ち小さく溜息を吐きつつニナを見ると、チョットだけ恨めしそうな視線を俺の方に向けていた。
どうも俺がしゃがんだ拍子にニナの顔に波飛沫がかかっていたらしい。
その後砂浜に飛び降りたレテーナはさっさと森に向かって走って行ってしまい見えなくなっていたので船を滝の少し先で見つけていた岩場の所に係留して陸に上がり、自分の尻ポケットに入れていたハンカチをそっとニナに手渡しご機嫌取りをしていたらレテーナが5mほどの長さの棒を引き摺って戻ってきた。
「もしかしてそれって竹か?」
節から節までの長さが大体1m程度で太さがφ20cm程度あり表面の感じは俺の知っている竹に似た感じ。
節から節までの距離がかなり長い気がするけど、レテーナが持ってきたそれを確認してみたら竹同様節で区切られた空間に空気の層を持っている様な構造になっていた。
「なぁレテーナ?これどうやって切ってきたんだ?」
節と節の間の辺りをとても鋭利な何かでスッパリと切り取られている竹を見てどうやって切ってきたのかが気になったので聞いてみたのだが、レテーナが何を言ってるのかが良く分からなかった。
どうも水を使っているらしいのはなんとなく理解したのだが方法がうまく説明出来ないみたいだった。
そして5m程度の竹一本だけではアウトリガーとしてはちょっと心細かったのでせめてもう3本程度同じサイズの竹が手に入るならと思いその場所まで連れて行ってくれってお願いしてみたのだが、どうも俺が自力でたどり着ける様な場所では無いらしくここで待つように言われてしまった。
竹の確保はレテーナがしてくれるって言ってるので俺とニナは近くの森の中から蔦状の植物を取ってきて、まずは船の傍でアウトリガーと保持材を形にしてみた。
形状は片側に浮きを持つタイプのアウトリガー。
運ぶのをニナに手伝ってもらって船の中央辺りに固定されている椅子の部分に蔦を使い竹を固定してうまくアウトリガーを固定してみた。
ちなみに取り付けに関してはほぼニナに丸投げになった。
ニナはこの蔦を使う事に慣れているらしく、そこらで見つけてきた木を使ってうまく蔦の隙間に挿し込み緩んだ部分をうまく誘導し締めてガタが無い状態にしてくれた。
そして俺とニナとレテーナを乗せて船を係留していたロープを外し少しだけ沖に出て船を動かしてみたのだがなかなか良いんじゃないか?
ニナは船の先端に近い椅子に座って体を左右に振るような動きを何度もして船が傾かないのを確認していたが、ホンのチョットだけど『キヨシスゴイ♡』とか思ってもらえた気がした♡
そして俺達はアウトリガーの設置で大体1時間程度の作業をして最近までニナが住んでいた村が見える場所まで移動してきたのだが、ニナが住んでいた村がある場所は俺とニナが出会った砂浜から更に岬を超えた辺りにある岩場が広がる場所に存在していた。
そんなに広くない谷の様な場所に少しづつ奥に向かって木製の家が建っているのが見える。
雰囲気は風の谷?
そして村の規模を船の上からざっと見た感じでは家の数が大体50前後か?
そこそこ大きな家も見えるが大きな家は高台にあるみたいでほとんどが森の木に隠れているからちょっと数が確認できないけど、なんとなく搾取する側と搾取される側の人が階級社会を作っていそうな感じが見て取れる。
船を村の一番端辺りの桟橋に近づけるとニナが桟橋に登り船を留めてくれた。
「さてと、とりあえず持ってきた物を文化の象徴たる下着と洗い替えに着る為の服などに交換する必要があるんだが…どこに行ったら良いんだ?レテーナ?」
とりあえずニナに手伝ってもらいつつ桟橋にスライドドアを持ち上げ、俺がそれを背に担ぎ、ニナに防幻効果のある後付けミラーとドアミラーを持ってもらって準備ができたので聞いてみたらレテーナが案内する様に歩き出したのでそれについて移動。
村の中の道を歩いていると家の傍で何か作業をしていた人達が遠巻きに俺達の事を見ていたけど特に声をかけてきた者は居なかった。
村の人の見た目はニナと似た感じの白人っぽい肌で、着ている服はニナよりもう少しだけランクが落ちる物だった気がする。
そしてニナと同じ様に目が猫っぽかった。
村の中を10分ほど歩き、レテーナが俺達を連れて行ったのは谷間にあるそこそこ大きめの家だった。
近くで見るドアは引き戸のタイプの木製の物で、建物の壁は泥を塗って固めた感じで作られていた。
なんとなく日本の昔の家の作り方の様な感じか?
もしかしたらだが、壁の中にはアウトリガーに使った竹を使った骨組みなども入ってたりしそうな感じ。
そして建物の屋根は木の皮を使っている様に見える。
確か神社の建物の屋根材がかわらを使い始めるまでに作られた物限定ではあるが、杉の木の皮だったりするのをどこかで見たけど…それに近い作りなのかもしれない。
ニナがドアに近づきいきなり開けて中に向かって少し大きめの声で呼びかけたら小さな声が戻ってきてすぐに人が現れた。
その人はニナを見てちょっと眉を寄せ言葉少なく何度か言葉のやり取りをした後で一度奥に引っ込み今度は男1人と女を2人連れてきた。
男と女はニナの着ている服と同等レベルの質感の服を着ていた。
そして女2人だが、二ナの着ている服の元の形なんじゃないか?って形のワンピースを着ていた。
そんな3人を見ながらさすがに重たかったので担いでいたスライドドアを地面に落ろすとそこそこ乾いた金属質な音がした。
ふと気付いたらレテーナが見える範囲に居なかったのだが、ニナが話を始めていたのでそのまま待機。
そしてドアを下ろした時の音に気付いた男が近づいて来てドアの表面を何度か叩き、ニナと会話を繰り返していたが、なんとなく交渉の主導権がニナではなく男にある感じで話が続き、少ししてニナが少し寂しそうな顔で俺の方を見たので頷いて答えると男の家から使用人らしき男が二人出てきて俺からドアを受け取り家の裏に持って行った。
そしてニナが持っていた鏡に関しては若干年上の女がドアミラーを持ち年下らしき女が後付けミラーを持って嬉しそうに家の中に戻って行った。
そして男と俺達が家の前で待っているとニナぐらいのサイズの袋を持った使用人が家の裏から現れて俺にそれを渡し、何やら男が一言二言話をして家の中に入って行った。
とりあえず袋の中身を開いている所から確認してみた感じでは女物の服が幾つかと男用の服も確認できたのでそれを担いで船に戻ると俺達を案内してすぐにどこかに行っていたレテーナが船の傍で1人の女の子と一緒に待っていた。
昨日何度か船から落ちそうになりながら船を操り車の所まで帰ってきた清だが、今日は最初からそこそこ慣れた感じに船を動かせた気がする。
櫂を漕ぐ為のテクニックと言うかコツの様なものをなんとなく自己開発しつつ三日月型の湾の左側にある岩山岬を越えて移動して行った。
「そろそろ滝の辺りまで来たと思うが…」
崖を眺めつつ櫂を漕いでいたら、船の人が座る部分に行儀良くお座り状態で居たレテーナが急に立ち上がり船から岸に向かって跳んだ。
俺とニナとレテーナと交換物資を載せた船の喫水深さが大体40cm程度あり乾舷高さが大体20cm程度なので、砂浜に乗り上げない様に海岸線から大体10m程度離れて船を動かしていたのだが、その距離をジャンプ一発で飛び越えられるって言うのはなかなかにすごいんじゃないだろうか?
確かインパラだとかが10m以上跳んだりするみたいだけどでもそれって足元が安定している場所での話のはずなので、水の上に浮いた船から跳ぶって言うのはかなり難しい気がする。
確か外海に出られる様な大きな船であれば船が1cm程度沈むだけで浮力が1tとか発生させられたりするので、レテーナぐらいの重さ(肩に爪を立てられたときの感触から大体20~30kg程度)の動物がそこから飛び上がったりしても船が沈み込むような動きをしないけど、俺とニナとレテーナと交換物資が載っただけで船の喫水がけっこう限界に近い程度に深くなる様な船であれば普通であれば船が転覆しそうなものなのだが…
思わずしゃがんで船の縁を両手で掴んだ清だが、レテーナが跳んだ反動よりも自分がしゃがんだ反動の方が大きかった事にチョット驚いた。
もしかしたら…レテーナって物理現象とか万有引力の法則とかから逸脱してる様な生き物だったりするのだろうか?
とりあえず船が傾いて沈む様な事が無かったのでとりあえず立ち上がって手放していた櫂を持ち小さく溜息を吐きつつニナを見ると、チョットだけ恨めしそうな視線を俺の方に向けていた。
どうも俺がしゃがんだ拍子にニナの顔に波飛沫がかかっていたらしい。
その後砂浜に飛び降りたレテーナはさっさと森に向かって走って行ってしまい見えなくなっていたので船を滝の少し先で見つけていた岩場の所に係留して陸に上がり、自分の尻ポケットに入れていたハンカチをそっとニナに手渡しご機嫌取りをしていたらレテーナが5mほどの長さの棒を引き摺って戻ってきた。
「もしかしてそれって竹か?」
節から節までの長さが大体1m程度で太さがφ20cm程度あり表面の感じは俺の知っている竹に似た感じ。
節から節までの距離がかなり長い気がするけど、レテーナが持ってきたそれを確認してみたら竹同様節で区切られた空間に空気の層を持っている様な構造になっていた。
「なぁレテーナ?これどうやって切ってきたんだ?」
節と節の間の辺りをとても鋭利な何かでスッパリと切り取られている竹を見てどうやって切ってきたのかが気になったので聞いてみたのだが、レテーナが何を言ってるのかが良く分からなかった。
どうも水を使っているらしいのはなんとなく理解したのだが方法がうまく説明出来ないみたいだった。
そして5m程度の竹一本だけではアウトリガーとしてはちょっと心細かったのでせめてもう3本程度同じサイズの竹が手に入るならと思いその場所まで連れて行ってくれってお願いしてみたのだが、どうも俺が自力でたどり着ける様な場所では無いらしくここで待つように言われてしまった。
竹の確保はレテーナがしてくれるって言ってるので俺とニナは近くの森の中から蔦状の植物を取ってきて、まずは船の傍でアウトリガーと保持材を形にしてみた。
形状は片側に浮きを持つタイプのアウトリガー。
運ぶのをニナに手伝ってもらって船の中央辺りに固定されている椅子の部分に蔦を使い竹を固定してうまくアウトリガーを固定してみた。
ちなみに取り付けに関してはほぼニナに丸投げになった。
ニナはこの蔦を使う事に慣れているらしく、そこらで見つけてきた木を使ってうまく蔦の隙間に挿し込み緩んだ部分をうまく誘導し締めてガタが無い状態にしてくれた。
そして俺とニナとレテーナを乗せて船を係留していたロープを外し少しだけ沖に出て船を動かしてみたのだがなかなか良いんじゃないか?
ニナは船の先端に近い椅子に座って体を左右に振るような動きを何度もして船が傾かないのを確認していたが、ホンのチョットだけど『キヨシスゴイ♡』とか思ってもらえた気がした♡
そして俺達はアウトリガーの設置で大体1時間程度の作業をして最近までニナが住んでいた村が見える場所まで移動してきたのだが、ニナが住んでいた村がある場所は俺とニナが出会った砂浜から更に岬を超えた辺りにある岩場が広がる場所に存在していた。
そんなに広くない谷の様な場所に少しづつ奥に向かって木製の家が建っているのが見える。
雰囲気は風の谷?
そして村の規模を船の上からざっと見た感じでは家の数が大体50前後か?
そこそこ大きな家も見えるが大きな家は高台にあるみたいでほとんどが森の木に隠れているからちょっと数が確認できないけど、なんとなく搾取する側と搾取される側の人が階級社会を作っていそうな感じが見て取れる。
船を村の一番端辺りの桟橋に近づけるとニナが桟橋に登り船を留めてくれた。
「さてと、とりあえず持ってきた物を文化の象徴たる下着と洗い替えに着る為の服などに交換する必要があるんだが…どこに行ったら良いんだ?レテーナ?」
とりあえずニナに手伝ってもらいつつ桟橋にスライドドアを持ち上げ、俺がそれを背に担ぎ、ニナに防幻効果のある後付けミラーとドアミラーを持ってもらって準備ができたので聞いてみたらレテーナが案内する様に歩き出したのでそれについて移動。
村の中の道を歩いていると家の傍で何か作業をしていた人達が遠巻きに俺達の事を見ていたけど特に声をかけてきた者は居なかった。
村の人の見た目はニナと似た感じの白人っぽい肌で、着ている服はニナよりもう少しだけランクが落ちる物だった気がする。
そしてニナと同じ様に目が猫っぽかった。
村の中を10分ほど歩き、レテーナが俺達を連れて行ったのは谷間にあるそこそこ大きめの家だった。
近くで見るドアは引き戸のタイプの木製の物で、建物の壁は泥を塗って固めた感じで作られていた。
なんとなく日本の昔の家の作り方の様な感じか?
もしかしたらだが、壁の中にはアウトリガーに使った竹を使った骨組みなども入ってたりしそうな感じ。
そして建物の屋根は木の皮を使っている様に見える。
確か神社の建物の屋根材がかわらを使い始めるまでに作られた物限定ではあるが、杉の木の皮だったりするのをどこかで見たけど…それに近い作りなのかもしれない。
ニナがドアに近づきいきなり開けて中に向かって少し大きめの声で呼びかけたら小さな声が戻ってきてすぐに人が現れた。
その人はニナを見てちょっと眉を寄せ言葉少なく何度か言葉のやり取りをした後で一度奥に引っ込み今度は男1人と女を2人連れてきた。
男と女はニナの着ている服と同等レベルの質感の服を着ていた。
そして女2人だが、二ナの着ている服の元の形なんじゃないか?って形のワンピースを着ていた。
そんな3人を見ながらさすがに重たかったので担いでいたスライドドアを地面に落ろすとそこそこ乾いた金属質な音がした。
ふと気付いたらレテーナが見える範囲に居なかったのだが、ニナが話を始めていたのでそのまま待機。
そしてドアを下ろした時の音に気付いた男が近づいて来てドアの表面を何度か叩き、ニナと会話を繰り返していたが、なんとなく交渉の主導権がニナではなく男にある感じで話が続き、少ししてニナが少し寂しそうな顔で俺の方を見たので頷いて答えると男の家から使用人らしき男が二人出てきて俺からドアを受け取り家の裏に持って行った。
そしてニナが持っていた鏡に関しては若干年上の女がドアミラーを持ち年下らしき女が後付けミラーを持って嬉しそうに家の中に戻って行った。
そして男と俺達が家の前で待っているとニナぐらいのサイズの袋を持った使用人が家の裏から現れて俺にそれを渡し、何やら男が一言二言話をして家の中に入って行った。
とりあえず袋の中身を開いている所から確認してみた感じでは女物の服が幾つかと男用の服も確認できたのでそれを担いで船に戻ると俺達を案内してすぐにどこかに行っていたレテーナが船の傍で1人の女の子と一緒に待っていた。
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