楽園・ゲーム

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第五章 追跡?

131 タマーラちゃんの処女をもらって手に入れた能力とは5/6

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俺が朝起きたら毎度エチチ♡な状況になっていたので今回はメルが俺の顔に69の状態で乗って寝てたり、俺の股間に顔を埋める様な状態で寝てるな…なんて思ってた奴ッてけっこう居るんじゃないか?

ふっ…残念だったな。

今回メルは俺の体の上に乗って寝ていたけどエロ展開はまったく無かった。
単に俺に重なる様に乗って俺の体にまたがる様な状態で寝ていただけで俺のチンポはギリギリメルの股間に届いてなかったし、メルの顔は俺の鎖骨の少し下辺りまでしか来てなかった。

…どうもメルの姿の生物の生態?そこらがこの寝姿に関係していたらしい。
背中に畳まれた翼を持つ生物とは空を飛ぶ事を第一としている事から翼もその他の体内構造物も全てが軽くなる様に作られている。
そしてメルが言っていた『…キヨシにはやらせないよ?』この言葉から想像できる様に、メルの姿を持つ生物はこの楽園エデンゲーム内で自然繁殖していて生存している…可能性が高い。
一応自然環境内で進化してきた生物であり、空を飛ぶという能力を得た生物ならば、地球と同等の重力圧力温度環境であれば似た様な構造を持つ事になる。
そう、メルの体の骨の構造は鳥のそれに近い中空構造になっているのではないかと思われる。
そしてそんな脆い骨格を持つ生物の寝姿だが、基本は飛ぶ為に必要な羽根を傷付けない様に脱力状態で足が枝などに勝手に掴まる様な構造になっている。
ただ、メルの場合、体の構造が人の形態であり、羽根が背中に着いているといったキメラ構造を持つ事から足が何かに勝手に掴まる様な構造になって無いせいで、寝る時何かに抱きつくような状態でしか寝られないらしい。

ちなみにメルはそんな生物としてこの世界に誕生したばかりなので、知識として自分の生態を知っていた訳ではなかったらしく、俺が寝る準備を始めた姿を見ながらベッドの傍をウロウロしていた。
そして俺がベッドに寝転んでメルにドコで寝るのかを聞いた時、『横になったキヨシの体になにかこう…強く惹かれる』といってベッドに登ってきた。

そして猫が自分の寝床を決める時にぐるぐる同じ場所で回るような動きをしてメルが俺にしがみつく状態で落ち着いたって訳だ。

その後少しの間寝物語として特に何も考えずにお互いの近況報告みたいな事を話してたら、寝る前の騒動の時のスーツのポケットにチョコレートがなかった時に感情を爆発させようとしていたメルに俺にイイコイイコしてなんとか落ち着いた様に見えていたあれは、メル的には俺に抱き付いた状態がとても心地よかったからだと言っていた。
猫や犬などが寝る前にやるグルグルに関してはミルクトレッドの一種もしくは亜種だと言われている。それ以外にも進化途中での穴倉生活の名残で体を横にする場所に何か体を傷付ける様な物が落ちて無いかを真っ暗な場所で確認する為の行為だとも言われていたりするが、メルの本能的には自然の中で丸太の様な物に抱き付いて寝る前の安全確認の様な事をしていた感覚だったらしい。

それにしても…メルを見ていた感じでは空中に浮くのに翼をまったく使ってる様子が無かった筈なんだけど…それでも構造として翼を持つ生物と言うのは自然界の生物と似た様な構造を持つのだろうか?
もしメルの体の骨が人のそれと同じ様な強度を持つのであればメルは人と同じ様に仰向けで寝たり寝返りをうって寝たりするはずなんだが…

俺は、朝目が覚めて寝た時とまったく同じ姿で俺の胴体にしがみついたまま寝ていたメルを見て少しばかりどうでも良さそうな事に思考を広げていた。

コンコンガチャッ

「キヨシ様…そろそろ起きてくださ…って何をしてらっしゃるのですか?」
俺がメルの体の触診をしていたらノックの音と同時に部屋に入ってきたココちゃんが今すぐに尋問でも始めてしまいそうな顔で聞いてきた。
「おはようココちゃん。これはメルの体をどうやって降ろしたら良いかを確認する為に必要に迫られて俺の気持ちとかパッションとかまったく関係無くしている行動なんだ。だから、幼女の体の穴の場所を確認している訳ではないのでそんなに怖い顔で見ないでくれないかな?」
俺にまたがった状態で寝ているメルの脇の辺りから順に手の届く範囲を撫でつつどうやって寝かせたまま自分の体の上から降ろすか考えていたら俺の手は好奇心の赴くままに幼女の穴のある辺りをまさぐっていた。

そして鳥が背中の翼を守る為に布団などの体に掛ける様な物を体に掛けて寝ない様に、メルも布団を掛けるのを嫌がったので、俺もメルの翼だけを上掛け状態で寝ていたのだが、ドアから入ってきたココちゃんには俺の手の動きとその他モロモロの状況が全て見えていた様だ。
「そんな『くぱぁ♡』状態になった幼女の両穴に人差し指を入れようとしている人の言う事をどれだけの人が信じてくれると思います?…っていうか私に見られている状態でなんで更に勃起状態が進んでしまうのですか?」
「これは俺が自身の体の反応を元に想像してみた結果たどり着いた仮説でしかないのだが…たぶんだが、幼女に性的なイタズラをしている所を性的に何でもしてくれる可能性の高い女性に見られてしまったおかげで、俺の頭から切り離された自我を持ったチンポがその後のエロ展開に期待してしまっているのではないかと思われるのだが…まぁほら、有り体に一言で言い表すと…朝立ち?」
「はぁ~…まったく♡そう言えばキヨシ様は昨日夜伽はなさっておられませんでしたね♡ちょっとしつれいしま~っす♡」
朝から幼女に抱きつかれたままラブドール・ココちゃんのフェラテクを楽しんでしまった俺だった♡

その後ココちゃんに完全賢者状態になるまで絞られて朝からちょっとカサカサ♡状態になった俺と、それでもまだ寝ていたメルをなんとか起こして部屋になぜか置いてあった細いロープを使ってメルを風船状態で持ち、ココちゃんに案内されて玄関ロビー横のリビングまで朝食を取りに移動してきた。

そして俺が部屋に入ると既に部屋の中にはいつもの面子が揃っていた。
「遅かったのぉキヨシ、おはよう。」
とりあえず代表してヴォルトーが挨拶してきた。
「あぁ、おはよう。」
リビングの内にはヴォルトー、ユージア、ユッカー、フィラーネ、タマーラ、ココちゃん、それとニナとソフィーが椅子に座って朝食が運ばれてくるのを待っていた。

「このフィラーネさんと同じ服を着てる女性は?」
メルに繋がる紐を自分の座る椅子の背もたれに括り付けておいて、座りながら朝食を運んでくれている女性達を見ながら聞いてみた。
「村の規模が少しだけ想定外な状態になっとるのはキヨシも知っとるよな?だからフィラーネとタマーラにはメイドとしての仕事以外にも色々やってもらう必要が出てきたから、この村への移住希望者の中から何人かこの屋敷を管理する仕事をしてもらう為に雇ったんじゃ。」
「一応この2人は家族の元を離れてこちらのお屋敷で一緒に生活する事になります。そちらの髪を二つに結んでいる方がアイラでこちらのまだ幼い方がジンジャーです。他にも裏方で仕事をする者が2人ほど居ますのでそちらの紹介に関してはそのうちキヨシ様のお時間が取れる時にでもと考えています。」
フィラーネさんの説明が終わってアイラさんとジンジャーちゃんがドアの近くに揃って立ってお辞儀をしてくれた。
「はぁ、っと…これからよろしくな、アイラ、ジンジャー。」
「「はい。」」

とりあえず俺がリビングに来る時間を想定して朝食の準備が進められていたらしくそのまま朝食を食べ始めた。
「そう言えばこの屋敷のメイドの管理はココちゃんがやる事になるの?」
「そうですね。一応私が家令かれいとしての権限を持ってニナ様とソフィー様のご意思を確認しつつ切り盛りするって感じでしょうか?」
グラスに水を注ぎつつココちゃんが答えてくれた。
「そしたらフィラーネさんとタマーラちゃんは何をするの?」
「私とタマーラは今後村の中での色々な折衝が仕事になっていくと思われますが、今の所はまだ何でも屋さんって感じでしょうか?」
昨日俺との関係が速攻ばれたタマ-ラちゃんは俺から一番遠い場所に座らされていた。
「なるほどな…ってそう言えばジェシカとマルセル君はどうしたの?」
話をしていてあの2人が見当たらなかった事に気付いた俺はそれとなく聞いてみたのだが…
「あーマルセルがのぉ…ちょっとのぉ…」
ヴォルトーがなにやら言い難そうな感じに言いよどんでいるとココちゃんが近づいてきた。
「実はマルセルがジェシカちゃんをキヨシ様に盗られるかもしれないと言い出してまして…」
ココちゃんが小さな声で話しながら部屋の窓から見えるジェシカとタマーラちゃんの家の方を見た。
「あっちで飯食ってるの?」
「なるべくジェシカちゃんをキヨシ様のそばに居させたくないみたいですね。」
「ふむ…そしたらテラスちゃ…様からの神託のギャスパルの討伐にはあいつは行かせられないかなぁ…」
「今あいつを村から出そうとしたらあの娘を無理矢理にでも連れて行くじゃろうなぁ。」
俺への風評被害がまだ燻っていたらしい。
「そしたら俺は戦力としては数えられないとして…レテーナはニナの傍を離れないし…誰か行かせられそうな奴って居る?」
ヴォルトーはいつも通り漬物をバクバク口に運びつつなにやら少しの間考えていた。
「一応フベルト村からも2人ぐらいはなんとか出してもらう必要があるとして…今の所フベルト村からサトウ村への永住希望者が20人ほどおってな、その中にマルセルと似た様な強さの奴がおるからそいつに任せる事が出来るかもしれんが…」
何か言い難そうな顔で腕組みをしてるヴォルトー。
「何か問題でもあるのか?」
「…まぁほら、今は食事中なんでの、詳しくは後で説明するが…そいつはココの事を事の他気に入っておるみたいでのぉ…」
ふむ…ココちゃんが自分のつがいの相手になってくれるなら何でもするとか言ってるのだろうか?

とりあえずギャスパル討伐に関しては、ヴォルトーの推薦する奴と一度面談をした後で決定する事にして、その外にも村の近くで野営をしながら俺との面談を待ってる連中への対処として、今ここに居るヴォルトーとユージアとユッカーに村の交易に関する全権を持たせて当たらせる事が決まった。
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