ヤバい隣人

笛鳴ことり

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ヤバい隣人

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春の爽やかな日に私は新しい街へ引っ越してきた。

初めての一人暮らしだ。

勤務先も近くで駅も近く、治安もよし、近くにスーパーやコンビニもある。

うん。女性1人でも安心してなんとかやっていけそうな立地だ。

荷解きも一通り終わり隣人への挨拶をしに行った。

私「今日引っ越してきました。三木です。宜しくお願いします。」


隣人「木村です。こちらこそ宜しくお願いします。」

同い年くらいで人当たりも良さそうでホッとした。

隣人への挨拶も終わり朝からバタバタしていたこともあり、私は疲れて寝てしまった。

私「もう朝、、。そのまま寝ちゃったんだ。」


今日は休みで必要な物を買いに行こうと外に出た。

私「あ!木村さん。おはようございます。」

隣人「おはようございます!名前覚えてくれたのね。嬉しい。」

私「お出かけですか?」

隣人「別に何も予定はないの。あなたは?どこか行くの?」

私「必要なものを買いに近くのスーパーへ行くんです。」

隣人「じゃあ私も付いていっちゃおうかしら。いい?」

私「え?!あーもちろん!」

少し不思議に思ったが断ったら気まずくなるのは嫌なので2人で行くことにした。

木村さんは私が買う物と丸っ切り一緒の物を買った。

隣人「また家に遊びに行かせてね!」

私「はい。また来てください。」


少し不思議な人だけど明るくて気さくな人だとその時までは感じていた。


次の日に仕事から帰ると木村さんが私の部屋の前で待っていた。

私「どうされたんですか?」

隣人「鍵を失くしちゃったの。困っちゃって。」


私「大変。どうぞ。入って。」


隣人「ありがとう」


そう言うと彼女は勢いよく家に入った。

そして私の部屋の隅々まで見て回った。

そしてポケットに鍵が入っていたと言い出し帰って行った。


やっぱり何か変。。

その日から少し木村さんに会うのが億劫になって行った。


でも隣りなので、嫌でも会わないと生活出来ない。

隣人「おはよう!今日うちに来ない?」

私「今日はちょっと。。」

隣人「最近私のこと避けてる?」

私「そんな事ないですよ。」

隣人「じゃあ決まりね!今日来て!」

仕方なく手土産を持って仕事終わり木村さん宅まで行った。


隣人「よく来てくれたわね!」

彼女「お邪魔します。。。え!?」

そこは私の部屋と全く一緒の家具、カーテン、が置いてあった。

インテリアもまるで一緒。

隣人「びっくりした?あなたの部屋かわいいから真似しちゃったの!」

そのことがきっかけとなり、恐怖で違うアパートへ引っ越した。

引っ越しも終わり隣人へ挨拶に行った。


私「今日引っ越してきました。三木です。宜しくお願いします。」

隣人B「どうも。宜しくお願いします。」

とても良い人そうで良かった。

それから1ヶ月が経ったある日インターホンが鳴る。


私「はーい。」

そこには木村さんがいたのだ。

「急に引っ越すからびっくりしたわ!でもまた隣だし宜しくね!」

聞けば隣の人を何かの理由で引っ越してもらい、木村さんが私の隣にまた引っ越してきたのだそうだ。

私は明日警察に相談しに行こうと思う。

みなさんもこんな隣人さんには気をつけて下さい。




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