私たちの恋は平行線

笛鳴ことり

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牧田さん

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「佐藤さん。おはよう!」  


「あー!牧田さん。おはようございます!」


「私中の方の掃除ちゃっちゃとやっちゃうねー!」


「あ、、はい!宜しくお願いします!」


牧田さんは私より少し前にこのカフェで働き始めたちょっとだけ先輩の30代既婚者の小学生のママでとっても素敵で優しい人だ。


私は外の掃き掃除を済ませると店内へと入り牧田さんに昨日の庇ってくれたお客さんの話をした。


「えぇー!そんな事あったんだー。

でもその人すっごい優しくない?!

もしかしてそれって、、、佐藤さんがかわいいからじゃない?!」


「えー!そんな事ないですよー。

でも私、、、そのお客さんにあの時、、、救われちゃったんですよねー。」


「そうなんだー。じゃあまた佐藤さんに会い来ちゃったりしてー!もう一回会いたい?」


「会いたくないって言ったら嘘になりますね。」


「ほーら!やっぱりねー!」


そう言うと牧田さんは腕で私のことをグイグイと突っついてきた。


何だか昭和のリアクションが多い牧田さんだけど頼りになる良き先輩だ。
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