カタオモイ

笛鳴ことり

文字の大きさ
1 / 1

カタオモイ

しおりを挟む
私はユカ。

なぜだかここ数週間でいつもより肩が重い。

ずーんと右肩だけが重い。

ユカ「最近さぁー。めっちゃ肩重くてー。整体とか行ってみようかなー。どこか良いと所知ってる?」

友人「あるよー。そこは霊視もしてもらえるみたいだから、スピリチュアル好きには人気なんだよねー。行ってみる?」

後日友人に教えてもらった霊視もしてもらえる
整体に行くことにした。

整体師「いらっしゃいませー。」

ユカ「予約したものです。宜しくお願いします。」

整体師「右肩もしかして重い?」

ユカ「え?!何で分かるんですか?そうなんです。

私、数週間前に病院にケガで入院してて。足をケガしたから肩は関係ないと思うんですけど、、、。」

整体師「うん、うん。そうね。あのね、あなたの右肩に男性が見えるわ。入院していた病院に彷徨ってた霊みたいだわ。あなたの事が好きになって付いてきちゃったみたいね。」


ユカ「え?私霊に惚れられちゃってるんですか?どうしたらいいですか?」

整体師「少しその男性と話をさせてもらえる?」

ユカ「はい。お願いします!」

整体師さんは5分間の間右肩をじっと見つめた。時折り静かに頷きながら、、。

整体師「後1週間は一緒に居たいって言ってるわ。でもあなたの体が持つかどうか。かなりの粘着体質で体力も奪うからとても危険な霊だわ。」

私はそれを聞いてハッとした!!私の友達の中にかなり色っぽくていい女がいるのだ。

その子に会えばきっとこの霊はすぐに私からその子に取り憑くはず!!

整体師「明日も来れる?霊を説得するわ。」

ユカ「ありがとうございます。でも私に良い考えがあります。」


整体師「良い考え?無茶はしないでね。」


店を出るとすぐに思いついた友達に連絡をし、すぐに会う約束をした。

ユカ「久しぶりー!変わらずあなたは綺麗ねー!」

友人「ありがと!ユカこそ変わらないわよ!」

これだけきれいだったらすぐに私から友達の方に行くわね!

「じゃあねー!!またねー!」

別れてすぐに右肩がスゥーッと軽くなるのが分かった。

あーやっと軽くなった!粘着体質の霊なんて実在する人物でも嫌だわ!あーホントにスッキリした!


そう思いすっきりした気持ちで数日経ったある日、次は左の肩が前の時よりずっしり重く感じていた。

そしてすぐにあの整体に駆け込んだ。

「いらっしゃい、、、え!?」

私を見た瞬間凍りついた整体師。

「今度は左肩がもの凄く重くて、痛くて。」

「前の男性はもう居ないわ!けれど前よりすごい量の男性が見えるわ。あなたの友人から貰ってきたみたいね。もう私の手には負えないわ!」

「え!?お願い!!助けてーー!!」




あーこれは大変!色っぽい友達にも沢山霊が憑いてたみたいですね。悪いことはできないですねー。あなたも久しぶりに友人から連絡が来たら御用心を。。。    byことり














しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

意味が分かると怖い話【短編集】

本田 壱好
ホラー
意味が分かると怖い話。 つまり、意味がわからなければ怖くない。 解釈は読者に委ねられる。 あなたはこの短編集をどのように読みますか?

むしゃくしゃしてやった、後悔はしていないがやばいとは思っている

F.conoe
ファンタジー
婚約者をないがしろにしていい気になってる王子の国とかまじ終わってるよねー

私のドレスを奪った異母妹に、もう大事なものは奪わせない

文野多咲
恋愛
優月(ゆづき)が自宅屋敷に帰ると、異母妹が優月のウェディングドレスを試着していた。その日縫い上がったばかりで、優月もまだ袖を通していなかった。 使用人たちが「まるで、異母妹のためにあつらえたドレスのよう」と褒め称えており、優月の婚約者まで「異母妹の方が似合う」と褒めている。 優月が異母妹に「どうして勝手に着たの?」と訊けば「ちょっと着てみただけよ」と言う。 婚約者は「異母妹なんだから、ちょっとくらいいじゃないか」と言う。 「ちょっとじゃないわ。私はドレスを盗られたも同じよ!」と言えば、父の後妻は「悪気があったわけじゃないのに、心が狭い」と優月の頬をぶった。 優月は父親に婚約解消を願い出た。婚約者は父親が決めた相手で、優月にはもう彼を信頼できない。 父親に事情を説明すると、「大げさだなあ」と取り合わず、「優月は異母妹に嫉妬しているだけだ、婚約者には異母妹を褒めないように言っておく」と言われる。 嫉妬じゃないのに、どうしてわかってくれないの? 優月は父親をも信頼できなくなる。 婚約者は優月を手に入れるために、優月を襲おうとした。絶体絶命の優月の前に現れたのは、叔父だった。

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

さようなら婚約者

あんど もあ
ファンタジー
アンジュは、五年間虐げられた婚約者から婚約破棄を告げられる。翌日、カバン一つを持って五年住んだ婚約者の家を去るアンジュ。一方、婚約者は…。

身代わり召喚された俺は四人の支配者に溺愛される〜囲い込まれて逃げられません〜

たら昆布
BL
間違って異世界召喚された青年が4人の男に愛される話

友人の結婚式で友人兄嫁がスピーチしてくれたのだけど修羅場だった

海林檎
恋愛
え·····こんな時代錯誤の家まだあったんだ····? 友人の家はまさに嫁は義実家の家政婦と言った風潮の生きた化石でガチで引いた上での修羅場展開になった話を書きます·····(((((´°ω°`*))))))

義務ですもの。

あんど もあ
ファンタジー
貴族令嬢の義務として親の決めた相手に嫁いだが、夫には愛する人がいた。夫にないがしろにされても、妻として母として嫁としての義務を果たして誠実に生きたヒロインの掴んだ、ちょっと歪んだ幸せとは。

処理中です...