2 / 11
あの時のせい
しおりを挟む
時は流れて私は中学生になった。
幼い頃は只々赤い物、人、場所を見つけてはところ構わずに口走っていた。
でも段々と周りの私を見る目が不気味な子、怖い、、、と変化してきたのを感じ、自分を抑える術を幼い頃から身につけていた。
母が特に私を心配して眼科、小児科、脳外科、精神科へと渡り歩く日々が続いた程だった。
「きっとあの時のせいでこんなことになったのよ。」
と母は私の事で思い悩んでいる時に決まって言うセリフがあった。
母の話によれば、私は生まれた時とても危険な状態だったらしい。
数日間余談の許さない日々が続き、家族で私の無事を寝る間も惜しんで祈ったのだそうだ。
数日後私は懸命なケアと祈りのお陰で、命の危機から脱する事が出来た。
でもその時の事が原因で、私の目や脳に障害が残ったのではないかと母は思い自分を責めていた。
幼い頃は只々赤い物、人、場所を見つけてはところ構わずに口走っていた。
でも段々と周りの私を見る目が不気味な子、怖い、、、と変化してきたのを感じ、自分を抑える術を幼い頃から身につけていた。
母が特に私を心配して眼科、小児科、脳外科、精神科へと渡り歩く日々が続いた程だった。
「きっとあの時のせいでこんなことになったのよ。」
と母は私の事で思い悩んでいる時に決まって言うセリフがあった。
母の話によれば、私は生まれた時とても危険な状態だったらしい。
数日間余談の許さない日々が続き、家族で私の無事を寝る間も惜しんで祈ったのだそうだ。
数日後私は懸命なケアと祈りのお陰で、命の危機から脱する事が出来た。
でもその時の事が原因で、私の目や脳に障害が残ったのではないかと母は思い自分を責めていた。
0
あなたにおすすめの小説
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
完結 愚王の側妃として嫁ぐはずの姉が逃げました
らむ
恋愛
とある国に食欲に色欲に娯楽に遊び呆け果てには金にもがめついと噂の、見た目も醜い王がいる。
そんな愚王の側妃として嫁ぐのは姉のはずだったのに、失踪したために代わりに嫁ぐことになった妹の私。
しかしいざ対面してみると、なんだか噂とは違うような…
完結決定済み
愚者による愚行と愚策の結果……《完結》
アーエル
ファンタジー
その愚者は無知だった。
それが転落の始まり……ではなかった。
本当の愚者は誰だったのか。
誰を相手にしていたのか。
後悔は……してもし足りない。
全13話
☆他社でも公開します
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる