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指揮と計画はシンプルに
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そこにはいくつものパイプ椅子と地図が貼られたボードがある。
それぐらいだ。この町の兵士たちを動かすには殺風景な室内と、必要最低限のものさえあればいいようだ。
「おっ、きたきた。おはよう諸君、待ちわびてたぜ」
「おはよう、イチ、ミコ。今回は己れも参加することとなった」
『おはようございます、アレクくんにツーショットさん』
「おはようみんな。なんか思ったより質素だな、ここ」
アレクやツーショットの姿も見えた。
他には女性が二人、男性が一人ところか。
いうまでもなく、その三人はプレッパータウンの住人だ。
「――これで集まったようだね」
人がそろったことを確認して、パイプ椅子に腰をかけた。
そんな部屋の奥ではボスがボードの前に立っている。
近辺の地図が貼られているようで、ペンであれこれ情報を書き足されてる。
「お前さんたちはツイてるね、今回は簡単なお仕事だ。最近町の西側に盗賊が現れたそうだよ。いうまでもなくヴェガスあたりから流れ込んだやつだろうね」
彼女は地図を指さして、プレッパータウンの西から伸びる道をなぞった。
この町の西は山々に挟まれた道があって、それを南西に辿っていけばやがて荒野へ、そのまま進めばハイウェイにたどり着くようだ。
そのハイウェイをずっと南へ進めば『サーチタウン』という街がある。
「最近アルテリーが馬鹿やった影響で、ずっと北西に籠ってたヴェガスの盗賊どもが南下してきたのさ。それに乗じて西側の傭兵集団――ミリティアとかいう馬鹿どもが便乗してる有様さ、ウェイストランドの秩序がまた乱れ始めてるってわけだ」
ボスの指がそこからはるか西側を軽くなぞれば、そこには丁重な文字でこう書かれていた。
『くそったれのミリティアどもめ』と。憎しみがこもってる。
「さて、ここから西へいったところに私たちや行商人どもの使う道があるわけだけど、その近くに拠点を構えたならず者たちがいるらしい。通りすがったやつを襲う典型的な連中さね」
指先はふたたび俺たちの街へ戻り、西への道を辿っていく。
山に囲まれた道の途中で止まった。ご丁重に距離まで書き込まれてる、だいたいここから6㎞離れた場所か。
「偵察チームがすでに場所を突き止めておいたそうだ。人数は二十人ほど、装備からしてヴェガス出身のレイダー、ちょっと奇襲ができるぐらいのド素人集団さ」
地図を見る限り、そこまで徒歩で移動しなきゃいけないようだ。
「私たちは正規の軍隊じゃなく民兵みたいなもんだっていうのは承知してるとは思う。だが我々は戦前に先人たちが残してくれたこの町のため、そして良き隣人のため、降りかかる火の粉は自らの手で払って――徹底的にぶちのめすよ」
そこへタンクトップ姿の女性が「それとパンのために?」と口をはさむ。
ボスは「あんたらだってパン食いたいだろ?」とふざけて、全員が笑った。
「難しいことは考えるな、探して見つけて実力をもってぶっ殺せ。以上」
……ものすごく単純すぎる一言で締めくくられてしまった。
「……だそうだ、みんな聞いたな? 今回は俺とアレクが先導する、実戦経験のあるやつばっかだから問題はないさ」
行ってぶっ殺してこいという単純な命令だが、ツーショットは慣れたようにそう付け足して話を終わらせた。
「なお今回は新入り――イチがいる。入って間もないが腕は確かだ、少なくとも俺たちのケツを間違えて撃つようなヘマはしないから心配しないでくれ」
そして俺の紹介が始まる。
すぐにだらしない赤毛で怠惰そうな顔の男が、
「でもこいつケツを撃たれたんだろ? 大丈夫?」
と付け加えたせいで誰が笑った、もう笑い飛ばせる思い出だ。許さないが。
「自分がやられて嫌なことは人にはするなって両親から叩き込まれたんだ、そういうわけで今日一日は安心してくれ」
「だそうだ、安心だな。そこの赤毛のやつはアーバクル。機関銃手だ」
「アーバクルだ、よろしくな」
赤毛の男――アーバクルが挨拶してきた。ごつごつしたアーマーを着ている。
胸の表面に描き込まれた不細工な猫が『弾は効かないよ、ジョン』と言っていた。
「そこの屈強なお姉さんがドギーとシャンブラー、小銃手だ」
「私はドギー」
「シャンブラーよ、私たち双子なの」
タンクトップ姿の女性、ベレー帽をかぶった女性とも顔をあわせた。
二人とも顔立ちはいいが筋肉質だ、俺なんかより強そうに見える。
「そしてアレクに俺ってことさ。ああ、それに犬とミコさんも」
「よろしく頼む。己れがポイントマンだ、先導は任せてくれ」
「えーと……みんなよろしく、足を引っ張らないように頑張る」
『皆さん、よろしくお願いします』
「ウォンッ」
ここにいる全員があんなきびしい訓練を積んだ人間なんだろうか。
知らない三人は目つきがかなり違う。いざ必要な時が来ればすぐ撃てる面構えだ。
「みんな顔は覚えたね? いまから三十分後にここで集合だ。武器庫へいってヒドラから装備を受け取ってくるように、では解散」
こうして薄くてざっくりしすぎなブリーフィングは終わった。
ボスは「まあ頑張りな」と俺の肩にぽんと手を置いてから出ていった。
「……いつもこんな感じなのか?」
どことなくゆるい雰囲気に取り残された俺は、思わずアレクたちに聞いた。
「もはや伝統となっているが、問題が起きたことはないぞ」
「いつもだったらもっと早く終わるぜ。きっとお前がいるからカッコつけたかったのさ、最高記録は三十秒だ」
よく見たら他のメンバーも慣れた様子だ。俺も慣れろってことか。
「……よし、今のうちにやるか」
さて準備だ、とその前にPDAを開いた。
ちょうどいい機会だからあるものをチェックしよう。
訓練が落ち着くまで絶対に見ないと誓ってた、あのステータス画面だ。
「……イチ、何をしているのだ?」
「いいこと教えてやるよアレク、これは俺のステータス画面だ」
「ステータス画面……?」
まさに今がその時だ。
ということで俺は祈るような気持ちでスキル画面を開く。
さて、訓練の成果はいかほどに。
「ワーオ……」
開いた瞬間目に入ったのは、それはもう豊かになったページだった。
投擲:Slev4 小火器スキル:Slev4 弓:Slev3 近接:Slev3
という感じで戦闘系のスキルがそろってる。ボルターにいた頃からずっと使っている【投擲】も良く上がった。
戦闘系以外のスキルはというと。
製作:Slev3 機械工作:Slev3 生存術:Slev3 隠密:Slev2 応急処置:Slev2
こんな具合になっている。
銃弾を作ったり銃を整備したり、監視や追跡術の訓練、ドクから学んだ応急処置のやり方、そういったものがもたらしてくれた結果だ。
「そうか、俺も成長したんだな……」
「何を感極まっているのかは分からないが自信を持て。これからお前の力が試されるのだから」
「15歳の男児に応援される21歳ってのはなんだか変な光景だなぁ」
「……頼む、ツーショット。どうか年齢のことには触れないでくれ」
しかしこうしてみると、なんにも知らなかった白紙の俺にあれこれ教えてくれた人たちへ感謝の気持ちがわいてくる。
あとは実際にどう生かすかだ。ありがとう、プレッパータウンのみんな。
「遅れましたわー! 皆様よろしくー!」
「Honk!」
俺たちが部屋から出ようとするとばーんとドアが開く。
とんがり帽子をかぶって、杖を抱えたリム様が今日も元気にやってきた。
それから、ガチョウも。
「……いや、あっちのがもっと変だったな。ファンタジーが混じってやがる」
ツーショットは不安そうだった。まあ確かに、あれは流石に場違いすぎる。
◇
それぐらいだ。この町の兵士たちを動かすには殺風景な室内と、必要最低限のものさえあればいいようだ。
「おっ、きたきた。おはよう諸君、待ちわびてたぜ」
「おはよう、イチ、ミコ。今回は己れも参加することとなった」
『おはようございます、アレクくんにツーショットさん』
「おはようみんな。なんか思ったより質素だな、ここ」
アレクやツーショットの姿も見えた。
他には女性が二人、男性が一人ところか。
いうまでもなく、その三人はプレッパータウンの住人だ。
「――これで集まったようだね」
人がそろったことを確認して、パイプ椅子に腰をかけた。
そんな部屋の奥ではボスがボードの前に立っている。
近辺の地図が貼られているようで、ペンであれこれ情報を書き足されてる。
「お前さんたちはツイてるね、今回は簡単なお仕事だ。最近町の西側に盗賊が現れたそうだよ。いうまでもなくヴェガスあたりから流れ込んだやつだろうね」
彼女は地図を指さして、プレッパータウンの西から伸びる道をなぞった。
この町の西は山々に挟まれた道があって、それを南西に辿っていけばやがて荒野へ、そのまま進めばハイウェイにたどり着くようだ。
そのハイウェイをずっと南へ進めば『サーチタウン』という街がある。
「最近アルテリーが馬鹿やった影響で、ずっと北西に籠ってたヴェガスの盗賊どもが南下してきたのさ。それに乗じて西側の傭兵集団――ミリティアとかいう馬鹿どもが便乗してる有様さ、ウェイストランドの秩序がまた乱れ始めてるってわけだ」
ボスの指がそこからはるか西側を軽くなぞれば、そこには丁重な文字でこう書かれていた。
『くそったれのミリティアどもめ』と。憎しみがこもってる。
「さて、ここから西へいったところに私たちや行商人どもの使う道があるわけだけど、その近くに拠点を構えたならず者たちがいるらしい。通りすがったやつを襲う典型的な連中さね」
指先はふたたび俺たちの街へ戻り、西への道を辿っていく。
山に囲まれた道の途中で止まった。ご丁重に距離まで書き込まれてる、だいたいここから6㎞離れた場所か。
「偵察チームがすでに場所を突き止めておいたそうだ。人数は二十人ほど、装備からしてヴェガス出身のレイダー、ちょっと奇襲ができるぐらいのド素人集団さ」
地図を見る限り、そこまで徒歩で移動しなきゃいけないようだ。
「私たちは正規の軍隊じゃなく民兵みたいなもんだっていうのは承知してるとは思う。だが我々は戦前に先人たちが残してくれたこの町のため、そして良き隣人のため、降りかかる火の粉は自らの手で払って――徹底的にぶちのめすよ」
そこへタンクトップ姿の女性が「それとパンのために?」と口をはさむ。
ボスは「あんたらだってパン食いたいだろ?」とふざけて、全員が笑った。
「難しいことは考えるな、探して見つけて実力をもってぶっ殺せ。以上」
……ものすごく単純すぎる一言で締めくくられてしまった。
「……だそうだ、みんな聞いたな? 今回は俺とアレクが先導する、実戦経験のあるやつばっかだから問題はないさ」
行ってぶっ殺してこいという単純な命令だが、ツーショットは慣れたようにそう付け足して話を終わらせた。
「なお今回は新入り――イチがいる。入って間もないが腕は確かだ、少なくとも俺たちのケツを間違えて撃つようなヘマはしないから心配しないでくれ」
そして俺の紹介が始まる。
すぐにだらしない赤毛で怠惰そうな顔の男が、
「でもこいつケツを撃たれたんだろ? 大丈夫?」
と付け加えたせいで誰が笑った、もう笑い飛ばせる思い出だ。許さないが。
「自分がやられて嫌なことは人にはするなって両親から叩き込まれたんだ、そういうわけで今日一日は安心してくれ」
「だそうだ、安心だな。そこの赤毛のやつはアーバクル。機関銃手だ」
「アーバクルだ、よろしくな」
赤毛の男――アーバクルが挨拶してきた。ごつごつしたアーマーを着ている。
胸の表面に描き込まれた不細工な猫が『弾は効かないよ、ジョン』と言っていた。
「そこの屈強なお姉さんがドギーとシャンブラー、小銃手だ」
「私はドギー」
「シャンブラーよ、私たち双子なの」
タンクトップ姿の女性、ベレー帽をかぶった女性とも顔をあわせた。
二人とも顔立ちはいいが筋肉質だ、俺なんかより強そうに見える。
「そしてアレクに俺ってことさ。ああ、それに犬とミコさんも」
「よろしく頼む。己れがポイントマンだ、先導は任せてくれ」
「えーと……みんなよろしく、足を引っ張らないように頑張る」
『皆さん、よろしくお願いします』
「ウォンッ」
ここにいる全員があんなきびしい訓練を積んだ人間なんだろうか。
知らない三人は目つきがかなり違う。いざ必要な時が来ればすぐ撃てる面構えだ。
「みんな顔は覚えたね? いまから三十分後にここで集合だ。武器庫へいってヒドラから装備を受け取ってくるように、では解散」
こうして薄くてざっくりしすぎなブリーフィングは終わった。
ボスは「まあ頑張りな」と俺の肩にぽんと手を置いてから出ていった。
「……いつもこんな感じなのか?」
どことなくゆるい雰囲気に取り残された俺は、思わずアレクたちに聞いた。
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戦闘系以外のスキルはというと。
製作:Slev3 機械工作:Slev3 生存術:Slev3 隠密:Slev2 応急処置:Slev2
こんな具合になっている。
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「15歳の男児に応援される21歳ってのはなんだか変な光景だなぁ」
「……頼む、ツーショット。どうか年齢のことには触れないでくれ」
しかしこうしてみると、なんにも知らなかった白紙の俺にあれこれ教えてくれた人たちへ感謝の気持ちがわいてくる。
あとは実際にどう生かすかだ。ありがとう、プレッパータウンのみんな。
「遅れましたわー! 皆様よろしくー!」
「Honk!」
俺たちが部屋から出ようとするとばーんとドアが開く。
とんがり帽子をかぶって、杖を抱えたリム様が今日も元気にやってきた。
それから、ガチョウも。
「……いや、あっちのがもっと変だったな。ファンタジーが混じってやがる」
ツーショットは不安そうだった。まあ確かに、あれは流石に場違いすぎる。
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