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78話 毒蛇王の呪毒と
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「はぁ…はぁ…アイリスちゃん、大丈夫かな?」
「わからない…よ。とりあえず……村に帰ってアイリスちゃんに頼まれたこと、しなきゃ」
走って、走って、とにかく走って_____二人は短時間で村まで辿りついた。
慌てて森の中から帰ってきた二人を見て、森の入り口の見張りをしていた男は只事ではないと感付き、二人の元に駆けた。
「なにかあったんのか!?」
「そ…それが…魔物…Sランクの魔________っ_」
若干、息を切らしながらその男に説明をしていたリンネはパタリと倒れ込む。
そしてそれと同時に身体中に蛇が駆けずり回っているかのように、黒い模様が現れる。
サナトスファビドの呪毒だ。
とてつもない痛みが全身を唐突に蝕み始めた。
「ぉぉうぁぁっ!? いっ…あっ…うぁぁあああああああいっ…いたっ…うぐぅぁぁぁあいたい、いたいあっ…ああああっ!? あっ…ああっ……あっ…が…_____________」
「お姉ちゃん? ……お姉ちゃんっ!?」
リンネは絶叫し、そして痛みによって段々と叫ぶどころではなくなっていく。
呪毒にかかったばかりと、その呪毒によって死ぬ直前だと、途方も無い痛みがするのだ。
だんだんとそれも時間と共に弱まってくるが…。
リンネの場合、サナトスファビドから与えられた余命は1週間という短い期間のため、痛みが一気に来ていた。
この症状をアイリスと共に勉強し、良く知っているロモンはリンネの身体中に出てきたその黒き紋様をみて、顔が真っ青になった。
アイリスがこの呪毒を治せると知らない彼女にとって、これはつまり、姉の絶対的な逃れることの出来ない、死を意味するのだから。
「お姉ちゃん、お姉ちゃん!? ぅぁ…ぁ…お姉…ちゃんっ!!」
「がっ………ああ…あが……」
ロモンはそのつぶらな瞳から大粒な涙を流しながら、もはや叫ぶ事もできず、痛みに身体をビクビクと震わせているだけのリンネを抱きかかえる。
そんなロモンの肩に、見張りの男は手を置き、こう言った。
「……その病気かい? ……残念だけど……とりあえず村長のところに行こう」
「……ひぃうっ…グスッ……お姉ちゃんっ…お姉ちゃんっ…!!」
男はリンネを抱き上げ、ゆっくりと村の村長の家まで歩み始めた。
ロモンは少しでも痛みを和らげるために回復魔法をリンネに連発する。本人らは気づいてないが、これはそれなりに効いているのだ。
だいぶ、ロモンの全身の痛みは和らぎ、身体の痙攣はなくなっなっていた。
今は、突然の強烈な痛みを受けたショックで気絶しているのだ。
3人は村長の元へ着いた。
ここに着くまでに、多くの村人がこの光景を目にし、その後をついてきている。
その異様な光景を窓から見た村長と付き人や、村役人数人は、飲んでいた茶をこぼしたり、かけていた絵画を誤って落としてしまいながらも、慌てて外に飛び出した。
「ど…どうしたのかねっ!? えっ…これは一体…」
「それが…この娘…」
そう呟きながら、見張りの男は膝を下ろし、村長らにリンネの様子を見せる。
リンネを覗き込んだ村長ら、村役人達は一斉に顔をしかめたり、悲しそうな表情をしたりと…よい顔をする者は一人も居ない。
「………ああ、なんということだ……」
村長は呟いた。
「外から来た冒険者にもこの病が発症してしまうとは…な。ほとんど村に居る時間はないし、大丈夫だとおもったのだがな」
「この冒険者にも….とは?」
その言葉を聞いた。
涙を流しながらも、疑問に思ったロモンは村長に向かって問う。
村長は、訊かれてほしくないことを訊かれたような表情をした…が、その後なにかを諦めたのか、ロモンに語り出した。
「この村に…数週間前から流行っていた病です。若い女子だけかかる。……色々試したが全く治りません。誰一人として。……私達はあたりの魔物が居なくなったら、国にこの病気の原因の解明を依頼しようと考えていた。貴女方のように、若い女子が冒険者としてこの依頼を受けに来ることを想定していなかったのです……ああ…本当に申し訳ない」
「………あ…あの…」
ロモンは涙を拭い、リンネに回復魔法をかけ続けることをしつつも、その村の人々の『若い女性にだけかかる村の病』というのに意を唱えようと、口を開いた。
「これ…その…病気じゃないですよ?」
「……まさか、この病に心当たりがあるのですか!? ロモンさん」
「はい…その…まずお姉ちゃんをどこか、寝かせられる場所に。それから詳しいことを話します」
「おおっ……おおおっ!!」
情報を得られるとして、村の人々は手を叩き、顔を綻ばせ喜んだ。それが後で絶望に変わるとは知らずに。
「で…では、こちらに…。リンネさんと同じ症状にかかったこの村の娘達が居る場所を…案内致します」
◆◆◆
リンネは一つのベッドに寝かせられた。
ここは村の小さな病院の地下であった。
そこには今、寝かせられたリンネを含まず、10人以上の若く美しい娘が寝かせられている。
その横には父親や親しい関係だとみられる若い男が必ず居て、その手を握っていたり、汗を拭いてやったりしていた。
リンネをこの地下室まで連れてきた見張りの男も、ある、金髪の少女のところに向かう。
その少女は見張りの男の妹であった。
今、この場所には村の住民は男性のみが居る。
彼らは皆、この病が伝染病だと思っているのだ。
しかし、そこに平然とロモンが混じっていて、彼女はこの病だと思いこまれている呪毒について、リンネの手を握りながら語り始めた。
「まず…これはサナトスファビドという名前の魔物の毒です。皆さんが考えているように、感染症ではありません」
その言葉を聞いて、ホッとする者が数名。
そのうち、娘の一人の手を握っていた中年の男性が、手を挙げ、ロモンに質問をしだした。
「それでは…この毒は治るのでしょうか?」
一泊おき、ロモンはその質問に答える。
その声は震えていた。
「この…この毒は____________治りません。症状が現れてから数ヶ月以内に死に至ります……」
改めてそう言った、ロモンは再び泣き始める。
その言葉を聞いた村の男達の顔は、絶望の一色に染まっていく。『病について知ってる者が現れた』『娘達は治るかもしれない』と思った途端のこの宣告である。
「な…なにをしてもですかな?」
「ひぅ……ぐすっ…あい…。お姉ちゃん達は…治りません! どうする事もできまぜんっ……! うぅ…ぐすっ…うぁ」
「そんな……」
男達は黙る。
誰一人としてその場で声を上げることのできる者は、しばらく居なかった。
数秒して、村長が口を開ける。
「ならば…そのサナトスファビドという魔物については?」
ロモンは鼻をかみ、涙を拭ってから、その問いに答える。
「ひゃい…サナトスファビドというのは、Sランクの魔物ですっ…。最近、この近辺に魔物が多くの降りてきたのも、強力なサナトスファビドが原因だと……思います」
「Sランクだとっ……!?」
男どもは今度は騒然となる。
つまり、村の近くに、絶対に治せない病を振りまきSランクであるという、相当な化け物が居るのだ。
彼らにとってはとんでもない話になった。
そんな中、見張りの男が、ロモンに対して、リンネを見ながら発言をする。
「……そういえばさっき、その子はSランクがどうのと____________」
「はい、そうです。私達は…森の中でサナトスファビドに会いました。……ここから普通の人が歩いて30分くらいの場所です」
いよいよ大騒ぎになる。
村の娘がどうのこうのなんて言っている場合ではなくなった。恐ろしい存在が、近くにいるという事実。
このことに慌てふためき始めた。
「静まりなさいっ!」
そんな中、村長は大声をだし、慌てている村の衆を一喝した。
そして、ロモンに話しかける。
「それで…そのサナトスファビドは今? そういえば、あのゴーレムが居ないようですが」
「はい、アイリスちゃんは今…たった1匹で食い止めてます。私にとってアイリスちゃんも大事な家族なので考えたくないですが________もう…グスッ…死んじゃ…死んじゃっうかも……しれない…ですっ………あ」
アイリスの名前が出たことによって、リンネが倒れていたショックで忘れていたことを、全て思い出したロモン。
すぐにまた涙を拭い、村の男達に指示をしだした。
「とりあえず、早く国の軍に連絡をお願いします…! 私の名前を出すか、私を直接連絡装置で連絡させてもらえれば、元Sランカーのお父さんが率いる軍がくるかもしれません! また、村の人達は避難所を決めて、すぐに避難して下さい!」
村の者達は、その言葉に迅速に従った。
#######
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「わからない…よ。とりあえず……村に帰ってアイリスちゃんに頼まれたこと、しなきゃ」
走って、走って、とにかく走って_____二人は短時間で村まで辿りついた。
慌てて森の中から帰ってきた二人を見て、森の入り口の見張りをしていた男は只事ではないと感付き、二人の元に駆けた。
「なにかあったんのか!?」
「そ…それが…魔物…Sランクの魔________っ_」
若干、息を切らしながらその男に説明をしていたリンネはパタリと倒れ込む。
そしてそれと同時に身体中に蛇が駆けずり回っているかのように、黒い模様が現れる。
サナトスファビドの呪毒だ。
とてつもない痛みが全身を唐突に蝕み始めた。
「ぉぉうぁぁっ!? いっ…あっ…うぁぁあああああああいっ…いたっ…うぐぅぁぁぁあいたい、いたいあっ…ああああっ!? あっ…ああっ……あっ…が…_____________」
「お姉ちゃん? ……お姉ちゃんっ!?」
リンネは絶叫し、そして痛みによって段々と叫ぶどころではなくなっていく。
呪毒にかかったばかりと、その呪毒によって死ぬ直前だと、途方も無い痛みがするのだ。
だんだんとそれも時間と共に弱まってくるが…。
リンネの場合、サナトスファビドから与えられた余命は1週間という短い期間のため、痛みが一気に来ていた。
この症状をアイリスと共に勉強し、良く知っているロモンはリンネの身体中に出てきたその黒き紋様をみて、顔が真っ青になった。
アイリスがこの呪毒を治せると知らない彼女にとって、これはつまり、姉の絶対的な逃れることの出来ない、死を意味するのだから。
「お姉ちゃん、お姉ちゃん!? ぅぁ…ぁ…お姉…ちゃんっ!!」
「がっ………ああ…あが……」
ロモンはそのつぶらな瞳から大粒な涙を流しながら、もはや叫ぶ事もできず、痛みに身体をビクビクと震わせているだけのリンネを抱きかかえる。
そんなロモンの肩に、見張りの男は手を置き、こう言った。
「……その病気かい? ……残念だけど……とりあえず村長のところに行こう」
「……ひぃうっ…グスッ……お姉ちゃんっ…お姉ちゃんっ…!!」
男はリンネを抱き上げ、ゆっくりと村の村長の家まで歩み始めた。
ロモンは少しでも痛みを和らげるために回復魔法をリンネに連発する。本人らは気づいてないが、これはそれなりに効いているのだ。
だいぶ、ロモンの全身の痛みは和らぎ、身体の痙攣はなくなっなっていた。
今は、突然の強烈な痛みを受けたショックで気絶しているのだ。
3人は村長の元へ着いた。
ここに着くまでに、多くの村人がこの光景を目にし、その後をついてきている。
その異様な光景を窓から見た村長と付き人や、村役人数人は、飲んでいた茶をこぼしたり、かけていた絵画を誤って落としてしまいながらも、慌てて外に飛び出した。
「ど…どうしたのかねっ!? えっ…これは一体…」
「それが…この娘…」
そう呟きながら、見張りの男は膝を下ろし、村長らにリンネの様子を見せる。
リンネを覗き込んだ村長ら、村役人達は一斉に顔をしかめたり、悲しそうな表情をしたりと…よい顔をする者は一人も居ない。
「………ああ、なんということだ……」
村長は呟いた。
「外から来た冒険者にもこの病が発症してしまうとは…な。ほとんど村に居る時間はないし、大丈夫だとおもったのだがな」
「この冒険者にも….とは?」
その言葉を聞いた。
涙を流しながらも、疑問に思ったロモンは村長に向かって問う。
村長は、訊かれてほしくないことを訊かれたような表情をした…が、その後なにかを諦めたのか、ロモンに語り出した。
「この村に…数週間前から流行っていた病です。若い女子だけかかる。……色々試したが全く治りません。誰一人として。……私達はあたりの魔物が居なくなったら、国にこの病気の原因の解明を依頼しようと考えていた。貴女方のように、若い女子が冒険者としてこの依頼を受けに来ることを想定していなかったのです……ああ…本当に申し訳ない」
「………あ…あの…」
ロモンは涙を拭い、リンネに回復魔法をかけ続けることをしつつも、その村の人々の『若い女性にだけかかる村の病』というのに意を唱えようと、口を開いた。
「これ…その…病気じゃないですよ?」
「……まさか、この病に心当たりがあるのですか!? ロモンさん」
「はい…その…まずお姉ちゃんをどこか、寝かせられる場所に。それから詳しいことを話します」
「おおっ……おおおっ!!」
情報を得られるとして、村の人々は手を叩き、顔を綻ばせ喜んだ。それが後で絶望に変わるとは知らずに。
「で…では、こちらに…。リンネさんと同じ症状にかかったこの村の娘達が居る場所を…案内致します」
◆◆◆
リンネは一つのベッドに寝かせられた。
ここは村の小さな病院の地下であった。
そこには今、寝かせられたリンネを含まず、10人以上の若く美しい娘が寝かせられている。
その横には父親や親しい関係だとみられる若い男が必ず居て、その手を握っていたり、汗を拭いてやったりしていた。
リンネをこの地下室まで連れてきた見張りの男も、ある、金髪の少女のところに向かう。
その少女は見張りの男の妹であった。
今、この場所には村の住民は男性のみが居る。
彼らは皆、この病が伝染病だと思っているのだ。
しかし、そこに平然とロモンが混じっていて、彼女はこの病だと思いこまれている呪毒について、リンネの手を握りながら語り始めた。
「まず…これはサナトスファビドという名前の魔物の毒です。皆さんが考えているように、感染症ではありません」
その言葉を聞いて、ホッとする者が数名。
そのうち、娘の一人の手を握っていた中年の男性が、手を挙げ、ロモンに質問をしだした。
「それでは…この毒は治るのでしょうか?」
一泊おき、ロモンはその質問に答える。
その声は震えていた。
「この…この毒は____________治りません。症状が現れてから数ヶ月以内に死に至ります……」
改めてそう言った、ロモンは再び泣き始める。
その言葉を聞いた村の男達の顔は、絶望の一色に染まっていく。『病について知ってる者が現れた』『娘達は治るかもしれない』と思った途端のこの宣告である。
「な…なにをしてもですかな?」
「ひぅ……ぐすっ…あい…。お姉ちゃん達は…治りません! どうする事もできまぜんっ……! うぅ…ぐすっ…うぁ」
「そんな……」
男達は黙る。
誰一人としてその場で声を上げることのできる者は、しばらく居なかった。
数秒して、村長が口を開ける。
「ならば…そのサナトスファビドという魔物については?」
ロモンは鼻をかみ、涙を拭ってから、その問いに答える。
「ひゃい…サナトスファビドというのは、Sランクの魔物ですっ…。最近、この近辺に魔物が多くの降りてきたのも、強力なサナトスファビドが原因だと……思います」
「Sランクだとっ……!?」
男どもは今度は騒然となる。
つまり、村の近くに、絶対に治せない病を振りまきSランクであるという、相当な化け物が居るのだ。
彼らにとってはとんでもない話になった。
そんな中、見張りの男が、ロモンに対して、リンネを見ながら発言をする。
「……そういえばさっき、その子はSランクがどうのと____________」
「はい、そうです。私達は…森の中でサナトスファビドに会いました。……ここから普通の人が歩いて30分くらいの場所です」
いよいよ大騒ぎになる。
村の娘がどうのこうのなんて言っている場合ではなくなった。恐ろしい存在が、近くにいるという事実。
このことに慌てふためき始めた。
「静まりなさいっ!」
そんな中、村長は大声をだし、慌てている村の衆を一喝した。
そして、ロモンに話しかける。
「それで…そのサナトスファビドは今? そういえば、あのゴーレムが居ないようですが」
「はい、アイリスちゃんは今…たった1匹で食い止めてます。私にとってアイリスちゃんも大事な家族なので考えたくないですが________もう…グスッ…死んじゃ…死んじゃっうかも……しれない…ですっ………あ」
アイリスの名前が出たことによって、リンネが倒れていたショックで忘れていたことを、全て思い出したロモン。
すぐにまた涙を拭い、村の男達に指示をしだした。
「とりあえず、早く国の軍に連絡をお願いします…! 私の名前を出すか、私を直接連絡装置で連絡させてもらえれば、元Sランカーのお父さんが率いる軍がくるかもしれません! また、村の人達は避難所を決めて、すぐに避難して下さい!」
村の者達は、その言葉に迅速に従った。
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