312 / 378
306.5話 お引越ししたのでございます!
しおりを挟む
「もともと荷物なんてスペーカウの袋に詰め込んでたから、簡単にお引越し終わったねー」
「気がつけば半年以上住んでたよね、あの宿に」
「その分の宿代は結局貰ってくれませんでしたね」
あの宿は私たちにとって思い入れの深いもの。ずっとお世話になってたわ。リンネちゃんの言う通り、無料で住まわせてくれる約束は半年だったはずなのにそれ以上の期間居させてくれた。
といっても、私たちは半年過ぎてから何度かその分の料金を払おうとした。ただその都度、「やっぱり半年じゃ短いのであと一ヶ月延長でいいですよ」なんて言うものだから、お言葉に甘えた。よかったのかしらね、ご好意なのだろうけれど。
とにかく私達は新しいお家へ引っ越してきた。正確にはお屋敷ね。見慣れたお屋敷だけど、住み慣れてはいない。今日からお母さん、お父さん、おじいさんと一緒に住む。おじいさんは頻繁に村へ帰るみたいだけどね。
これからの生活はロモンちゃんとリンネちゃんからしてみればこれは当たり前のこと。でも私にとってはちょっと違う。お父さんとお母さんと一緒にずっと過ごすなんて初めてだから。どんな感じなのかな。親に頼ることなんてできるかしら、私、給仕が一番やりがいを感じるのだけど。それに……おかしいのよね、前世でもちゃんと両親と暮らしてた感覚がないの。
「アイリスちゃんがぼーっとしてる!」
「舌を噛み切る寸前かもしれない……!」
「し、しませんよ、そんなこと!」
今日、いや、まだついさっきというべき時間の間に私がやらかしたことは周りの皆に強烈な記憶として残してしまったようで、宣言した通りロモンちゃんとリンネちゃんは私の両腕を物がつかめないようにと握り続けている。
しませんよ、なんて言ったけれど、皆からしたら十分ありえそうなこと。いつ自分から死んじゃってもおかしくない、そんなイメージをみんなに植え付けてしまったのは完全に自業自得だから。……後悔はしているけれど、未だにあの時点ではあれが一番よかったんじゃないかと考えてる私がいるのもまた事実。私が死んだらみんなが悲しむ、そう言われたから、もうしないけど。
「ずっと言ってるけど、アイリスちゃん、ご飯作っちゃダメだから」
「ぼくとリンネとお母さんで作るから」
「わかりました」
「お風呂も一緒だよ」
「体洗うのも私達がやる!」
「それもですか」
「もちろん!」
「お部屋別々だけど、今日はアイリスちゃんのベッドに潜りこむからそのつもりでいてね」
「当分、見張るからね!」
「はい」
二人が軽く頬を膨らませ、眉を釣り上げながらそう言った。可愛い顔してるけど、かなり怒ってるのは確か。
今日から私達三人はお部屋が別。それだけすぐにお部屋を用意できるお屋敷は、どれだけ広いのか……。ターコイズ家全員の地位を考えればむしろ当然の所有物なのかもしれないけど。故にわざわざ部屋までやってきてベッドに潜り込んできてくれるのはとても嬉しい。
ちなみに家具はロモンちゃんとリンネちゃんの部屋は揃ってて、私の部屋にはない。元々、かなり昔から双子はお屋敷に住んでもらうつもりで準備していたのだけど、私が現れ、三人(とケルくん)で三人立ちしちゃったので持ち腐れ状態になってたらしい。
ベッドもたまたま屋敷に残ってた余り物だし、必要な全部の家具を近いうちに買いに行くことになってる。鏡とかドレッサーとか、今までは宿に備え付けられていたのを使っていたからそこらの私の所有物はないの。
お父さんとお母さんは私に全部一級品のものを買ってくれると言った。ロモンちゃんとリンネちゃんの部屋に置いてあったのも、一目でわかるほどの高級品だったし。流石は貴族とその娘。
……でも私は断ってしまった。質素なものでいい、すぐに結婚してしまうから、という理由を告げて。でもお母さんは嫁入りしてもそのままガーベラさんのお家に持っていけばいいと言った。……でもなんだか悪い気がして、やっぱり断ってしまった。遠慮のしすぎだとは思う、お父さんとお母さんは私のことを実の娘として扱ってくれている。でも、なんだか悪いことをしているような気がするの。理由はわからないけど。
結局、話し合った結果、私の家具は一級品で全て揃えることに決定した。遠慮をし続ける私に、お父さんは「なんで甘えないんだ?」と小声で言っていたのが聞こえた。
それからお夕飯を作る時間になって、ロモンちゃんとリンネちゃんは私の腕から離れてしまった。
「じゃあ、ぼくたちはご飯作りに行くよ」
「アイリスちゃん、死なないでね? 絶対だよ?」
「しませんよ、絶対に」
「ケル、見張っててね!」
【りょーかいなんだゾ】
ロモンちゃんとリンネちゃんはエプロンを着て台所に向かっていった。私が今いるのはリビングで、ケルくんは私の膝にちょこんと座っている。私のことをじーっと見ている。
【ねぇ、アイリス】
「なんでしょうか」
【……前世になにかあったのかゾ?】
「あったのかもしれませんね」
【オイラ思うんだゾ、アイリス、誰かにずっと従って生きていたんじゃないかって】
誰かに従って生きてきた、ね。もし私の夢の内容が本当に私の前世なのだとしら、どこかのメイドをやっていたみたいだし実際その通りだと思う。
そういえばこの家ってお掃除やお洗濯どうしてるのかしら。お母さんもお父さんもかなり忙しいから家事なんて料理くらいしかする暇なさそうだけど、このお屋敷は隅々まで綺麗。
ちょっと聞いてみようかしら。このリビングの隅で剣の手入れをしてるお父さんに。……手入れしてるとは言っても私のことを心配してくれてずっと目線がこちらに向いてるからあんまり上手くいってないみたいだけど。
ケルくんが頑として私の膝から退こうとしないので、力を入れて抱き上げて移動した。
「あの、お父さん」
「欲しい家具の色とか決まったのか?」
「いえ、違うんですよ。このお屋敷って家事の分担とかどうされているのでしょうか」
「家事の分担? ああ、休みの日以外はお手伝いさんが入ってるよ。王様が手配したね」
「そ、そうですか……」
なぜかちょっとがっかりしてしまった私がいる。存在意義が奪われてしまったような、そんな感じ。
「それが、どうかした?」
「い、いえ。なんというか本当に貴族っぽいなと思いまして」
「ぽい、というか実際そうだからね」
【そういえばアイリスってお掃除とかお洗濯が趣味な面もあったゾ? 今後はどうするんだゾ?】
「ああ、だから家事について聞いてきたのか。どっちみち私達、アイリスも含めてみんな忙しくなるだろうし、ちょっと我慢してもらうことになるかな」
「そうですか、それならそれでいいんです」
でもその忙しい時期が本当の意味で終わったらガーベラさんのところに嫁ぐから、このお屋敷の管理を私がすることはなさそうね。
そうなったらガーベラさんがもらったお屋敷をお掃除したりお洗濯したり……悪くないわ。あ、でもお洗濯ってガーベラさんの下着までするのよね? ちゃんとできるかしら私。今気にしても仕方ないとは思うけど。
「……もしかしてガーベラくんのこと考えてる?」
「えっ!? あ……いや……顔に出てました?」
【どうせ忙しいのが終わったら結婚しちゃうから、この家の掃除することはなさそうだなーとか考えてるんだゾ。その結婚から妄想を膨らませたんだゾ】
「な、なんでそこまでわかるんですか!?」
「……まあ、ママにも王様にもたしなめられたし、二人の関係に私はもう口を出すつもりはないよ。むしろ今は彼に期待してるんだ」
「期待ですか……?」
「うん。ガーベラくんが、アイリスに自分が生きててよかったって心の底から思わせてくれるんじゃないかっていう期待だよ」
ガーベラさんが私をそれほど愛してくれるのかな。あの人から私のことを好きだって気持ちはしっかり伝わるのだけど、私に隠してることあるみたいで……いや、でもきっと大切にしてくれるって思ったから私はこうして交際してるわけで……。
「そろそろご飯できるかな?」
「まだだと思いますよ」
「はは、流石にそうか。実は三人がこうして尋ねてくる時以外は私達、城で食事を済ませてくるからね、どうしてもそこらへんの感覚が狂うんだよ」
……騎士団長って本当に忙しいのね。そんなお父さんが私に忙しくなるっていうんだから、やっぱり家事なんかやる暇もなく忙しくなるんじゃないかしら。……デートする時間とかあるかな?
#####
次の投稿は10/6です!
「気がつけば半年以上住んでたよね、あの宿に」
「その分の宿代は結局貰ってくれませんでしたね」
あの宿は私たちにとって思い入れの深いもの。ずっとお世話になってたわ。リンネちゃんの言う通り、無料で住まわせてくれる約束は半年だったはずなのにそれ以上の期間居させてくれた。
といっても、私たちは半年過ぎてから何度かその分の料金を払おうとした。ただその都度、「やっぱり半年じゃ短いのであと一ヶ月延長でいいですよ」なんて言うものだから、お言葉に甘えた。よかったのかしらね、ご好意なのだろうけれど。
とにかく私達は新しいお家へ引っ越してきた。正確にはお屋敷ね。見慣れたお屋敷だけど、住み慣れてはいない。今日からお母さん、お父さん、おじいさんと一緒に住む。おじいさんは頻繁に村へ帰るみたいだけどね。
これからの生活はロモンちゃんとリンネちゃんからしてみればこれは当たり前のこと。でも私にとってはちょっと違う。お父さんとお母さんと一緒にずっと過ごすなんて初めてだから。どんな感じなのかな。親に頼ることなんてできるかしら、私、給仕が一番やりがいを感じるのだけど。それに……おかしいのよね、前世でもちゃんと両親と暮らしてた感覚がないの。
「アイリスちゃんがぼーっとしてる!」
「舌を噛み切る寸前かもしれない……!」
「し、しませんよ、そんなこと!」
今日、いや、まだついさっきというべき時間の間に私がやらかしたことは周りの皆に強烈な記憶として残してしまったようで、宣言した通りロモンちゃんとリンネちゃんは私の両腕を物がつかめないようにと握り続けている。
しませんよ、なんて言ったけれど、皆からしたら十分ありえそうなこと。いつ自分から死んじゃってもおかしくない、そんなイメージをみんなに植え付けてしまったのは完全に自業自得だから。……後悔はしているけれど、未だにあの時点ではあれが一番よかったんじゃないかと考えてる私がいるのもまた事実。私が死んだらみんなが悲しむ、そう言われたから、もうしないけど。
「ずっと言ってるけど、アイリスちゃん、ご飯作っちゃダメだから」
「ぼくとリンネとお母さんで作るから」
「わかりました」
「お風呂も一緒だよ」
「体洗うのも私達がやる!」
「それもですか」
「もちろん!」
「お部屋別々だけど、今日はアイリスちゃんのベッドに潜りこむからそのつもりでいてね」
「当分、見張るからね!」
「はい」
二人が軽く頬を膨らませ、眉を釣り上げながらそう言った。可愛い顔してるけど、かなり怒ってるのは確か。
今日から私達三人はお部屋が別。それだけすぐにお部屋を用意できるお屋敷は、どれだけ広いのか……。ターコイズ家全員の地位を考えればむしろ当然の所有物なのかもしれないけど。故にわざわざ部屋までやってきてベッドに潜り込んできてくれるのはとても嬉しい。
ちなみに家具はロモンちゃんとリンネちゃんの部屋は揃ってて、私の部屋にはない。元々、かなり昔から双子はお屋敷に住んでもらうつもりで準備していたのだけど、私が現れ、三人(とケルくん)で三人立ちしちゃったので持ち腐れ状態になってたらしい。
ベッドもたまたま屋敷に残ってた余り物だし、必要な全部の家具を近いうちに買いに行くことになってる。鏡とかドレッサーとか、今までは宿に備え付けられていたのを使っていたからそこらの私の所有物はないの。
お父さんとお母さんは私に全部一級品のものを買ってくれると言った。ロモンちゃんとリンネちゃんの部屋に置いてあったのも、一目でわかるほどの高級品だったし。流石は貴族とその娘。
……でも私は断ってしまった。質素なものでいい、すぐに結婚してしまうから、という理由を告げて。でもお母さんは嫁入りしてもそのままガーベラさんのお家に持っていけばいいと言った。……でもなんだか悪い気がして、やっぱり断ってしまった。遠慮のしすぎだとは思う、お父さんとお母さんは私のことを実の娘として扱ってくれている。でも、なんだか悪いことをしているような気がするの。理由はわからないけど。
結局、話し合った結果、私の家具は一級品で全て揃えることに決定した。遠慮をし続ける私に、お父さんは「なんで甘えないんだ?」と小声で言っていたのが聞こえた。
それからお夕飯を作る時間になって、ロモンちゃんとリンネちゃんは私の腕から離れてしまった。
「じゃあ、ぼくたちはご飯作りに行くよ」
「アイリスちゃん、死なないでね? 絶対だよ?」
「しませんよ、絶対に」
「ケル、見張っててね!」
【りょーかいなんだゾ】
ロモンちゃんとリンネちゃんはエプロンを着て台所に向かっていった。私が今いるのはリビングで、ケルくんは私の膝にちょこんと座っている。私のことをじーっと見ている。
【ねぇ、アイリス】
「なんでしょうか」
【……前世になにかあったのかゾ?】
「あったのかもしれませんね」
【オイラ思うんだゾ、アイリス、誰かにずっと従って生きていたんじゃないかって】
誰かに従って生きてきた、ね。もし私の夢の内容が本当に私の前世なのだとしら、どこかのメイドをやっていたみたいだし実際その通りだと思う。
そういえばこの家ってお掃除やお洗濯どうしてるのかしら。お母さんもお父さんもかなり忙しいから家事なんて料理くらいしかする暇なさそうだけど、このお屋敷は隅々まで綺麗。
ちょっと聞いてみようかしら。このリビングの隅で剣の手入れをしてるお父さんに。……手入れしてるとは言っても私のことを心配してくれてずっと目線がこちらに向いてるからあんまり上手くいってないみたいだけど。
ケルくんが頑として私の膝から退こうとしないので、力を入れて抱き上げて移動した。
「あの、お父さん」
「欲しい家具の色とか決まったのか?」
「いえ、違うんですよ。このお屋敷って家事の分担とかどうされているのでしょうか」
「家事の分担? ああ、休みの日以外はお手伝いさんが入ってるよ。王様が手配したね」
「そ、そうですか……」
なぜかちょっとがっかりしてしまった私がいる。存在意義が奪われてしまったような、そんな感じ。
「それが、どうかした?」
「い、いえ。なんというか本当に貴族っぽいなと思いまして」
「ぽい、というか実際そうだからね」
【そういえばアイリスってお掃除とかお洗濯が趣味な面もあったゾ? 今後はどうするんだゾ?】
「ああ、だから家事について聞いてきたのか。どっちみち私達、アイリスも含めてみんな忙しくなるだろうし、ちょっと我慢してもらうことになるかな」
「そうですか、それならそれでいいんです」
でもその忙しい時期が本当の意味で終わったらガーベラさんのところに嫁ぐから、このお屋敷の管理を私がすることはなさそうね。
そうなったらガーベラさんがもらったお屋敷をお掃除したりお洗濯したり……悪くないわ。あ、でもお洗濯ってガーベラさんの下着までするのよね? ちゃんとできるかしら私。今気にしても仕方ないとは思うけど。
「……もしかしてガーベラくんのこと考えてる?」
「えっ!? あ……いや……顔に出てました?」
【どうせ忙しいのが終わったら結婚しちゃうから、この家の掃除することはなさそうだなーとか考えてるんだゾ。その結婚から妄想を膨らませたんだゾ】
「な、なんでそこまでわかるんですか!?」
「……まあ、ママにも王様にもたしなめられたし、二人の関係に私はもう口を出すつもりはないよ。むしろ今は彼に期待してるんだ」
「期待ですか……?」
「うん。ガーベラくんが、アイリスに自分が生きててよかったって心の底から思わせてくれるんじゃないかっていう期待だよ」
ガーベラさんが私をそれほど愛してくれるのかな。あの人から私のことを好きだって気持ちはしっかり伝わるのだけど、私に隠してることあるみたいで……いや、でもきっと大切にしてくれるって思ったから私はこうして交際してるわけで……。
「そろそろご飯できるかな?」
「まだだと思いますよ」
「はは、流石にそうか。実は三人がこうして尋ねてくる時以外は私達、城で食事を済ませてくるからね、どうしてもそこらへんの感覚が狂うんだよ」
……騎士団長って本当に忙しいのね。そんなお父さんが私に忙しくなるっていうんだから、やっぱり家事なんかやる暇もなく忙しくなるんじゃないかしら。……デートする時間とかあるかな?
#####
次の投稿は10/6です!
0
あなたにおすすめの小説
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
魔晶石ハンター ~ 転生チート少女の数奇な職業活動の軌跡
サクラ近衛将監
ファンタジー
女神様のミスで事故死したOLの大滝留美は、地球世界での転生が難しいために、神々の伝手により異世界アスレオールに転生し、シルヴィ・デルトンとして生を受けるが、前世の記憶は11歳の成人の儀まで封印され、その儀式の最中に前世の記憶ととともに職業を神から告げられた。
シルヴィの与えられた職業は魔晶石採掘師と魔晶石加工師の二つだったが、シルヴィはその職業を知らなかった。
シルヴィの将来や如何に?
毎週木曜日午後10時に投稿予定です。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する
namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。
転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。
しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。
凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。
詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。
それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。
「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」
前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。
痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。
そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。
これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる