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308話 ガーベラさんの試合本番前でございます!
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お屋敷からお城へは本当に近距離であっという間に辿り着いた。仕事場が近いっていいことよね。ただ早く来すぎてしまったのか、まだ王様の準備ができていないようで私達は別の部屋で待たされている。
「でね、やっぱりリンネがしたこともロモンがしたことも勘違いじゃなかったのよ!」
「やっぱりそうだったのね~。すごいわね~!」
「やはり私の娘達は天才だよ……!」
「今回も認めようじゃないか。あれが現実ならとんでもないと思ってたが、実際現実だったのだ!」
さっそくお父さんとお母さんがそれぞれペリドットさんやランスロットさんに娘自慢をしてる。ただあの双子の行ったことが行ったことなので聞いてる側の人も純粋な賞賛を送ってるみたい。
目の前で自分のことを大々的に自慢されるのは、比較的強いメンタルを持っているロモンちゃん達でも流石に恥ずかしいのか、椅子に座って縮こまっている。
この部屋にまた一人、今日の話に参加しなければならない人物が入ってきた。ガーベラさんだ。昨日は引越しで忙しかったから、あれから一度も話をしていない。心配して怒っているのか、悲しんでいるのかわからない。ギクシャクするのは嫌だから私はガーベラさんの元に駆け寄った。
「ガーベラさん……」
「ああ、アイリス。おはよう」
「お、おはようございます」
「……大丈夫そうだね」
「は、はい、おかげさまで」
「昨晩はずっと心配だったよ。でも、同時にあの娘達が着いてるから大丈夫だとも思ってたんだ」
ガーベラさんは微笑みながらそう言った。そっか、ロモンちゃんとリンネちゃんを信じてくれたわけか。実際私はあの二人にだいぶ救われたもの。
彼は私に手を差し伸べてきた。どうやら手を握りたいらしい。まあ、恋人同士だから普通のことでしょう。私がそれに黙って応じると、私の手を掴んだと同時に強く抱き寄せてきた。
「一応訊くけど、もうあんなことしないね?」
「……しませんよ」
「本当に?」
「はい、しません。絶対に」
「おー、言ったな? ……まあアイリスは絶対約束は守るから、信用するよ」
信用すると言ってくれた。昨日、別れる間際は怒っていた様子だったから内心ドキドキしてたのだけど、よかった。となると気になってくるのはあの時の発言だけど……でも、今気にするのは無粋よね。それにこの人が私にどんな隠し事をしていたとしても、私のことを好きでいてくれるっていうのは変わらなさそうだし。
今日のガーベラさんはまだ鎧を着ていない。多分、昨日みたいに試合が中止になる可能性も考えて着てくるんじゃなくて、試合前に着ることにしたんだと思う。そして抱き寄せられてるこの状況、せっかくだから私はガーベラさんの胸元へ顔を埋めるように、自分から進んで抱きつく力を強めた。
「……!」
「……ふふっ」
ここまで密着されるとは思ってなかったのか、ガーベラさんは動揺している様子。でも私はもうしばらくこのままでいるつもり。もう結婚するんだって決めてるんだから、こんなことしたって構わないでしょう?
「あら~~、若いっていいわね~~」
「ねー、ほんとよねー。パパとの昔を思い出すわー」
「二人はあの娘達よりもっとアッツアツのラッブラブだったけどね~」
ま、まあ本来なら二人っきりの時にした方がいいわよね、うん。しかしこれより熱々だったとは、お母さん達は人前で何してたのかしら。ちょっと気になる。
「あ、アイリス、結構たくさんの人見てるけど……?」
「先に抱き寄せてきたのはガーベラさんです」
「そうだけどさ」
照れているガーベラさんを見ると、少し、可愛いと思ってしまう。そうだ、今日はガーベラさんの新居に行こうかしら。近所っぽいのはわかってるけど、正確な場所を把握しておいた方がいいわよね、彼女として。いつでも訪ねられるように。
「ところでガーベラさん、今日、新居にお伺いしてもよろしいですか?」
「うちに? いいよ。家具とかは前の家のものそのままだけど」
「どんな感じでした、内部は」
「一人暮らしにはあまりにも広すぎるかな……」
「なるほど、二人暮らしがいいと」
「いや、それでもちょっと」
「……では何人がいいんですか?」
そういうと、ガーベラさんはちょっぴり顔をそらした。
ああ……。単純で素朴な質問のつもりだったのに、よく考えたら欲しい子供の人数訊いてるのと同じよね、これ。私も自分で言っておいて恥ずかしくなってきたわ。まだまだ先の話だっていうのに。
「す、すいません、気が早すぎましたね!」
「い、いや……!」
「やぁやぁ、みんな揃ってるね! ……ありゃー、お邪魔だったかな?」
突然扉が勢いよく開き、王様と付き人の数人がこの部屋に入ってきた。そして私達はその扉の前でいちゃついていたので、王様に抱き合っているのをがっつり見られてしまった。近づいて来ているの全然気がつかなかったわ……。夢中になるってこわいわね。
「あれ、全然ラブラブ続けててよかったのに。まあいいや。今日は前々から言ってた通り、ガーベラくんの強さを見るよ! だからみんな闘技室に来てね! ガーベラくん、頑張ってね?」
「は、はい! 全身全霊で挑ませていただきます!」
「あと、ジーゼフの紹介で魔王軍討伐に助っ人が一人来ることになったよ! 闘技場についたらみんなに紹介してあげるね」
なるほど、今日おじいさんが私達より早く屋敷を出たのはこのためだったのね。騎士団長の中で一番テンションが高いランスロットさんが、非常に興味を持った様子で王様に質問をした。
「ほう! 総騎士団長殿の直接推薦とは! 一体どのような方でありますか!」
「えっとねー、僕にもよくわかんないや」
「……よ、よくわからない?」
「うん、とりあえずすごいってことだけはわかるよ」
「は、はぁ?」
そりゃあ、あのおじいさんが連れてくる人だもの、只者じゃないわよね。あれでも、おじいさんと仲が良くて魔王軍討伐ができる人って一人しか思い浮かばないのだけれど……。もし私が想像している通りの人だったとしたら途方もなく大きな戦力の増強ね。
「まぁまぁ、とりあえず行こうか」
というわけで私達は闘技室へ移動した。この城内の闘技室は、騎士達の実技試験など様々な目的で使うらしい。かなりの広さを誇っており、お屋敷内にある地下室同様、どれだけ破壊しても自己修復する壁で作られている。
ガーベラさんはここで戦う。もし戦って勝ったらそれでいいし、負けたら今後の特訓メニューが厳しめなものになるらしい。確実に魔王を倒したいから勝っても負けても特訓は厳しくてもいいと思うのだけど。私と一緒に居られる時間が減ったとしても、それは魔王を倒すまでの一時的なものだし。
そして到着した闘技室の中央には剣を携えて立っている青年がいた。あの人がおじいさんか国王様に紹介した人……。白色の髪の毛のうち一束のみが朱色になっている。そう、私が思っていた通りの人だ。
「さて、この人が助っ人だよ! 紹介しよう、ナイトさんだよ!」
「ご紹介に預かりました。ナイトです、よろしく!」
彼ははにかみながらそう言った。 ロモンちゃん、リンネちゃん、ケルくん、ガーベラさん、そして私。ここにいるメンバーの大半が見覚えのある人。……どうやらお母さんとお父さんも知っていたみたいで、驚いているような反応を示している。むしろ本当にこの人と初対面なのは残りの騎士団長三人だけの様子ね。……ナイトさんに敬称をつけていることから、王様もこの人がどんな人か把握していのでしょう。
「初めましての人の方が少ないみたいだね。ああ、ノアちゃんにグライドくん、久方ぶりだ。元気にしてた?」
「え、ええ、まあ」
「十年ぶり程ですか……」
「そのくらいだね。あとリンネちゃんにロモンちゃんも久しぶり」
「久しぶりです。お母さん達のこと知ってたんですね?」
「意外だなぁ」
「そりゃあジーゼフの友達だからね。それにあとアイリスちゃんとガーベラくんだね。……この短期間でかなりラブラブになっているというじゃないか」
「お、おかげさまで」
「あの時はどうも……」
そういえば一時期、よくギルドに顔を出しにしてきたのに、ここ二ヶ月くらい来てなかったから私達にとっても久しぶりなのよね、ナイトさん。何はともあれ、ナイトさんがこの戦いに参加するっていうのは本当に大きい。むしろおじいさんとこの人だけで魔王軍を魔王含めて全滅させられそうなくらい。……SSランク極至種、ボーンナイト・ブレイブ。Sランク極至種の私なんかよりも、はるかに格上の存在だもの。
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「やっぱりそうだったのね~。すごいわね~!」
「やはり私の娘達は天才だよ……!」
「今回も認めようじゃないか。あれが現実ならとんでもないと思ってたが、実際現実だったのだ!」
さっそくお父さんとお母さんがそれぞれペリドットさんやランスロットさんに娘自慢をしてる。ただあの双子の行ったことが行ったことなので聞いてる側の人も純粋な賞賛を送ってるみたい。
目の前で自分のことを大々的に自慢されるのは、比較的強いメンタルを持っているロモンちゃん達でも流石に恥ずかしいのか、椅子に座って縮こまっている。
この部屋にまた一人、今日の話に参加しなければならない人物が入ってきた。ガーベラさんだ。昨日は引越しで忙しかったから、あれから一度も話をしていない。心配して怒っているのか、悲しんでいるのかわからない。ギクシャクするのは嫌だから私はガーベラさんの元に駆け寄った。
「ガーベラさん……」
「ああ、アイリス。おはよう」
「お、おはようございます」
「……大丈夫そうだね」
「は、はい、おかげさまで」
「昨晩はずっと心配だったよ。でも、同時にあの娘達が着いてるから大丈夫だとも思ってたんだ」
ガーベラさんは微笑みながらそう言った。そっか、ロモンちゃんとリンネちゃんを信じてくれたわけか。実際私はあの二人にだいぶ救われたもの。
彼は私に手を差し伸べてきた。どうやら手を握りたいらしい。まあ、恋人同士だから普通のことでしょう。私がそれに黙って応じると、私の手を掴んだと同時に強く抱き寄せてきた。
「一応訊くけど、もうあんなことしないね?」
「……しませんよ」
「本当に?」
「はい、しません。絶対に」
「おー、言ったな? ……まあアイリスは絶対約束は守るから、信用するよ」
信用すると言ってくれた。昨日、別れる間際は怒っていた様子だったから内心ドキドキしてたのだけど、よかった。となると気になってくるのはあの時の発言だけど……でも、今気にするのは無粋よね。それにこの人が私にどんな隠し事をしていたとしても、私のことを好きでいてくれるっていうのは変わらなさそうだし。
今日のガーベラさんはまだ鎧を着ていない。多分、昨日みたいに試合が中止になる可能性も考えて着てくるんじゃなくて、試合前に着ることにしたんだと思う。そして抱き寄せられてるこの状況、せっかくだから私はガーベラさんの胸元へ顔を埋めるように、自分から進んで抱きつく力を強めた。
「……!」
「……ふふっ」
ここまで密着されるとは思ってなかったのか、ガーベラさんは動揺している様子。でも私はもうしばらくこのままでいるつもり。もう結婚するんだって決めてるんだから、こんなことしたって構わないでしょう?
「あら~~、若いっていいわね~~」
「ねー、ほんとよねー。パパとの昔を思い出すわー」
「二人はあの娘達よりもっとアッツアツのラッブラブだったけどね~」
ま、まあ本来なら二人っきりの時にした方がいいわよね、うん。しかしこれより熱々だったとは、お母さん達は人前で何してたのかしら。ちょっと気になる。
「あ、アイリス、結構たくさんの人見てるけど……?」
「先に抱き寄せてきたのはガーベラさんです」
「そうだけどさ」
照れているガーベラさんを見ると、少し、可愛いと思ってしまう。そうだ、今日はガーベラさんの新居に行こうかしら。近所っぽいのはわかってるけど、正確な場所を把握しておいた方がいいわよね、彼女として。いつでも訪ねられるように。
「ところでガーベラさん、今日、新居にお伺いしてもよろしいですか?」
「うちに? いいよ。家具とかは前の家のものそのままだけど」
「どんな感じでした、内部は」
「一人暮らしにはあまりにも広すぎるかな……」
「なるほど、二人暮らしがいいと」
「いや、それでもちょっと」
「……では何人がいいんですか?」
そういうと、ガーベラさんはちょっぴり顔をそらした。
ああ……。単純で素朴な質問のつもりだったのに、よく考えたら欲しい子供の人数訊いてるのと同じよね、これ。私も自分で言っておいて恥ずかしくなってきたわ。まだまだ先の話だっていうのに。
「す、すいません、気が早すぎましたね!」
「い、いや……!」
「やぁやぁ、みんな揃ってるね! ……ありゃー、お邪魔だったかな?」
突然扉が勢いよく開き、王様と付き人の数人がこの部屋に入ってきた。そして私達はその扉の前でいちゃついていたので、王様に抱き合っているのをがっつり見られてしまった。近づいて来ているの全然気がつかなかったわ……。夢中になるってこわいわね。
「あれ、全然ラブラブ続けててよかったのに。まあいいや。今日は前々から言ってた通り、ガーベラくんの強さを見るよ! だからみんな闘技室に来てね! ガーベラくん、頑張ってね?」
「は、はい! 全身全霊で挑ませていただきます!」
「あと、ジーゼフの紹介で魔王軍討伐に助っ人が一人来ることになったよ! 闘技場についたらみんなに紹介してあげるね」
なるほど、今日おじいさんが私達より早く屋敷を出たのはこのためだったのね。騎士団長の中で一番テンションが高いランスロットさんが、非常に興味を持った様子で王様に質問をした。
「ほう! 総騎士団長殿の直接推薦とは! 一体どのような方でありますか!」
「えっとねー、僕にもよくわかんないや」
「……よ、よくわからない?」
「うん、とりあえずすごいってことだけはわかるよ」
「は、はぁ?」
そりゃあ、あのおじいさんが連れてくる人だもの、只者じゃないわよね。あれでも、おじいさんと仲が良くて魔王軍討伐ができる人って一人しか思い浮かばないのだけれど……。もし私が想像している通りの人だったとしたら途方もなく大きな戦力の増強ね。
「まぁまぁ、とりあえず行こうか」
というわけで私達は闘技室へ移動した。この城内の闘技室は、騎士達の実技試験など様々な目的で使うらしい。かなりの広さを誇っており、お屋敷内にある地下室同様、どれだけ破壊しても自己修復する壁で作られている。
ガーベラさんはここで戦う。もし戦って勝ったらそれでいいし、負けたら今後の特訓メニューが厳しめなものになるらしい。確実に魔王を倒したいから勝っても負けても特訓は厳しくてもいいと思うのだけど。私と一緒に居られる時間が減ったとしても、それは魔王を倒すまでの一時的なものだし。
そして到着した闘技室の中央には剣を携えて立っている青年がいた。あの人がおじいさんか国王様に紹介した人……。白色の髪の毛のうち一束のみが朱色になっている。そう、私が思っていた通りの人だ。
「さて、この人が助っ人だよ! 紹介しよう、ナイトさんだよ!」
「ご紹介に預かりました。ナイトです、よろしく!」
彼ははにかみながらそう言った。 ロモンちゃん、リンネちゃん、ケルくん、ガーベラさん、そして私。ここにいるメンバーの大半が見覚えのある人。……どうやらお母さんとお父さんも知っていたみたいで、驚いているような反応を示している。むしろ本当にこの人と初対面なのは残りの騎士団長三人だけの様子ね。……ナイトさんに敬称をつけていることから、王様もこの人がどんな人か把握していのでしょう。
「初めましての人の方が少ないみたいだね。ああ、ノアちゃんにグライドくん、久方ぶりだ。元気にしてた?」
「え、ええ、まあ」
「十年ぶり程ですか……」
「そのくらいだね。あとリンネちゃんにロモンちゃんも久しぶり」
「久しぶりです。お母さん達のこと知ってたんですね?」
「意外だなぁ」
「そりゃあジーゼフの友達だからね。それにあとアイリスちゃんとガーベラくんだね。……この短期間でかなりラブラブになっているというじゃないか」
「お、おかげさまで」
「あの時はどうも……」
そういえば一時期、よくギルドに顔を出しにしてきたのに、ここ二ヶ月くらい来てなかったから私達にとっても久しぶりなのよね、ナイトさん。何はともあれ、ナイトさんがこの戦いに参加するっていうのは本当に大きい。むしろおじいさんとこの人だけで魔王軍を魔王含めて全滅させられそうなくらい。……SSランク極至種、ボーンナイト・ブレイブ。Sランク極至種の私なんかよりも、はるかに格上の存在だもの。
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