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354話 私の記憶でございます。 2
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「そこまで!」
気がつくとまた場面が変わっていた。
尻餅をついているガーベラさん、もとい勝武君に私は寸止めで拳を突き立てていた。師匠の号令を聞いてから、幼い私たちはその姿勢を崩す。
「ありがとうございました」
「おす。……くっそー、またかぁ」
勝武君は頭を掻きながら悔しそうに立ち上がった。そんな彼を、幼い私は冷ややかな目で見ている。この頃の私は操り人形に徹しようとしていたから、目上の人以外にはこういう態度をよくとっていた。今考えたら生意気な子供だったと思う。
「ふむ……愛理ちゃんは控えめに言って天才だ。うちの子もこの子以外の同年代にはほぼ負けなし、間違いなく才能があるんだがなぁ。愛理ちゃんには敵わんな」
「ありがとうございます」
実際は勝武君が弱いわけじゃなく、むしろ対等に組み合える相手はこの頃から彼しかいなかった。その点はこの生意気な私でも気がついていたと思う。
それにしても褒められて内心嬉しいくせに、顔が全然嬉しそうじゃない。そうそう、私はこんな感じだった。
「……ん、電話だ。少しまっていてくれ」
道場の廊下に電話の呼び鈴の音が響く。その瞬間、今の私の中に電撃が走ったような感覚があった。その電話がなにかとても、とても大切なもののように思えてくる。
師匠は急いでその電話をとり対応した。そして暫くすると、慌てた様子で私達のもとに戻ってくる。
「愛理ちゃん! 君の主人の……蛇神家の奥様がご出産なされたそうだ! 急いで戻ってこいだって!」
「なんと……!」
「車で家まで送ってあげるから、早く支度しなさい!」
「わかりました、ありがとうございます」
私は師匠に車に乗せてもらい、急いで石上家まで帰宅。家で迎えてくれたのはお母様であった。お父様は現当主様に付き添い奥様がご出産をなされた病院に居るらしい。
直ぐに私の自室へ連れられると共に、奥様は一切の問題もなく無事出産を終えたことを聞かされた。そしてその後、お母様は一着のの畳まれた黒い衣服を私に差し出してきた。それも真剣で、神妙な面持ちで。
「……愛理、わかっていますね? これから貴女はどう生きなければならないか」
「もちろんです、おかあ様。わたしはこれからおとー様とあるじ様の関係のように、お生まれになったごしそく様につかえる身になるのですよね?」
「そう……その通りです」
お母様はこの時、悲しみたいけど悲しんでは行けない、そんな複雑な表情をしていた。
子供の頃の私にはただ、お母様が真剣な表情をしていると言うことしかわからないみたいだけれど……大人になった今の私なら理解できる。当主様に子供が産まれたことは喜ぶべきこと。しかし、それは同時に私から完全に自由な人生が無くなることを意味する。
もし、私がこのお母様と同じ立場だったら、同じように形容し難い表情をしていたと思う。
「そしてこれが、貴女がこれから身につけなければならない、いわば制服です。これを託すようお父様から言われました。広げてみて」
「はい」
幼い私は黒い衣服を広げた。その瞬間、今の私はとてつもない懐かしさに襲われる。……それは所謂メイド服だった。
ロモンちゃん達の世界に来る前の私にとって普段着であり、お母様のいうように制服であり、本来なら一生、死ぬまで着ていなければならないもの。
懐かしさと共にこの衣服に対しての思い出も蘇ってくる。たしかにこの服は私のアイデンティティになっていた。
この過去の様子を見るにお母様はこれを私を縛る物だと考えていたみたいだけれど、当の私は、今現在ですら中々これを好いている。王様のところの使用人さん達を見て羨ましがるほどに。今こうして過去を覗いてる状況ですら、それに身を通してないと落ち着かないような気がしてくる。
「貴女はこれからそれを普段は身につけてなければなりません。理由はお父様に教わりましたね?」
「はい、わたし達がべびがみ様のシモベであると、たちばをはっきりさせるタメです」
「ええ……その通りです」
お母様は一瞬、より明確に悲しそうな顔をした。それに反して、たしかこの時の私はメイド服が想像はていたより自分好みで可愛かったので内心喜んでいたような気がする。親の心子知らずとはまさにこのこと。
それにしても初めから思っていたけれど、私の記憶の蘇らせ方が追体験ではなく傍観するような感じなので、記憶を取り戻すのと同時に当時気が付かなかったことを今になって知れている。
この記憶を見せてくれている『世界』さんにとって、こういう形式を取るしか記憶の復活方法がなかったのだろうか? それとも意図的なのかしら? まあ、それは記憶を見終わった後に聞けばいいか。
「明日、貴女はお生まれになったご息女様と対面します。その時から、その服を身につけるのですよ」
「しょーちしました」
「そして明日から貴女は一人の女の子、石上愛理から……蛇神家の専属使用人、愛理となるのです。その人生をその子に……捧げなければいけないのです」
「ええ、その話はまえまえからきいています。わたし、がんばりますし、モンダイなくカンペキにこなせます。カクゴもできています。おかあ様はしんぱいなどしなくてもだいじょーぶですよ」
「ええ……そうね」
お母様の気持ちをよそに、機械的にそう答える幼い私。今思えばまさにお父様から使用人としての英才教育を受けた機械のような人間だったと思う。
しかし時が経つに連れて人の性格は変わる物とは言え、この堅い私が何故今の私になれたのだろうか。
別世界でロモンちゃん達と過ごしたからとか、ガーベラさんもとい勝武君の影響とか、だいぶ候補はあるけれど基礎中の基礎はそのどちらでもないことだけははっきりとわかる。
この私の過去を見ることで自ずとその答えは判明するだろうから、気長に待つことにしよう。
◆◆◆
「………」
「こ、こら愛理。はやく貴女の主人となるお嬢様にご挨拶を……どうしました愛理? 愛理?」
おそらく場面は翌日に変わっていた。そして私はメイド服を着て、お父様と共に当主様と奥様、そして奥様に抱き抱えられている私の人生の持ち主であるお嬢様と対面している。
そんな状況下、お父様は慎ましくしかし確かに慌てており当主様方は私の反応に困惑した様子を見せている。
それもそのはず。私はお嬢様にご挨拶と忠誠を誓う言葉を言わなければならない中、本人をみてフリーズし1分は経とうとしていた。
「あ、あれ? なぁ、りっくん。愛理ちゃん気分でも悪いのかね?」
りっくんとは、当主様によるお父様への愛称。お父様は私に当主様との関係を硬派なもののように見せかけていたけど、実際は親友のように仲が良かった記憶がある。
いや、それよりも私は思い出したのだ。私がなぜ今のような人並みの感情を持つ私になれたかを。赤ん坊のお嬢様と対面し、そしてかたまってる私を実際に見ることで……理解した。
「いやぁ……今朝までいつも通りでしたが……。愛理? 具合が悪いのですか?」
「石上さん、それでしたら愛理ちゃんとこの子との儀式はまた後日ということでも……」
「しかし奥様……」
「いや、待ちたまえ。そもそも愛理ちゃん、呼吸してなくないか……?」
「えっ!?」
この記憶の追跡が始まってから、初めて見る私に対してのお父様の父親らしい顔。あのお父様が私のことをこんなに心配しだことがあるなんて知らなかった。
ああ……でも、今の私とってはそれに感動するより恥ずかしさが勝ってしまう。なぜなら、この時私がフリーズしていた理由は……。
「愛理、愛理っ!!」
「かわ……」
「よ、よかった息が……! ……え? なんですって?」
「かわ……いい……」
「…………か、可愛い!?」
そう、この時の私は自分の主人となるお嬢様が可愛すぎて、見惚れすぎて失神していた。可愛すぎて可愛すぎて心を奪われ、その末に脳みそがショートした。それが理由。
実際、今見ても赤ん坊のお嬢様が死ぬほど可愛い。食べちゃいたいくらい。あ、私は半ばここでは幽霊みたいなものだし、食べてもバレないかしら。ならもう食べちゃってもいいよね? 気がついたらヨダレ出てるし、目に入れても痛くなさそうだし……!
……あ。
だめよアイリス、冷静になって。
ああ、こんなことなら理解したくなかった。
私の性格を軟化させたのが自分の眠っていた変態性によるものだったなんて。
#####
次の投稿は早くて再来週、遅くて来月の半ばの月曜となります。
候補としては11/24、12/9、12/16のいずれかです。
理由は卒業論文です。個人的な内容で申し訳ありませんが、しばらく卒論完成まで小説の執筆は控えようと思います。
(ちなみに先週投稿できなかったのは、某神話系ゲームのやり過ぎで連日睡眠時間が削られて執筆できる判断力がなかったからです。卒論より利己的で大変申し訳ないです)
気がつくとまた場面が変わっていた。
尻餅をついているガーベラさん、もとい勝武君に私は寸止めで拳を突き立てていた。師匠の号令を聞いてから、幼い私たちはその姿勢を崩す。
「ありがとうございました」
「おす。……くっそー、またかぁ」
勝武君は頭を掻きながら悔しそうに立ち上がった。そんな彼を、幼い私は冷ややかな目で見ている。この頃の私は操り人形に徹しようとしていたから、目上の人以外にはこういう態度をよくとっていた。今考えたら生意気な子供だったと思う。
「ふむ……愛理ちゃんは控えめに言って天才だ。うちの子もこの子以外の同年代にはほぼ負けなし、間違いなく才能があるんだがなぁ。愛理ちゃんには敵わんな」
「ありがとうございます」
実際は勝武君が弱いわけじゃなく、むしろ対等に組み合える相手はこの頃から彼しかいなかった。その点はこの生意気な私でも気がついていたと思う。
それにしても褒められて内心嬉しいくせに、顔が全然嬉しそうじゃない。そうそう、私はこんな感じだった。
「……ん、電話だ。少しまっていてくれ」
道場の廊下に電話の呼び鈴の音が響く。その瞬間、今の私の中に電撃が走ったような感覚があった。その電話がなにかとても、とても大切なもののように思えてくる。
師匠は急いでその電話をとり対応した。そして暫くすると、慌てた様子で私達のもとに戻ってくる。
「愛理ちゃん! 君の主人の……蛇神家の奥様がご出産なされたそうだ! 急いで戻ってこいだって!」
「なんと……!」
「車で家まで送ってあげるから、早く支度しなさい!」
「わかりました、ありがとうございます」
私は師匠に車に乗せてもらい、急いで石上家まで帰宅。家で迎えてくれたのはお母様であった。お父様は現当主様に付き添い奥様がご出産をなされた病院に居るらしい。
直ぐに私の自室へ連れられると共に、奥様は一切の問題もなく無事出産を終えたことを聞かされた。そしてその後、お母様は一着のの畳まれた黒い衣服を私に差し出してきた。それも真剣で、神妙な面持ちで。
「……愛理、わかっていますね? これから貴女はどう生きなければならないか」
「もちろんです、おかあ様。わたしはこれからおとー様とあるじ様の関係のように、お生まれになったごしそく様につかえる身になるのですよね?」
「そう……その通りです」
お母様はこの時、悲しみたいけど悲しんでは行けない、そんな複雑な表情をしていた。
子供の頃の私にはただ、お母様が真剣な表情をしていると言うことしかわからないみたいだけれど……大人になった今の私なら理解できる。当主様に子供が産まれたことは喜ぶべきこと。しかし、それは同時に私から完全に自由な人生が無くなることを意味する。
もし、私がこのお母様と同じ立場だったら、同じように形容し難い表情をしていたと思う。
「そしてこれが、貴女がこれから身につけなければならない、いわば制服です。これを託すようお父様から言われました。広げてみて」
「はい」
幼い私は黒い衣服を広げた。その瞬間、今の私はとてつもない懐かしさに襲われる。……それは所謂メイド服だった。
ロモンちゃん達の世界に来る前の私にとって普段着であり、お母様のいうように制服であり、本来なら一生、死ぬまで着ていなければならないもの。
懐かしさと共にこの衣服に対しての思い出も蘇ってくる。たしかにこの服は私のアイデンティティになっていた。
この過去の様子を見るにお母様はこれを私を縛る物だと考えていたみたいだけれど、当の私は、今現在ですら中々これを好いている。王様のところの使用人さん達を見て羨ましがるほどに。今こうして過去を覗いてる状況ですら、それに身を通してないと落ち着かないような気がしてくる。
「貴女はこれからそれを普段は身につけてなければなりません。理由はお父様に教わりましたね?」
「はい、わたし達がべびがみ様のシモベであると、たちばをはっきりさせるタメです」
「ええ……その通りです」
お母様は一瞬、より明確に悲しそうな顔をした。それに反して、たしかこの時の私はメイド服が想像はていたより自分好みで可愛かったので内心喜んでいたような気がする。親の心子知らずとはまさにこのこと。
それにしても初めから思っていたけれど、私の記憶の蘇らせ方が追体験ではなく傍観するような感じなので、記憶を取り戻すのと同時に当時気が付かなかったことを今になって知れている。
この記憶を見せてくれている『世界』さんにとって、こういう形式を取るしか記憶の復活方法がなかったのだろうか? それとも意図的なのかしら? まあ、それは記憶を見終わった後に聞けばいいか。
「明日、貴女はお生まれになったご息女様と対面します。その時から、その服を身につけるのですよ」
「しょーちしました」
「そして明日から貴女は一人の女の子、石上愛理から……蛇神家の専属使用人、愛理となるのです。その人生をその子に……捧げなければいけないのです」
「ええ、その話はまえまえからきいています。わたし、がんばりますし、モンダイなくカンペキにこなせます。カクゴもできています。おかあ様はしんぱいなどしなくてもだいじょーぶですよ」
「ええ……そうね」
お母様の気持ちをよそに、機械的にそう答える幼い私。今思えばまさにお父様から使用人としての英才教育を受けた機械のような人間だったと思う。
しかし時が経つに連れて人の性格は変わる物とは言え、この堅い私が何故今の私になれたのだろうか。
別世界でロモンちゃん達と過ごしたからとか、ガーベラさんもとい勝武君の影響とか、だいぶ候補はあるけれど基礎中の基礎はそのどちらでもないことだけははっきりとわかる。
この私の過去を見ることで自ずとその答えは判明するだろうから、気長に待つことにしよう。
◆◆◆
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そんな状況下、お父様は慎ましくしかし確かに慌てており当主様方は私の反応に困惑した様子を見せている。
それもそのはず。私はお嬢様にご挨拶と忠誠を誓う言葉を言わなければならない中、本人をみてフリーズし1分は経とうとしていた。
「あ、あれ? なぁ、りっくん。愛理ちゃん気分でも悪いのかね?」
りっくんとは、当主様によるお父様への愛称。お父様は私に当主様との関係を硬派なもののように見せかけていたけど、実際は親友のように仲が良かった記憶がある。
いや、それよりも私は思い出したのだ。私がなぜ今のような人並みの感情を持つ私になれたかを。赤ん坊のお嬢様と対面し、そしてかたまってる私を実際に見ることで……理解した。
「いやぁ……今朝までいつも通りでしたが……。愛理? 具合が悪いのですか?」
「石上さん、それでしたら愛理ちゃんとこの子との儀式はまた後日ということでも……」
「しかし奥様……」
「いや、待ちたまえ。そもそも愛理ちゃん、呼吸してなくないか……?」
「えっ!?」
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ああ……でも、今の私とってはそれに感動するより恥ずかしさが勝ってしまう。なぜなら、この時私がフリーズしていた理由は……。
「愛理、愛理っ!!」
「かわ……」
「よ、よかった息が……! ……え? なんですって?」
「かわ……いい……」
「…………か、可愛い!?」
そう、この時の私は自分の主人となるお嬢様が可愛すぎて、見惚れすぎて失神していた。可愛すぎて可愛すぎて心を奪われ、その末に脳みそがショートした。それが理由。
実際、今見ても赤ん坊のお嬢様が死ぬほど可愛い。食べちゃいたいくらい。あ、私は半ばここでは幽霊みたいなものだし、食べてもバレないかしら。ならもう食べちゃってもいいよね? 気がついたらヨダレ出てるし、目に入れても痛くなさそうだし……!
……あ。
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ああ、こんなことなら理解したくなかった。
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