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118話 私からのプレゼントでございます!
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「うーー、アイリスちゃん!」
「あーー、アイリスちゃん!」
二人は抱きついたまま頬ずりしてきた。
何もかもがピチピチで柔らかい。いいですのぉ。
「「ありがとね!」」
しばらくして私に頬ずりするのは満足したのか、二人は離れてから双子らしく同時にお礼を言った。
可愛いんだこれが。
「いいえ、私の日頃の感謝としてですので。とりあえず、武器の説明でもしましょうか」
「うん、してして!」
私はその二組みの武器の効果を細かく説明した。
そして、製作した人は『この街(国)で1番の鍛冶屋』であるということも。
「この街で1番の鍛冶屋さん…あっ、もしかしてドワーフのおじいちゃん?」
話終わってまず、ロモンちゃんがそう言いだした。
「おや、知っているのですか?」
「うん。お父さんの双剣の片っぽはその人が作ったからね。もう片っぽはダンジョンから見つけたやつらしいけど。お父さんがぼくに剣を見せてくれた時にそう言ってた」
はぁ…通りでドワーフおじいちゃんはお父さんのことをよく知ってる風だったんだね。
「それにしても、やっぱり凄い業物だねこれは。研がなくても良いというのが特に」
「回復魔法の効果とかもあがるんだよね?どのくらいかな」
二人は剣や杖をペタペタ触ったり、ブンブンと(危険でない程度に)振り回したりしてみたりしてる。
リンネちゃんが剣で素振りするのをやめ、こちらを振り向く。
「ところでアイリスちゃん、その腕輪は? ぼくは剣しか鑑定できないから、それがどれだけのものかわからないけど…。アイリスちゃんが持ってきてくれたんだから、凄いものなんだよね」
「あ、それ私も気になってた!」
二人は机に丁寧に武器を置き、イダテンの腕輪を手にとって交互に見始める。
「それはリンネちゃんへのプレゼントです」
「え、ぼくにもう一個?」
キョトンとした顔で私のことを見つめるリンネちゃん。それに対し、ロモンちゃんはほっぺたを膨らませた。
「むぅ! お姉ちゃんが剣二本に腕輪一個で私より多い!」
「良いじゃないですか、ロモンちゃんは私が居るんですし」
「うん! それもそだね」
実はそこまで憤慨してなかったのか、ロモンちゃんはほっぺたを膨らませるのをやめると、ベッドに腰掛けてる私に立ち膝でベッドに登って抱きついてくる。
首あたりにちょうど胸が……ううむ、ふにっと良い感じに成長してますな。
「それに、それはたまたまリンネちゃんに合ったものだったのでリンネちゃんにプレゼントするんですよ。ロモンちゃんに合ったものだったらロモンちゃんにプレゼントしてました」
「へへへ、なら良し!」
「……アイリスちゃんぼくも後でもう一回抱きつかせてね。ところでこの腕輪の効果は?」
今度はリンネちゃんがぷくりとほっぺたを膨らませながらそう訊いてくる。
「えっと、まずその腕輪はアーティファクトなんですけどね」
「「あ、アーティファクトッ!?」」
部屋に響く双子の驚愕の声。
「ああああ、アーティファクトなんてどどど、どこででででで」
リンネちゃんの手が震えてる。
まあしゃーないね、超高級品だから。
リンネちゃんはやっとの思いでイダテンの腕輪を、ハンカチを下に敷いてから机の上に丁寧に丁寧に置き、私に向き直した。
顔で、私に詳しい説明をして欲しいと要求しているね。
「…このあいだの依頼で港町に行った時に、そこのオークション会場で出品されていたものを私が勝ち取りました」
「そ、そうなんだ。……色々謎なお金のことはまた後で聞くとして、この腕輪の効果は?」
「それはですね__________」
私はイダテンの腕輪の効果も詳しく話す。
「______と、いう感じです」
「てことは、本当にぼく向きのアーティファクトなんだね……」
「ええ」
リンネちゃんは一通りの説明を聞いたあとも、呆然としていた。まあ、喜んでくれたっぽいし大成功だよね。
そう考えていたら、後ろからいきなり両頬を掴まれ、伸ばされたの。
「それで、アイリスちゃんがアーティファクトや、この武器を有名な鍛冶屋さんに打ってもらったお金はどうしたのかなぁ?」
「ま、まさか……夜に出入りしてたのって、お金を稼がため?」
ロモンちゃんにほっぺたを伸ばされたまま、私はかろうじて首を頷かせる。
「でもこれらだけで数億ストンはかかるよね? 毎日毎日外出してたとしても、そんなのどうやって調達したの?」
「はふぃ、しょれはてすね……」
私はロモンちゃんとリンネちゃんに、今までのことを全て説明した。
夜な夜な出かけては、ここの宿屋の店主さんから聞き出したダンジョンで魔物を倒し、それをネフラ君(夜に活動していた男の子と説明)に協力してもらって売ったこと。
そして、それを数億儲までに跳ねあげられたのは、魔物武闘大会で全額を協力者にお願いして私に注ぎ込んだからだということを。
「あ、あれアイリスちゃん、自分にお金をかけてたんだ」
「知らなかった……。ううん、それよりも一人でダンジョンに行って危ないことしてたなんて。めっ、だよ!」
今度はロモンちゃん、私のほっぺを伸ばさずに潰してきた。口がおかしなことになる。
「ひゃ、ひゃい。ひょめんなはい」
「まあこうして無事に居るんだら良いんだけどね! お宝なんかよりもアイリスちゃんのほうが大事なんだからっ」
「いぎょ、きをひゅひぇまひゅ」
そう言うとロモンちゃんはにっこり笑ってから、ほっぺたから手を離し、頭を撫でてくれる。
「そ、それで実際いくらあったの?」
「そうですね。お二人の武器と同等のものを私の分も作ってもらって購入し、なおかつアーティファクトも購入。それでも4億は残りましたかねー。あれ…もっとかな?」
「「よ…4億ッ!!?」」
この短時間で何度目だろうか、ロモンちゃんとリンネちゃんがまた、声を合わせて驚いた。
ま、4億ストンだし仕方ないね。
「よよよ、4億って言ったら…」
「贅沢しなかったら残りの人生、働かなくても暮らしていけちゃうよ!?」
「うわぁ…。すごい。これからそのお金どうするの? アイリスちゃんのお金なんだからアイリスちゃんが使わなきゃだけど」
うむ、そうね。
まあやっぱり…。
「やっぱり4億はこのまま残しておいて、アーティファクトの購入に使うとかしますけどね」
「そっか! アイリスちゃんらしいね」
「普段はケチケチして、大きいところにドーンってつかうのがね」
け、ケチケチしてますか? やっぱり。
なんか前世もそんな感じに言われたことがあるような気がしてならない。
「まあなんにせよ、ありがとね!」
「ありがとね! ずっと大事にするよ!」
「ところでこの剣とアーティファクトを使ってみたいんだけど……」
確かに、せっかく新武器を手に入れたんだから私もそうしたいな。何か簡単な依頼とかでも受けたり…否、もっと試すのに良い場所があるじゃないか!
「なら…私がお金稼ぎしていたダンジョンへ行きますか? 試し斬りと試し撃ちをしに」
「いいねそれ! 良い!」
「私も良いと思う!」
ダンジョンと聞いて冒険者一家のこの二人は血が騒いだのだろうか、少し食い気味に肯定してくる。
よし、じゃあ決まりだね!
そう言うわけで私達は明日、ダンジョンに行くことになった。
準備に必要なものを買いに、3人手を繋ぎながら街へ繰り出していった。
########
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「あーー、アイリスちゃん!」
二人は抱きついたまま頬ずりしてきた。
何もかもがピチピチで柔らかい。いいですのぉ。
「「ありがとね!」」
しばらくして私に頬ずりするのは満足したのか、二人は離れてから双子らしく同時にお礼を言った。
可愛いんだこれが。
「いいえ、私の日頃の感謝としてですので。とりあえず、武器の説明でもしましょうか」
「うん、してして!」
私はその二組みの武器の効果を細かく説明した。
そして、製作した人は『この街(国)で1番の鍛冶屋』であるということも。
「この街で1番の鍛冶屋さん…あっ、もしかしてドワーフのおじいちゃん?」
話終わってまず、ロモンちゃんがそう言いだした。
「おや、知っているのですか?」
「うん。お父さんの双剣の片っぽはその人が作ったからね。もう片っぽはダンジョンから見つけたやつらしいけど。お父さんがぼくに剣を見せてくれた時にそう言ってた」
はぁ…通りでドワーフおじいちゃんはお父さんのことをよく知ってる風だったんだね。
「それにしても、やっぱり凄い業物だねこれは。研がなくても良いというのが特に」
「回復魔法の効果とかもあがるんだよね?どのくらいかな」
二人は剣や杖をペタペタ触ったり、ブンブンと(危険でない程度に)振り回したりしてみたりしてる。
リンネちゃんが剣で素振りするのをやめ、こちらを振り向く。
「ところでアイリスちゃん、その腕輪は? ぼくは剣しか鑑定できないから、それがどれだけのものかわからないけど…。アイリスちゃんが持ってきてくれたんだから、凄いものなんだよね」
「あ、それ私も気になってた!」
二人は机に丁寧に武器を置き、イダテンの腕輪を手にとって交互に見始める。
「それはリンネちゃんへのプレゼントです」
「え、ぼくにもう一個?」
キョトンとした顔で私のことを見つめるリンネちゃん。それに対し、ロモンちゃんはほっぺたを膨らませた。
「むぅ! お姉ちゃんが剣二本に腕輪一個で私より多い!」
「良いじゃないですか、ロモンちゃんは私が居るんですし」
「うん! それもそだね」
実はそこまで憤慨してなかったのか、ロモンちゃんはほっぺたを膨らませるのをやめると、ベッドに腰掛けてる私に立ち膝でベッドに登って抱きついてくる。
首あたりにちょうど胸が……ううむ、ふにっと良い感じに成長してますな。
「それに、それはたまたまリンネちゃんに合ったものだったのでリンネちゃんにプレゼントするんですよ。ロモンちゃんに合ったものだったらロモンちゃんにプレゼントしてました」
「へへへ、なら良し!」
「……アイリスちゃんぼくも後でもう一回抱きつかせてね。ところでこの腕輪の効果は?」
今度はリンネちゃんがぷくりとほっぺたを膨らませながらそう訊いてくる。
「えっと、まずその腕輪はアーティファクトなんですけどね」
「「あ、アーティファクトッ!?」」
部屋に響く双子の驚愕の声。
「ああああ、アーティファクトなんてどどど、どこででででで」
リンネちゃんの手が震えてる。
まあしゃーないね、超高級品だから。
リンネちゃんはやっとの思いでイダテンの腕輪を、ハンカチを下に敷いてから机の上に丁寧に丁寧に置き、私に向き直した。
顔で、私に詳しい説明をして欲しいと要求しているね。
「…このあいだの依頼で港町に行った時に、そこのオークション会場で出品されていたものを私が勝ち取りました」
「そ、そうなんだ。……色々謎なお金のことはまた後で聞くとして、この腕輪の効果は?」
「それはですね__________」
私はイダテンの腕輪の効果も詳しく話す。
「______と、いう感じです」
「てことは、本当にぼく向きのアーティファクトなんだね……」
「ええ」
リンネちゃんは一通りの説明を聞いたあとも、呆然としていた。まあ、喜んでくれたっぽいし大成功だよね。
そう考えていたら、後ろからいきなり両頬を掴まれ、伸ばされたの。
「それで、アイリスちゃんがアーティファクトや、この武器を有名な鍛冶屋さんに打ってもらったお金はどうしたのかなぁ?」
「ま、まさか……夜に出入りしてたのって、お金を稼がため?」
ロモンちゃんにほっぺたを伸ばされたまま、私はかろうじて首を頷かせる。
「でもこれらだけで数億ストンはかかるよね? 毎日毎日外出してたとしても、そんなのどうやって調達したの?」
「はふぃ、しょれはてすね……」
私はロモンちゃんとリンネちゃんに、今までのことを全て説明した。
夜な夜な出かけては、ここの宿屋の店主さんから聞き出したダンジョンで魔物を倒し、それをネフラ君(夜に活動していた男の子と説明)に協力してもらって売ったこと。
そして、それを数億儲までに跳ねあげられたのは、魔物武闘大会で全額を協力者にお願いして私に注ぎ込んだからだということを。
「あ、あれアイリスちゃん、自分にお金をかけてたんだ」
「知らなかった……。ううん、それよりも一人でダンジョンに行って危ないことしてたなんて。めっ、だよ!」
今度はロモンちゃん、私のほっぺを伸ばさずに潰してきた。口がおかしなことになる。
「ひゃ、ひゃい。ひょめんなはい」
「まあこうして無事に居るんだら良いんだけどね! お宝なんかよりもアイリスちゃんのほうが大事なんだからっ」
「いぎょ、きをひゅひぇまひゅ」
そう言うとロモンちゃんはにっこり笑ってから、ほっぺたから手を離し、頭を撫でてくれる。
「そ、それで実際いくらあったの?」
「そうですね。お二人の武器と同等のものを私の分も作ってもらって購入し、なおかつアーティファクトも購入。それでも4億は残りましたかねー。あれ…もっとかな?」
「「よ…4億ッ!!?」」
この短時間で何度目だろうか、ロモンちゃんとリンネちゃんがまた、声を合わせて驚いた。
ま、4億ストンだし仕方ないね。
「よよよ、4億って言ったら…」
「贅沢しなかったら残りの人生、働かなくても暮らしていけちゃうよ!?」
「うわぁ…。すごい。これからそのお金どうするの? アイリスちゃんのお金なんだからアイリスちゃんが使わなきゃだけど」
うむ、そうね。
まあやっぱり…。
「やっぱり4億はこのまま残しておいて、アーティファクトの購入に使うとかしますけどね」
「そっか! アイリスちゃんらしいね」
「普段はケチケチして、大きいところにドーンってつかうのがね」
け、ケチケチしてますか? やっぱり。
なんか前世もそんな感じに言われたことがあるような気がしてならない。
「まあなんにせよ、ありがとね!」
「ありがとね! ずっと大事にするよ!」
「ところでこの剣とアーティファクトを使ってみたいんだけど……」
確かに、せっかく新武器を手に入れたんだから私もそうしたいな。何か簡単な依頼とかでも受けたり…否、もっと試すのに良い場所があるじゃないか!
「なら…私がお金稼ぎしていたダンジョンへ行きますか? 試し斬りと試し撃ちをしに」
「いいねそれ! 良い!」
「私も良いと思う!」
ダンジョンと聞いて冒険者一家のこの二人は血が騒いだのだろうか、少し食い気味に肯定してくる。
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