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195話 ケル君と魔流と初仕事でございます!
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「おお、どうだった私の娘達は」
お父さんが帰ってきて、私たちと手合わせした若手の団員さんたちにそう訊いた。
ちなみに今回も成果はなかったみたいだけど、もはや、一度大きな被害にあって以来のいつものことだから、気にしてすらいないらしい。
「強すぎっスよ、ほんと。双子のお姉さん……リンネさんの方は団長自らご指導に?」
「いや。私は基本と、効果的な練習方法を教えただけだ」
「すごいッスねぇ」
「私達、誰一人としてロモンさんの仲魔である、アイリスさんやケル君にも敵いませんでした」
「ロモンもリンネと同じように、ママ…おっと、妻が基本を教えた程度だからな」
ニコニコと自慢げに、鼻高々でお父さんはリンネちゃんとロモンちゃんのことについて話してる。
二人は私に耳打ちした。
「ほんとはアイリスちゃんのおかげが大きいんだけどな」
「剣術も武術も魔法も勉強も、なにもかも一緒に勉強しつつ教えてくれたもんね」
「でもここまであっという間に強くなれたのは、やはりお二人の才能もありますよ」
自分の特技の効果だからわかるけど、それをフルに使用したとしても普通はこんなに練度が高まらないはずなの。
まあ、やっぱり詳しくはわからないけれど。
【……ゾ】
「ん? どうかしましたか、ケル君」
ロモンちゃんのお膝で幼体化した姿で撫でられているケル君は、なんだか悩ましい顔をしていた。
【なーんか、物足りないんだゾ】
「団員さん達との練習が足りなかった? あれだけ連戦してたのに」
【違うゾ、ロモン。なんというか、技を使ってる最中に物足りない気分になったんだゾ】
「あー、技の派手さとか? でもこのまま頑張っていけば、『炎牙』が『炎狼牙』とか『炎王牙』とかになってくるから気にしなくても大丈夫だよ! ケルなら簡単に覚えられるって」
【うーん、そういうことなのか…ゾぉ?】
眠たそうな目をしながら首をかしげるケル君。
そのまま私の方をのっそりと見た。
【そういえばアイリスは、魔流の気をどんな感じで使えるんだゾ? 一番すごいのを見せて欲しいんだゾ】
「え? こうですかね」
私は背中から魔流の気で作った手を、10本くらい生やした。眠そうだったケル君は目を見開きながら驚いた顔で私を凝視している。
【モヤモヤした腕がたくさん生えてるゾ……不気味なんだゾ。でも、すごいコントロールなんだゾ!】
「私の場合、魔流の気は『魔流創気』という特技に進化してますからね」
「ちなみにそれはまだボクとロモンでも無理だよ」
「多分、魔流の気を見つけた本人であるアイリスちゃんだから進化でそんなの覚えたんだね!」
「まだあまり使ってませんけどね……」
グラブアと戦った時に、作った手を媒体にして魔法を何連発も撃ったことぐらいかしらね、ここまで魔流の気を使ったのって。
「そういえばさ、魔流真斬とか魔爆真砲とかも全然使ってないよね」
「村にゴブリンが襲ってきた時が一番の活躍だよね、魔流の気から習得した技って。やっぱり全然使ってないよね」
【……ゾ? なんだゾそれは。たしかにアイリスが爆発とか起こしてたのは覚えてるけど……】
「そういえば魔流爆も教えてないんでしたっけ。あまりお勧めはしませんけどね」
【どんな技なんだゾ? オススメしなくても、覚えられるだけ覚えたいから、ちょっと詳しく教えて欲しいんだゾ!】
私は簡単に魔流の気を応用した特技の説明をしてあげた。実に興味深そうに私の話を聞いてくれる。目もキラキラしてる。
【そうなのかゾ……つまり、魔流の気って、自由性っていうやつがあるのかゾ!】
「まあ…そうですね、下手したら最上級魔法より自由かもしれません」
「属性がない分そうかもね!」
「ボクも魔流の気を、魔流創気まで高めたら剣を一人で8本もつとかできるのかな?」
「そこまでやったら曲芸になるよ、お姉ちゃん……」
「えーー、そうかなぁ?」
そのあと話し合って、ケル君に結局、魔流の気を応用した特技達を体術と並行させて教えることになった。
気さえ覚えていればそう難しいものでもないし、その気になればケル君だったら1日で第一段階目を習得することができそう。
◆◆◆
翌朝。
練習するのもいいけれど、やっぱり呼ばれた理由はお仕事。私達は朝ごはんを食べ終えてすぐにお父さんに呼ばれた。
「じゃあ、今日から仕事を始めてもらうぞ。3人とケル」
【任せて欲しいんだゾ! 自慢の鼻で探し当ててやるんだゾ!】
「ふふ、ケルにも期待してるからな」
【ゾー!】
お父さんはケル君の頭を撫でた。
ケル君はせわしなく尻尾を振り回している。やる気は十分ね。私もやりがいを感じてる。
森の中を散策するから、私達3人と1匹は固まって行動するの。ついでに初めての作業だということで、団員さん2人も付き添いにきてくれるみたい。
「では、5人にはこの地図の……ここら辺を頼む」
「わかりました。万が一発見したら、このあいだ頂いたアイテムを使えばよろしいですね?」
「ああ。すっ飛んで行こう」
お父さんから説明を聞き終わり、すぐさま装備を整える。今はそれなりに寒い時期だから、防寒もしっかりしなきゃいけない。
それに今回の標的以外の魔物もそこらに潜んでるから、防御面も安全に。
「じゃあ、私が先頭に立って散策経路を進むわね。みんなはそれに付いてきてくれればいいから」
「アタイはしんがりを務めるよ!」
ちなみになにかの配慮か、それとも何かの基準をもってしてこの方が良いと判断したのか、付き添いにきてくれる団員さんは二人とも女の人。
案の定、自分だけが男だからという理由で、ケル君は義務感とやる気を感じてるみたい。
ただ今回は魔流の気だけでも練習したいと、体に朝起きてからずっと全身に纏わせている。
「……なんかその犬の子、雰囲気変わったかい? 一昨日に撫でさせてもらったんだけど、なんか……」
「ああ、多分その時は幼体化してたんですよ! ケルの今の姿は現在の進化状態で……」
「いや、それはなんとなく察しがつくんだけどさ、なんていうの? モヤモヤがまとわりついてるっていうの?」
「あー、それはボク達独自の鍛錬方法ですよ!」
「モヤモヤが? へぇ」
ふむ、確かにあたりを探しまくってるけど、全然みつからない。大探知に映る気配がない。
半魔半人になれる大物なんてすぐにわかるんだけどなぁ。ここにはいないのかしら。
小石視点もフル活用して上空から探したり、私達の後をついて来ていないかみてみたりしてるんだけど。
でも、かなり木が高い森だから、これじゃあ見つからなくて当然よね。
「これ見つからなかったらどうなるんです?」
「魔物使いである貴女達を導入した時点で終わりは近いわ。……そのつまり、あと2週間見つからなかったら魔物使いの騎士団と交代なのよね」
「たしかに犬の魔物とか多く所持してるし、その方がいいかもですね!」
「ま、やるなら最初っからそうして欲しいって話だけどさ!」
私達を参加させたのも、つまりはなにか実験的な意味もあるということかしらね。剣術も魔法も魔物も扱えるわけだし。それなりに深い意図がありそう。
「そもそも、標的はすでに移動してるとかは?」
「それはないわね。かなり性格が悪いみたいで、私達がひどい目にあってから2日に1回は同じような罠が張られるのよ。二度もかかるほど馬鹿じゃないから、被害は今のところ無いけどね」
そうなんだ。だとしても逃げた方が絶対いいのになんのために残ってるんだろう。性格の悪さだけじゃ説明できないわよね。
「それでさ、命の恩人さん」
「アイリスと呼んでください」
「いいじゃんか、アタイの千切れかかってた首を治してくれたんだろ? ピンピンしてられるのも貴女のおかげさ。……それよりさ、なんで目を瞑って歩いてるの?」
「魔物としての独自の特技を使用して探してますので……目をつまらないと使えないんですよ」
「へえ」
ああー、それにしても、木が邪魔すぎる!
透視できる特技とか無いのかしら? それを入手したら活動が楽になるのに。
……ん? もしかしてその特技を発見したらどこでもお覗きし放題?
やっぱりどこかに無いかしらねぇ。
【みんな、止まるんだゾ!】
「え?」
ケル君が唐突にそう叫び出した。
さっきまで鼻をクンクンさせて、探すのを協力してくれたケル君……何か発見したようね。
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お父さんが帰ってきて、私たちと手合わせした若手の団員さんたちにそう訊いた。
ちなみに今回も成果はなかったみたいだけど、もはや、一度大きな被害にあって以来のいつものことだから、気にしてすらいないらしい。
「強すぎっスよ、ほんと。双子のお姉さん……リンネさんの方は団長自らご指導に?」
「いや。私は基本と、効果的な練習方法を教えただけだ」
「すごいッスねぇ」
「私達、誰一人としてロモンさんの仲魔である、アイリスさんやケル君にも敵いませんでした」
「ロモンもリンネと同じように、ママ…おっと、妻が基本を教えた程度だからな」
ニコニコと自慢げに、鼻高々でお父さんはリンネちゃんとロモンちゃんのことについて話してる。
二人は私に耳打ちした。
「ほんとはアイリスちゃんのおかげが大きいんだけどな」
「剣術も武術も魔法も勉強も、なにもかも一緒に勉強しつつ教えてくれたもんね」
「でもここまであっという間に強くなれたのは、やはりお二人の才能もありますよ」
自分の特技の効果だからわかるけど、それをフルに使用したとしても普通はこんなに練度が高まらないはずなの。
まあ、やっぱり詳しくはわからないけれど。
【……ゾ】
「ん? どうかしましたか、ケル君」
ロモンちゃんのお膝で幼体化した姿で撫でられているケル君は、なんだか悩ましい顔をしていた。
【なーんか、物足りないんだゾ】
「団員さん達との練習が足りなかった? あれだけ連戦してたのに」
【違うゾ、ロモン。なんというか、技を使ってる最中に物足りない気分になったんだゾ】
「あー、技の派手さとか? でもこのまま頑張っていけば、『炎牙』が『炎狼牙』とか『炎王牙』とかになってくるから気にしなくても大丈夫だよ! ケルなら簡単に覚えられるって」
【うーん、そういうことなのか…ゾぉ?】
眠たそうな目をしながら首をかしげるケル君。
そのまま私の方をのっそりと見た。
【そういえばアイリスは、魔流の気をどんな感じで使えるんだゾ? 一番すごいのを見せて欲しいんだゾ】
「え? こうですかね」
私は背中から魔流の気で作った手を、10本くらい生やした。眠そうだったケル君は目を見開きながら驚いた顔で私を凝視している。
【モヤモヤした腕がたくさん生えてるゾ……不気味なんだゾ。でも、すごいコントロールなんだゾ!】
「私の場合、魔流の気は『魔流創気』という特技に進化してますからね」
「ちなみにそれはまだボクとロモンでも無理だよ」
「多分、魔流の気を見つけた本人であるアイリスちゃんだから進化でそんなの覚えたんだね!」
「まだあまり使ってませんけどね……」
グラブアと戦った時に、作った手を媒体にして魔法を何連発も撃ったことぐらいかしらね、ここまで魔流の気を使ったのって。
「そういえばさ、魔流真斬とか魔爆真砲とかも全然使ってないよね」
「村にゴブリンが襲ってきた時が一番の活躍だよね、魔流の気から習得した技って。やっぱり全然使ってないよね」
【……ゾ? なんだゾそれは。たしかにアイリスが爆発とか起こしてたのは覚えてるけど……】
「そういえば魔流爆も教えてないんでしたっけ。あまりお勧めはしませんけどね」
【どんな技なんだゾ? オススメしなくても、覚えられるだけ覚えたいから、ちょっと詳しく教えて欲しいんだゾ!】
私は簡単に魔流の気を応用した特技の説明をしてあげた。実に興味深そうに私の話を聞いてくれる。目もキラキラしてる。
【そうなのかゾ……つまり、魔流の気って、自由性っていうやつがあるのかゾ!】
「まあ…そうですね、下手したら最上級魔法より自由かもしれません」
「属性がない分そうかもね!」
「ボクも魔流の気を、魔流創気まで高めたら剣を一人で8本もつとかできるのかな?」
「そこまでやったら曲芸になるよ、お姉ちゃん……」
「えーー、そうかなぁ?」
そのあと話し合って、ケル君に結局、魔流の気を応用した特技達を体術と並行させて教えることになった。
気さえ覚えていればそう難しいものでもないし、その気になればケル君だったら1日で第一段階目を習得することができそう。
◆◆◆
翌朝。
練習するのもいいけれど、やっぱり呼ばれた理由はお仕事。私達は朝ごはんを食べ終えてすぐにお父さんに呼ばれた。
「じゃあ、今日から仕事を始めてもらうぞ。3人とケル」
【任せて欲しいんだゾ! 自慢の鼻で探し当ててやるんだゾ!】
「ふふ、ケルにも期待してるからな」
【ゾー!】
お父さんはケル君の頭を撫でた。
ケル君はせわしなく尻尾を振り回している。やる気は十分ね。私もやりがいを感じてる。
森の中を散策するから、私達3人と1匹は固まって行動するの。ついでに初めての作業だということで、団員さん2人も付き添いにきてくれるみたい。
「では、5人にはこの地図の……ここら辺を頼む」
「わかりました。万が一発見したら、このあいだ頂いたアイテムを使えばよろしいですね?」
「ああ。すっ飛んで行こう」
お父さんから説明を聞き終わり、すぐさま装備を整える。今はそれなりに寒い時期だから、防寒もしっかりしなきゃいけない。
それに今回の標的以外の魔物もそこらに潜んでるから、防御面も安全に。
「じゃあ、私が先頭に立って散策経路を進むわね。みんなはそれに付いてきてくれればいいから」
「アタイはしんがりを務めるよ!」
ちなみになにかの配慮か、それとも何かの基準をもってしてこの方が良いと判断したのか、付き添いにきてくれる団員さんは二人とも女の人。
案の定、自分だけが男だからという理由で、ケル君は義務感とやる気を感じてるみたい。
ただ今回は魔流の気だけでも練習したいと、体に朝起きてからずっと全身に纏わせている。
「……なんかその犬の子、雰囲気変わったかい? 一昨日に撫でさせてもらったんだけど、なんか……」
「ああ、多分その時は幼体化してたんですよ! ケルの今の姿は現在の進化状態で……」
「いや、それはなんとなく察しがつくんだけどさ、なんていうの? モヤモヤがまとわりついてるっていうの?」
「あー、それはボク達独自の鍛錬方法ですよ!」
「モヤモヤが? へぇ」
ふむ、確かにあたりを探しまくってるけど、全然みつからない。大探知に映る気配がない。
半魔半人になれる大物なんてすぐにわかるんだけどなぁ。ここにはいないのかしら。
小石視点もフル活用して上空から探したり、私達の後をついて来ていないかみてみたりしてるんだけど。
でも、かなり木が高い森だから、これじゃあ見つからなくて当然よね。
「これ見つからなかったらどうなるんです?」
「魔物使いである貴女達を導入した時点で終わりは近いわ。……そのつまり、あと2週間見つからなかったら魔物使いの騎士団と交代なのよね」
「たしかに犬の魔物とか多く所持してるし、その方がいいかもですね!」
「ま、やるなら最初っからそうして欲しいって話だけどさ!」
私達を参加させたのも、つまりはなにか実験的な意味もあるということかしらね。剣術も魔法も魔物も扱えるわけだし。それなりに深い意図がありそう。
「そもそも、標的はすでに移動してるとかは?」
「それはないわね。かなり性格が悪いみたいで、私達がひどい目にあってから2日に1回は同じような罠が張られるのよ。二度もかかるほど馬鹿じゃないから、被害は今のところ無いけどね」
そうなんだ。だとしても逃げた方が絶対いいのになんのために残ってるんだろう。性格の悪さだけじゃ説明できないわよね。
「それでさ、命の恩人さん」
「アイリスと呼んでください」
「いいじゃんか、アタイの千切れかかってた首を治してくれたんだろ? ピンピンしてられるのも貴女のおかげさ。……それよりさ、なんで目を瞑って歩いてるの?」
「魔物としての独自の特技を使用して探してますので……目をつまらないと使えないんですよ」
「へえ」
ああー、それにしても、木が邪魔すぎる!
透視できる特技とか無いのかしら? それを入手したら活動が楽になるのに。
……ん? もしかしてその特技を発見したらどこでもお覗きし放題?
やっぱりどこかに無いかしらねぇ。
【みんな、止まるんだゾ!】
「え?」
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