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222話 売却と聖剣でございます!
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「むふふー、おはよー」
「なんだか今朝はたくさん食べられる予感がするよ」
「おや、わかってしまいましたか」
ちょっと朝から豪華に行こうと思って、ロモンちゃんとリンネちゃんには目玉やき12つずつとベーコン200グラムずつにパン一斤、大量のコーンポタージュ、そして大地の植木鉢で育てた野菜の山盛りサラダを添えてある。植木鉢は7回分使ったから今日使えるのはのこり3回。
これを手に入れてから野菜やフルーツには本当に困っていない。ある意味、素晴らしいアーティファクトね。
「いやー、ここ連日たくさん食べられて嬉しいよ!」
「ええ、まあこの量でも本気の時の腹三部目にも満たないでしょうが……」
「いいのいいの。いただきまーす!」
ちなみに私には目玉き2つとパン1枚、ベーコンは薄切り4枚。サラダもコーンポタージュも並盛り。
あくまで上品に大食いしながら、リンネちゃんは今日の予定を私に聞いてきた。
「ガーベラさんとデートとかないの?」
「ありませんよ。今日は入手したものを要る物、要らないものに仕分け、要らないものは全て売ってしまいましょう」
「じゃあアイリスちゃん、次はいつデートするの?」
「さあ……今日の夜に会おうとは思いますが……」
「じゃあ明日だね!」
ロモンちゃんはニコニコしながらそう言った。どうにもこの二人は私とガーベラさんを仲良くさせたいみたいだ。
言われなくても仲良くしてるんだけど。
「夜ねぇ……。ボク達もアイリスちゃんと一緒に夜のギルド行ってみようかなー」
「たしかに。話を聞いてる限り楽しそうだよね」
むむ、それはいけない。
ロモンちゃんとリンネちゃんをあそこに連れて行ってはいけないのよ。なんとかして止めないと。
「そ、それはいけませんよ!」
「「なんで?」」
「私がギルドに遊びに行ってる時間は夜遅くです。私はもう人としての年齢は成長が止まる頃なので良いですが、お二人は育ち盛り。たっぷり眠らないといけません! 胸が大きくならないのです!」
「そっかー、たしかに最低でもアイリスちゃんぐらいは欲しいもんねー」
「うんうん」
私の胸の大きさは、二人の基準にとって『最低』なのか。それなりにはあると思うんだけどな。まあお母さんが大きいから仕方ない。
ギルドにはAで止まってるお姉さんとかいるし、そうなるよりは……。
それに二人がギルドに行ったら間違いなく過度にちやほやされる。酔っ払ってるおっさん冒険者にもたくさん絡まれるでしょう。
そう、私程度であそこまでちやほやされてるんだからきっとこの二人だともっとすごいことになるに違いない。
それはちょっと嫌だ。信頼できる人たちばっかりだけどね。
朝食を食べ終わった私たちは(無論一番遅かったのは私)、部屋の中に布を広げ、そこに宝箱と剣、ボスのリザードマンパラディンがつけていた鎧を広げた。
そこから欲しいものを選別し、あとは全部売ることにする。特に鎧とか私たちの中には誰もつける人いないしね。一応売る前に鑑定するつもりではいるけど。
魔物は基本的に何かの素材になりそうな、ボス以外は大して要らないから選別しない。
前回ダンジョンをクリアした後も、こうやって宝箱の中身の選別は行なっている。二人とも綺麗なものは好きで、ブローチや髪飾りなどのゴテゴテしてないちょっとしたものは残しているの。
それに今回はケル君も選別に参加し、チョーカーを欲しがっていた。
その上、私も彼氏ができたからこういう装飾品には大して興味がなかったけれど、可愛いイヤリングがあったためそれを頂戴することにした。
ガーベラさんは可愛いって言ってくれるかしら?
まあ、気付かれないのがオチでしょうけど。
ちなみに、ほぼ全ての装飾品に、その物品に対して比率的に大きな宝石が必ず付いている。
きっと私が選んだエメラルドっぽい宝石のイヤリングも高いんだろうなぁ……。やっぱり似合うかな?
二人は似合うし、可愛いって言ってくれたけど。
「よぅし! 売りに行こう、売りに行こう!」
「いえーい!」
てな訳でいつもの冒険者のお店へ。
ここは魔物だけじゃなく宝物も引き取ってくれるし本当に便利。ちゃんとこの町の他のお店全体の買取値を調べてるようで、大体平均的値段で買い取ってくれる。
だから巷の相場より安値で持ってかれるってことはない。マメな冒険者なら売りたい素材によって店を変えてるみたいだけどね。
「ついにこの間植木鉢を手に入れた蜥蜴のダンジョンをクリアしましたよ」
「そうかいそうかい! ってことはクリアしたダンジョンは二つ目だっけ?」
「「はい!」」
「この街に来てまだ一年経ってないのに、順調だねぇ」
いつものおじさんはそう言った。
まずは鑑定して欲しいものを見てもらうことにする。
「まずは……ダンジョンのボスが着てた鎧なんですけど。ボス仕様のリザードマンパラディンで……」
「ふむ。なるほどこれはかなりの業物だな。まあアーティファクトではないが」
「やっぱり」
しかもケル君が装備している鎧のようにサイズを変更することができない、そこらへんに関しては普通の鎧らしく、高い魔法防御力があるものの(通りでなかなか魔法で倒れなかったわけだ)、私たちはそれを手放すことにした。
次にアーティファクトであろう、リザードマンが装備していた細身の剣を見てもらう。
「これはアーティファクトだね」
「ボスが振るってたんです」
「なるほど、かなりよくあるパターンだな。ダンジョンのボスが何かを装備していたら喜べって言われてるくらい」
「そうなんですか」
たしかに私の知り合いの何人かがそんな話をしていた気がする。10分程度にらめっこしあっていたが、わかったらすぐに詳細を教えてくれた。
剣の名前は『聖剣 クルセイド』だと教えてくれた。
白が主に使われており、塚には大きな十字架が描かれているたしかに聖剣にしか見えない代物ね。
基本効果として使用者の光属性のすべての技の効果を高めてくれ、アーティファクトなので基本的な鋭さや耐久力などはもちろん高い。
また、基本的にメンテナンスしなくても斬れ味などは保ち続けるし錆びることもない。流石に折れたら私の身体を使った剣みたいに復活はしないらしいけど。
それだけなら大したアーティファクトじゃない。でも一番の特徴があり、この剣を媒体にして光属性の攻撃をした場合、その攻撃がヒットした敵の、光属性の耐性を大幅に下げるという効果をもつのだとか。
それも当てれば当てたほど。
「あれ、でもおかしいですね。私はずっとこの剣による光属性の攻撃を食らってましたが、特に何も変化はありませんでしたよ?」
「元々の魔法耐性と防御力がどちらもあまりにも高すぎるんだと思うぜ。ゴーレムだしな」
「なるほど」
ステータス上昇魔法もフルでかけてたし、たしかにそうなのかもしれない。耐性が普通であり、人間であるロモンちゃんやリンネちゃんが二発以上食らってたらまずかったのかもね。
だとしたらAランクのボスとしてはかなり強かったんじゃないかしら。まあ、私たちの前では意味はなかったけど。
「ふむ、ボクの双剣の片方としてぴったりの大きさだし、今後使わせてもらおうかな!」
「使わなくなる私の身体の剣はどうするんです?」
「それをメインで使って、いざって時にこのクルセイドって剣を使うよ。ボク達全員光属性の攻撃できるから、強いよぉ…!」
「ほう、全員光属性の攻撃できんのか! そりゃ珍しい。光属性なんて普通覚えないからハズレのアーティファクトだって言おうと思ったんだが、どうやら双子ちゃん達には大当たりだったようだな。なら問題ない、存分に使ってやってくれ。……で、あと見てもらいたいものは?」
「これです」
私は例の植物の種を見せた。
#####
次の投稿は4/5です!
「なんだか今朝はたくさん食べられる予感がするよ」
「おや、わかってしまいましたか」
ちょっと朝から豪華に行こうと思って、ロモンちゃんとリンネちゃんには目玉やき12つずつとベーコン200グラムずつにパン一斤、大量のコーンポタージュ、そして大地の植木鉢で育てた野菜の山盛りサラダを添えてある。植木鉢は7回分使ったから今日使えるのはのこり3回。
これを手に入れてから野菜やフルーツには本当に困っていない。ある意味、素晴らしいアーティファクトね。
「いやー、ここ連日たくさん食べられて嬉しいよ!」
「ええ、まあこの量でも本気の時の腹三部目にも満たないでしょうが……」
「いいのいいの。いただきまーす!」
ちなみに私には目玉き2つとパン1枚、ベーコンは薄切り4枚。サラダもコーンポタージュも並盛り。
あくまで上品に大食いしながら、リンネちゃんは今日の予定を私に聞いてきた。
「ガーベラさんとデートとかないの?」
「ありませんよ。今日は入手したものを要る物、要らないものに仕分け、要らないものは全て売ってしまいましょう」
「じゃあアイリスちゃん、次はいつデートするの?」
「さあ……今日の夜に会おうとは思いますが……」
「じゃあ明日だね!」
ロモンちゃんはニコニコしながらそう言った。どうにもこの二人は私とガーベラさんを仲良くさせたいみたいだ。
言われなくても仲良くしてるんだけど。
「夜ねぇ……。ボク達もアイリスちゃんと一緒に夜のギルド行ってみようかなー」
「たしかに。話を聞いてる限り楽しそうだよね」
むむ、それはいけない。
ロモンちゃんとリンネちゃんをあそこに連れて行ってはいけないのよ。なんとかして止めないと。
「そ、それはいけませんよ!」
「「なんで?」」
「私がギルドに遊びに行ってる時間は夜遅くです。私はもう人としての年齢は成長が止まる頃なので良いですが、お二人は育ち盛り。たっぷり眠らないといけません! 胸が大きくならないのです!」
「そっかー、たしかに最低でもアイリスちゃんぐらいは欲しいもんねー」
「うんうん」
私の胸の大きさは、二人の基準にとって『最低』なのか。それなりにはあると思うんだけどな。まあお母さんが大きいから仕方ない。
ギルドにはAで止まってるお姉さんとかいるし、そうなるよりは……。
それに二人がギルドに行ったら間違いなく過度にちやほやされる。酔っ払ってるおっさん冒険者にもたくさん絡まれるでしょう。
そう、私程度であそこまでちやほやされてるんだからきっとこの二人だともっとすごいことになるに違いない。
それはちょっと嫌だ。信頼できる人たちばっかりだけどね。
朝食を食べ終わった私たちは(無論一番遅かったのは私)、部屋の中に布を広げ、そこに宝箱と剣、ボスのリザードマンパラディンがつけていた鎧を広げた。
そこから欲しいものを選別し、あとは全部売ることにする。特に鎧とか私たちの中には誰もつける人いないしね。一応売る前に鑑定するつもりではいるけど。
魔物は基本的に何かの素材になりそうな、ボス以外は大して要らないから選別しない。
前回ダンジョンをクリアした後も、こうやって宝箱の中身の選別は行なっている。二人とも綺麗なものは好きで、ブローチや髪飾りなどのゴテゴテしてないちょっとしたものは残しているの。
それに今回はケル君も選別に参加し、チョーカーを欲しがっていた。
その上、私も彼氏ができたからこういう装飾品には大して興味がなかったけれど、可愛いイヤリングがあったためそれを頂戴することにした。
ガーベラさんは可愛いって言ってくれるかしら?
まあ、気付かれないのがオチでしょうけど。
ちなみに、ほぼ全ての装飾品に、その物品に対して比率的に大きな宝石が必ず付いている。
きっと私が選んだエメラルドっぽい宝石のイヤリングも高いんだろうなぁ……。やっぱり似合うかな?
二人は似合うし、可愛いって言ってくれたけど。
「よぅし! 売りに行こう、売りに行こう!」
「いえーい!」
てな訳でいつもの冒険者のお店へ。
ここは魔物だけじゃなく宝物も引き取ってくれるし本当に便利。ちゃんとこの町の他のお店全体の買取値を調べてるようで、大体平均的値段で買い取ってくれる。
だから巷の相場より安値で持ってかれるってことはない。マメな冒険者なら売りたい素材によって店を変えてるみたいだけどね。
「ついにこの間植木鉢を手に入れた蜥蜴のダンジョンをクリアしましたよ」
「そうかいそうかい! ってことはクリアしたダンジョンは二つ目だっけ?」
「「はい!」」
「この街に来てまだ一年経ってないのに、順調だねぇ」
いつものおじさんはそう言った。
まずは鑑定して欲しいものを見てもらうことにする。
「まずは……ダンジョンのボスが着てた鎧なんですけど。ボス仕様のリザードマンパラディンで……」
「ふむ。なるほどこれはかなりの業物だな。まあアーティファクトではないが」
「やっぱり」
しかもケル君が装備している鎧のようにサイズを変更することができない、そこらへんに関しては普通の鎧らしく、高い魔法防御力があるものの(通りでなかなか魔法で倒れなかったわけだ)、私たちはそれを手放すことにした。
次にアーティファクトであろう、リザードマンが装備していた細身の剣を見てもらう。
「これはアーティファクトだね」
「ボスが振るってたんです」
「なるほど、かなりよくあるパターンだな。ダンジョンのボスが何かを装備していたら喜べって言われてるくらい」
「そうなんですか」
たしかに私の知り合いの何人かがそんな話をしていた気がする。10分程度にらめっこしあっていたが、わかったらすぐに詳細を教えてくれた。
剣の名前は『聖剣 クルセイド』だと教えてくれた。
白が主に使われており、塚には大きな十字架が描かれているたしかに聖剣にしか見えない代物ね。
基本効果として使用者の光属性のすべての技の効果を高めてくれ、アーティファクトなので基本的な鋭さや耐久力などはもちろん高い。
また、基本的にメンテナンスしなくても斬れ味などは保ち続けるし錆びることもない。流石に折れたら私の身体を使った剣みたいに復活はしないらしいけど。
それだけなら大したアーティファクトじゃない。でも一番の特徴があり、この剣を媒体にして光属性の攻撃をした場合、その攻撃がヒットした敵の、光属性の耐性を大幅に下げるという効果をもつのだとか。
それも当てれば当てたほど。
「あれ、でもおかしいですね。私はずっとこの剣による光属性の攻撃を食らってましたが、特に何も変化はありませんでしたよ?」
「元々の魔法耐性と防御力がどちらもあまりにも高すぎるんだと思うぜ。ゴーレムだしな」
「なるほど」
ステータス上昇魔法もフルでかけてたし、たしかにそうなのかもしれない。耐性が普通であり、人間であるロモンちゃんやリンネちゃんが二発以上食らってたらまずかったのかもね。
だとしたらAランクのボスとしてはかなり強かったんじゃないかしら。まあ、私たちの前では意味はなかったけど。
「ふむ、ボクの双剣の片方としてぴったりの大きさだし、今後使わせてもらおうかな!」
「使わなくなる私の身体の剣はどうするんです?」
「それをメインで使って、いざって時にこのクルセイドって剣を使うよ。ボク達全員光属性の攻撃できるから、強いよぉ…!」
「ほう、全員光属性の攻撃できんのか! そりゃ珍しい。光属性なんて普通覚えないからハズレのアーティファクトだって言おうと思ったんだが、どうやら双子ちゃん達には大当たりだったようだな。なら問題ない、存分に使ってやってくれ。……で、あと見てもらいたいものは?」
「これです」
私は例の植物の種を見せた。
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