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しおりを挟む珠子はまた一樹と過ごした少女時代を回想し、瞑想にふける様に息を深くし目を閉じている。
ロバートは珠子を自分の腕の中に引き寄せ、髪と頬を撫でる。
「ケイカ。アイラービュー」
額に口づけし抱き寄せる。
珠子は一樹のことを思いながら、ロバートに抱かれることに後ろめたい気持ちになった。
しかし、ロバートの愛の囁きは情事とのセットで本心ではないかもしれないと思うと少し、罪悪感は薄れる。
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